つい最近まで幻の石仏だった、木津川畔駒返し岩の阿弥陀磨崖仏です。
和束町木屋 駒返し岩
こんなに美しい磨崖仏が、何十年間も人目に触れずに居たとは・・・
下流方向を向いていた為か、磨耗も少なく、地衣類にも侵されていません。
大きな線彫りの蓮華座。
足元の左右に供花用?献灯用?の窪みがあります。
上部に突起があり、笠石が載っていたと思われます。
木津川の流れを見守る阿弥陀さん。
ずっと眺めて居たくなります・・・・・
つい最近まで幻の石仏だった、木津川畔駒返し岩の阿弥陀磨崖仏です。
和束町木屋 駒返し岩
こんなに美しい磨崖仏が、何十年間も人目に触れずに居たとは・・・
下流方向を向いていた為か、磨耗も少なく、地衣類にも侵されていません。
大きな線彫りの蓮華座。
足元の左右に供花用?献灯用?の窪みがあります。
上部に突起があり、笠石が載っていたと思われます。
木津川の流れを見守る阿弥陀さん。
ずっと眺めて居たくなります・・・・・
名張街道に沿って点在する石仏の中の一つ。
球形の大岩二つに、覆屋を掛けています。
三重県上野市安場
大きな岩の真ん中に小さな石仏が一体だけ。
せっかくの大岩なのに・・・
風化が激しく外形のみ判る程度です。
もう一つの岩には・・・
線彫りの役小角 と枡形の掘り込み。
撮影していた時は天狗だと思っていましたが
よく見ると羽が無いので役の行者さんでした。
西田原の弥勒寺西方の山中に滝があり、その壁面に
開運地蔵と呼ばれるお地蔵さんが彫られています。
三重県名張市西田原
滝に地蔵??と、思っていたら・・・
よく観ると、錫杖ではなく短い剣を持っています。なぜ???
左手はよく判りませんが、宝珠は持っていない様です。
しかし、この左手の感じは、お不動さんが 羂索(けんさく)を持っている様です。
もっとよく観ると、頭は坊主頭では無いようですし
拡大して見ると、お顔は一寸怖い系だし
光背は火焔の様に見えなくも無いです。
と、言う事は・・・
この御方、お地蔵さんの恰好をしたお不動さんだったんですね・・・・・
松明調進の道沿いで、一つだけ未撮影だった石仏です。
今回やっと撮影することが出来ました。
名張市安部田坂の下
右ならみち、と彫られた道標地蔵さんです。
此処から遠くに見える、旧笠間峠に向かいます。
錫杖を持った通常地蔵さんです。
御眼の辺りがよく判りません。
辻の道標地蔵さん、ちょっとだけ旧街道の雰囲気が残っています。
極楽寺からの旧道
エビス橋の地蔵の少し橋寄りの壁面に、恵比須と大黒が彫られていますが・・・
何がなにやら判りません・・・
何と無く其れらしき物が見えますが・・・
釣竿と鯛が見えましたので、恵比須さんです。
奈良県史には巫女と書かれていますが、橋の所には大黒と書かれています。
どちらが本当なんでしょうか?
通常、恵比須とくれば大黒なんですが・・・
真ん中辺りにも子供の様なものと、壷?
室生寺の門前を過ぎ、竜穴神社に向かう途中のエビス橋
その右岸崖の壁面に大きな地蔵磨崖仏が在ります。
室生村室生
舟形光背を彫りくぼめ、蓮華座に座す錫杖・宝珠型地蔵です。
光背外側左右に刻銘があります。
(右)南無大明神蓋山、(左)南無大悲多聞天
と彫られている様ですが、はっきり判りません・・・
撮影している間に朝陽が射し込んで来ました。
何度か訪れていますが、ここに陽が射すのを観るのは初めてです。
早起きしてみるもんですね。
阪原の集落にある足痛地蔵。この裏に墓地があり、多数の石像物があります。
奈良市阪原町
阿弥陀石仏と梵字仏
なかなか個性的な阿弥陀さん
六字名号碑と阿弥陀石仏
阿弥陀石仏と地蔵石仏
長谷寺型十一面観音
南椿尾のバス停から、細い道をしばらく登った所に
地蔵・阿弥陀・石塔などが数多く刻まれた岩が在ります。
奈良市南椿尾町
近くの城山に椿尾氏が城を築いていたと云うが
その武士たちの供養のため造立したとの伝説がある。
最も大きい地蔵菩薩
宝篋印塔・阿弥陀如来等
五輪塔と小石仏
室町末期から江戸中期ごろにかけて追刻されていった様です。
京都の自然200選の百丈岩。その近くにある巨大な岩の壁面に
1メートルほどの月輪を彫り込んだ中に、文殊菩薩が彫られています。
京都府相楽郡和束町湯船
百丈岩から少し下った所で、この月輪が眼に飛び込んできます。
近くで見ると結構大きいです。
体部は細かく彫ってある様ですが、よく判りません・・・
吊り上った眼におちょぼ口。 一寸、狐さん顔ですね。
木立の中の大岩に・・・
浮かんでいるのかと錯覚してしまいます・・・
下から見上げた百丈岩
此処からは登れないので、後ろから回り込んで上がります。
奥が百丈岩です。
百丈岩の上から見た景色