昨年11月末「石仏の辻」で紹介されていた久安寺の磨崖仏に会って来ました。
奈良県生駒郡平群町久安寺北垣内
久安寺の集落内は非常に道が狭く離合困難。
その狭い道沿いに在る大岩の傍らに、半ば埋もれて
阿弥陀と地蔵が刻まれた小さな磨崖仏が在ります。
この先には以前紹介した薬師石仏が祀られている薬師堂が有ります。
苔むしていますが右阿弥陀・左地蔵と分かります。
まるで温泉にでも浸かって居る様な・・・
大岩の裏側には欠損部がありました。
本来ならこの大岩に刻まれていてもおかしくないほど不自然。
もしかしたら道を拡張するのにこの大岩が邪魔になるので
阿弥陀・地蔵が刻まれた部分を割り取ったのか。
それとも自然に割れたのか・・・
そんな事は無いか・・・