神野山の鍋倉峡から大塩の集落に下る道沿いにあります。
以前は磨崖仏の前を狭い街道が通っていましたが
今は広い道路が磨崖仏の後ろを通っています。
山添村 大塩
神野山の鍋倉峡から大塩の集落に下る道沿いにあります。
以前は磨崖仏の前を狭い街道が通っていましたが
今は広い道路が磨崖仏の後ろを通っています。
山添村 大塩
旧都祁村小倉の集落の西の山手にある墓地の入り口に
六地蔵磨崖仏が苔むした姿であります。
都祁 小倉
石の表面を平らに磨かずに丸いまんまで彫ってあります
今年のお盆に二年ぶりに行ってみると・・・
草が刈られて、花がたくさんお供えされていましたが
苔がますます広がって、一体のお顔が僅かに出ている状態です。
小原の里のつちんど墓と呼ばれる所に、阿弥陀三尊石仏があります。
昔は、石仏のすぐ前に木が生えていたのと、二本の笠塔婆がじゃまをして
おまけに薄暗く、上手く三体を撮影するのが困難でしたので
当時の写真がありません。
今は、墓地改修工事が行われ木を切って明るくなったところに
きれいに並べ直してあります。
室生区 小原
阿弥陀三尊石仏と笠塔婆
昔は無かった笠石が乗せてあります
整地をした時に土中から出てきたようです
小原の里に広がる水田の東側に墓地があり、一石六地蔵が道から見える所にあります。
毛原の二つの六地蔵とは違って、ちっちゃくて可愛らしい地蔵さんが彫られています。
室生区 小原
正座しているようにも見えます
三頭身?が可愛らしいです
毛原の里の、西の村はずれにひっそりと一石六地蔵があります。
それぞれの違った持ち物を細かく彫ってあります。
とても穏やかなお顔をなさっています。
山添村 毛原
杉木立の中にひっそりと・・・
山添村毛原廃寺跡の四辻に六地蔵があります。
昔は、六地蔵の周りは畑だけで何もありませんでした。
山添村 毛原
久しぶりに訪ねてみると・・・
空が見えません・・・
三十年でこんなに木が大きくなるんですねぇ。
でも、ここの六地蔵さん皆いいお顔をされています。
柳本の長岳寺の門前に木の根が露出した所に
石仏が置かれていて、とても絵になる場所だった。
この雰囲気がたまりません・・・
長岳寺門前
久しぶりに訪ねてみると・・・
木の根は一本を残してすっかり無くなっていました。
石仏も一つ増えています。
あの頃が懐かしいです・・・
奈良市矢田原に国見山があります。
都祁村が奈良市と合併するまでは、奈良市最高峰でした。生駒山よりも高いです。
その、国見山の麓を福住方面への古道が通っていた様です。
今は、国見地蔵の所で古道が途切れています。
国見山は山頂の展望がとてもよく長谷の塔の森十三重の塔をへて
南田原の切りつけ地蔵に会って、登山口に戻れるなかなか良いハイキングコースです。
国見地蔵
切りつけ地蔵から矢田原の登山口へ戻る途中に茗荷を通ります。
そこに阿弥陀寺跡があり石造物が集められています。
阿弥陀寺跡
南田原の斬りつけ地蔵から少し茗荷寄りの川沿いに
石橋が在り、その橋のたもとに地蔵石仏が立っています。
三十数年前はブロックで囲まれていました。
石橋が好い感じ
久しぶりに行ってみると・・・
お決まりのヨダレかけが巻いてある。
それ以外をよく見ると、ブロックは無くなり、石の台座の上に乗っている
そこには昔は見えなかった蓮華座が・・・
下入田の阿弥陀笠石仏と同じ様に、蓮華座を見る事ができて良かったです。
お地蔵さんの右手奥に好い感じのお寺がありましたが・・・
現在はこんな風に成っています・・・
お地蔵さんから少し行った所に水車がありましたが、今はありません・・・
奈良市内からほんの数十分の所に、のどかな茶畑が広がる田原の里がある。
上山田のクサ地蔵から市ヶ峰峠を越えると、この磨崖仏があります。
三十数年前は太い藤のつるが印象に残っています。
奈良市南田原
今は、つるは無くなり柵が出来、賽銭箱にヨダレかけ・・・
こんなお姿はもう撮影できません・・・