「師匠はつらいよ 藤井聡太のいる日常」を読みました。私は将棋はできないのですが棋士や棋士の日常には興味があります。こちらの本は藤井聡太9段の師匠杉本昌隆8段が「週刊文春」2021年4月8日号~2023年4月27日号までに掲載されたエッセイを1冊にまとめられたものです。ちょうど100回分掲載されています。藤井聡太2冠が7冠まで上りつめていく過程も書かれています。今では8冠を達成されましたね。とてもユーモアがあって優しくて読みやすいです。じわじわっと感動が湧き上がってきます。棋士は移動が多くて、当たり前ながら試合に遅れると負けになります。台風や大雪その他の事情で交通手段がなくなったりすることもあり、気を遣われることが多いそうです。以前私も関空へ行くのに余裕を持っていたにも関わらず遅れたことがあるので、絶対に遅れないようにすることは大変な気遣いだと思います。前泊や前々泊なども視野に入れなくてはならいないこともあります。今回「千日手」という言葉も覚えました。双方が同じ指し手を繰り返して勝負のつかない状態で4度繰り返した場合,指し直しとなるそうです。日常では目的地に向かってグルグル回って同じ道を歩いているとき、「千日手」と言うそうです。私がよく経験することです。また、お菓子のことも出てきました。叡王戦は不二家が主催なので、ペコちゃんボックスに入った数種類のお菓子が棋士の横に置かれるそうです。脳をフル回転させるため甘いものはありがたいと書かれています。1試合で何キロも瘦せるそうです。本には谷川浩司17世名人、羽生善治9段や先崎学9段なども登場します。二男に杉本昌隆さんの本を読んでいると話したら、先崎学さんの本もユーモアがあって面白いと聞いたのでこの次は先崎学さんの本を読む予定です。
2023-12-14(木) 図書館資料 請求番号:796.0/ス
杉本師匠のちょっと自虐が混じった、でも愛ある笑えるトークは最高です👍
あの師匠だから藤井8冠は真っすぐ強くなれたと言う人もいます。
棋士の話はたいてい面白いですよね。
先日はまだ18歳の藤本四段のインタビューを読みましたが、まだ若いけどとても興味深い話をされてました。
師匠はつらいよ、私も図書館で借りてみます☺️
18歳の藤本4段のお話もされていました。
お弟子さんも増えますよね。
藤井聡太8冠と同じ師匠につきたいと思い人も多いでしょうね。
みどりさんは将棋を指されるからもっと面白いでしょうね。
私は将棋が出来ないので本格的な話には付いていけません( ノД`)シクシク…