いやはや韓国映画らしい一編に出会いました。
こういった社会派ドラマを作らせたら実にうまいよね
そして事実をもとにして作られた作品っていうのは実に説得力と一留企業悪の灰汁の強さが実に韓国映画に映えるのよ
ってちょっと結末っていってもまだこの事件は徹底解明も済んではいないようですが
隣国であっても、こういった事実があったことさえ知らないでいる
っていうか劇中ではニッポンの水俣訴訟の件が出てきてるのに
日本人さえ全くこの事件を知らなかったっていうのは、私だけ?
映画では2011ねんに発覚したいわゆる家庭用加湿器に二次的に使用される加湿器本体に使われる殺菌用の薬剤
これを製作販売してる会社が原液としては使用してる液剤の加湿器から散布される水蒸気によって、人の肺が硬化を起こして呼吸困難になってた死んでしまう薬品を使用している大儲けしていたんですね
それを発見したのは医者であるテフン、まずは幼子が発病して
妻も死んでしまったことから、同じような死を遂げた人々何いることがわかり
自ら妻えお解剖して肺の半分以上が硬化して機能してないことを知り
おんなじ症例で死んだ人にアンケートを送付することから始まり
義妹が検事をしてることから独自に捜査調査を開始した途端に
企業側からあの手この手での攻勢が始まって・・・
金で検事弁護士被害者を買収して義妹野師匠までもが敵二回って
金で検事弁護士被害者を買収して義妹野師匠までもが敵二回って
その指揮を取ってるのがソ・ウンソクって言う遣手の男の子だ
実に遣手らしく狡猾な手段で攻めてくる様は実に圧巻でして、見事な悪漢ぶり
人相風態まで絵に書いたような悪漢ぶりで
そのツラと言動に見てるこっちは腹が立ってくるプロットに仕上げてるところは
さすが韓国映画
さらに被害者を買収するとこはどこでもあるんですが裁判で勝つために
なんと主人公の先生にまでこの圧と懐柔でモノ二してしまうところがすごいけど
そこは映画ですからいわゆる脚色部分っていうのがあるわけで
実は・・・って言う言う意表遠つく大どんでんが見てるこっちの溜飲を下げてくれるところはきちんとした娯楽映画っていうことで・・・
見応え十分、そして任にあったキャラでキャストも我々を充分に楽しませてくれる韓国人映画の俳友陣野間口層の厚さも羨ましい
っていうかこのような殺人除菌薬を安全と言って販売許可した各お役所の役人たちが責任のなすり合いするとこは何処の国も同じですなぁ
同じと言えば韓国も弁護士が法廷に資料持ち込みする時には風呂敷なんですね
これは日本統治下の名残なのかなぁ
後ハングル読めないけどラストの英題って「TOXIC」って言う本編のラストに出てきてました喉、劇場公開時には「空気殺人〜TOXIC〜」だったようですがそれを「空気殺人」ってつけた配給会社ってわたしにはお馴染みの「日本統一」のライツキューブなんだけど
宣伝部の放題つけた人はセンスいいよねぇ
2022年製作、韓国映画(日本公開作品)
チョ・ヨンソン脚本・監督作品
出演:キム・サンギョン、イ・ソンビン、ユン・ギョンホ、ソ・ヨンヒ、チャン・ヒョクチン、キム・ジョンテ、ソン・ヨンギュ、イ・ジフン、イ・ユジュン、チャン・グァン