
日本映画を積極的に見ていこうと言う企画で視聴した作品
ある意味やくざ映画の範疇にはいるだろうっていう作品
ってもいわゆる私が好んで見てるやくざ
そういわゆる反社会的組織に属する構成員またはその組織に属さずに1人さすらう旅人というか渡世のしきたりを守って生きるという任侠の世界とはほど遠い世界観で蠢く人物を描いた作品だった
そう簡単に言っちゃうといわゆる堅気にもなれずにしのぎのために反社組織には属さずに彼らからの下請けで
ある意味堅気的な生活手段をも隠みのとして暴力に生きる
そう筋モンの世界からは半グレって呼ばれてるような連中を主人公にした映画だった
見終わって周辺調べるとまぁ総じてジャパニーズノワール映画って言ってるようですが
どう見ったって半グレ集団の抗争劇にしか見えなかった
それもかなりなバイオレンスで描かれてる作品でしたの見てる分にはそれなりに面白く見てられた作品と言える
が、ある意味復讐劇ですよね基本シノプシスは
まぁそんな半グレ集団でもある意味鉄の掟があるようで
オープニング主人公の辰巳は実弟をシャブ喰った関係で始末をつけなければならないって言うことをしっかりと見せといて
そんな鉄の掟の中で組の金を持ち逃げしようとした男を始末してるとこに
そこの工場の奥さんが見てしまった関係である意味殺しキチ○イの兄弟に姉を殺された
これまた無鉄砲な妹が復讐に燃える・・・
こう言った連中の殺し合いで出た死体の始末屋
そう遺体を捨てるにしてもそのまんま捨てたら歯型や指紋で身元がバレることを避けるために指を10本剪定鋏で切り落とし
歯型を壊しさらに顔もわからなくする仕事をしてるのがこの映画の主人公辰巳
でどこのグループにも属さずにきちんと仕事した証の耳たぶを依頼人に渡すという念の入り様
そうなんです姉を無残に殺されてっていうかその姉っていうのが辰巳の元カノだったりしており
そんな関係で自分の持つツテを頼りに妹の姉への復讐を手伝う姿を追っているだけの作品でしたが
まぁある意味2人のロードムービーであるような作品でしたかね
こんな半グレ集団でも連帯と義理みたいなものもあったりと
普段見てる反社の任侠ドラマとはまた違った感じの作品に接しれてそれはそれなりに面白く見てられたけど
まぁ自主作品ってこともあって主役の役者さん含めて皆さん知らない人たちばっかりでして
こう言った実に役にハマった役者さんたちっていっぱい居るんだなぁって改めて思って見てました。
2023年製作、日本映画、自主制作映画、インターフィルム配給
小路紘史脚本・監督作品
出演:遠藤雄弥、森田想、佐藤五郎、倉本朋幸、松本亮、藤原季節、亀田七海、後藤剛範、渡部龍平
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