「芸術祭」最終日の日曜日は、「プレミアム・オーケストラ」の演奏を聴いてきました。

こちらは大学の公式企画として毎年行われ、今年で53回目という歴史ある演奏会です。
上の娘も、1年生の時から参加、今年で3回目となります。
芸術祭で行われる演奏会は全て有志オケによるもので、プレミアム・オーケストラもその一つですが、
ソリストと指揮者が大学の教員、あるいは外部のプロであるため、指導がしっかり入ります。
その分、練習日も多いですが、適当な練習で本番に入ってしまうより勉強になるので、
娘は毎年、このオケに参加しています。
また、この演奏会は非常に人気があって、
チケットがあっという間にソルドアウト(無料ではありますが)になってしまいます。
娘にお願いして押さえてもらいましたが、今回は、バルコニー席でした。
こんなふうに ↓ 見渡すことができます。

なかなか新鮮でした。
曲目は、
グリンガ : 歌劇「ルスランとリュドミラ」序曲
ブラームス : 交響曲 第2番 ニ長調
カプースチン : ピアノ協奏曲 第3番
カプースチンは、存命しているロシアの現代作曲家で、
これまでにピアノ協奏曲としての作品を6曲書いているそうです。
今回演奏された第3番は、なんと世界初演だったとか。
ソリストを務められた川上昌裕先生は、カプースチンの紹介者・演奏家としては第一人者
なのだそうです。
西洋音楽とジャズの融合らしいです。
確かにジャズ要素が強く、ポップス感もあって、かっこ良かったです。
ピアノソロは、曲も演奏も、共に素敵でした。
でも、実のところ、バルコニー席に、ピアノの音はあまり届かず、
残念ながら、川上先生の熱演も完全には届きませんでした。
管楽器、打楽器が、非常によく聴こえました。
やはり真上よりは、正面で聴いた方が、バランスよく音が響くようです。
それでも、1stヴァイオリン、2ndヴァイオリンは全員を見渡すことができたので、
一人一人のボウイングのチェックをして楽しめましたw
普段弾かない曲調だから、弦楽器もかなり大変だったのではないでしょうか。
実際、音源がなく、楽譜から読み取るしかないので、娘も、
「難しいよ~

最終的にきちんと形になって、無事世界初演を果たせたこと、素晴らしいです。
超満員の観客の皆さんに、たくさんの拍手を頂けて、壇上の皆さん、とても輝いていました。
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