御苑内は人も少なく、どこか現実離れした不
思議な趣きです。
清正井は御苑の最奥にあります。
水路に沿って進んで行くと、戻って来る人含
め、人が増えて来ました。
とはいえ、列ができるほどではありません。
かつては1時間待ちの行列もあったようです
が、今はもうそんなこともなく、静寂は保た
れています。
こちらが、「清正井」。
私たちの前の一家族が去ると、誰もいなくな
り、束の間貸切状態となりました。
こんこんと湧き出る水は青く透明で、ゆらゆ
ら揺れる様はなんとも清らか。
江戸初期から枯れることなく今に至ることを
思うと、自然の素晴らしさに感動します。
手を浸してみると、とろんと滑らかにすり抜
ける感じでした。
御苑内、黒アゲハ蝶をあちらこちらで見かけ
ました。
気の流れが良いのでしょうね。
御苑を出て、参道に戻りました。
突き当たりを曲がると、第三鳥居が見えて来
ます。
鳥居をくぐると、南神門。
ようやく本殿です。
「夫婦楠」は、この日もブロッコリーのよう
な、アフロヘアーのような、可愛らしい姿。
そして一番パワーを感じる場所。
そして一番パワーを感じる場所。
感謝の気持ちを伝えました。
明治神宮参拝の後は、南参道には戻らず、西
参道を歩きました。