クラシックな音楽的生活

日々、家の中にヴァイオリンとピアノの音が流れています。

試演会&お電話

2014-12-18 | 下の娘ごと

昨日は、E先生門下の試演会がありました。

バッハの平均律、ショパンのエチュード、シューマンを弾きました。

下の娘曰く、まあまあだったー。

珍しく、うっかり忘れずに録音してきたというので、聴いてみると、

確かにまあまあでしたw

いつも口頭で講評してくださるE先生ですが、

この日は紙に書いて渡してくださったそうで、

それを読んでみてもやはりまあまあだったみたいです。

後期から選択授業の関係で、レッスンが金曜日になったのですが、

このところ3週続けて、火曜日にもレッスンを入れてくださっています。

確実にどなたか入っている時間帯のはずなのですが、

どういうわけか、3週連続午後5時から2時間も見てくださっています。

11月の発表会の時に、怪我で出られなかった学生さんがいたので、

もしかしたらその方の時間をいただいているのかも。

だとしても2時間は長いけど。

いずれにしてもありがたいことです。

今週月曜日だったかな、E先生からお電話を頂きました。

お歳暮のお礼だったのですが、いつものように今回も娘の現状について、

30分ほどお話ししてくださいました。

95%先生のお話、私はひたすら相槌を打つだけです。

先週金曜日のレッスンが、悔し涙悔し涙の散々な結果だったというのは

すでに娘から聞いていましたが、

それも含めて、とても親身にお話ししてくださいました。

結局のところ、できると思うから厳しくするのだそうです。

できるようになると、さらに上を目指すためにまた厳しくするのだそうです。

そしてまたさらに・・・

できないと思えば厳しくしないそうです。

大変な世界だ。

本人はどんなに厳しいレッスンでも決して泣き言は言わないです。

E先生のことはとても信頼していますし、

先生がおっしゃることはすべて受け入れて、頑張っています。

ピアノが好きだから、

上手くなりたいと思っているから、

その一心です。



遅ればせながらの上の娘のバースデーケーキ。






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某区管弦楽団演奏会

2014-12-17 | 日記

寒いですね


日曜日は、夫が所属している都内某区管弦楽団の演奏会に行ってきました。

場所は、先日行われた付属高校のチャリティコンサートと同じコンサートホール。

テーマは、「Enjoy! Christmas and Dance」。

曲目は、

ウイリアムズ  オリンピック・ファンファーレとテーマ

アンダーソン  クリスマス・フェスティバル

ヴィヴァルディ  協奏曲集 「四季」より「冬」

グローフェ  ミシシッピ組曲

バーンスタイン  「ウエスト・サイド・ストーリー」より「シンフォニック・ダンス」


選曲も演出もクリスマス仕様。

いつもは未就学児は鑑賞できないのですが、

今回は小さいお子さんたちにも楽しんでもらおうと0歳児から入場OK。

このオーケストラのいつものいわゆる真面目なクラシック音楽の演奏会とは

かなり様相が違っていて、ゆるめの楽しい構成となっていました。

指揮者自らマイクを持って、曲の説明をしたり、進行をしたり。

ほぼ満席の大勢の観客を前に、

笑いを取りながら、滑らかなトークを披露していました。

最近は、指揮者もお話上手でないと務まらないのかしらー

ヴィヴァルディの「四季」は「春」が最も聴き馴染みがありますが、

「冬」はかっこいいですね。

なんか元気になる。

この曲のみ、オーケストラの体制から少人数の弦楽器だけの体制となり、

半円状になって立って演奏をしていました。

ちなみに夫もその中ににいましたよ。

「ウエスト・サイド・ストーリー」は、2か月ほど前に夫がなぜか突然DVDを購入し、

「みんなで観ようよ。」と言い出したので、は?急にどうしたの?と思ったのですが、

この曲を弾くためのお勉強だったようです。

映画のように、指を鳴らしたり、観客に向かって掛け声をかけたり、

なかなか楽しい演出がされていました。

しかし、映画自体は悲劇なのですね。

曲も、最後は解決することのない静かな不協和音で幕を閉じます。

アンコールは、「赤穂浪士」のテーマ曲でした。

この日は12月14日。

赤穂浪士四十七士による吉良上野介邸討ち入りの日だったのですね。

その説明も指揮者の方がされていましたが、

まさかのトナカイの被り物を被っての登場だったのでびっくり。

そのままタクトを振っていました

自由だわ



「赤福」











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最近観た映画

2014-12-14 | 日記

少し前になりますが、

初めて一人で映画館で映画を観ました。

雑誌でその映画の存在を知って、

これは絶対観たい!と思ったのですが、

その内容から観る人を選ぶかなーと思い、

レビューを見てもやはり意見が分かれるところでしたし、

受け入れられない人は徹底的に受け入れられない様子。

そんな簡単に誰でも誘える映画ではなかったので、

観たいなーと思いながらもなんとなく日が過ぎて、

もともと上映映画館も少なかったところに日を追うごとにさらに減ってしまい、

私の行動範囲ではとうとう新宿の一館だけとなってしまいました。

しかも、上映終了も迫っていました。

そんなわけで、終了ぎりぎり2日前(ちょうどレディースデー)になって、

ようやく腰を上げ、一人で観に行って来たわけです。

別に一人がいやというわけではないのですが、出不精なのでね。

その映画は、「イヴ・サンローラン」。

あー、見逃さなくて良かった!

思った通り私の好きなタイプの映画でした。

パリが舞台なので、懐かしい場所も処々出てきましたしね。

若い頃はいまひとつわかりにくいフランス映画が好きではなかったのですが、

今はその単純明快じゃないところとかがだいぶ好きになりました。

イヴ・サンローランは同性愛者だったので、

その描写がかなりあるということで意見が分かれるところだったのですが、

フランスでは大絶賛だったようですし、私も全然平気。

むしろ美しいものであれば大歓迎。

イヴ・サンローランデザインの当時のファッションもたくさん登場しましたが、

本当に素敵で、今見てもとても新鮮に映りました。

繊細で綺麗な映画だったな。

もう1回観たいです。


さらに前になりますが、

下の娘の幼稚園時代のママ友と3人で、

「グレース・オブ・モナコ」を観に行きました。

モナコも、パリ駐在時代に、

車で南仏旅行に出掛けたついでに1日だけ寄ったことがあるので、

美しいモナコの風景を見て懐かしく思いました。

内容は、まあ、なんというか、若干薄っぺらい印象でしたが、

グレース・ケリー役のニコール・キッドマンがとにかく気品あるお顔と

美しい所作で、この映画はそれがすべてだったかな。


映画の後、3人でお昼ごはん。



埋もれた中から探し出したわ、この写真。


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チャリティコンサート

2014-12-11 | 学校ごと

先週木曜日は、付属高校最大の行事、ユニセフチャリティコンサートが行われました。

第1部は、吹奏楽。

吹奏楽はあまり聴く機会がないのですが、

今回しっかり聴いてみたところ、オーケストラとはまた違う良さがあって、

素敵だなと思いました。

フルートやクラリネット、サックスのソロの音色がとても綺麗でした。

夫も、「さすがに音程がしっかりしてるなー」と感心していました。

自分が所属するオケの管楽器の音程が微妙なのをいつも嘆いているので

第2部は、ア・カペラ合唱、ピアノ独奏、女声合唱。

下の娘は、ア・カペラ合唱にソプラノで出演しました。

男女混声です。

澄んだ美しい声で、心が洗われるようでした。

最も楽しみにしていたピアノ独奏は、

高校1年生にしてすでにプロデビューしているMくんです。

曲は、リストのハンガリー狂詩曲第2番。

難曲中の難曲です。

童顔のMくんがにこにこしながら舞台に登場すると、

その場がほわわーんと和みます。

が、椅子に座り、ジャケットの前ボタンを外すとスイッチオン。

途端にプロの厳しい顔となりました。

その後は完全に彼の世界。

それはそれは素晴らしい音と音楽でした。

上の娘の相当に成績優秀なピアノの友人たちは、

彼の演奏を聴くと、「ピアノをやめたくなる」と思うそうです。

女声合唱は、声楽科の生徒中心のオペレッタ仕立て。

この音大を卒業し、メゾ・ソプラノ歌手として活躍されている方がソリスト。

圧巻の美しい歌声でした。

第3部は、オーケストラ。

曲目は、モーツァルトの「魔笛」序曲、

シュトラウスの「カプリッチョ」序奏、

チャイコフスキーの組曲「くるみ割り人形」、

モーツァルトのモテット「アヴェ・ヴェルム・コルプス」。

上の娘が出演した去年のオーケストラは、

Sくんソリストのヴァイオリンコンチェルトだったので荘厳な印象でしたが、

今回は、短めの曲が多彩に詰まっている感じです。

くるみ割り人形は、この時期にぴったりですし、

聴きなれた可愛らしい曲ばかりなので、とても楽しかった!

今年のコンサートは、全体的にわかりやすく、親しみやすい選曲ばかりで、

全く退屈することなく、最初から最後まですべて楽しむことができました


      







   
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発表会が終わって

2014-12-09 | 上の娘ごと

K先生門下発表会での頭の中真っ白事故から、さくっと立ち直り、

今週も週明けから忙しい上の娘。

今年はまだ2つ本番が残っています。

どちらもオーケストラ。

一つは、1年生のオーケストラ授業の発表会。

娘は、1stヴァイオリンとヴィオラで出演します。

もう一つは、有志オーケストラのコンサート。

こちらは、1年生から4年生までの有志で編成されています。

娘は、先輩に声をかけていただいて出演することになりました。

コンマスは、K先生門下の先輩で、先日の文化祭ではヴァイオリン科ながら、

タクトを振った優秀な学生さんです。

このオケ自体、そうそうたるメンバーが集まっているそうで、

うっかり引き受けてしまった娘は、場違い感で打ちのめされているそうです。

「弾けない、弾けない」と毎日訴えていますが、無視。

4thヴァイオリンで参加します。


実技試験の曲も決まりました。

前期はスケールとエチュードでしたが、後期の課題は自由曲。

K先生にお伺いを立てたところ、超絶技巧曲を1曲指定されました。

曲名はよく目にしますが、曲は聴いたことがなかったので、

2人で探して聴いてみました。

とても素敵な音楽でしたが、いかにもな超絶技巧。

もう少し候補をあげてくださるようお願いしました。

3曲あげてくださいましたが、これまた3曲とも超絶技巧。

K先生のご意向は超絶技巧曲だということがわかったので、

観念して、最初に指定された曲にしました。

ヴィエニアフスキー グノーの「ファウスト」の主題による華麗なる幻想曲

です。

曲名が長いですことー

ヴィエニアフスキーという作曲家は、

自身が超絶技巧を得意とする名ヴァイオリニストでもありました。

なので、自分のテクニックを余すことなく披露できるような曲作りとなっています。

ヴァイオリンを知り尽くしているので、ヴァイオリンの魅力がたっぷり詰まっています。

これから、約3か月で仕上げていきます。


モロゾフのチョコ。





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