クラシックな音楽的生活

日々、家の中にヴァイオリンとピアノの音が流れています。

卒業実技試験 その18

2018-01-21 | 上の娘ごと

卒業実技試験よりも緊張したというのはちょっと

考えにくいことですが、それでもそれが本当な

ら、やはり練習不足からくるものだろうと思いま

す。

追試の前日、前々日の2日間、ほとんど練習でき

なかったのはまぎれもないことですが、その日だ

けのことではなく、ここ3ヶ月間の練習状況を考

えるに、かける時間量にしてもかける熱量にして

も、どうしたって卒試の練習にたっぷり持って行

かれてしまうのは避けようもなく、それに比べて

スプリングソナタにかける時間や熱はだいぶ少な

いものになってしまっていたと思います。

合わせ練習も回数多くしていたし、Y先生にも、

伴奏者さんの先生にもレッスンをしていただいて

いましたが、結局のところ自分に自信が持てるほ

どの練習はできていなかったのでしょう。

とはいえ、大きなミスもなく、最後まで無事弾き

きることはできました。

そして、いつものごとく、講評を伺いました。

前日に引き続きこの日も審査員にいらしたY先生

、A先生にまず伺いました。

卒試の講評が意外なほど少なかったY先生ですが

、スプリングソナタではたっぷりお話ししてくだ

さいました。

内容は割愛しますが、ほとんどが注意すべき点で

す。

A先生もいつものように熱心に長くお話ししてく

ださいましたが、こちらもほとんどが前日にもお

話ししてくださったように娘に足りない点につい

てでした。

前日の審査にもいらしたのですが、その時は講評

を伺わなかった先生に、この日は伺ってみまし

た。

すると、スプリングソナタの講評のはずが、

「昨日のバルトークだけど・・・」

と、バルトークの講評を始められたそうです。

そして、最後に「バルトークの方が良かった。」

と。

・・・・・。

まあ、確かにバルトークの方が断然頑張ったの

で、そちらの評価が上の方が娘としても嬉しいわ

けですが、それにしてもスプリングソナタの評価

はどうやらだいぶ低そうです。



さつまいも餡と紫芋餡のお団子。





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卒業実技試験 その17

2018-01-19 | 上の娘ごと

翌日は午前中に試験があったため、ほとんど睡眠

を取れずに家を出ました。

伴奏者さんと最後の合わせ練習。

スプリングソナタの方は、S先生ではなく、伴奏

科の院生にお願いしていました。

付属高校時代からの先輩で、ピアノ室内楽等で2

度程ご一緒したことがあります。

優秀な先輩ですが、プロの先生ではないので、や

はり全てをお任せするというわけにはいかず、合

わせ練習も相当回を重ねたようです。

プロの先生にお願いするのは安心ですし、確実で

すが、勉強中の優秀な方と一緒に音楽を作りあげ

ていくのもまた大切であり必要なことだと思いま

す。

前期実技試験は小ホールで行われたのですが、追

試は卒業実技試験と同じ場所、同じ審査員で行わ

れるので、まさかの大ホール。

大ホールで演奏というのはなかなかないことなの

で、かえってラッキーなこと。

「良かったじゃん! リサイタル気分で弾いてき

な〜」 と送り出しましたが、意外にも前日の卒

試以上に緊張してしまったそうです。



こちらも昨年の写真です。

「good morning Bangkok 」のランチ。



ジャスミンライスに、ガイヤーン、グリーンカレ

ー。



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卒業実技試験 その16

2018-01-17 | 上の娘ごと

卒業実技試験の日は、午前10時に始まり、午後5

時くらいに終了したのかな。

毎回そうなのですが、先生方に講評を伺いたい学

生は、自分の出番が終わっても最後まで残りま

す。

娘もそんな学生たちの1人なわけですが、大概は

その後、打ち上げに行ったりするわけです。

卒試の日もそういう話になりました。

だいたいいつも同じようなメンバー。

でも、翌日にまだ実技試験が控えている娘はさす

がに迷ったようです。

行きたいけど、明日も試験だから止めとくべきだ

よね?と、LINEで私に聞いてきました。

私は迷うことなく、返信しました。

「行っておいで〜、むしろ行ったほうがいい

よ〜」

いつも娘たちに言っていることですが、何事もメ

リハリ、切り替えが大切だと思うのです。

一生懸命頑張った後は、自分を解放してあげない

とね。

とはいえ、一言付け加えました。

「でも、最後までいないで少し早めに帰って来な

ね。」

が、これは少しばかり難しかったようです。

その日娘はなかなか帰って来ず、ようやく帰って

来たのは午前1時を過ぎてから。

思ったよりだいぶ遅かったので、ちょっとイラッ

としましたが、強いプレッシャーから解き放たれ

て、はっちゃけてしまうのは致し方ないこと。

周りのみんなはこの日で終わっているわけです

しね。

それでも、翌日の試験が気になって早めに帰って

くるんじゃないかなと思っていたわけなのです

が、娘の頭からは案外簡単にすっぽり抜け落ちて

しまったようです。

ようやく我に返って焦りだしたのは、帰りの電車

の中だったというのですから、なかなか強心臓で

す。

午前1時を過ぎて帰って来た娘は、午前3時まで練

習をしていました。



こちらも昨年の写真。

比較的最近できたパン屋さん。

クロワッサンオザマンドと、ヴィエノアのバニラ

クリームサンド。





クロワッサンオザマンドは超ハイカロリーと知り

ながら、時々ものすごく食べたくなるパリ駐在時

代から大好きなパン。



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卒業実技試験 その15

2018-01-15 | 上の娘ごと

以上、かなり長くなっていまいましたが、結局の

ところ、上の娘の卒業実技試験は、ほとんど悔い

を残すことなく、全力でやりきった感を持って、

無事終えることができました。

が、実は試験はこれで終了とはならず、翌日も又

別の実技試験が待っていたのでした。

それは、前期実技試験の追試。

娘はユースオーケストラ参加のため、7月初めか

ら丸1ヶ月大学を休んでいました。

そのため、7月下旬に行われた前期実技試験を受

けることができなかったのです。

その追試です。

これを受けないと卒業できません。

課題曲は、ベートーヴェンのヴァイオリンソナタ

から。

娘は、迷うことなく、第5番 「春」を選びまし

た。

もうこれしか選べませんでした。

抱えている曲が多く、そして何と言ってもバルト

ークに最も時間を割かねばならない状況で、でき

るだけ短い時間でそれなりのレベルに持っていく

ことができる曲といえば、やはり過去に何度か弾

いたことがある曲、ということになってしまうの

は仕方のないこと。

いわゆる、「スプリングソナタ」です。

この曲も突き詰めればもちろんとても難しい曲で

あることに変わりはありませんが、小6で初めて

弾いて以来、何度か弾く機会があったため、ベ

ートーヴェンのソナタの中では最も馴染みがあり

ました。



こちらも昨年末の写真です。

海南風チキンライス。



お皿がカラフルでかわいい😊



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卒業実技試験 その14

2018-01-14 | 上の娘ごと

先生方の的確な指摘と素晴らしいアドバイスは、

頭にスーッと入ってきて、じんわりと心に沁みて

行きました。

娘も同じ思いだったと思います。

3人の先生のおっしゃることはほとんど一緒で、

それこそが娘に最も足りないものであり、娘自身

自覚していたことではあるのですが、今後の練習

の方向性がより顕著になったという意味でとても

有意義な講評でした。

一音一音にかける本気度がまだまだ足りないとい

うこと、つまりは自分に甘えているのだというこ

と。

娘はこの先、30歳くらいまでオーディション人生

を歩むことになります。

甘えを捨て、自らの人生を切り開いて行ってほし

いと思います。



こちらも昨年末の写真。

大学時代の親友と3人で食事しました。

「ヴェトナム アリス」にて。

ザクロとトマトのサラダ。





生春巻き、揚げ春巻き、蒸し春巻き。



料理に合わせて、ソースが3種。

これが美味しかった!





「ビールにパクチー入れたら美味しそうだと思わ

ない? 絶対合うと思うよ!」 と言い出した友人

が自家製パクチービールを。



美味しい!と言っていましたが、本当のところは

わかりませんw


バインセオ。





鶏肉のフォー。





マンゴープリン。





ヴェトナムコーヒー。



底に練乳が入っていて、ドリップが終わると、こ

うなります。




相変わらず、彼女たちの娘ちゃん息子くんたちは

無類の頑張り屋さんです。

その話を上の娘にすると、私はなんの気無しにす

ごいねーと話しているだけなのに、落ち込んでし

まうようです。



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