今年の7月6日に、「陰謀論の好きな人達」として書きました。↓
http://pub.ne.jp/shinqroom/?entry_id=4431068
↑その時書いたものと重複しますが、なんでもかんでも、陰謀論のせいにする人達がいます。
同じ事柄でも、ある人は「ユダヤの陰謀」、またある人は「フリーメーソンの陰謀」だと言います
確かに、国家や大企業の業界の都合のいいように、物事が操作されてしまうことはありうることではあります。
その意味では私としても、陰謀論の全てを否定するつもりはありません。
しかし、疑似科学まで持ち出して、ある人にとってはユダヤを悪者に、またある人にとってはフリーメーソンを悪者にと、彼らの話題は尽きません。(笑)
実際に、業界にとって不都合な情報も、一般国民には知らされなかったり、マスコミに圧力をかけることも、けして珍しくはありません。
それがしばしば暴かれて、結果として多くの人達に知られるということもあります。
でっち上げとともに、隠された真実なことが含まれているだけに厄介で、それだけにある種の人達が、やすやすとそれを信じ込んでしまうことがあるようです。
最近では「東日本大震災は地震兵器によるもの」だとか、またマヤ暦だとかアセンションだとか、ニューエイジの信奉者を巻き込むだけでなく、ある種のクリスチャンまでがこれらの陰謀論を信じて、「終わりの日が近い」、「携挙が近い」、「キリストの再臨が近い」などと、キリスト教の終末論と結びつける有様です。
とここまで書きましたが、最近たまたまネット上で、「ベールを脱いだ日本のフリーメーソンたち」という記事を、見つけました。↓
http://www.hh.iij4u.or.jp/~iwakami/fmei.htm
↑これを読めば、陰謀論と結び付けられてしまった理由が分かるかと思います。
陰謀論の信奉者は、ぜひ読むべきです。
そして、いかに自分達が無知のゆえにマインドコントロールされていたか、また平気でデマを撒き散らしてきたかを、知るべきです。
やはり、フリーメーソンの会員が伝統的に部外者に内情を秘密裏にしてきたこと、キリスト教原理主義者が自分達の価値観に合わないものを排除してきたこと、ナチスドイツのプロパガンダによること、さらにそれらを興味を持たせることで金儲けをするマスメディアなどなど、これらのことからフリーメーソンが誤解されてきたということが、ここから読み取ることが出来ます。
ただ私としても、これまで種々な情報に振り回されて、正直フリーメーソンについて、あまり理解していなかったことも事実です。
それだけに、フリーメーソンの会員の中に、このように情報をオープンにしようとする動きが出始めていることは、デマのみならず、カルト集団をのさばらせないためにも、良いことだと私は思います。
ユダヤ=フリーメーソン陰謀論
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