札幌のクリスチャン鍼灸師

札幌市中央区山鼻地域、石山通沿い側で、脈診流による経絡治療専門の鍼灸院をしています。

視覚支援学校に外部講師として行ってきました

2024-12-02 14:42:24 | 医療・健康
前回「当院からのお知らせ」で書きましたが、11月21日の午前中、北海道札幌視覚支援学校に外部講師として呼んでいただき、高等部専攻科理療科3年生の生徒さんに、脈診流による鍼灸である、経絡治療の話と実技をしてきました。
前にも書きましたが、北海道札幌視覚支援学校
http://www.sapporoshikaku.hokkaido-c.ed.jp/
の前進である、北海道高等盲学校は、私の母校でして、当時は藻岩山のロープウェイ駅の近くに在りましたが、数年前に札幌市中央区南14条西12丁目に移って、旧札幌盲学校の中学部、小学部・幼稚部と統合して、学校名も新たに、「北海道札幌視覚支援学校」となりました。
今回は私としてもお伺いするのは11回目でしたが、やはりその日になると、それなりの緊張感を感じてました。
というか、今回も前の日から、なんとなく緊張感がありましたね。
今回の生徒さん達とは、3月にもお会いしてて、その時は「東洋医学概論の集大成」として、経絡治療ならではの症例を交えながら話しました。
そして今回は、卒業後の進路を踏まえてということで、私が務めていた頃、マッサージに経絡治療を加えて治療していた頃の経験を話しました。
生徒さん達も、特に実技の時は、私の馬鹿話にも付き合っていただき、雰囲気にも熱心さが感じられました。
また、刺さない鍼としての「てい鍼」
http://blog.livedoor.jp/shinqroom/archives/52432592.html
で、これだけでも脈に変化があることも、知っていただけました。
来年3月にも、呼んでいただけることになってます。
少しでも経絡治療に感心を持っていただけるよう期待すると友に、われわれら経絡治療家としての役割も大きくなればと思ってます。
生徒さん・教員の先生方、ありがとうございました。
 
064-0912
札幌市中央区南12条西10丁目1-18
グットビル 202号室
鍼灸ルーム ハピネス
TEL: 011-511-7576
ホームページ
http://www16.plala.or.jp/shinqroom/

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鍼灸院に来られる患者さんの多くが高齢者だと思われがちですが

2024-11-02 14:16:16 | 医療・健康
表題の様に、鍼灸院に来られる患者さんの多くが高齢者だと、思われがちです。
それはけして間違いではありません。
その鍼灸院のスタイルにもよりますが、多くの場合、高齢者をターゲットにした方が、営業的にもいいかと思います。
が、当鍼灸院はビルの2階で、しかもエレベーターが在りません。
ですから、改行当初から、足腰が弱い高齢者が来院される事は、あまり期待できませんでした。
ソういう事で、当鍼灸院に来院される患者さんの年齢層は、20歳代から50歳代が多いという事になります。
他に、10歳代の方も来られますし、一応小児鍼も看板に入れてますので、そう多くはありませんが、お子さんも来られます。
男女比だと、どちらかといえば、男性よりも女性が多いでしょうか。
若い女性も少なくありません。
近年健康ブームなどは、特に若い女性から始まる事も少なくないので、鍼灸、それもわれわれらが行っている、脈診流による経絡治療がもっともっと知られる様になる事を、期待したいものです。
 
064-0912
札幌市中央区南12条西10丁目1-18
グットビル 202号室
鍼灸ルーム ハピネス
TEL: 011-511-7576
ホームページ
http://www16.plala.or.jp/shinqroom/



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不定愁訴は女性に多いらしい

2024-09-25 23:59:59 | 医療・健康
昨日朝早く目が覚め、ベッドから出ず、NHKラジオの「ラジオ深夜便(第一放送・FM放送)」
の、4時からの、
「明日へのことば」
を聴いてました。
で、女性外来で働いておられる女医さんが出演されてました。
詳しくは、聴き逃しサービス
https://www.nhk.or.jp/radio/player/ondemand.html?p=V34XVV71R2_01_4068944
(9月24日(火)午前4:05放送2024年10月1日(火)午前5:00配信終了)
に、お譲りします。
そこで印象的だったのは、不定愁訴は女性に多いということでした。
これまでも何度かこのブログで、不定愁訴について触れたことがあります。
(2023年7月17日 「今回も不定愁訴に対しての症例発表をしました」)
http://blog.livedoor.jp/shinqroom/archives/52583841.html
言われてみれば、当鍼灸院に来られている不定愁訴と思われる患者さんの殆どが、女性であることを改めて思い起こされました。
一応「不定愁訴」とは、↓
http://www.weblio.jp/content/%E4%B8%8D%E5%AE%9A%E6%84%81%E8%A8%B4
(ふていしゅうそ)
とは、医療用語の一種で、何となく体調が悪いという程度の漠然とした自覚症状を訴える人が医療機関を受診しても、身体の不調や不快感につながる明らかな病変が見つからない状態を言います。「頭が重い」「イライラする」「体がだるい」「よく眠れない」など、患者からの訴え(主訴)は強いものの、その内容は主観的で変わりやすく、他人が見てもわかる客観的な所見(他覚症状)に乏しいのが「不定愁訴」の特徴です。症状が一貫せず、医学的に原因を説明できないため、治療は難しく、周囲からも理解されにくいと言われています。

と書かれています。
不定愁訴は刺激に敏感な患者さんが多いので、多くの場合はりを深く刺すことはせずに、接触鍼ですべきです。
したがって、われわれらが行っている、脈診流経絡治療による鍼灸治療は、非常に有効です。
ちなみに、「不定愁訴」を英語では
「indefinite complaints」
と、文字通りではありますが、complaintsには「文句」「不平」というような意味もあるかと思いますので、患者さんに文句や不平を言われないようにしたいものです。

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動脈硬化バイパス手術後の足のしびれに対する、症例を発表しました

2024-09-17 23:59:59 | 医療・健康
この前、私が2013年から支部長を努める、一般社団法人東洋はり医学会札幌支部の例会で、動脈硬化バイパス手術後の足のしびれに対する、症例を発表しました。
術後の後遺症は、よく言われることです。
鍼灸治療、それも脈診流経絡治療はそれらに対して、有効です。
私の最近の臨床例として、それを発表しました。
臨床面・営業面から、それぞれ有意義な意見が出されました。
また、鍼灸学校の若い学生が、聴講に来られてもいました。
彼には熱心さを感じられただけに、鍼灸の免許取得後将来的に、立派な鍼灸師、それも経絡治療家になってくれればと、期待したいです。
東洋はり医学会札幌支部HPは↓
http://toyohari.web.fc2.com/
↑です。



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玄米食を始めてから24年

2024-09-08 17:25:34 | 医療・健康
ふと思い起こせば、玄米食を始めてから、24年になります。
確か2000年の9月1日から、本格的に自分で玄米を炊き始めたかと思います。
聞きかじりで失敗しながら、徐々にそれなりに食べられるよう、炊き方を工夫しました。
アズキを少々、数年前からクロマメも少々入れて炊いてます。
塩をちょっと入れると沸点が高くなるとのことで、炊き具合も良くなり、塩を入れないよりはいいようです。
もちろん塩は化学塩ではなく、自然塩を使ってます。
以前は圧力鍋を使ってましたが、安物だったせいかちょっとがたがきて、今は炊飯器で炊いてます。
それも、玄米モードの機能がない炊飯器です。
その炊飯器でいろいろやってみて、それ相応に美味しく炊き上がる方法を見つけました。
その方法をここに書いてもいいのですが、その炊飯器によって炊き方が違ってくると思うので、皆さんもいろいろやってみて方法を見つけて下さい。
まぁ、近年は玄米モードつきの炊飯器も、けして珍しくないですけどね。
さて、玄米ご飯は白米より栄養価が高いので、あの野菜もこの野菜もなどとそれほど考える必要もなく、ある意味気が楽です。
また、けして褒められたことではありませんが、酒飲んだりなど、不摂生も否定出来ないですが、その割りに健康でいられています。
実際それなりに、ジャンクフードも食べてもいますしね。
まぁ言うまでもなく、油断は禁物ですが・・・・。
さて、玄米食を始めた当初は、マクロビオティックにも関心を持ちました。
その事からも、このブログの初期には、いかにもマクロビオティックを支持している様な書き方もしていたかと思います。
その後少しずつ私の考え方も変わってきてますが、食養生法・食事療法としてのマクロビオティックを必ずしも否定するものではありません、
ただ、しばしばマクロビオティックの信奉者の中には、桜沢如一の思想哲学を受け入れなければマクロビオティックではないみたいな事を言う人がいます。
私は桜沢の著書を直接読んではいないのですが、桜沢のニューウェイジ的な思想は、どうも受け入れがたい感覚です。
また、マクロビオティックは、日本の温帯地域の感覚で食事法を指示している向きもあり、夏場ならともかく、ここ北海道の様な亜寒帯地域をはじめとする地域では、それなりに動物性食品をうまく摂取する必要も、考えなければならないと思います。
その意味からも、私は薬膳など、中国医学の食事療法も意識しています。
そして、キリスト教的といいますか、クリスチャンとしての私の信仰を逸脱しないためにも、ニューウェイジ的な思想は受け入れませんが、ただその考え方の思想的背景まで否定するつもりは全く有りません。


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