札幌のクリスチャン鍼灸師

札幌市中央区山鼻地域、石山通沿い側で、脈診流による経絡治療専門の鍼灸院をしています。

霊波之光の信者達と接触・12

2016-03-31 23:45:43 | 宗教・カルト問題
例波之光について、いざ書き始めると、あれもこれもと思い、正直こんなに長くなると思っていませんでした。
こればかり書いていてもなんなので、早く書き終えてしまいたい思いもあるのですけどね。
という事で、前回の続きです。

霊波之光で「御神水」と呼ばれる、つまり神棚に上げた水は、その後は持って来なくなったかとは思いますが、相変わらず1週間から10日おきに、多くの場合AさんとBさんの二人で来ました。
ある日Aさんは、
「この前全盲の人とお話したのだけど、黒沼さんは少しは見えているんですか?」
私は、
「子供の頃は強度の弱視だったけど、今は全くの全盲で、光も見えませんよ。」
と、答えました。
そしてAさんは、
「その人と違って黒沼さんは身なりもきちんとしているので、少し見えているのかと思いました。」
みたいな事を言いました。
今さらいうまでもないのですが、これを聞いて私は、この人絶対私を見下してかかっていると、確信しました。
まぁそれを知りつつ、こちらは宗教ウォッチャーとして、黙って聞いてあげていた訳ではありますが・・・・。
またAさんは別の日に、
「札幌市内に住んでいて、前から霊波之光の信者で全盲の人がいるのだけど、この前彼と話したら、光が見えて神通力を体験したと言ってましたよ。」
みたいな事を言いました。
私は、
「それがどうしたの・・・・・?」
と突っ込みを入れてやりたい思いでしたが、ぐっと我慢しました。(笑)
さらに別の日ですが、Bさんは相変わらずキリスト教の事を全く知らないくせに、分かっている様な言い方をします。
私がそれは違うという事を言うと、ちょっと言い訳がましくというか、負け惜しみというか、
「キリスト教もそうですが、やはり信仰を持っている人は、無信仰の人とは違いますね。」
みたいに言う事もありました。
またBさんはある日、
「私は天理教の信者だったけど、教えはいいのだけど、例並み之光と違って、神通力が無いですからね・・・・。」
みたいな事を言ってました。
そして、確か7月になってからだと思います。
祈願を受けるのは何時もは有料だけど、この日だけは無料で祈願が受けられるから、前に行った、札幌市厚別区青葉町に在る、彼らが教会としている、霊波之光の札幌支部に行かないかと、言われました。
その日は平日だけに、仕事を休む訳にはいかない事を言うと、朝早く言って、仕事を始める時間までには、ここ当鍼灸院に戻ってこれると、彼女達は言いました。
こちらとしては、まぁ早起きはいいとしても、仕事前の準備もあるし、朝あわただしいままで仕事の時間をむかえるのも嫌だったので、断りました。
その後はしばらく来なくなり、もうあきらめたかとも思ったのですが、一月ほどして、また来たりしました。
それからは、概ね一月おきぐらいになりました。
(続く。)
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霊波之光の信者達と接触・11

2016-03-30 11:14:38 | 宗教・カルト問題
前回の続きです。
という事で、Aさんは「御神水」だとかという、神棚に上げた水を持って来られた訳です。
神棚から下ろして24時間経ったら効力が無くなるという事からか、確か数日間続けて持って来られたかと思います。
ただ、もうあれから9ヶ月以上経っているだけに、実際何回持って来られたかは、はっきり覚えてはいません。
Aさん一人で来る時もあれば、Bさんと来た事もあります。
当然私はその水を、鉢植えに流しました。
いや、前回も書いたとおり、そのまま捨てるのではなく、彼女達の信仰心を踏みにじらない様にする、私の気遣いのつもりでです。
急にその鉢植えの観葉植物が大きくなったらどうしようなどと、冗談で何人かの人とその事を話したりもしましたが・・・・。(笑)
そして、
「申し訳ないけど、目に付けたり飲んだりする気にはなれないんですよね・・・・。」
みたいに、AさんBさんには、伝えたかと思います。
そして、私のTwitterによると、6月15日か、その前の日だと思いますが、AさんとBさんが来ました。
多くの場合反論せずに聞いてあげているのですが、その日は私はなんとなく気分が優れなく、キリスト教について何も分かっていないくせに、私のクリスチャンとしての信仰を否定する様な事を言われたので、つい強い口調で言い返してしまいました。
それから数日後、また二人で来ました。
そして、お祭りという事もあるからだとかで、Aさんが作ったという、いなりずしと野菜の煮物の様なものを藻って来てくれました。
この前来た時の、私が強い口調で言い返した事に対しての気遣いかと思ったりもしましたが・・・・。
もちろんお礼を言って、ありがたく美味しくいただきました。
ちなみに、お祭りという事でしたが、北海道神宮歳の事か、それとも何か霊波之光の祭りか、あるいは札幌で毎年6月上旬に行われる、「よさこいそうらん祭り」の事かは分かりません。
ネットの情報によると、よさこいそうらん祭りに、霊波之光のチームも参加しているらしいです。
という事で、ご馳走はありがたく美味しくいただきましたが、その頃になると、彼女達に対して煩わしさを感じる様になりました。
彼女達を相手にしていても煩わしいだけで、治療を受けてくれる様子は全く見られず、当鍼灸院の営業には繋がりそうもないので、そろそろ彼女達との接触も切り時ではと、考える様になりました。



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霊波之光の信者達と接触・10

2016-03-28 22:00:00 | 宗教・カルト問題
札幌はこのところ気温も高く春らしくなり、今日積雪が0になったとか・・・・。
まだ仲通や日陰には、雪が残っていますけどね。
 
という事で、前回の続きです。
その後1週間から10日おきに、多くの場合AさんとBさんが来る様になりました。
たまにAさん一人という事もありました。
基本的に、当鍼灸院の玄関先で数分ぐらい話すといった感じです。
相変わらず私は彼女達に反論せず、黙って聞いてあげてました。
そして、私のTwitterによると5月23日か、その前の日だと思いますが、Aさんは「御神水」だとかという、神棚に上げた水を、小さな瓶に入れて持ってきました。
私は視覚障害者で全盲ですが、飲んでもいいし、目に付けたら、必ずそうなるとは限らないけど、見える様になるかもしれないからやってみれとの事。
ただ、神棚から下ろして24時間経つと、効力が無くなるだとか・・・・・・???
一応受け取りましたが、飲んでも目に付けても害は無いにしても、さすがに気持ち悪くて、そうする気にはなれません。
そのまま捨ててもいいのですが、一応彼女達の信仰を踏みにじらない意味からも、そのまま捨てるのではなく、鉢植えの水として、鉢植えに流しました。

(↓以下、その日のTwitterを纏めたものです。)
前にも触れた、某新興宗教のおばさん、神棚に上げたという水を持ってきた。
飲んだり目に付けたりすれば見える様になるとかと言うけど、まぁ害はないにしても、さすがの俺も気持ち悪くてそんな気にはなれなかった。
せめて彼女の信仰を否定しない意味からも、鉢植えの水にさせていただいたけどね。
俺って優しいでしょ?(笑) [RT(1)]
(↑以上、その日のTwitterを纏めたものです。)
 
という事から、霊波之光という宗教が、ますます気持ち悪く感じる様になったのは、言うまでもありません。
新興宗教・新宗教らしいと言ってしまえば、それまでですが・・・・・。



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霊波之光の信者達と接触・9

2016-03-27 23:59:59 | 宗教・カルト問題
イースターおめでとうございます。
キリストの復活を祝うこの日、にもかかわらず私は今朝寝坊して、教会に行きませんでした。(笑)
 
さて、前回の記事もけして無関係ではありませんが、一応、前々回の続きで、霊波之光ネタになります。

という事で、昨年の5月6日に、札幌市厚別区青葉町に在る、霊波之光の札幌支部、つまり彼らが教会としている所に、信者のAさんに誘われて言った訳です。
そして、確か次の日だったか、AさんとBさんが、彼らが教典としている、「御書」と呼ばれるものの、CD版を持って来て、ぜひ聴いてみれとの事でした。
御書は、彼らが「御守護神様」として崇拝している、初代教主の波瀬善雄が書いたものですが、まぁある意味道徳的な事が書かれているのではありますが、正直退屈で、最後まで聴く気にはなれませんでした。
まぁ、酒飲みながら聴いていた事もないではないですが、殆ど内容は覚えていません。
それだけ魅力の有る無い様ではないという事です。
ただ、
「御守護新様、二代様・・・・」
という様な呼びかける様なというか、祈りのつもりなのかは分かりませんが、そのような朗読から始まった様な気がします。
あまりいい感じがしなかった事は、言うまでもありません。
ちなみに「二代様」とは、二代目、今の教主である波瀬敬詞の事です。
その後何日かしてから、そのCDを返しました。
返す歳、おそらくは感想を聞かれたと思いますが、適当に当たり障りのない事を言っておいたかとおもいます。
いずれにしても、退屈な内容でした。
偏見で言う訳ではありませんが、新興宗教・新宗教系の教典なんてのは、そんなもんではないかと思います。
(続く。)



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クリスチャンが他宗教の施設に入っても、悪霊に取り付かれる事はない

2016-03-26 23:23:23 | 宗教・カルト問題
霊波之光ネタを中断する訳ではありません。
むしろ今回連載している「霊波之光の信者と接触」に対して、大いに関連する事です。
ただ今日書く事は、霊波之光のみならず、クリスチャンとして他宗教に対してどう関わるかという事で考えなければならない一つの事柄であるため、タイトルを変えてみました。
 
という事で、前回札幌市厚別区青葉町に有る、霊波之光の札幌支部、つまり彼らが教会としている所に行った事を書いた訳ですが、原理主義的キリスト教徒の中には、
「クリスチャンが他宗教の施設に好んで入ったら、悪霊が取りつく」
みたいな事を、よく言う人がいます。
私も90年代半ばから10年ほど聖霊運動に片足を突っ込んでいただけに、よくその様な事を聞かされました。
その様な事ではなはだしいのは、学生の修学旅行で、寺社見学を拒むなんていう人も、いるらしいです。
まぁ、今回私が霊波之光の施設に行ったのは、考え様によっては冷やかしだと思われる人もいるかもしれませんし、周りに誤解を与える事にもなりかねないので、観かたによっては好ましい事だとは、必ずしも言えないのかもしれません。
それはそれとして置いておくとして、結論から先にいうと、クリスチャンが他宗教の施設に入っても、普通は悪霊は取り付きません。
そんな馬鹿げた事はありません。
そもそもクリスチャンは、他の宗教の神々を信仰の対象としていませんので、そんなの一々気にする必要がないからです。
また、キリスト教は偶像崇拝を否定しますが、悪霊の存在を認めて恐れるという事は、逆偶像崇拝に等しいと、私は考えます。
彼らの信仰は、そんな事ぐらいで、悪霊が取り付く様な弱弱しい信仰心なのでしょうか。
また、仏教の葬式などで焼香をしますが、私はその場で一々自分がクリスチャンである事を説明するのが面倒なので、相手に対してちょっと失礼な言い方ですが、形だけ焼香をします。
少なからず葬式の場は、自分がクリスチャンである事を証する場ではないという事もあります。
いや、ここで誤解して欲しくないのは、焼香をしたくなくて断るクリスチャンに対して、焼香を必ずしなければならないという事を言う意味ではないので、宜しくおねがいします。
また、私は基本的に、他の宗教の神々に対して、悪霊呼ばわりするつもりもないので、そのあたりも五回無く様、宜しくお願いします。
以前からこの事について書きたいとは思っていたのですが、今回の連並み之光ネタを続けるのにあたり、この問題について避けられないので、しょうどよかったかと思います。
これまでも、たとえば2012年02月20日に書いた、
「初めて天理教の葬儀に参列」
http://blog.goo.ne.jp/shinqroom/s/%B9%A9%BB%F6
また、2013年03月24日に書いた、
「尼さんシンガーソングライター やなせななさんのお寺コンサートに行ってきました」
http://blog.livedoor.jp/shinqroom/archives/52384973.html
を書きましたが、このあたりで今回の様に、ある程度スペースを設けて書きたいとは思っていたんですけどね。



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