札幌のクリスチャン鍼灸師

札幌市中央区山鼻地域、石山通沿い側で、脈診流による経絡治療専門の鍼灸院をしています。

やくざの方々の宗教心

2022-08-08 23:59:59 | その他諸宗教
前に読んだ本から書こうと思ってて、書きかけをそのままにしてました。
したがって、どの本に書いてあったか分からなくなってしまいましたが、以前に取り上げたというか、少なくともタイトルだけはこのブログで触れたはずです。
せっかくですので、あいまいな記憶から書いてみます。

盃事などでは祭壇が設けられて、やくざの方々もそれなりの宗教心を持っているのだなと、思ったしだいです。
まず、元々博徒から始まったやくざと、的屋から始まったやくざとでは、祭壇に祭られている神仏が違うそうです。
(以下、
http://www.web-sanin.co.jp/gov/boutsui/mini07.htm
こちらからの引用です。
)
 

 
先ず、吉日を選び日取りが決定されると、清められた式場の床の間に祭壇を設け、博徒系の場合は、右側から「八幡大菩薩」「天照皇大神」「春日大明神」の三軸が掛けられます。
(中略。)
これに対し、的屋系の場合は、「今上天皇」「天照皇大神」「神農皇帝」の3軸が掲げられます。この神農皇帝というのは、的屋の守護神とされ、中国古代の伝説上の帝王で、造化の神の一人といわれています。民に農業や養蚕を教えたり、様々な草を試食して医学を教えたほか、五絃の琴を発明し、また市場を設けて商業を教えたとされているところから的屋の守護神とされたものと思われます。
 

 
(以上、
http://www.web-sanin.co.jp/gov/boutsui/mini07.htm
からの引用です。)
 
そこで前に読んだ本に書かれていたことですが、神農皇帝を祭っていることから、的屋系は「シンノウサン」と呼ばれていると、ありました。
ということで、やくざネタや反社会勢力ネタというよりも、宗教ウォッチャーとして興味深かったので、書いてみました。
なお、2019年7月2日に、
http://blog.livedoor.jp/shinqroom/archives/52526733.html
「最近読んだ本」
として書いた時、
「三三九度―日本的契約の民俗誌」 神崎宣武(著)
に触れてます。
もしかしたらこの本からなのかと思わなくもないのですが、そんなに前に読んだ本だとも思えないのですけどね。
一応、ついでに書き添えておきます。
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生徒会の総会や演説会などで野次を飛ばしたら、先生に叱られたものだが

2022-08-01 23:59:59 | キリスト教
安倍元首相が首相だった頃、札幌での街頭演説で、野次を飛ばした人を道警の警察官が排除したのが、どうだとかああだとか言論弾圧とか騒いでいるが、この前ラジオを聴いていたら、フランスでの街頭での大統領の演説で、同じようにヤジを飛ばした人達を、警察が排除していたということらしい。
今回の安倍元首相の銃殺事件もあり、札幌で警察が彼らを排除した件に関しては、それを言論弾圧だとかと裁判している人達にとって、絶対不利になるだろうと、思っている。
そもそもわれわれらが学生だった頃、生徒会総会や選挙演説などなどで、野次を飛ばすなどしたら、先生に叱られたものだ。
当時学校の先生たちの多くは、共産党や旧社会党の支持者が多かった。
言論弾圧だとかと道警を批判している、キリスト教関係者を含めた左翼系政党の支持者の方々、これ理解出来るかな?
大人の言動の良し悪しは子供に影響するのはもちろん、子供に対して叱っても、自分たち大人は自分たちの感情のままに動いて、同じようなことをしているとしか思えない。
私としては、元総理の演説にわざわざ言って汚い言葉で野次を飛ばす人達に対しても、またそれを排除した警察に対しても、どっちもどっちで、双方とも支持するつもりはない。
また私は、少なくとも安倍元首相の内政に関しては、全く支持していないので、誤解なく宜しくお願いしたい。
まして安倍元首相の内政からして、民主主義を危うくしたと言われても、当然だとも思う。
まぁ、言論の自由とか、平和運動・反戦運動などなど、その他社会運動にクリスチャンが関わると、左寄りの政策に偏らざるをえないところは、ある意味したかがないのかもと、思ったりもするが・・・・。
しかし、それはそれとして、左翼思想の政治的プロパガンダを無批判に受け入れ、それをうのみにすることには、私はどうしても賛成出来ないというところである。
本来なら、政党支持と政策支持は別として考えなければならないとは思いつつ、それが意外と難しいのかもしれない。

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