札幌のクリスチャン鍼灸師

札幌市中央区山鼻地域、石山通沿い側で、脈診流による経絡治療専門の鍼灸院をしています。

今回も不定愁訴に対しての症例発表をしました

2023-07-17 23:59:59 | 医療・健康
この前、私が2013年から支部長をしている、経絡治療による鍼灸の研究団体である、東洋はり医学会札幌支部↓
http://toyohari.web.fc2.com/index.html
↑の例会でした。
2020年2月13日に引き続き、「不定愁訴」についての症例を発表をしました。
ある意味その時の繰り返しになりますが、
一応「不定愁訴」とは、↓
http://www.weblio.jp/content/%E4%B8%8D%E5%AE%9A%E6%84%81%E8%A8%B4

「不定愁訴(ふていしゅうそ)」とは、医療用語の一種で、何となく体調が悪いという程度の漠然とした自覚症状を訴える人が医療機関を受診しても、身体の不調や不快感につながる明らかな病変が見つからない状態を言います。「頭が重い」「イライラする」「体がだるい」「よく眠れない」など、患者からの訴え(主訴)は強いものの、その内容は主観的で変わりやすく、他人が見てもわかる客観的な所見(他覚症状)に乏しいのが「不定愁訴」の特徴です。症状が一貫せず、医学的に原因を説明できないため、治療は難しく、周囲からも理解されにくいと言われています。

と書かれています。
不定愁訴は刺激に敏感な患者さんが多いので、多くの場合はりを深く刺すことはせずに、接触鍼ですべきことを話しました。
支部員からは特にいじわるな突っ込みもなく、発表を終わることが出来ました。(笑)
ちなみに、「不定愁訴」を英語では
「indefinite complaints」
と、文字通りではありますが、complaintsには「文句」「不平」というような意味もあるかと思いますので、患者さんに文句や不平を言われないようにしたいものです。



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