獅子風蓮のつぶやきブログ

日記風に、日々感じたこと、思ったことを不定期につぶやいていきます。

対話ブログ・ラストステージ:獅子風蓮の登場 その1

2021-06-08 06:57:13 | 対話ブログ

「自分の頭で考えるということ」というスレッドの途中から、私はコメントを開始しました。


●獅子風蓮(2021年1月21日 11:31)
はじめまして。獅子風蓮(ししふうれん)と申します。
シニフィエさん、いつもブログを読ませてもらっています。感謝しています。
創価学会組織に苦しめられたり、疑問を持った人たちが、不安を吐き出して心の安定をもてる、このようなブログを開設、運営されていることに敬意を表します。
私は、シニフィエさんとほぼ同じくらいの年代だと思いますが、学会2世で、創価高校に入りました。
卒業後は一般の大学に入り、学内外の学生部組織についていけず、「退転」状態に。
平成3年に夫婦で創価学会をやめ、法華講に移籍しました。
しかし、その古い体質にがっかりして、「法華講みかつ(非活?)」となりました。
おととし、あることをきっかけに自身のホームページを立ち上げました。
そのときに、参考にと思い、いろいろなブログを見ていたところ、シニフィエさんのブログに出会いました。
多くの人がこのブログを読んで自分の心情を吐露して救われている姿に、心を打たれました。
私の作ったホームページなど、ごく狭い範囲にしか読まれない、さびしいものですが、よければ、お立ちよりください。
https://www.shishi-fu-ren.com/
(あるいは獅子風蓮で検索してみてください)
ことしになってブログも開設しました(「法華講みかつ(非活?)」のブログ)。
こちらも、よろしけばのぞいてください。

さて、こちらでよく言われる「創価脳」とは少し違うのですが、日蓮正宗や創価学会でよくいう「末法無戒」ということばについて、とりあげたいと思います。
結論からいえば、創価学会でいうところの「末法無戒」など、ウソです。
そんなの、幹部が嘘をついたり、欲望のままに生きたり、不適切な男女関係の言い訳にしかなりません。有害な概念です。
戸田先生もよく「末法無戒」を理由に会員の欲望を解放するような指導をしていました。
たとえば、「人間革命」第5巻 驀進の章に
「がっちり信仰して、五欲をほしいままにし、功徳を受けてください。願いとして叶わざるはなし、いかなる願いも、叶うのであります」とあります。
すごいですね。「五欲をほしいまま」ですからね。
戸田先生は本当に開けっぴろげで、よく言えば豪放磊落、人を惹きつける魅力のある方だったようです。お妾さんの存在を隠そうともせず、自分の事業を手伝わせたりしていました。
それを傍で見ていた池田先生も、師匠を見習って、「五欲をほしいまま」に生きたのですから、その後の創価学会の体質も、そこに源流があると言わざるを得ません。
私なども長い間、日蓮正宗と創価学会の「末法無戒」を真に受けて、「五欲をほしいまま」に生きることは悪くないと思っていたものですから、今から考えると、ずいぶん恥ずかしい人生を送ってきたなと思うことがあります。
やはり、宗教たるもの、とりわけ仏教徒を名乗るなら、自らの欲望をコントロールすることに自覚的でなくてはならないと思うのです。
そして、自分と他人に対しては、誠実に、ウソをつかないで生きていきたい。
それがおくればせながら、最終的に、私のたどり着いた、倫理的な生き方です。

獅子風蓮でした。

●signifie(2021年1月21日 18:08)
獅子風蓮さん、はじめまして。
コメントありがとうございます。
獅子風蓮さんのHPを少しだけですが読ませていただきました。ちょと気になったのが尊敬する人物の中に創価の歴代会長の名前が真っ先にあったり、映画『人間革命』をもう一度見たいとか、池田大作を「池田先生」と表記して、佐藤優氏や田原総一郎氏から評価されているのを知って嬉しくなったといったことが書いてありました。
そこで一つお聞きしたいのですが、獅子風蓮さんは創価学会を宗教だと思っていますか?というか、脱会した今でも創価に未練や可能性を感じているということなのでしょうか。部分的にですが、獅子風蓮さんの文章を読ませていただいて、そんな疑問が浮かびました。

●SGKMK(2021年1月21日 21:55)
獅子風蓮さん、初めまして。SGKMKです。
獅子風蓮さんは創価高校卒なので今でも池田センセーを尊敬してますよね。
池田センセーは悪くなくて今の創価学会の組織や上層部の幹部たちが悪いと考えてますよね。
創価学会も改善していけばまともな宗教団体に成ると考えているようですが、無理ですよ。
マルチ商法と一緒なんですよ。外部を創価学会に入会させることは創価学会にお金を貢いで下さいと頼んでいることと同じなんですよ。
法華講に移ったようですが日蓮仏法を信じているのですね。天台智顗の五時八教も信じているのですよね。法華経はお釈迦さまの教えだと信じてますよね。キリスト教徒の佐藤優さんは創価学会に入会することはないですが、創価学会を悪く言わないので嫌いではないのですね。創価学会は仏教だと信じてますね。創価学会から離れて法華講に成ったのに非活なのは折伏しても意味ないと思っているからですよね。イスラム教の方が日本に入ってくることを如何思いますか???その方々にも日蓮仏法を勧めることが出来ますか?

高速道路のサービスエリアにも礼拝室が設置されているとは思いませんでしたが、他文化を尊重しているんですね。インド人のカレー屋さんで礼拝しているのを見ますが、創価脳だった時は嫌な気持ちでしたが、今は見ても何とも思わなく成りましたね。
今後日本でもイスラム教徒が増えるのだろうか?
非活壮年SGKMKでした。

●signifie(2021年1月22日 01:51)
SGKMKさんもおっしゃっているように、日蓮正宗は今も法華経が釈迦の教えだという立場にいます。そこを一般的な学識に合わせると五時八教や末法思想の辻褄が合わなくなるから、歴史的事実をスルーするしかないのだと思います。カトリック教会は長いこと地動説を認めなかったり進化論を認めなかったりしました。それを認めてしまうと聖書が嘘だってことを認めることになるからです。でも結局は認めざるを得なくなりました。そして「それとこれは別の話」などと何と無くごまかしたままのようです。日蓮系の宗派は法華経が釈迦の教えでないという事実を射止める日が来るのでしょうか。創価はというと「そんなこと言ってましたっけ?」と言わんばかりに、いつの間にかなかったことになっています。なかったことになっているので、学会員さんもそのことを考える機会もないし、考えようとはしません。
今、恵比寿の東京都写真美術館で「138億光年 宇宙の旅」という写真展をやっています。宇宙ができて138億年間の様々な姿を収めた写真が、あたかも芸術作品のように素晴らしいんです。今の天文科学の粋を結集した写真ですね。東京近郊にお住まいの方は足を運ばれるといいと思います。今度の日曜日までです。
https://topmuseum.jp/contents/exhibition/index-3928.html
138億年という宇宙の歴史に比べたら、私たち人類が登場した25万年前なんてつい最近のことです。釈迦でさえ2,500年前だし日蓮も800年前です。1,000年や2,000年という年月は、人間にとってはものすごく長い時間ですが、138億年の宇宙の歴史にあってはほんの一瞬の出来事です。それも途方もなく広がり続けている宇宙空間の中のほんの1点だけに起こっているほんの一瞬の営みが人間の歴史だということが、この宇宙の写真を見て思い知らされます。そんな人間が「この宇宙は無始無終だ」とか「生命は永遠だ」とか「三世の生命」などと言っても何の説得力もありません。この宇宙は猿が人間に進化するよりも遥か昔の183億年前に始まったことが最近になってやっとわかったんです。それがわかる前なら誰がなんと言おうと「そうかもしれない」となりますが、科学はそんないい加減な嘘やでまかせを許さなくなりました。ましてや「法華経を誹謗した罰だ」とか「末法の御本仏が日蓮だ」などの妄想が通用するような時代ではなくなったんです。ニーチェが「神は死んだ」といったのは、もう神の概念が社会に通用するような時代ではなくなったという意味だと私は思っています。
また、最初の人類は25万年前にアフリカに現れて、世界中に移動しながら子孫を増やしていきましたが、何度かは絶滅寸前にまでなったということも明らかになりました。しかし人類はなんとか生き延びていまに至りますが、産業革命と医学の発達によって9億人だった人口が200年の間にいきなり78億人に爆発してしまいました。何億年という年月をかけて作られた化石燃料を200年で使い果たそうとしています。と同時にその燃料を燃やすことによって地球温暖化が進み、地球に生物が存在できなくなるかもしれないという現実的な危機を招くまでになりました。最近になって急に持続可能型の社会だとか、脱炭素社会だとか、SDGsの取り組みがどうとか言われるようになりましたが、反面、アメリカ国民の半数近くがトランプ政権を支持しているような世界の現実があります。ビルゲイツが日本政府に対して日本国民全員分のコロナワクチンを買うように念押ししたようですね。ゾッとしますね。国家権力のためにはなりふり構わない中国や北朝鮮。何を考えているかわからないロシア。いまだに戦いに明け暮れる中東。貧困と差別と環境破壊に苦しむアフリカ諸国。いろんな問題が少しも解決しないまま、私たちは自らこの地球を生物が住めない星にしようとしています。先日はNHKが、人類が存続できるかどうかはこれから10年間の人間の行動にかかっているといった内容のテレビ番組を放映していました。もし創価が世界に広まっていて、世界平和を実現しつつあるのであれば、なぜ世界はこんなに危機的な状況に陥っているのでしょう。これから10年で未来の人類の運命が決まろうとしているときに、創価学会はどんどん数が減り、残っている会員も老人ばかりで、あと10年すれば今の半分くらいになりはしても、決して世界平和を推し進めるような宗教団体になることはまずあり得ません。
学会員さん、現実に目を向けましょう。もう30年も衰退し続けている創価学会がこれから何ができると思いますか?あなたの隣近所の人たちにも避けられるようで、どうやって世界平和を実現できるのでしょうか?現実に目を向けてください。創価によって幸せになった学会員が現実にどれだけいますか?幸せになった学会員がどこにもいないのに「創価の信心をすれば絶対に幸せになれる」などと言ったところで誰が信用しますか?創価学会はカルト宗教だということは、もう誰もが知っていることです。知らないのは学会員だけです。なぜ学会員だけが創価学会がカルト宗教であることがわからないかというと、自分で考えないからです。まずは自分の頭で考えて、その頭で目の前の現実に向き合ってみてください。


解説
私は、対話ブログの皆さんと仲良く情報交換がしたくてコメントをしたのに、シニフィエさんと周囲の人たちからはなかなか受けいれてもらえない様子がわかるかと思います。
「創価学会でいうところの「末法無戒」など、ウソです」という問題提起は、自分としては重要なポイントだと思ったのですが、そのことについては誰も反応してくれませんでした。
どうも私は、最初から、うさん臭く思われていたようです。
なりすましと思われないように、自分のホームページまで紹介しておいたのに、逆効果だったようですね。
アラシと疑われたのでしょうか?