明るく正しく強いブログ

朝昼晩、時間を問わず飲んで喰って面白おかしく過ごす人生を歩みたいです。※旧名「日が沈む前に飲む酒はウマい」

「REBECCA LIVE TOUR 2017」 2017年8月31日 日本武道館

2022年08月31日 | レベッカ
前回の日記で予告したように、今回は5年前のREBECCA武道館ライブの感想を語る。
なお、文体はいつもどおりの「である調」で、REBECCAの皆さんの敬称も略させていただく。
個人的には初のREBECCAライブで、友人がやってるセミプロバンドを除けば、ライブ自体も15年ぶりくらい。
なにせ久しぶりなので、恥ずかしながらチケットの入手方法がわからない

実は2015年の横浜アリーナ公演にも行きたくて、友人知人に入手方法をたずねてみたが、
ネットサイトへの会員登録がメンドくさくて、やる気にならないうちに完売していた。
雑誌「ぴあ」を買い、REBECCAの紹介ページで座席と値段を確認し、電話で予約…なんて方法は過去のハナシらしい。
まあ、今後もライブツアーは組まれるだろうし、次回こそはちゃんとチケットを取ろう…なんて楽観視していたら、
次回のライブは2017年と、約2年間待つことになった。というか、2015年が最後じゃなくてよかった。
今回こそはチケットを取らねばならぬ。とはいえ、ダフ屋や転売屋には絶対に儲けさせたくない。
そんな私が選んだ方法は、「他人のツテを頼る」であった。姑息な手段でスマン。

当時、よく飲みに行っていたお店で知り合った客に、「業界に顔が効く方」がおられた。
業界人といってもピンからキリだし、妙に調子のいい方だったので、期待と不安が半々だったが、
1週間後には「チケット取れました。下記の○○さん宛てに代金を振り込んでください」と連絡が。
○○さんというのは音楽プロデューサーだそうで、振り込み総額は21108円。ちゃんと詳細も記してあり、
チケット代が9500円×2枚で19000円。あとは先行サービス料、システム利用料、配送手数料が計2108円。
プロデューサーへの御礼やワイロなどは含まれていないようなので、良心的といえる。
チケットは「ステージバックサイド席」とのこと。ステージの裏側?
さっき書いたように、お世話をしてくれた業界人が調子のいい方で、「ステージにかなり近いと思います」と連絡があり、
実際に会ったら「すごいいい席かも。NOKKOに触っちゃダメだよ」なんておっしゃっていたので、
値段は少々高いけど、本当にステージ近くなのかも…と期待したのだが、数日後に届いたチケットには、


ステージバックサイド席 2階 東U-列と記されてあった。
知らない方のために説明するが、武道館は下記画像のようにアリーナ、1階席、2階席とあり、2階は実質3階である。

※開演前の武道館内

で、我々の席はステージバックサイドというか、ステージサイド(真横)であり、
U列というのは、アルファベット順どおり、前から21列目。 NOKKOに触るどころか、表情すら見えない位置だが、
それでも、REBECCAのライブに入場できたことは、素直に嬉しかった。
数年後、甲子園の入場券などで転売屋らとの不毛な争いに巻き込まれたせいもあり、余計にありがたみが増す。
知り合って間もない私のために、知人プロデューサーにチケットの手配をお願いしてくれて、
問題なく武道館に入場させてくれた、業界人Sさんには改めて感謝したい。

もうひとり感謝したいのが、当日は昼間っから一緒に飲み、ライブまで付き合ってくれた友人Mさん。
彼は私の同級生であり、REBECCA直撃世代ではあるのだが、私ほどの熱量はなかったと思う。
それでも、安くはないチケット代を払ってくれ、後述する私のみっともない姿を、見て見ぬフリしくれた。
ライブの帰りに、高田馬場の安居酒屋で飲んだのだが、もっと高いお店でごちそうするべきだったね。

いつものように前置きが長くなったが、以下で「REBECCA LIVE TOUR 2017」をリポートする。
場内の画像は、さっきの開演前と、下記の開演直前に場内の照明が暗くなった瞬間、


そしてこっそり盗撮した、ボーカルのNOKKO(ピンク色の衣装)。以上の3枚しかない。


元々「場内撮影は禁止」だし、REBECCAファンの評判を落とさぬよう、指示には従う。
私と友人、そして同世代と思われる紳士淑女が見守る中、いよいよREBECCAが舞台に登場。

1曲目「MOTOR DRIVE」
REBECCAの中では、比較的明るい曲であり、オープニングには最適だった。
伸び伸びとしたイントロに、昔と変わらぬNOKKOのハイトーンボイス、そして場内の大歓声が重なる。
恥ずかしながら、周囲の迷惑にならない程度の音量で、私も一緒に歌わせていただく。
「♪長い巻き毛はもう くたびれて 始発の帰り道 少しベッドで眠ったら…」
この「たら…」あたりで、私は早くもこみあげてきて、涙を流していた
あまりの早さに、隣の友人が「えっ! もう泣くの!?」と、無言のまま驚いているのがわかった(笑)。
REBECCAファンは大勢いるだろうが、MOTOR DRIVEで泣いたことのある方は少ないはず。私だって初めてだよ。
演奏が始まってからは、ごくわずかな時間であっただろうが、私にとっては、
約30年間、何度も心を揺さぶられ、励まされ、勇気づけられてきた、あのREBECCAの生演奏であり、
30年間の感情が、短時間に一気に押し寄せた瞬間でもあった。
「あのREBECCAが、同じ空間で、昔と変わらぬ演奏・熱唱をしている」のだから、感極まるのは当然だ。

1曲目を歌い終えた直後だったかは記憶が定かではないが、NOKKOが場内の客に向かって、
「28年ぶりに来ましたー!」と叫んだのは覚えている。
あとで調べたが、REBECCAの武道館公演は、解散前最後のライブとなった、1990年1月19日以来、約27年7ヶ月ぶり。
当日のライブは、映像として作品化されており、「解散前最後」と知っているからそう見えるのかもしれないが、
大観衆を動員した公演にもかかわらず、個々のメンバーからは冷めたような雰囲気が感じられる。
一方、NOKKO曰く「28年ぶりに来た」この日のライブは、陰と陽でいえば明らかに後者。
危うい雰囲気のまま、全力疾走していた頃のREBECCAを好きな方もいるだろうが、
充電と円熟を積み重ねたことで、温かみを感じるようになった、2017年のREBECCAが私は好きだ。
最初の曲から、いきなり感動を与えられたことで、昼間、新宿三丁目の『ねこ膳』で飲んだ、


ジョッキの半分以上を占める濃い~焼酎が原因と思われる、酔いもすっかり醒めてしまった。
1曲目から長々と語ってしまったので、以降ではすべての曲には触れず、説明もなるべく少なめにする。

2曲目
「76th Star」
3曲目
「LONELY BUTTERFLY」
過去のCDやライブでは、サビの部分は「♪ロンリーバフライ」と聞こえていたが、
この日のNOKKOは「♪ロンリーバフライ」と歌っていた。
どちらの発音が正しいのかはわからんが、私もその後はカラオケで、「♪ろぉんりぃば~たふら~い」と歌うことにしている。

4曲目
「LONDON BOY」
イントロを耳にした瞬間、隣の友人に「あ、ダメだ。オレ泣くわ」と宣言。
NOKKO作詞ではないので、普段のちょいワルではない「あたし」が、異国の地で恋をする様子が、
独特のサウンドで瑞々しく表現されているナンバーであり、私の大好きな曲でもある。案の定、途中で泣いた。

5曲目
「Cotton Time」
6曲目
「CHEAP HIPPIES」
私はこのブログでも、「ブルジョア」という単語をたまに使用するが、由来は間違いなくこの曲の歌詞である。
あと、「失業保険」というワードが出てくる若者向けの曲は、かなり珍しいのではないか(笑)。

7曲目
「MOON」
8曲目
「フレンズ」
9曲目
「Maybe Tomorrow」
特にファンが多いと思われる、ヒットナンバー3連発のあと、休憩に入った…んだっけな?

10曲目
「光と影の誘惑」※インストゥルメンタル

11曲目
「恋に堕ちたら」
17年ぶりの新曲。前回、「REBECCAは、英語歌詞の曲以外は全部歌える」と豪語したが、正直、この曲はまだ怪しい。
当日はもちろん歌えず、拍手のみ。それまで、オンチの分際でずーーーっと歌っていた私が静かになり、
友人や周囲の客は喜んだと思われるが、次の曲で、私は再び歌唱を始めたのである。

12曲目
「Monotone Boy」
失礼を承知で書くが、REBECCAはライブよりもCDの方がいい、と個人的には思っている。
ライブバージョンの方が素晴らしいと思うのはこの曲。作詞担当は、ヒット曲を数多く手掛けた松本隆。
のちに実写化された、彼の自伝的小説「微熱少年」には、Monotone Boyの歌詞と重なる部分が見受けられる。

13曲目
「真夏の雨」
14曲目
「OLIVE」
イントロで「泣く!」と宣言し、有言実行(この日2度目)した、たぶん私がもっとも好きなREBECCAの曲。
「やみくもに生きてるわけじゃ ないのだけど 答えが見えない」という歌詞に、
10代の頃は激しく共感したものだ。まさか、このトシになっても「答えが見えない」とは、思ってもいなかったが(苦笑)。

15曲目
「プライベイト・ヒロイン」
これも好きな曲で、ライブ版の方がカッコいいと思えるナンバー。作詞はNOKKO&沢ちひろの共作だが、
どんな詩も名曲に仕上げてしまう、作曲の土橋安騎夫とREBECCAは、やっぱり天才である。

16曲目
「ラブ イズ Cash」
前回の日記で触れた、私が友人宅で何度も耳にした、アルバム『WILD & HONEY』の曲。
つい最近、マドンナの「マテリアル・ガール」を初めて聴く機会があり(←遅い)、
「ラブ イズ Cashのパクリだ!」と叫んだのだが、どうやら元祖はマドンナの方らしい…。
ここでメンバーが退場。観客からの拍手と「アンコール」に応え、数分後に再登場。
幸せだったひとときが、終わりに近づいていることを実感。

ここまで文字ばかりなので、画像を挿入。会場外で販売していた「れべっかの煎餅」1500円。


「REBECCAと関係あるのかよ!?」とツッコんだだけで、購買意欲はわかなかった。

17曲目
「HOT SPICE」
18曲目
「ヴァージニティー」
先代リーダーの木暮武彦らが所属していた頃に作られた、初期の名曲。
決して明るい歌ではないので、ややしんみりとした空気になった直後、
煽情的なイントロが武道館に響き、使い古された表現だが、鳥肌が立った。
ライブの最後を飾るのは、私がREBECCAにハマるきっかけとなった名曲であった。

19曲目
「RASPBERRY DREAM」
夢見る野良猫だったNOKKOは、もはやスーパースターの域を超え、リビング・レジェンドに上り詰めた。
最後の曲だとわかっていたので、終盤のサビの繰り返し部分では、やや声が大きくなった。
たぶん「まだ終わらないでくれ!」という感情もこもっていたのだろう。「涙そうそう状態」だったのは書くまでもない。

「生REBECCA」という30年越しの夢を果たしたことで、終演後はしばらく動けなかった。
周囲の客が退席していき、警備員が「そろそろご退場ください…」と告げにきたときも、私はまだ席に座り込んでいた。
無論、疲れたのではなく、この場から離れるのが惜しかったのだ
ふと後方を振り返ると、同じように座ったまま動こうとせず、メンバーが去った舞台を見つめ続けているおっさんがいた。
「ああ、アイツも同じ気持ちなんだろうな…」と同志を見つけた気分になり、私もようやく席を立った。

かつて全日本プロレスのファンだった私は、日本武道館には何度となく足を運び、
レスラーたちの激闘に胸を熱くしたものだが、それを上回る興奮と感動が、この日のライブにはあった。
武道館を出て、真夏の雨ならぬ、ぬるい風を受けた瞬間、なぜだか「明日からマジメに生きよう!」と決意。
冴えない中年となった今の私にも、REBECCAは人生の活力を与えてくれる。

以上、5年前のライブについて、足早に振り返ってみた。いくつか、記憶があいまいになっていたのが無念だ。
やっぱり、5年も経過させず、すぐに文字にしなきゃダメだな。
当日のライブ映像は作品化されているので、近いうちに確認し、必要ならば今回のブログも修正しなくては。
なお、拙ブログのカテゴリーに、「居酒屋・バー」や「中華食堂」などの同列に、「レベッカ」を新たに追加。
同列にするのは変だろうけど、REBECCAについては今後も語らせていただきたい。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

REBECCAのファンなのですが…。

2022年08月30日 | レベッカ
ええと、大きな声ではいえませんが、私はREBECCAのファンでして。
大きな声でいえない理由は、知識やライブの経験が乏しく、真のファンに怒られそうだからです。
「お前ごときが、REBECCAファンを名乗るんじゃねえ!」とね。
ビビッているのか、普段とは違い、語り口調も「ですます調」になってますしね。

ただ、真のファンがご立腹するその気持ち、私もよくわかるんです。
私自身も、昔のプロレス、昔のプロ野球、日大三高野球部、競輪、ウルトラ怪獣などの興味を持っているジャンルについて、
事実と異なる情報や、知ったかぶりの意見を耳にしたら、相手が誰であろうと訂正せずにはいられません。
過去には、飲み屋で隣り合った客との会話から、怒鳴り合いにまで発展したこともあります。お店の雰囲気ぶち壊しですね。

私がREBECCAファンなのは間違いないのですが、さっき書いたように、ライブに行ったのは1度だけ。
しかもそれが、ちょうど5年前の今頃に開催された、「REBECCA LIVE TOUR 2017 at日本武道館」だったりします。


メジャーデビューが1984年。初ライブが33年後とは、ファンとして遅くないでしょうか。
また、私自身はREBECCAどころか、そもそも音楽についての知識がないんです。
「バンドブーム」に乗れず、ギターもベースもドラムもキーボードもパーカッションもやったことはなく、
楽器は、幼稚園と小学校の「音楽の時間」でやらされた、ハーモニカ、縦笛、木琴、
あとはトライアングルくらいしか経験がないですし、恥ずかしながら、楽譜も読めません。
もちろん、洋楽の知識も皆無なので、「NOKKOはマドンナやシンディ・ローパーの影響を受けた」とか、
「初期REBECCAは、ブリティッシュ・ロックを意識」なんて寸評を見たことがありますが、
私自身は「マドンナやシンディ・ローパー」なんて、名前しか知りませんし、
「ブリティッシュ~」と聞いて思い出すのは、ダイナマイト・キッドとデイビーボーイ・スミスです。

そんな私でも、REBECCAというバンド名は、小説「黒い瞳のレベッカ」が由来、というのは知っています。
つい最近、当該小説を読んでみようと、地元の図書館で予約してみたところ、受け取り場所は普段とは別のエリア、
児童図書コーナーみたいな場所へ行くよう指示され、下記画像の図書を渡されました。


まさかこのトシで、ひらがなが主体の児童用書籍を読むことになるとは思いませんでしたね(笑)。
小説「黒い瞳のレベッカ」について、とあるサイトでは「世界的ベストセラー」と評したのち、
「わが国でもレベッカの名は、中学生、高校生のあいだで話題の中心になっています。」と解説していますが、
日本の中高生が話題にしているのは、小説ではなくバンドの方だと思うのですが。
少なくとも、私自身の青春時代(笑)は、バンドREBECCAの方が、圧倒的知名度があったのは事実です。

溜まり場となっていた友人宅で、麻雀やTVゲームなどをやりながら、ダラダラと過ごしていた当時、
部屋内ではBGMとして、当時のヒット曲を集めた、友人が編集したカセットテープが流れており、
その中で、THE ALFEEやTOM★CATとともに、よく耳にしたのが、REBECCAの楽曲でした。
今思い出すと、収録曲はアルバム『EARLY REBECCA』と『WILD & HONEY』からダビングしたものだけで、
未収録の「百萬弗コネクション」は、当時知りませんでした。あと、この曲が「ひゃくまんどる・コネクション」ではなく、
「ミリオンダラー・コネクション」と読むのも、21世紀になってから知りました。
ミリオンダラーといえば、テッド・デビアス…というプロレスボケは、うっとうしいでしょうが、
当時の私の二大好物が「REBECCA」と「プロレス」だったので、ご勘弁を。

その後、「RASPBERRY DREAM」を聴いて衝撃を受け、REBECCAの楽曲を集めようと決意。
ただし、向かったのはレコード屋(って今は言わないの?)ではなく、レンタルショップ。今も昔も金欠なのは変わりません。
アルバムだけでなくシングル曲も借りて、カセットテープにせっせとダビングし、
自宅だけでなく通学中にも、文字どおりテープが擦り切れるほど、繰り返し繰り返し聴いたものです。

数年後、少しお金に余裕ができてからは、すべてのアルバムCDを改めて購入し、20年以上たった今でも、時折楽しんでます。
なのでREBECCAの楽曲は、最新曲「恋に堕ちたら」まで、リミックスを除く全70曲(←数えたら70だった)のうち、
歌詞のないインストゥルメンタルと、苦手な英語歌詞(笑)の作品を除けば、全曲歌えるはずです。※ただし、歌唱力はナシ
REBECCA限定のイントロクイズなら、ほとんどの人に勝つ自信がありますよ。
イントロクイズではないですが、街中や飲食店などの有線を流している場所で、REBECCAの曲が流れてくると、
「おっ、MONOTONE BOYか。懐かしいな」などと即反応し、なんだか嬉しい気持ちになったりしますね。
私にとってREBECCAはもはや、好き嫌いを超越した特別な存在です。

気付いたらファンになっていたので、「REBECCAのどこが好き?」と聞かれても、明確な回答が出せません。
あえて挙げるとすれば、NOKKOさんが歌い上げる曲中の主人公に、共感するものがあったのかもしれません。
歌詞に出てくる女性=「あたし」は、長すぎる夢を見ながら相変わらず地下鉄で通っていたり、
TVも冷蔵庫もない部屋で女友だちと同棲を始めたり、工場が黒い煙を吐き出す街に住んでいたりします。
他にも、ひとりで踊っている強がりなヒロイン、夢見る野良猫、迷っている自由なちょうちょと、
REBECCAの曲には、現状は満たされていない、むしろ幸薄そうな印象の主人公がたびたび登場します。
ただし、彼女たちは本当の不良少女や、罪を犯すような悪人ではなく、立場や環境に恵まれていないだけで、
そんな現状から抜け出し、上り詰めようと懸命に足掻いている、たくましいキャラにも感じられるのです。
これらのキャラや歌詞が、男女の性こそ違えど同じく日常は満たされておらず、だけどどうしていいかわからない、
当時の私の心に染み入ったのだと思われますし、多くのティーンエージャーたちの心情と合致したのではないでしょうか。

さっきも書いたように、私は「知ったかぶり」は嫌いですが、「約束を破られること」も極端に怒りを覚えます。
無論、私自身は知ったかぶりはしませんし、日本国との約束(=労働、納税など)はともかく(苦笑)、
待ち合わせ時間や原稿の締め切りなど、他人との約束は、ここ数年厳守しているはずです。
そして、5年前のライブに行く前に立ち寄った、新宿三丁目の食堂兼居酒屋『ねこ膳』を紹介した際、

※コロッケ、マカロニ、カレー、玉ねぎ・パプリカ、チーズの順に重ねて焼く、お店名物の「ねこ膳グラタン」

最後の行で「この夜のライブについては、また改めて書くことにする」と記していました。
一応、約束してしまったので、次回は、5年前のREBECCA日本武道館ライブについて、綴らせていただきます。
ファンとして未熟なのは重々承知ですが、今回こうして、慣れない敬体(ですます調)を駆使し、
REBECCA愛を語ったことに免じて、どうかお許しを。
下記画像はライブ終了後、同行した友人に撮ってもらった記念写真。


ブログ掲載にあたり、顔だけでなくお腹も見苦しいので、カットしました。

最後に、REBECCA&プロレスファンならではのオマケ画像を紹介。
1985年6月21日、やはり日本武道館で、全日本プロレスの興行がありまして。
メインはジャイアント馬場vsラッシャー木村のPWFヘビー級選手権試合。
このとき、入場する馬場に駆け寄り、ひとりの女性が花束を渡し、さらにジャンプしてキス。


タイトルマッチ前とは思えぬ、馬場の嬉しそうな顔に注目。猪木が見たら激怒するでしょうね。
実況の倉持隆夫アナウンサーは、「おお、かわいらしいギャルから花束とキスの洗礼!」のようなことを言い放ちました。
「かわいらしいギャル」という表現がいかにも昭和ですが(笑)、この女性の正体は、当時21歳のNOKKOさん。


ネットの映像を撮影したため、画質が悪いですね。この動画は削除されたようで、現在は視聴不可です。
NOKKOさん曰く「うちのおとうさんが一番喜んだ!」とのことですが、  ※情報元:「here's REBECCA」
この直後、REBECCAの人気が爆発し、お父さんをさらに喜ばせることになるのは周知のとおりです。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする