明るく正しく強いブログ

朝昼晩、時間を問わず飲んで喰って面白おかしく過ごす人生を歩みたいです。※旧名「日が沈む前に飲む酒はウマい」

今ごろになって振り返る、日大三・夏の甲子園2018

2019年01月25日 | 高校野球
本日1月25日に、春の甲子園=選抜高校野球(3/23開幕)に出場する32校が発表される。
選ばれるのが微妙な当落線上のチームは、選手も関係者も落ち着かない日々を送っていたことだろう。
その点、我が母校日大三は、秋季大会ベスト64(初戦敗退)だったため、
選ばれる可能性は皆無で、連日のほほ~んと過ごしているはず(?)。まったくシャクにさわる。
春季都大会、そして夏の選手権大会での奮起を願い、今回は昨年夏の甲子園での戦いぶりを振り返ってみる。
毎度のことながら、季節ハズレで申し訳ない。

5年ぶり17回目となる、夏の甲子園出場を決めた日大三。初戦の相手は北福岡代表の折尾愛真に決定。
初出場校と当たるとは、相変わらずキャプテン日置のクジ運の良さは、三高野球部史上最強レベル。
折尾愛真の評判は「エース不在ゆえ継投でしのぐ」「守備・走塁はイマイチ」「とにかく打ちまくって勝つ」
どうやら、打撃主体の粗削りな試合をするようだ…って、ウチのチームカラーとそっくりじゃねえか(笑)。
似たようなスタイルなら、経験豊富な三高が勝つと予測し、母校の甲子園勝利を間近で見るべく、春に続いて関西遠征。


三高の試合は第二試合だったが、第一試合が満席で入場できず、場外で待つハメに。
今大会は連日客入りが良く、高野連もホクホクだったはず。誰かが勝手に、懐に入れてなきゃいいのだが。
入れ替わりで入場し、席を確保したのが試合開始直前。選手の様子を確認する間もなくプレイボール。
一緒に観戦した方に「11-4くらいで勝つと思います」と予想したが、スコア的にはほぼ的中ではないか。

初回にいきなり先制されたが、その裏いきなり7点取り、その後も得点を積み重ねて楽勝。
相手選手のことは悪く書きたくないが、先発した折尾愛真のエース(背番号1)は、最高球速が116km程度。
制球力重視かと思いきや、四球、四球、暴投、四球に暴投と、何もしなくても点が入っていく始末。
代わった投手もピリッとせず、点差はさらに開き、西東京の予選より楽な展開に
勝敗への興味がすっかり薄れた私は、「暑いし早く終わらねえかな…」などと考え始める始末。
試合終了時も、個人的には生観戦での甲子園勝利は7年ぶりなのに、全然感動しなかった。

甲子園球場 第100回全国高校野球選手権記念大会
1回戦 対折尾愛真(北福岡) 

折100000020→3
三71302030X→16


※試合後の挨拶

試合2日後には帰京し、次戦からは自宅でTV観戦。さすがの私も、ずーーーっと関西に滞在するわけにはいかないのでね。
2回戦の相手は、これまた甲子園初出場の奈良大附。日置のクジ運…以下略。
三高の先発投手はなんと、4月の春季都大会で腕を痛めて以来、登板がなかった井上!
実は、下記写真の通り、1回戦の試合途中に投球練習をやっていたのだが、


公式戦だけでなく練習試合でも投げていなかったので、復帰戦が甲子園とはビックリ。
大丈夫なのかと、半信半疑で観戦していたら、150km前後の速球を連発。
腕を痛がる素振りもなく、奈良大附の強力打線を3回無安打に抑える見事な内容。
井上の能力の高さを再認識しつつも、ここまで彼を温存した小倉監督の度胸にも驚かされた。
西東京大会は、毎試合苦戦だったからねえ。というか、井上を使っておけば、もっと楽に勝てただろうに(苦笑)。
投球は3回までの予定だったらしく、彼の降板後はちょっと反撃されたが、
控えの背番号14・高木のまぐれホームラン(←失礼だろ)などもあり逃げ切り勝ち。

2回戦 対奈良大附(奈良)
三201002012→8
奈000003001→4


TV中継でははっきりわからなかったが、現地観戦していた仲間によると、
最終回の奈良の反撃時は、球場の大半が奈良を応援する、イヤ~なムードだったらしい。
劣勢のチームが応援されるのはよくあるケースだが、近畿代表ゆえ地元びいきもあったのだろう。
そして次の相手も、近畿の京都代表。ただし初出場のチームではなく、名門中の名門・平安である。
大会開幕前に私が予想した三高の戦績は、「3回戦で龍谷大平安に敗退」であった。
球場で応援したかったが、いろいろと事情(金欠など)もあり、この日も自宅観戦。
三高の先発は2年生の廣澤。地区予選では不振だったが、同期井上の復活に、触発されたのかのように好投。
最高148kmの速球で、相手打線に本来の打撃をさせず、三高がリードし平安が追いつく、ほぼ互角の展開。
新チーム発足当初から「どことやっても苦戦する」「ここ数年で最弱」とバカにしていた今年のチームだったが、
秋春夏と都大会を三連覇し、甲子園という大舞台でも、全国屈指の強豪である平安と、対等の勝負を繰り広げている…。
そんな彼らの奮闘を目にしていたら、まだ試合途中にもかかわらずウルウルきちゃった。
弱いのは三高ではなく、私の涙腺だったようである
同点で迎えた8回、三高は幸運な二塁打(野手の連携ミスに思えた)などで満塁のチャンスを作り、
この日ホームランを打っている金子が押し出し死球を選ぶ。これが決勝点となり、実績校同士の対戦は三高に軍配。
8回の二塁打の他にも、平安らしからぬ(むしろウチがやりそうな)ミスがいくつかあり、それが勝敗を分けたようだ。

3回戦 対龍谷大平安(京都)
平000020100→3
三00200101X→4


まあ「運も実力のうち」だし、甲子園で3勝したのだから、今年の三高、実は強かったみたいね。
迎えたベスト8。クジを改めて引き直し、三高の相手は下関国際に決定。
ベスト8に残った他の高校と比較すると、あまり話題にもなっていないし、失礼ながら一番楽な相手に思えた。
またまた日置クジ…以下略。特に緊張することもなく、自宅TVの前で試合開始を待っていた。
三高先発は、初戦同様に中村だったが、内容悪く、すぐに失点し河村にスイッチ。
ここまでまったく触れていなかったが、河村は初戦から全試合、リリーフ登板している。
もちろん、プロ野球みたいに最終回だけでなくロングリリーフ。この日の出番は3回から。ちょっと早い気がした。
西東京大会からも好結果が続いている河村だったが、6回に連打を浴び2点目を失う。
2点差ならワンチャンスだが、三高はこの試合、6回までノーヒットノーランに抑えられていたのである。
さっき書いたように「実は強かった」と思ったら、やっぱり弱いじゃねえかバカヤロ…などとボヤキつつ、
缶ビールを何本も空け、酩酊状態になった8回裏。突如三高打線が火を噴く。
先頭から三者連続初球打ちの三連打で2得点。つまり、わずか3球で追いつき、トドメはキャプテン日置の逆転タイムリー。
最終回は河村がキッチリ抑えてガッツポーズ。まるでマンガのような勝ち方ではないか。
強そうで弱くて、やっぱり強かった我が母校、見事ベスト4に進出!

準々決勝 対下関国際(岡山)
下010001000→2
三00000003X→3


さすがに準決勝まで残ったら、現場で応援しなくてはと、今夏2度目の関西遠征を決意。
しかも相手は、エース吉田の孤軍奮闘で今大会もっとも注目を集めている金足農。
球場の大半が、公立校の相手を応援し、三高がアウェイになるのは目に見えている。
場内のヤツらに負けないよう、選手たちを勇気づけるためにも、スタンドに駆けつけるのだ! 
駆けつけるといっても、実際は「青春18きっぷ利用」=鈍行列車なので、10時間かかったが(笑)。
試合前夜に大阪に到着し、宿に着いて明日に備えて就寝…するわけはなく、
寺田町の『極楽うどん Ah-麺(アーメン)』にて名物の「鶏卵カレーうどん」を食べた。
私は高校野球マニア(ただし三高限定)であり、うどんマニア(ただしニワカ)でもあるからね。


    

上があんかけ玉子とじ、下が濃厚カレーの二段構造で、「食べていくほどに味の変化が楽しめます」と、
お店のメニュー表に説明があったが、早く食べたかったため、最初からグチャグチャにかき混ぜてしまった(苦笑)。
熱々のツユに潜むうどんはコシがあり、玉子好き、カレー好き、うどん好きの私は当然満足。小ライスも頼めばよかった。
ちなみに店名「アーメン」の理由は、初代店主が元牧師だったから。珍しい経歴だね。
うどん自体は美味しかったが、母校の試合前に食べるのにはふさわしくない店名だった気がしないでもない。

翌日の金足農との試合については…「また改めて」。もう5ヶ月以上たってるのにスマン。
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街中華天国・西荻窪屈指の個性派 『中華料理21』

2019年01月20日 | 中華食堂
以前も書いたが、西荻窪はチェーン店が少なく、個人のお店が頑張っている街である。
私の好きな中華食堂も多数健在で、『八龍』、『彩虹』、『ちんとう』、『坂本屋』などはすでに紹介済み。

餃子が美味しい中華屋さん 西荻窪『八龍』

    

「街中華」の宝庫・西荻窪で餃子を

    
左から彩虹、ちんとう、坂本屋の餃子

他にも行くべきお店がたくさん存在しており、マニアにはたまらないエリアであろう。

そんな「街中華天国」の西荻で、地元民から絶大な支持を受け…てはいなく、
むしろ、ちょいと異彩を放っているお店が、今回紹介する『中華料理21』だ。
私がこちらのお店を知ったのは、今から10年以上前の深夜。終電がなくなり、ヒマつぶしに歩いていたら、
こんな遅い時間なのに営業している中華屋さんがあったので、珍しいので入ってみたのだ。
「イラッサイ」と迎えてくれた店主は中国の方のようで、調理と接客をひとりでこなしていた。
その時注文したのが、ビンビールに「餃子」と「麻婆豆腐」、あと写真はないけど「鶏のカレー煮込み」。


麻婆豆腐は辛さと旨味がちょうどよく、ビールがすすむ逸品、餃子はよく覚えていないが、悪くはなかった。
ただし鶏のカレー煮込みは、鶏肉に冷蔵庫内みたいな匂いが染みついていて、正直イマイチだった。
このあと、地元在住の方々に、中華料理21についてたずねてみたところ、面白い意見が聞けた。

○年中無休で、どの時間帯も開いている
「いつ寝てるんだ?」という疑問の答えは「営業中」(笑)。客がいないときは、店内で寝ているらしい。
なお、最近はちゃんと休憩時間があるので(後述)、営業時間中の居眠りはしていない…はず。

○日本人向けではなく、店主が母国で食べていた味を提供している
最近は、やや日本式中華に寄せた感もあるが、それでも他の店では食べたことのない味の料理が多い。
具体的な料理はあとで紹介するが、味の評価についてはやはり、賛否両論ありそう。

○日によって食材や調理法が違うため、毎回味付けが異なる
これも賛否両論あるはず。さっき触れた鶏カレー煮込みも、鶏肉以外の食材は毎回違うとか。
常連客の中には「一期一会だ」と、前向きに味わっている方もいる。

そんな中華料理21さんは一時期、メニューの入れ替えもひんぱんに行なっていた。
ある日、久々に入店したところ、店内壁の貼紙メニューに衝撃的な料理を発見!


中華食堂なのに刺身サラダ! ハンバーグ! お好み焼き! さらに別の黒板には、


本日のおすすめが天ぷらの盛り合わせ! 意外と字がキレイなのも違和感に拍車をかける。
これらの料理を始めた理由を店主にたずねたところ、「ボク、料理得意だからね」と、よくわからない答えが返ってきた。
せっかくなので「お好み焼き」と、これまたお店が推しているらしい「汁なし担々麺」を注文。
まずはお好み焼きがやってきた。見た目はよくあるタイプだが…


食べてみたら「あ、味もよくあるタイプ」。美味しかったけど、自家製ではない気がする。
続いては、見た瞬間に「これは自家製だ!」とわかる汁なし担々麺がやってきた。


これ、食べかけじゃなくて運ばれてきたときの状態だからね(苦笑)。盛り付けはイマイチだが…
いざ食べてみると、ゴマの風味が濃厚だけどあとから辛さがやって来る、まさにオンリーワンの味。
それから数年後、店主の奥様もお店に出るようになり、壁にあったお好み焼きやハンバーグについては、
「やめましょう」と店主に提案(「やめろ!」と叱りつけたとの噂も)したことで、今では幻となってしまった。

奥様が手伝うようになり、過酷な「店主ひとり営業」は解消され、非・中華メニュー群もなくなったことで、
店内に漂う怪しい雰囲気もやや薄れた感はあるが、料理の味自体は、相変わらず個性的である。
ここからは、最近食べたメニューを、ざっと紹介していこう。
まずは久しぶりに頼んだ「焼餃子」。値段忘れちゃったけど、400円くらいだったと思う。


普通より大ぶりな餃子の中身は、肉と野菜の他、数年前に食べたのとは違い、ほんのり甲殻類の風味。
すぐ近くのテーブルで、奥さんが餃子を包んでいるのを見たところ、やっぱり具材に海老が含まれていた。
続いては、私の大好きなKTI=「きくらげ玉子炒め」、推定価格680円。


味付けはそんなに変わっていないが、いろんな食材を使っている様子。


肉は豚角煮(メニューにあり)を薄切りにしたものだし、ナスが入るのも珍しいよね。
そしてこちらは、現在のイチオシらしい「美味鶏」350円。読みは「メイウイジー」だ。


鶏肉の形状や焼き色は、毎回異なっているが、要するに「中華料理21風チキンソテー」だ。
和風でも洋風でもなく、しかし中華風ともいえない不思議な味。美味しいし量もそこそこあるので350円は安い。
こちらは、つい最近登場したと思われる「豚角煮鍋」。推定750円くらい…もっと高かったかな?


たっぷりの豆腐、野菜、キノコの下に、豚の角煮がゴロゴロと埋まっている。


鷹のツメが入っていたように、スープは結構辛い。身体が温まる、冬にピッタリのお鍋だ。

ここからはシメの料理を。まずは「五目チャーハン」、推定600円。


チャーハンの見た目は普通だけど、付け合わせのスープの濁り具合が怪しい。


ゴマ油の効いた中華風スープで、味自体は変ではなかった。
チャーハンは、これまで食べてきた料理と比べると、チンゲン菜(?)以外はごく普通の具材で、味付けも薄目。
シメだから薄口に仕上げてくれたのかな? そんな気遣いをしてくれる店主とは思えないが(失礼)。
こちらは、個人的に一番のおススメ「麻婆麺」。サービス価格で現在なんと390円!


提供時は丼一面が麻婆豆腐だったので、撮影前に麺を救い上げてみた。
一般的な「スープ入り麺の上に麻婆豆腐」でなく、「麺の上に麻婆豆腐、以上!」というタイプ。
なので、麻婆豆腐の濃厚な味がダイレクトに伝わるし、麺との絡みも抜群で最高にウマイ。
最初の方で紹介したように、こちらの麻婆豆腐はいつ食べても絶品だし、これで390円とはお得すぎる。
ピリ辛で食欲をそそるから満腹でも食べられるし、ここに来たら絶対頼むべき一品だね。
あと、現在はウーロンハイも190円のサービス価格なので、がぶ飲みすべし!

最後にデザートとして、自家製の「杏仁豆腐」、推定350円。


杏仁というより、ココナッツミルクっぽい味がしたような気がした。口どけ滑らかで甘さ控えめ、デザートにピッタリだ。
以上、いろんな料理を紹介してきたが、味や盛り付け、使用食材などは、あくまで私が食べたときのものなので、
注文時に違っていても、店主や私に文句をいわないように!

食事していて気になるのが、壁やらテーブルやらいろんな場所に飾ってある、著名人のサインや写真。
先日私が座った席には、店主と角野卓造さんとのサイン&記念写真が置いてあった。


「渡る世間は鬼ばかり」とあるが、色紙に名前のある店主・欧張さんも、波乱万丈な人生を歩んできたらしい。
来日して今年で34年、お店を開店してもうすぐ20年になるが、異国の地ゆえ苦労は絶えなかった様子。
西荻窪で暮らす人たちをテーマにした、「西荻町学」というサイトのインタビューにて、欧張店主は、
数字や利益を追求しすぎて、疲れてきっている日本人と接するうちに、自身も疲れるようになったと述べ、
「私日本好きよ。でも日本人働きすぎ」と苦言を呈していた。
ここ数年、まともに働いた記憶のない私(スマン!)はともかく、一部の日本人は確かに働きすぎだし、
政府が推し進めている「働き方改革」も、まだまだ実現には遠い現状だ。
仕事に追われている方も、たまにはこちらのお店でゆっくり食事をし、店主のハナシに耳を傾けてみてはいかがかな。
なお、現在の中華料理21の営業時間は、11時半から4時半。午後4時(16時)ではなく、朝の4時半だ。
仕込みや清掃などを除いても、店主は毎日17時間、それも休みなしで労働している
「欧張さん、アナタこそ働きすぎだよ!」と心配する私に対し、「生きていくため仕方ないね」と語る、
店主を助けるためにも、訪問した際はたくさんの料理とドリンクを注文し、お金を使ってあげてほしい。
サービス商品のウーロンハイと麻婆麺だけで帰るのは厳禁!



中華料理21
東京都杉並区西荻南3-14-11
西荻窪駅から徒歩約2分
営業時間 11時半~翌4時半
定休日 不定休だけど基本的になし
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昼酒に最適の人気食堂 清瀬『みゆき食堂』

2019年01月10日 | 定食、食堂
みなさん明けましておめでとうございます。今年も拙ブログをよろしくお願いします。
新年最初の投稿は、原点回帰するかのように、「日が沈む前に飲む酒はウマい」を実感できるお店、  ※旧ブログ名
西武池袋線・清瀬駅すぐ近くの『みゆき食堂』を紹介する。
こちらは、「吉田類の酒場放浪記」やドラマ「孤独のグルメ」などにも登場した有名店で、
近年は「食べログ」の投稿も増え、例のごとくバカどもが3.5だ3.0だのと点数をつけている。

あのさ、たとえば初めて入った居酒屋やバーとかで、偶然隣り合った初対面のブサイクな客に、
「あなたの見た目は5点満点で3.5ですね」などと言い放たれたら、どう思う?
とりあえず「ブサイクなお前に言われる筋合いはない!」と不愉快になるよな。
食べロガーたちがやってる採点・投稿も、それと同等の無礼な行為だってことに、なぜ気付かないのかね。
もういい加減、シロウトがプロの料理や接客などを、頼まれてもいないのに採点するのはやめないか。
※2019年も当ブログは、食べログの投稿欄と点数評価の廃止を願い、戦い続けます

食べロガー批判はこの辺でやめて、ここからは再び、みゆき食堂さんについて語っていく。
こちらのお店の主な特徴を、6つにまとめたので、羅列してみた。

1 メニューが多い、というか多すぎる 
2 しかも量が多い、一部料理は多すぎる
3 なのに安い
4 昼間から営業している 
5 どの時間も常に混雑している
6 定休日は週3日


1については、壁のメニュー短冊の一部を撮影したので、以下に掲載。

 




相変わらずヘタクソな写真で申しわけないが、メニューの豊富さに驚かされるだろう。
和洋中いろいろ揃っているし、食堂ゆえ定食やどんぶり物、うどんそばやスパゲティなどの麺類もある。
しかも、短冊の黄色が新旧で異なっている(例:写真1枚目右「ホーレン草おしたし」は新)ように、
いまでも新規メニューが追加されている、つまり進化を続けているのが素晴らしい。

2は、どんぶり類はかなりの大盛り。おつまみも、予想外に多いものが混ざっていて油断ならない。
写真は「ジャンボぎょうざ・ハーフ」、3個で200円。


レギュラーは6個で350円だが、ハーフでもじゅうぶん満足できる。200÷3=1個67円とは思えぬボリュームだ。

3の「安い」というのも、今の餃子や短冊メニュー写真から、一目瞭然だろう。
酒類はビール中びん400円、ウーロンハイ300円、ホッピー400円、日本酒250円など。
おつまみは50円の「うめ干し・味付のり」から、最高値は「馬刺」の500円…だったかな。

※「馬刺」の奥にチラッと見えるのは、「味噌にんにく」150円

食事は「ざるそば・うどん」350円から「うな丼」1500円まで多彩だが、とにかく量が多い。
こちらは、あるときシメに注文した「カツカレー」800円(小だと700円)。


お皿自体が大きく、全体的に大盛りなのだが、特に多いのがカレーソース
ひき肉と細かく刻んだ野菜が入った、カレーソースだけをツマミに飲んで、その後ライスと食べるのにもちょうどいい量。
さらに、野菜サラダまでつくのだから太っ腹だ。ココイチなら倍の1600円くらい取られるぞ。


手前がカツカレーのサラダで、奥は、友人が頼んだ定食につくサラダ。
その定食とは、さっきカツカレーの奥に見えた、「自家製チキン照り焼き定食」600円。


定食には、すでに千切りキャベツが添えてあるので、代わりにポテトサラダを追加するとはうれしい心配り。
自家製チキンを、友人はたいそう気に入ったらしく、次回訪問時に「チキン照り焼き丼」600円を注文していた。


私も分けてもらったが、鶏肉とご飯、そしてキャベツとの相性はバツグンで、確かにメチャクチャ美味しかった。

ハナシを戻して。4「昼間営業」は、12時くらいから23時まで、中休みなくお店を開けているが、
5「どの時間も混んでいる」のは間違いない。日中は地元客が大半だろうが、みんないい顔して昼酒を楽しんでいる。
6「週3日定休」、つまり休みの日曜、月曜、木曜は、彼らはどこで飲んでいるのだろうか。
週4日のみの営業はファンとしては残念だが、メニューが異様に多いから、仕込みが大変だろうし仕方ないよね。
また、店内は4人用テーブル席だけなので、満席時は当然相席となる。
ひとりで来店したものの、知らない者同士で相席にされ、何となく気まずい雰囲気で飲んでいたはずのふたりが、
いつの間にか意気投合しビールを注ぎ合う…そんな光景もよく見受けられる。これぞ大衆酒場だね。

ここからは、私と友人が注文してきたメニューの一部を紹介していく。
みゆき食堂さんの隣には、『佐賀屋』という持ち帰り専門の焼鳥店(店頭で立ち食いする客もいる)があり、
そちらの串焼きも注文できる。価格は1本110円か120円。お店で温め直し、お皿に盛りつけ提供してくれる。


やや小ぶりだが、甘辛いタレが染みている、懐かしいタイプの焼鳥だった。
こちらは「水ぎょうざ」350円。塩味のスープに、既出のジャンボぎょうざが3個入っていた。


野菜たっぷりでタンメンのよう。自称「餃子の王さま」としては、焼餃子よりこっちの方が気に入った。
続いては、居酒屋の定番メニュー「肉じゃが」350円。わかりづらいけど、これまた量がなかなか多い。


たまたまなのか、肉の割合が多かったのだが、それほどくどくなかった。短時間で煮込んだのかも。
またまた食事メニューから、私が好きな「カニコロッケ」を定食で(600円)。


小鉢に納豆が付いてきたが、苦手なので友人に食べてもらった。
こちらは友人が頼んだ、納豆・めかぶ・生卵・とろろを合わせた「スタミナ合わせ」400円。


混ぜたのが下記画像。納豆ダメな私はともかく、好きな方にはたまらないだろうね。ご飯にも合いそう。


最後に紹介するのは「やわらかあんかけ焼そば」500円。


たっぷりの塩味野菜アンでゆでた中華麺を覆った、食事にもツマミにもなるお得な一品。
写真のように、お皿ではなく丼に盛ってあるので、ボリュームも満点だ。


なお、丼の奥にいるグレーの服を着ているのは私の友人で、手にしているのはさっきの「スタミナ合わせ」。
丼のすぐ右側のホッピーセットで、ツマミを喰っている(ハシを持っている)客は、赤の他人である
私のすぐ真横、肩が触れ合うくらい近いんだよ。知らない人が見れば、誰もが3人グループと思うはず。
相席させるお店もすごいが、ためらうことなく私の隣に座ってくる、この客もすごいね。

しかし、この客が来店する数時間前、私の右側には著名人が着席していた。
みゆき食堂さんはこの日、BS-TBSの「おんな酒場放浪記」という番組の撮影を行なっており、
そのリポーターである、タレントの倉本康子さんが座っていたのだ。
さすがにテーブルは別だが、それでもすぐ真横の席。お触りしようと思えば可能な距離だ(←できねえくせに)。
倉本嬢は著名人にありがちなエラそうな態度は取らず、従業員や常連客たちと気さくに会話していて、
何も知らずに隣に座った私に対しても、「お騒がせしてすみません」と気遣ってくれたので恐縮してしまった。
実際のロケでは、某ドリンクの酒の濃さと、某料理のボリュームに、さすがの彼女も参った様子であった。
※放映前なので一応ネタバレは避ける

撮影後は、店にいた常連客たちと気さくに記念撮影をしていたので、私も便乗して撮影(盗撮?)。

※背後の壁に、本家「酒場放浪記」の吉田類さんのサインが飾ってある

撮影スタッフが撤収したあとは、さっきまでマジメに働いていたオバちゃんや従業員が、
明らかに「ひと仕事終えた」とばかりに気を抜いていた(笑)。まあ、気持ちはよ~くわかる。
ちなみに、放映は2月以降の予定らしい。倉本嬢のすぐ隣に薄汚い男がいたら、それは私だ(苦笑)

最後に、みゆき食堂さんの特徴をもうひとつ。
7 お会計時、支払い金額に合わせて次回割引券をくれる


400円ごとに20円券1枚かな? 毎回お会計の端数分だけ使うのだが、それを上回る枚数の券が返ってくる。
今後は使わず、1万円分=500枚ほどためてみよう…あ、それには20万円かかるのか。
安価なみゆき食堂で20万も飲むのは大変だろうけど、チャレンジする価値はあるな。



みゆき食堂
東京都清瀬市松山1-9-18
清瀬駅南口より徒歩約2分
営業時間 12時くらい~23時
定休日 日、月、木、祝日
※2Fにカラオケがあるらしい
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