明るく正しく強いブログ

朝昼晩、時間を問わず飲んで喰って面白おかしく過ごす人生を歩みたいです。※旧名「日が沈む前に飲む酒はウマい」

ラーメン店なのに巨大パフェ 京王八王子『飛騨の高山らーめん』

2019年07月19日 | スイーツ、おやつ
全国各地で予選が行われている、夏の高校野球大会。
我が母校・日大三は、八王子市民球場(ダイワハウススタジアム八王子)で初戦と2戦目を行なったが、
打線が振るわず、失礼ながら強豪とはいえぬ相手に大苦戦。

※写真は2戦目、昨日7月18日の聖徳学園戦のスコア

なんとか勝利こそ収めたものの、あまりの不甲斐なさに、試合後は喜ぶどころかションボリ。
詳細は改めて拙ブログで紹介するが、現在のチーム状況では、全国はもちろん西東京制覇はまず無理だろう。

消化不良のまま八王子球場から向かったのが、京王八王子駅ビル内にある『飛騨の高山らーめん』
こちらのお店は、昨年も八王子球場の初戦で、都立校相手に苦戦した帰りに利用したところ、
前年度チームはその後、全国ベスト4に。ゲンを担いで、今年も寄ってみることにしたのだ。

ここ飛騨の高山らーめんは、とんかつの和幸(正しくは、いなば和幸)が親会社で、HPによると全国に5店舗あるらしい。
他の店はどうなのかは知らんが、京王八王子店はデザートなどの甘味類が充実しており、
しかも、今回ブログタイトルの通り、サイズが巨大だったりする。


上記写真は、お店入口のサンプルメニュー。「メガびっくりパフェ」など、恐ろしい商品が並んでいる。
こちらは店内テーブルに設置されているメニュー。念のため書いておくが、ここはラーメン店である。


昨年の来店時は、上記写真右上のキャッチコピー「パフェの誘惑」に負け、
メガよりひと回り小さい、「おどろきパフェ」1501円をオーダーしてしまった。
ひと回り小さいとはいえ2人前(メガは3人前)。一般的なものよりだいぶ大きいのは、1500円超という価格からも明らか。
注文を受けた女性店員も、心配になったのか、忠告してくれた。
店員「こちらの商品、結構量が多いですけど大丈夫ですか?」 私「たぶん大丈夫です」
店員「お客さん、いいトシこいてパフェなんか食べて大丈夫ですか?」 私「あ、イヤ…大丈夫ですが」
店員「周囲のお客さんも我々従業員も、みんな気持ち悪いと思ってますが大丈夫ですか?」 私「うるせえ! 早く持ってこい!」
わかってはいると思うが、あとのふたつは私の創作なので、本気にしないように。
とはいえ、店員さんも心の中では、同様の印象を抱いていただろうが。

どうも私が訪れた時間帯は、普段パフェを頼む客はいないのか、調理のできる従業員が休憩中のようで、
店員たちが厨房内を駆けずり回り、パフェ調理マニュアルを探していた様子。手間かけてゴメンな。
無事マニュアルがみつかったようで、数分後におどろきパフェが完成。


写真で見てわかっていたけど、確かにデケエ! 絶対、2人前以上あるよ。
こちらは上からのアングル。たくさんのフルーツにクリーム、両脇にはアイスキャンディーが2本。


甘いモノ好き、ついでに甘いムードも大好き(←余計なコト書くな)な私には、夢のようなメニューである。
周囲の視線と同様に冷たい巨大パフェだが、甘いウマい、ウマい甘いと、快調に食べ進んでいく。
さすがに途中で飽きてきたが、店員さんが「よかったらどうぞ」と、熱いほうじ茶を持ってきてくれた。


外は暑かったけど、パフェ喰って身体が冷えてきたから、このお茶はありがたかったね。
パフェ到着から25分、なんとか食べきった。キレイな画像ではないが、カンベンしてくれ。


大量の甘いモノを喰ったおかげで、最初の方で記した母校野球部の苦戦を忘れることができた。
あれから1年。今年もまた、母校苦戦後でイライラしながら、飛騨の高山らーめんさんに入店。
なんか、「おどろきフロート」などの新メニューが増えていた。しつこいが、ここはラーメン屋である。


この日はまず、こちらの基本メニューと思われる「高山ラーメン」+味玉712円を注文。味玉は+43円と格安。


澄んだ醤油スープの中には、細ちぢれ麺。味は…申し訳ないけど、いわゆる業務用の味だ。


特にチャーシューは今どき珍しい、小さく味薄いタイプ。カップ麺の具材みたいでわびしい。
親会社はとんかつチェーンなのだから、もっといい豚肉を使ってほしいね。
ちなみにここは、ラーメン類だけでも醤油、塩、味噌、白味噌、魚介つけめん、冷やし中華といろいろあり、
サイドメニューも餃子にチャーハンにおにぎり、アルコール類やつまみなども豊富に揃っている。
ラーメン店というより、ファミレス感覚で利用しているお客が多いのでは。
実際、私もラーメン店とは思っていないので(ブログのカテゴリーも「スイーツ」だ)、この日もデザートを追加注文。
昨年まではなかった、店内壁ポスターに表示されていた「レインボーかき氷」745円だ。
今年もやはり、「こちらは多いですよ。330円の普通サイズにした方が…」と女性店員に忠告されたが、
「大丈夫です!」と応えた。数分後、今回はマニュアルも必要なかったからか、すぐに出てきた。


逆サイドはこちら。いやあ、


さあ食べよう…口に入れた途端、自身が虫歯だったことを思い出す。遅え!
結局、ひと口食べるたびに悶絶と苦痛を繰り返す。途中しんどくなったので、今年は自ら「温かいお茶をください」と要求。

※まだ1/3くらい残っている

肝心の味は、虫歯のせいでよくわからず。マンゴーだかアプリコット系の風味もあったが、定かではない。
そういえば、メロン、レモン、イチゴなどのシロップは、実は全部同じ味って聞いたことあるけど本当なのかね?
あと、絵の具の色は、混ぜれば混ぜるほど黒に近づくってガキの頃教わったけど、
かき氷も確かにそうかもしれない。さすがに黒にはならなかったが、最後は沼みたいな不気味な深緑色になったよ。


途中で残そうかとも思ったが、なんとか完食。所要時間は約30分。歯が悪くない人なら、もっと早く食べられるはず。
いつかは3人前の「メガびっくりパフェ」にも挑戦したいけど、ひとりじゃ無理だろうなあ。
最後に。私も頑張った、だから頑張れ三高野球部!



飛騨の高山らーめん 京王八王子店
東京都八王子市明神町3-27-1 京王八王子ショッピングセンター10F
京王八王子駅直結、JR八王子駅から徒歩約3分
営業時間 11時~22時
定休日 ほぼ無休
※普通サイズのデザートもあります


※残念ながら、22年5月26日で閉店なさったようです
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ケンタみたいな巨大チキン 新高円寺『タカノ』

2019年07月10日 | 中華食堂
個人で頑張っているお店をこよなく愛し、チェーン店はほとんど利用しない私。
今回紹介する、新高円寺の『タカノ』さんも、私の大好きな安ウマ中華食堂だ。
タカノは、都内に4店舗あるそうだが、おそらくチェーンではないと思うので(のれん分け?)、許してほしい。
ちなみに、他の3店がある場所は、私の手元の参考資料(要するに書籍)によると、梅島、三ノ輪、椎名町。
失礼ながら、あまりメジャーな街にはないため、タカノを知らない方も多いのではないかね。
私も新高円寺店しか行ったことがなく、詳しくは知らないのだが、梅島は閉店し椎名町も一時閉めていたとの噂。
なお、わかっているとは思うけど、新宿に本店があるフルーツパーラーは無関係だ。

初訪問時はまず、いつものように前菜&食前酒として、「餃子」とビールを注文。
まずはビールと一緒に、無料のお通し「キュウリと中華クラゲ」が出てきた。


ビールは大瓶で600円。キリンかサッポロかを選べる。私はキリンが好きだな。
餃子が焼ける間、ビールでノドを潤しながら、卓上のメニューに目を通し、このあと何を頼むか検討。
メニューには、写真も付いているのがありがたい。どれもウマそうで目移りしたが、気になった「肉エッグ」を選択。
追加オーダーを告げたくらいのタイミングで、餃子も焼きあがった。1皿5個で400円。


表面がカリっと焼けたタイプで、ひと口かじれば、生姜と野菜の旨味が広がる、これぞ中華屋さんの手作り餃子。
ビールをお替わりし、ゴキュゴキュ飲み進めたところで、肉エッグ500円が登場。


ハムエッグの豚肉版ではなく、ネギと醤油ベースのタレが入るため、すき焼きに近い料理ともいえる。
途中で玉子を崩すと、トロ~リと流れていく部分と、ほどよく固まった部分があるのがいい。


肉、ネギ、甘じょっぱいタレにやさしく絡む玉子ちゃん。もちろんウマイに決まってる。
何度でも言う。オレはキミ(黄身)が好きだ!

厨房で働いているのは、母子と思われる男女ふたり。お母さんが接客で、息子さんが調理。 
お母さんは、どこにでもいそうな「食堂のおばちゃん」だが、息子さんはちょっと変わっている。
もちろん態度が悪いわけではなく(悪かったら通わないし)、あくまで私の印象である。
カウンター席から「すみません、肉エッグの単品を追加で」と頼んだところ、私の方を見て「肉エッグ~」と復唱するのだが、
発音のアクセントがどうも、「肉エッグゥ~!?」に感じるのだ。
デフォルメすると「なぁにいぃ? 肉エッグだと~!?」だ。まるでクールポコのネタである。
その後、別の客の注文にも「もやしそばぁ~!?」「ケチャップ焼ぃ~!?」と返答していたので、
それが彼の口調なのだと理解した。ちなみに「ケチャップ焼」とは、あまり見かけない料理だが、
「みそ焼」「しょうが焼」と並ぶ、焼肉定食メニューのひとつである。もちろん、単品注文も可能だ。

この日のシメは、「カレーライス 鳥の唐揚げ付き」700円。
どこかのサイトで、タカノさんの「大きな唐揚げの乗ったチャーハン」を見かけたことがあり、
それをカレーで食べたかったのだ。店主の返事は「カレー鳥唐でぇ~!?」だったかな。
卓上メニューにも写真が乗っていて、バカでかい唐揚げが2個、お皿の脇に居座っていた。
カレー単品500円なのでお得だよな…などと期待する中、出てきたのがこちら。


唐揚げが写真の見本よりデケエ!
食べてみたところ、ただデカいだけでなく、衣はクリスピーながら肉質は柔らかく、味もしっかりしている。
失礼ながら、質より量かと思っていたここの唐揚げ、めちゃくちゃウマイよ!
肉と玉ねぎがたっぷり入った、「いかにも中華風」のカレーもおいしく、シメに選んだ自分をホメたい。
残しておいた玉子を加えて、「親子カレー」にしたりして、飽きることなく完食。


会計時、次回は唐揚げでビールを飲もうと決意し、膨れたお腹を押さえながら店を出た。
有言実行、数週間後に再訪問したときは、「鳥唐揚げ」単品とキリンビールをオーダー。
店主に「ちょっと時間かかるよ」と告げられたが、もちろん承知済み。あんなデカい肉を短時間で揚げるのは無理だ。
それでも10分しないうちに、待望の巨大チキンが再びやってきた。


大きさが伝わらないと困るので、比較用に爪楊枝を1本乗せてみたが、


やっぱりデカいぞ、タカノの唐揚げ! 2度目の対面だが、今回も驚かされた。
私だけでなく、後ろのテーブル席から見ていた、若者客ふたりも相当衝撃を受けたようで、
片方の男が「ケンタかよ…」とつぶやいていた。
確かに、ここの鳥唐揚げは、『ケンタッキー・フライド・チキン』並のデカさである。
だが、ケンタのチキンは、骨を含んだパサパサの肉質で1個250円。
タカノさんのは、骨なしの柔らかいモモ肉がたっぷりで、辛子&マヨネーズ付きで3個500円。
どちらがお得かは、計算するまでもないだろう。
なお、こちらの定食類は、一律700円(サラダ付は800円)で、単品料理もほぼ500円均一。
安いだけでなく、わかりやすい価格設定も、タカノさんの魅力だ。
なお、タカノチキン(←勝手に名付けるな)は、衣に黒コショウが混ぜてあり、意外とピリ辛である。
おかげで、ビール大瓶2本がすぐに空いたが、当然のように満腹になるのも早い
最近食が細くなった(?)オッサンが、ケンタよりデカいチキンを3個も食べたのだから、至極当然である。

なのでこの日は早くもシメ。選んだのは「五目そば」700円。


チャーシュー、半熟玉子、ナルト、キャベツ、人参、玉ねぎ、ピーマンに豚コマ肉。
五目どころか八目だが、私が忘れているだけで、他の具材もあったかもしれない。
巨大な揚げ物のあとだから、サッパリした塩味のラーメンが食べたかったので、このチョイスは正解。


…よく考えれば、唐揚げ+ラーメンは不正解か。そもそも、サッパリという表現もおかしいし。

先日、久しぶりにタカノさんに行ってきた。他の店で飲んだあとなので、お食事だけ。
ということで選択したのが、「チャーハンの豚唐揚げ付き」700円。
鳥肉だとデカいのが2個だが、豚肉だとどうなるのか。卓上メニューに写真が見当たらないのが少々不安。
しばらくして、お盆にセットされた漬物とスープ、そして豚唐揚げチャーハンが登場。


豚肉唐揚げは、サイズとしては普通だったが、その分6個も盛られている!
あと、わかりづらいけど、チャーハン自体も決して少なくない。食べ切るのに苦労したよ。
豚唐揚げも、コショウの効いた衣と肉の風味が合わさり、なかなかイケる。
ただし、6個も付けちゃうのは、サービス過剰ではないだろうか(笑)。


途中、卓上のマヨネーズや黒コショウを追加して、なんとかたいらげた。
一方のチャーハンは、パラパラよりふんわりに近いタイプ。ハムだけでなく焼き豚も入っていたのが好感。
あと、頂点にある枝豆の緑色が、目にやさしいというか…グリンピースより見た目もいいよね。
結論:タカノさんは、豚唐揚げチャーハンもウマかった。ただし、ボリュームがあるので、
このときの私のように、日が沈む前から長時間飲んでいて、シメに選ぶのはダメ!

ダメといえば、この日店内壁には、お店からの注意書きが貼ってあった。詳細をまとめると、
○当店は食事がメインの中華料理店です
○アルコールはひとり1本まででお願いします
○1時間以上の居座りはご遠慮ください
○飲みたい方は居酒屋をご利用ください 

最後に、「こんなルール決めたくないけど、書かなきゃわからない人がいたので…」と記されていたのがせつない。

私自身は、いつもひとり客だったため、長居はせず飲み食いしたらすぐに退店していたが、
複数で来店して長々と飲み続け、中華食堂で泥酔する、ダメな客もいたんだろうな。
私も今後は、お店のルールに従い、ビールのお替りは控えることにする。
あと、飲んだあとのシメに利用するのも、健康面を考慮しやめておこう(苦笑)。



中華料理 タカノ
東京都杉並区高円寺南3-6-1
地下鉄新高円寺駅から徒歩約3分、JR高円寺駅から徒歩約15分
営業時間11時半~15時、18時~22時半
定休日 木曜
※最後に記したルールは、絶対に守ってください
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夏の西東京大会開幕、今年の日大三は第3シード

2019年07月07日 | 高校野球
昨日7月6日に開幕式が行われた、第101回全国高等学校野球選手権・東西東京都大会。
我が母校日大三は、今年は第3シードとなり、3回戦からスタート。初戦は15日(月・祭)を予定している。
選手入場式では、前年度優勝チームとして、東東京の二松学舎とともに、先頭で行進していた。
全校が揃ったところで、昨年度優勝旗を、キャプテンの佐藤が返還する。


あわてて撮ったので、いつも以上にひどい写真になったが、カンベンしてほしい。
旗で隠れてしまった、佐藤の表情はこちら。クリックすれば大きくなるよ。 


私は毎年、この開会式の中継を見ることで「夏の到来」を実感し、
それと同時に「労働意欲が低下」する。仕事なんかしねえで、野球観戦したいからな。
初戦を迎える前に、まずは秋以降の日大三の戦いぶりを、簡単に振り返っていこう。
今年は例年より試合数が少なかった(=勝ち進めなかった)ので、振り返るのもラクでいいや(苦笑)。

秋季東京都大会 ブロック予選 日大三高グラウンド
1回戦 日大三9-0都立杉並 ※7回コールド 
2回戦 日大三14-2聖徳学園 ※5回コールド

甲子園で準決勝まで残ったため、新チーム結成が遅れたものの、予選は危なげなく快勝。
ここでちょっと時間を戻して、大阪桐蔭の優勝で幕を閉じた、第100回大会の決勝戦翌日に。
某スポーツ紙では、大阪桐蔭を称えつつも、「来年は日大三が有望」という、少々気の早い記事を掲載していた。
なんでも、エース井上が150キロ、廣澤が148キロをそれぞれ甲子園で記録し、さらに控えの平野も最速146キロを出すため、
ほぼ150キロトリオが2年生として残っている三高は要注目」という内容だった。
そんな、スピード出せりゃ勝てるってモンじゃねえだろう…と鼻で笑いつつも、母校がホメられて悪い気はしない。
その記事から約2ヶ月後、新チームの動向が再び、スポーツ紙やネットニュースで報じられた。
どんなニュースかといえば、「日大三、来春のセンバツ絶望」だ(笑)。イヤ、笑いごとではない。
全国で有望だったはずの母校が都大会、しかも初戦で敗れたのである…。

秋季東京都大会 1回戦 町田市小野路球場
日大三5-7目白研心

目白研心について、私はたいして知らなかったが、どうやらつい最近まで女子高だったようで、野球部の歴史は浅いとか。
相手には悪いが、どうせ勝つだろうと思ったし、球場も町田市小野路球場という、ちょっと行くのが面倒な場所だったので、
観戦をサボったらこのザマである。どうやら、私が現場にいないとダメなようだな(←妄言)。

試合は、さっき名前が出た150キロトリオのひとり、平野が先発したものの、四球連発後にタイムリーを浴び初回でKO。
継投した投手も中盤にホームランを打たれ、あわててエース井上を投入したものの、あとの祭り。
そもそも、7点取られたのは確かにマズいが、5点しか取れない打線も情けない。
平野は4番打者だったのだが、2打席凡退すると、こちらも途中交代、戦犯扱いされる結果となった。
「実は相手が強かった」のならば仕方がないが、目白研心は次戦でサクッと敗退、
春の都大会も2戦目でコールド負けで、この夏はノーシードと、ほぼ例年通りの戦績であった。
「ここ数年ではもっとも弱い」と個人的に思っていた、前年度の日置キャプテンの代が全国ベスト4に進出したことで、
今年のチームの分まで、運を使い果たしてしまったのかもしれない。
春のセンバツ甲子園出場は、秋の都大会で優勝もしくは準優勝が推薦条件となるのだが、
ベスト64(1回戦敗退)の日大三は当然圏外。夏に捲土重来を期すこととなった。

2019年初の公式戦は、夏の予選大会のシード権がかかる春の都大会。

春季東京都大会 1回戦 多摩一本杉球場
日大三9-2駒込


桜が咲き始めた時期(4月4日)だったため、お花見を兼ねて観戦。
      
※高校野球観戦中の飲酒はなるべく控えましょう

3回表に先制され、また初戦敗退かと冷や汗をかいたが、さすがに同じヘマはしない。ま、私が球場にいたしね。
試合内容については、エラー多め(3個)、残塁多め、走塁イマイチ、要するに例年通り
冬場の厳しい合宿を経て、身体こそ成長したように見えたが、技術的な部分は、あまり秋と変わっていないように見えた。

2回戦 八王子市民球場
日大三1-0修徳


花見の舞台を、多摩一本杉公園から八王子富士森公園に変え…じゃなくて、ちゃんと野球も観戦したよ。


まともなヒットは3本ほどで、とにかく打てない。バットに当たった瞬間、タメ息が出るような凡フライの連発。
あまりの弱さに、ヤジる気も起きなかった…と言いつつ、少しヤジってしまったけど。
次の3回戦を勝てば、ベスト16進出となり、夏のシード権を獲得できる。

3回戦 八王子市民球場
日大三6-0都立文京


桜のピークはやや過ぎたようだが、母校打線は、いまだピークを迎えられず。


都立校相手のこの日も、まともなヒットは3本だけ。よく6点取れたな。
凡試合も、初戦ならまだ仕方ないが、3度続いたらそれは、もはや実力である。
あまりの不甲斐なさに、この日は本当にヤジを飛ばさなかった。というか、飛ば「せ」なかった、というのが正解だ。

4回戦 八王子市民球場
日大三11-1都立小松川 ※6回コールド


いまだ桜の花びらが舞い散る八王子球場。土曜日だったので、花見客がけっこういた。


三高打線は相変わらず湿っていたが、6回裏に今期初めて打線がつながり、まさかのコールド勝ち。
さほど実績のない都立校相手なのに、「まさかの」と書かなくてはいけないのが悲しい。
ここまでは正直、勝って当然の相手ばかりだったので、次の東海大菅生戦は、惨敗しそうで不安だったのだが…。

準々決勝 神宮第二球場 対東海大菅生戦
三0220100→5
菅370101X→12 ※7回コールド

案の定、予感が的中!
エース井上を温存したところ、相手の4番に初回は3ラン、2回には満塁ホームランをくらってしまった。
先発の廣澤は論外だったが、二番手児玉も、満塁での登板はキツかっただろうが、ホームランを打たれちゃダメだ。
三高の4番・宇津木も2ホーマーを放ち、菅生のエースから5点奪ったのは収穫だが、いずれにせよ惨敗には変わりない。
冬を越した東京の大会で、コールド負けを喫したのは、21世紀では初である。

その後も勝ち進んだ菅生は、春大会を優勝。夏の西東京大会は、◎第一シード東海大菅生 ○第二シードが準優勝の国士舘、
そして▲第3シードが、ベスト8に進出した日大三、国学院久我山、早稲田実業の3校となった。
トーナメント表では、菅生が左上のハジ、国士舘が右下のハジが決定。
第3シードの3校は、右上ハジか左下ハジ、あるいは左下トーナメントの一番上…これじゃあわかりづらいか。
要するに、下のトーナメント表では「東海大菅生」の位置ね。とりあえず「左下上」と表記する。

(C)日本大学第三高等学校硬式野球部応援団

最も引いてほしくないクジが、その「左下上」の場所。
5回戦で第4シードの高校と当たるし、その後も早実or久我山、菅生を倒さなくては、決勝進出できない。
逆に右上なら、菅生、早実、久我山らとは決勝までは当たらない。難敵は準決勝の国士舘くらいだ。
そうして迎えた、6月15日の抽選会。日大三は…見事右上の位置を確保!
クジを引いた佐藤が、初めてキャプテンらしい仕事を果たしたようだ(←それは言いすぎ)。
とにかくクジ運はよく、私自身は「ベスト4は確定」と決めつけている。
ちなみに、「左下上」には、私の大嫌いな早実が入った。遠慮なく、とっとと敗退してくれ。
菅生にボロ負けした今年のチームだが、西東京連覇の視界が開けた…かもしれない。

秋は無名校相手に初戦敗退、春は屈辱のコールド負け。
三高野球部史上最大級の逆襲
への戦いが始まった! …はずなので、すぐ終わるのはカンベンな(←ちょっと弱気)。
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いつでも食べたい安ウマうどん 十条『いわい』

2019年07月03日 | そば、うどん
昨日、7月2日は「うどんの日」だったようで。みなさんはご存知だっただろうか?
にわかうどんファンの私は、もちろん知らなかった。知ってたら食べていたのに。
まあ、うどんの日だろうがナンだろうが、いつでも食べたいうどん屋さんは、いくつか知ってる。
そのうちのひとつが今回紹介する、十条の讃岐うどん店『いわい』さん。
こちらのお店は、以前紹介した、東村山の『こげら』さん(ここも名店!)の師匠にあたるそうで。
    
※上記写真は「こげらセット」500円。安い!

初めて行ったのは数ヶ月前。過去に立ち寄った記憶のない、埼京線の十条駅で下車。
にぎやかな商店街の途中で左折し、しばらく歩いていくと、『いわい』さんがみつかった。
店内は近所のご夫婦や家族客がつめかけていたが、運よく、カウンター席がひとつだけ空いていたので着席。
壁に掲示してあるメニュー札の他、ホワイトボードには日替わりのおつまみメニューも記載してあった。
とりあえずは、ビンビール500円に、おつまみとして「コロッケ」100円と「とり天」150円を注文。


周囲を見回すと、日替わりメニューのお刺身盛り合わせで飲んでいるお客さんが結構いた。
ビールを飲み終わる頃、うどんを追加しようかと顔を上げたら、厨房の店主がすぐに気づき、
「なにかご注文でしょうか!?」と声をかけてくれた。忙しくても、ちゃんと客の方に注意を払っているのはさすが人気店。
頼んだのは、一番ベーシックだと思われる、「かけうどん小」300円をひやあつ(冷たい麺に温かいツユ)で。
タイミングがよかったのか、すぐに出てきたのがこちら。


黄金色のツユをひと口飲んでみたところ、いりこダシの香りが強い!
こんなに芳香をダイレクトに感じる讃岐うどんは、個人的には初めて。
擬音で例えると、フワ~ではなくブワァ~! だ。単に文字を大きくしただけ? と指摘されそうだが。
ムチっとした歯触りの自家製麺との絡みもよく、ガツガツズルズルと、あっという間に食べてしまった。
こげらさんと同様、師匠のうどんもやはり安くてウマいではないか!

せっかくなので、今度は「ざるうどん」を追加しようかと考えていたところ、
周囲のお客さんたちが、赤茶色のタレがかかった、謎のうどんを食べている。
美味しそうだったので、すかさず店主に「私にもあれをください」と注文。
出てきたのがこちら。正式名称は「スパイシートマトキーマカレーうどん」500円であった。


日替わりうどんの記載は店内にはなく、入口ドアに貼紙があるだけなので、気付かなかった(笑)。
例のいい匂いのするダシはかかってないが、こちらの商品も素晴らしい商品だ。
トマト+キーマカレーで、ミートソースのような味わいになるのだが、このソースが昔懐かしい味で、
かつて立川にあった、『サンモリノ』というお店のミートソースに似ているのだ。※ローカルネタでごめん
モチモチうどんとの相性も抜群で、卓上の七味と生姜を加えて、味を変えてもイケる。


日替わりでなく、レギュラーメニューにしてほしいくらいだよ。
人気店にもかかわらず店主の応対もよかったし、いわいさんには今後も通いつめよう…と決意。

次回訪問時は、友人と一緒に。祭日の昼間だったので、店頭には長い行列ができていた。
まずはやっぱり天ぷら(舞茸、れんこん、とり)で一杯飲んでから、


私は「ゆだめうどん小」300円と「いなりずし」100円。ゆだめは「ざる」の麺が温かいバージョンね。


友人は「とろろめし」100円と「ひやひやうどん」の中…だったかな?


書き忘れていたが、こちらは基本のうどんは「かけ」(あつ×ひやなど3種)「ざる」「ゆだめ」「しょうゆ」とあり、
すべて小が300円、中が400円、大が500円と、わかりやすい価格設定だ。
ゆだめのダシは、ざると同様の黒くて濃いツユ。お湯に入った麺は、柔らかくむっちりしている。
友人はうどんもさることながら、「とろろめし、これで100円とは安い!」と絶賛していた。

その後も何度か通ったが、「食べログ」の営業時間を信用し、営業していない夜に行ってしまったこともあった。
これも食べロガーのせいだな(←そうか?)。現在、夜の営業は金・土だけ! 


上記写真は、行ったら閉まってて、ションボリしながら撮影した店頭の看板だ。皆さんも覚えておくように!

いわいさんは最近、お店から徒歩20分くらい(推定。私は迷って40分かかった)の場所に、支店を出した。
店名は『いわい製麺』。最寄り駅は都営三田線・板橋本町駅。
本店との違いは、「麺が機械打ち」で、客が運ぶ「セルフ形式」だということ。
その分、天ぷらはほぼ100円、うどんは小中大すべて400円とお手頃価格だ。
ここでも、冷蔵庫から自ら取り出した缶ビール300円を、「ちくわ天」と「とり天」(デカい!)をツマミに飲む。

※天ぷらがデカすぎてハサミを使用するのは、こげらさんと同様

うどんは「ぬるいうどん」の中を選択。ぬるい=ひやあつだ。


ツユは相変わらの香しさで、麺の太さがそろっているのは、機械打ちならでは。
私自身は、個性的な手打ちも好きだけど、均一な機械打ちも悪くないと思う。というか、どっちも好きだね。
支店は、平日の夜もやってるし、本店ほどは混んでなかったので(今は混んでるかも)、気軽に飲みにいけそうだ。

最後に紹介するのは、先日『こげら』さんで提供していた、『いわい』さんのうどんとのコラボ商品(?)。


こげら店主が、いわい店主に分けてもらった麺を合い盛りにしており、右側の太い方が「こげら」で、左が「いわい」。
双方のうどんを、こげらさんの「ざる」用つけダレに浸して食べた。

※こちらは「いわいうどん」


※こちらが「こげらうどん」

ごらんの通り、うどんの太さの違いは歴然。もちろん、歯ざわりや塩加減も同じではない。
安くてウマいのは師弟共通だが、麺やダシは当然、お店によって少しずつ異なるようだ。
イヤ~うどんって、奥が深いねえ
うどんファンを宣言してから約2年。そろそろ讃岐うどんの本場・四国に行ってみようかね。



讃岐うどん いわい
東京都北区上十条3-28-7
JR十条駅から徒歩約5分
営業時間 火~木 10時半~14時半、金、土 10時半~14時半、17時半~21時、日 10時~15時
定休日 月
※支店の『いわい製麺』の住所は、東京都板橋区清水町5-11
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