明るく正しく強いブログ

朝昼晩、時間を問わず飲んで喰って面白おかしく過ごす人生を歩みたいです。※旧名「日が沈む前に飲む酒はウマい」

小さなお店の大きなクリームパン 神楽坂『亀井堂』

2018年11月19日 | パン
神楽坂方面へ、日雇い労働に行ったときのこと。
昼休みに、界隈をプラプラと散歩していたら、かわいらしいお店を発見。


緑色した外観をした、こちらのお店の名前は『亀井堂』さん。
神楽坂のパン屋なんて、フランス語だかなにかの横文字屋号で、いかにも金持ちマダム御用達的な、
雰囲気も価格的にも入りにくいお店ばかりなので(←偏見)、こういう庶民的なお店の存在はうれしい。
昼メシを喰ったあとだったので、デザートになにか買ってみようと思い、入店してみた。
小さな店舗内には所狭しと、手作り感あふれるパンが並んでいる。
その売場の中でも、かなりのスペースを割いているのが「クリームパン」
こちらの一番人気商品らしく、先客たちも他のパンと一緒に、複数個買っていった。
昔ながらのグローブ型をしたクリームパンのお値段は、当時は税抜き220円で、現在は230円。
一般的なものより少しだけ割高な印象だが、そのぶんサイズが大きく、トングで挟むとなかなかの重量。
お会計を済ませてから、近くの公園に移動し、適当にしゃがんで食べることにした。

こちらが、亀井堂さんのクリームパン。


この写真ではわからないだろうが、けっこう大きめのサイズで、繰り返しになるが重量感がスゴイ。
かぶりつく前に半分に割り、中身のクリームを撮影。


うほっ、クリームがぎっしり詰まっているではないか。なるほど、これなら重いはずだ。
食べてみると、パンはちょっと硬くなっていたが、クリームの柔らかさが、かえって引き立つ。
ケーキ屋さんのカスタードクリームとは違う、玉子と牛乳と砂糖の素朴な風味をいかした、自然な甘さがたまらない。
「こりゃウマいね~」とパクついていたら、公園内を通って帰宅する、小学校低学年くらいの男児と目が合った。
しばし見つめ合ったあと、お互いに言葉を発することなく、目で会話した。
児童「おいしそうだね」 私「うん、おいしいよ」 児童「ひと口ちょうだい」 私「やーだよ」
上記会話は私の推測だが、直後に児童が無念そうに走り去ったため、だいたい合っているはずだ。
あの子はきっと、帰宅してすぐお母さんにおこづかいをせびり、亀井堂さんに向かったに違いない。

それから数日後、また神楽坂で仕事があった日のお昼に、亀井堂さんを再訪。
この日はクリームパンと一緒に、「目玉焼きマヨネーズトースト」を購入。


「目玉焼き~」は正式名称と価格を忘れてしまった。ごめん。


目玉焼きが意外と大きめなのは、レジへ持っていったとき、女性店員が「少々お待ちください」と告げ、
レジから離れてパン売場でわざわざ他のパンを選び、「こちらの方が玉子が大きいですよ」と取り換えてくれたからだ。
たぶん、「コイツはデブだから、玉子は大きい方が喜ぶはず」と、気を利かせてくれたのだろう。
お姉さん、あのときはどうもありがとう。玉子の黄身も好きだが、キミも大好きだよ
…気持ち悪い告白はさておき、目玉~パンは、マヨネーズとキャベツの千切りが好相性。
そして、クリームパンは相変わらず、中のクリームがたっぷりで、重くて甘くて美味しくって、大満足。


調べたら、クリームは150グラムも入ってるらしい。「てりやきマックバーガー」とほぼ同重量だ(←わかりづらいよ)。
甘~いクリームパンと、ほろ苦いコーヒーとの組み合わせは最高だね。


「コーヒーじゃなくてコーヒー牛乳かよ」「そもそもコーヒー牛乳は苦くねえだろ」という批判は受け付けない。

私が亀井堂さんのクリームパンを気に入った理由は、ただ美味しいだけでなく、
愛しさ、やさしさ、懐かしさ、さらにパン職人の情熱や、さっき書いた女性店員の真心とか(笑)、
食べるたびにいろんな想いがこみ上げてくるからなんだよ。
↑ナニ書いてるのか、自分でもよくわかんねえけど。
そんなクリームパンのファンはかなり多いようで、連日400個作り、閉店時間前に完売しているらしい。
先日なんて、ランチタイムを過ぎたばかりの13時45分には、もう売り切れていた。


せっかくなので、他のパンを店内のイートインスペースで試してみることに。
店内には、ギンガムチェックシートが敷かれた、丸いテーブルがふたつ&座席が4つほどあるのだが、
お店の規模と同様、かなり小さいテーブルなので、4つの座席は密接しており、
だいたい先客(しかも女性)がいたため、いつも相席を遠慮してきた。
私みたいな、デカい図体で人相の悪い男が隣に来るのは、女性客には脅威だろうからね。

この日は惣菜パンもほぼ売り切れており、どうにか「カレーパン」(正式名称・値段やはり失念)と、
レジのショーケース内に入っている、「神楽坂ロール」のフルーツ(250円くらいだった)を選択。


カレーパンは普通の味だったが、ロールケーキにはまたまた驚かされた。


「の」の字型でなく「○」字型というか、中心部にスポンジはなく、ほぼクリーム。

クリームパンのカスタードも素晴らしいが、こちらの生(シャンティ)クリームも、適度な甘さで絶品!
たっぷりなのにクドくなく、甘いのにさわやか。外側のスポンジも具材のフルーツも当然美味しい。
写真のように輪切りタイプでなく、丸ごと喰えばよかった
「神楽坂ロール」は、今の季節は栗入りも売っているが、季節によっては他の食材も使用するとか。
クリームパンだけでなく、今後はロールケーキもチェックしなくてはな。

最後に、亀井堂さんに行ってみたいと思った方へ、僭越ながらアドバイスを。
クリームパンとロールケーキ、どちらを買うか迷ったときは、両方買うべし!
なお、売り切れにはくれぐれもご注意を。


亀井堂
東京都新宿区神楽坂6-39
神楽坂駅から徒歩約90秒、江戸川橋駅から徒歩約7分、飯田橋駅から徒歩約10分、牛込神楽坂駅も近い
営業時間 月~金8時半~19時、土9時半~18時
定休日 日・祝ほか
※クリームパンは予約購入がおすすめ


※残念ながら、2021年6月14日で閉店なさったようです
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東京随一の人気うどん店 神保町『丸香』

2018年11月10日 | そば、うどん
昨年夏頃から、うどんに興味を持つようになり、評判の店をいくつか訪問してみた。
接客面などで期待を裏切られた店もあったが、うどんの味自体はどの店も悪くなかった。
まあ私はバカ舌なので、麺類ならばなんでもウマいと感じてしまうのだが。
それでも、ちょっとこの店は違うなと感心させられたのが、神保町の『丸香』(まるか)さん。
ネットやマスコミが大絶賛している讃岐うどんの名店で、ピークタイムには長~い行列ができるとか。
店名は、うどんに使用している本場・香川県産の小麦粉の商品名が由来だそうで、
私の大好きな、「ペヤング」のまるか食品は無関係らしい。当たり前か。

「超超超大盛」、食後はしばらくダウンした

拙ブログでは、こちらのような誰もが知っているお店は、なるべく取り上げないようにしているのだが、
うどんマニア(ただしニワカ)としては避けて通れないお店なので、素直に紹介させていただく。

初訪問は、とある日の夕方頃。様子をうかがいに来てみたら、たまたま行列がなかったので迷わず入店。
とはいえ、20席以上ある店内の席はほぼ埋まっていたし、私が会計して店を出たときは、すでに行列ができていた。
ホールには女性3名、厨房にも男性店員が3名くらいおり、セルフではなくちゃんと配膳してくれる。
主なメニューはこちら。光の反射とか、全然気にしなくてゴメン。


以前より少し値上げしたようだが、それでも「かけ」440円、「つけ」450円は、都内では破格だよ。
私はざるうどんが好きなので、「つけ」をオーダー。酒やトッピングは頼まず、純粋にうどんを味わうことにした。
しばらくすると、つけうどんが到着。予想通りの整ったビジュアル。


ツヤのあるうどんは、「艶」という漢字を当てたいくらいで、食べる前からウマいのがわかる。


さっそく、ツユに浸して食べよう…と思ったら、このうどん、意外と長い。
ハシで持ち上げたら、長身の私(胴長なのではない)の頭上を超え、立ち上がらなくてはならないレベル。
仕方なく、丼の麺を直接ツユが入った器に移し、それをハシで口にすくって噛み切ることに。我ながら下品な食べ方である。
案の定、周囲にツユがこぼれてしまうため、途中で面倒になり、ツユをうどん丼に入れてしまった。


メニュー表にも「ダシをうどんにかけて、ぶっかけにしてもOK」みたいなことが記されていたしね。

肝心の味の感想だが、歯触りは外側は柔らかく、しかし内側にコシがあり、歯応えものど越しも最高。
麺はきっちり冷えており(たまにヌルい店があるからね)、ツユの濃さもほど良く、うどんの長さ以外はすべて私の好み。
しかも、繁盛店にもかかわらず、店員さんたちはあわてずテンパらず、適度に愛想も良かった。
回転重視ではなく、接客も丁寧。さすがは東京随一の人気店だ。
この日は他に用事があり、つけうどんだけで退散したが、後日、当然のように再訪した。

2回目の訪問も、空いている夕方の時間帯を狙ったため、並ぶことなく入店。
頼んだのは「釜たまカルピスバター」600円。温かいうどんに玉子とカルピスバターを絡め、付属のダシをかけて食べる。


粒コショウがかかっているので、一見カルボナーラのようだ。ベーコンも入れてほしいね。


ズルズル、ガツガツ、サッサッ(←周囲にハネた汁を拭いている音)とたいらげ、ごちそうさま…
…では終わらせず、この日は「かけ」うどんの冷たいバージョン、通称「ひやかけ」をお替り。
丸香さんは、お替わりうどんは100円引きしてくれるからね。

※またまた照明反射してしまい、申しわけない

ただ、私は当初、この「二杯目のうどん-100円」というマイナス表記に気付かず、「二杯目のうどん→100円」に見えたため、
「2杯目のうどんはどれでも100円かよ!」と勘違いしてしまい、
危なく「海老天5本乗せ・玉子バター肉うどんの大盛り」などを注文するところであった(←意地汚ねえ)。
数分後、ひやかけうどんが、「おかわり」と書かれた伝票とともにやってきた。


前回食べた「つけ」と似ているが、ツユは黒くなく、「かけ」仕様の黄金色したイリコダシだ。
うどん自体も「かけ」仕様なので、長さが気にならず、ズルズルすすれる。
途中で、小皿に添えられた生姜と、卓上の無料揚げ玉を追加してみたけど、揚げ玉は必要なかったかな。
2杯食べたら、さすがに満足し、今度こそごちそうさま、だ。お会計は940円だって。安いなあ。
ざる、釜玉、かけ、と基本の3種(?)を試してみたが、どのうどんも値段以上の価値あり!

店を出ると、この日もやっぱり行列ができていた。


私が行く、夜営業開始直後の17時台なら、さほど並ばないで済むのではないかね。

つい最近食べたのは、「肉うどん」700円+「生たまご」50円。
最近入手した、雑誌「danchu」のうどん特集号(発行は2013年、古本屋で108円で購入)によると、
うどんダシをベースに、濃口醤油や赤ワイン、和三盆糖(←高いよ!)などのタレで煮込んだ牛肉に玉ネギを加えた、
「牛丼へのオマージュ」と店主が語る逸品らしい。牛丼ファンとして、これは期待せずにはいられない。
注文し、うどんは出来上がったようだが…なぜか厨房の提供スペースに置かれたまま。
数分後やってきたのが、写真の商品。玉子が余熱で温まるのを待っていたのかな?


うどん好き、牛丼好き、しかしそれ以上に玉子大好きの私としては、玉子は別皿で欲しかった!
「温泉たまご」80円もあるのに、わざわざ生を選んだのは、別皿で溶いて、つけダレ風にしたかったからなんだけどね。
とりあえず、七味と付属の粒コショウをかけ、玉子は肉の底に沈め、あとのお楽しみに。


煮込まれた牛肉は、牛丼専門店のものより風味が淡白だが、ここのうどんには合っていると思う。
しかし、玉ねぎは歯応えを重視したのか、生煮えの堅い状態。今回がたまたまなのか、普段もそうなのかはわからん。
最後に、残しておいた牛肉と玉子を絡めて、黄身が割れないよう、一気に食べた。
ご飯も欲しくなるが、ここは「おむすび」しかない。茶碗の米に、肉と玉子を乗せて食べたかったな。

欲しくなるといえば当然アルコールなのだが、丸香さんはびんビールこそ置いてあるものの、
ここ最近はなぜか、ちくわ、海老、かしわ(鶏肉)など、各種天ぷらの販売を休止しており、
ツマミになりそうなのはせいぜい、「梅干」、「マヨネーズ」、卓上の揚げ玉くらいしかない。「すだち」じゃ飲めないし。
さすがの私も、「マヨネーズ」50円でビールを飲むのは恥ずかしいな。
会計時、店員さんに「揚げ物はいつ再開するんですか?」とたずねたら、
「現時点では予定はなく、しばらく休むことになりそうです…」とのことだ。やっぱり客の回転が鈍るからかな。
いつかは天ぷらでビールを飲んでから、絶品うどんでシメたいものだが。

なお、丸香さんがある界隈は、長蛇の列こそないものの、魅力的な飲食店が多数存在するので、
近いうちに、それらのお店も紹介したいと思っている。


うどん 丸香
東京都千代田区神田小川町3-16-1
地下鉄神保町駅から徒歩約3分、JR御茶ノ水駅からは約9分、水道橋駅からは約10分
営業時間 月~金11時~16時、17時半~19時半 土11時~14時半
定休日 日、祝、年末年始、お盆ほか
※うどんが売り切れ次第終了
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事業主は庶民の味方 長崎らーめん『西海』

2018年11月05日 | ラーメン、つけ麺など
数年前まで、立川駅南口のウインズ近くに、『深大寺そば』という立ち食いそば店があった。
「勝お節たっぷり」など、ギャンブル施設付近ならではのキャッチコピーの隣に、価格も表示してあり、
開店当初の1990年代は、なんと平日100円!
競馬ファンが殺到する土日は、150円と微増したが、それでも東京屈指の激安そば屋だったはず。

私がここを利用したのも、やはり平日100円だった、今から20年ほど前のサラリーマン時代。
転勤を命じられ、都内から立川に職場が変わり、やや緊張気味に迎えた勤務初日。
新しい上司に「よし、今日の昼メシはごちそうしてやる」と、連れてこられたのがこの店だった(苦笑)。
上司は入店した途端、お店のおばちゃんたちに気軽に挨拶してやがる。どうやら常連らしい。
「オレのオゴリだから、天ぷらでもおにぎりでも(※どちらも100円)、好きなモン頼んでいいぞ」と、
100円ソバ屋の常連のくせに偉そうに振る舞う上司に対し、
「これから、コイツの下で働かなくてはならないのか…」と、暗たんたる気持ちでソバをすすったのを思い出す。
ただし、ソバの味についての記憶はない。まあ、たぶん値段相応だったのではないか。
結局、私が上司とメシを喰ったのも、ここのお店を利用したのも、その日が最初で最後となった。
その深大寺そばも、100→150→160→200円と少しずつ値上げしていったようだが、惜しまれつつも2年前に閉店した。

ここまで読んで、「まあ、100円ソバだなんて、貧相で下品なブログざますわねえ」などと、
あきれる読者もいるだろうが(いまどき「ザマス」なんて使うヤツはいねえか)、ちょっと待ってくれ。
実は、深大寺そばの母体は、「株式会社アーバン」という立派な企業で、
激安ソバ屋だけでなく、高尾山のビアガーデンやレストランなども運営しているんザマスよ。
  ※写真はHPより

HPによると、外食事業、給食サービス、だんごの販売など、幅広く手掛けているようだが、
高尾山のビアガーデンの次か、同じくらい有名なのが、ラーメン店『西海』(さいかい)
多摩地区を中心に支店展開している、豚骨スープにアゴ(とびうお)出汁を加えた「長崎らーめん」のお店だ。
私が行ったことのある店舗は、多摩センター、高尾駅前、八王子北口(閉店)、そして府中競馬場店。
ラーメンの価格は、さすがに立ち食いソバのように100円とはいかないが、
私が初めて食べた2001年で480円、17年たった今でも540円と、一般的なラーメンよりは格安だし、
そもそも、21世紀に入ってから60円しか値上げしていないのはスゴイ。
こちらがその、基本の味である「西海」540円。


食べたのは府中競馬場店で、昼時で忙しかったため、あまり盛りつけが美しくないね。
具材はチャーシュー、メンマ、ネギ、そしてアオサ海苔とハート型(?)の紅生姜に、飲料水のビワ茶。


このビワ茶は、アゴ出汁と同様に長崎県産らしい。下記写真の通り(ブレちゃって申し訳ない)、


血液サラサラ効果などがあるらしいので、高血圧の私は、なるべく飲むようにしている。

肝心のラーメンは、ベージュ色した豚骨スープに魚介の風味が合わさり、それほどクドくない仕上がり。
自家製の「熟成麺」は、九州らしい細麺で、他の店舗では替玉もやっている(後述)。
メンマやチャーシューはやや平凡だが、珍しいアオサ海苔が、独特の風味をかもし出しており、
まとめると、決して安いだけでなく、個性的でなかなか美味しいラーメンなのである。
ここ府中競馬場店は、飲食店が集まるフードコート式エリアにあるが、常に長い行列ができる繁盛ぶり。
会計を済ませたあとは、店舗から少し離れたテーブルまで、自分で運ばなくてはならないのだが、
ラーメン単品のみだとお盆をくれないので、この日の私のように右手で丼、左手でビワ茶を持つと、
熱さに右手が耐えきれず丼を落としそうになるため、すみやかな移動を心掛けよう。

ここからは、最近私が食べたメニューを紹介しよう。これは、高尾駅前店での「西海」+「チャーシュー」790円。


府中競馬場店以外は当然、席まで店員さんが運んでくれるし、さっき触れたように替玉もある。
接客については、閉店した八王子北口店以外の店舗は、悪い印象を受けたことはなく、ちゃんとしていると思う。
替玉は、基本の熟成麺と辛口の「赤麺」があり、どちらも120円(半分だと70円)。
この日は赤麺を「硬さ普通」でオーダーした。一見ナポリタン風…でもないか。


スープに入れるとこうなる。取っておいたチャーシューに柚子胡椒を乗せて、一緒に食べたよ。


カロリー過多かもしれないが、さっき紹介した「ビワ茶」をガブ飲みしたので大丈夫だ(←そうか?)。

その数ヶ月前には多摩センター店を利用。訪問したのは15時過ぎだったが、中休みがないのはうれしい。
お客さんの少ない時間帯だったので、得意の日が沈む前の酒を飲ませてもらう。
とりあえずびんビールに餃子、そしてラーメンのトッピングである味玉と角煮も注文。
まずはビール520円がやってきて、直後に「味玉」110円と、軍艦島と称される「角煮」380円が登場。


味玉は別皿だったけど、一緒にしちゃった。その後しばらくして、「西海餃子」390円が焼きあがった。


餃子と味玉はフツーにおいしいので、一番の推奨品はやはり軍艦島角煮だ。味が濃くビールがすすむため、当然お替り。
ただし、ビールで腹一杯になる前に、シメの麺類も頼んでおく。最近トシのせいか、飲み喰いできる量が減ってねえ。
選んだのは「西海ちゃんぽん」。値段は忘れちゃったけど、750円くらいだったかな?
出てきたのは、国産野菜と魚介をふんだんに使用した、結構な大盛りサイズだった。

※残った味玉と角煮も載せた

いざ食べてみたら、さすがは長崎らーめんのお店。ちゃんぽんも絶品ではないか!
数年前の九州旅行で立ち寄った、長崎・佐世保で食べたちゃんぽんよりおいしいよ。
ただし、私が食べたのは佐世保競輪・場内食堂だったため、比較になるのかは疑問だが。
麺と具材はもちろん、旨味たっぷりのスープもほぼ飲み干したため、すっかり満腹に。
『ラーメン二郎』みたいに「野菜マシ」も可能(有料)だったが、やめておいて正解。

冒頭の激安立ち食いそば屋と、西海さんが同グループと知ったのは、つい最近のこと。
ソバとラーメンの違いはあれど、なるべく安価で提供しようとする、その経営姿勢には頭が下がる。
高尾山のビアガーデンも含め、今後も株式会社アーバンさんには、頑張ってもらいたいね。
また、このブログで西海を知ったという方は、ぜひ1度行ってみてほしい。
基本のラーメンもいいが、私のおススメは「角煮のせラーメン」か「ちゃんぽん」だ。
繰り返しになるけど、ビワ茶も忘れずに飲んでおこう! ※店舗で茶葉の販売あり

株式会社アーバンのHP
https://www.urban-inc.co.jp/


※2020年3月より、らーめん西海から『西海製麺所』へ屋号変更したようです
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