今回が5度目となる、ハヤシライス礼賛シリーズ。 過去分はこちら→1 2 3 4
礼賛なんて言葉、世界史で習った記憶がうっすらと残っているだけで、使ったのは人生初だ。
前回末尾で、「次回第5弾は、レトルトは避け、洋食店のハヤシを軸にしたい」「浅草や日本橋など(中略)に行かないと」と記したが、
私が住む立川市からは遠いので、今回も相変わらず、都内東側にある有名洋食店には足を運ばず、西側のお店ばかり。
まずは、このブログでも何度か名前を出している、西荻窪の深夜食堂兼酒場『最後に笑え』。
ハヤシライスはレギュラーメニューではなく、私が最後に食べた下記画像は、今から7年前くらいのもの。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/21/79/bd54d540445c2412f19274cae5732a59.jpg)
酔って入店したので、味をはっきり覚えていないが、美味しかったのは間違いない。
そして昨年末、久々にハヤシライスがメニューに登場したのをSNSで知り、お店に駆けつけた。
ブレ画像で申しわけないが、商品名は左段の上からふたつめ、「国産牛切り落としのハヤシライス」900円。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0c/ff/d5c7287b71c321c6a220f62e997cc6f3.jpg)
焼酎の無糖茶割りを何杯か飲んだあと、シメに作ってもらった。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6c/1e/867c56cb88ebec53e22bf151f47d60e1.jpg)
ソースは濃厚でコクがあり、店主やお店の雰囲気と共通(?)。前回よりも牛肉が大きめで食べ応えがあった。
食堂兼酒場なので、ツマミとして頼む客もいるため、味は結構しっかりしているが、決してしょっぱ過ぎない。
近年は22時開店になり、なかなかシラフで行く機会がないが、たまには終電を忘れて、じっくり飲みたいね。
なお、今回は最後に笑えが唯一の都内店舗(杉並区)で、以降はすべて多摩地区かつ、拙ブログ初登場のお店ばかりである。
2軒目は小金井市・東小金井駅からすぐの場所にある、カレーとハヤシの専門店『高橋商店』。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/63/2a/b87f044c01515604af5c81dccdac4651.jpg)
上記画像の看板どおり、カレーもハヤシも650円と安価で、食事メニューはその2品と、「あいがけ」「お子様ハヤシ」のみ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/61/bc/b57a8288dd9e46be65b28b495f5e7fcb.jpg)
カツなどのトッピングも用意していないのは、それだけ味に自信があるに違いない。
カレーも気になったが、まずは「ハヤシライス」を単独で注文。
店主と思われる男性が、すぐにお皿にご飯をよそり始め、ハヤシソースをかけて完成。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/68/ec/1048d0914fabbb327a46ae3a12da425a.jpg)
お店インスタグラムによると「昔ながらの欧風カレーとハヤシライス」とのことだが、
食べてみると確かに、家庭で作るような、トロッとした歯触りの正統派ハヤシソースだ。
無論、プロの技術が秘められており、酸味と甘味がほどよくクリーミーで、
玉ねぎの歯触りや、お肉の大きさもちょうどいい。これで650円はリーズナブルだね。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/79/bf/0c84358f1d944170984584762be7afcc.jpg)
先述のインスタグラムによると、今年の目標として「新メニューの追加」を挙げており、また近いうちに食べに行きたい。
3軒目はさらに西へと進み、西武線鷹の台駅を出てすぐの場所にある、小平市の『キッチンヌー』。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2c/1e/0740e3fa0634194204b3216c22ff13ee.jpg)
ご夫婦で営んでいるようだが、看板イラストのとおり、奥さんが厨房で調理をし、旦那さんがホール担当であった。
ハヤシライスは、「エビフライ付」など全6種類だが、他店と同様、私は「プレーン」1000円を選択。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0d/5e/c50c8844ac359977b2fabd87d3913070.jpg)
お店HPによれば、「数種類のハーブをブレンドして煮込んだ」とのこと。数分後、旦那さんがハヤシライスを運んできた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2d/24/52e524f167f632a8466ca280a1a81031.jpg)
水平に盛られた美しいビジュアルで、食べる前からウマいのがわかる。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0f/b7/d31437027dd782d657d557aa40b0f7fb.jpg)
手書きの看板イラストなど、家庭的な雰囲気のお店だが、ハヤシソースの味は本格的な洋食店そのもの。
ハーブには気付かなかったが、ほのかな酸味と苦味があり、さらに、お肉の柔らかさには驚かされた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5a/0b/9dfce3713eb8ea5e70351939a453c32f.jpg)
硬めに炊かれたご飯とも好相性で、スプーンが止まらぬまま「ごちそうさまでした」。
会計時は、旦那さんと一緒に、厨房の女性シェフも挨拶してくれた。
ここで紹介した、近所の『ジュノン』とこちらは、鷹の台の二大洋食店として、地元民から支持を集めている。
4軒目は国立市から。国立駅近くの老舗喫茶店に、ハヤシライスがあったと記憶していたが、
残念ながら商品名が「ビーフストロガノフ」であった。見た目はハヤシと差がないんだけどね。
それでも、やはり駅近くに『kuniさん家』という食堂があり、そちらでは「ハヤシライス」を提供していたので訪問。
まずは、店外にあったメニューを拝見。ハヤシは1320円。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0c/fc/40c1dea05829ba86b57a8f10412589c1.jpg)
やや値は張るが、店主は長年のシェフ経験があるらしく、食堂風の内装で、本格的な洋食を提供している模様。
注文後、いかにも腕の良さそうな店主が炒め作業を開始。ここのハヤシは、煮込むのではなくソテータイプだ。
ひと通り調理を終えると、今度は何かを素早くスライスし始め、その後すぐに「お待たせしました」とハヤシライス一式が登場。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2a/5e/b7aa246831aa4cfdf586646fea608f38.jpg)
メインの他、サラダと豚汁が付く。店主がスライスしていたのは、サラダの飾りの人参だったようだ。
ハヤシだけアップ。今回紹介してきた3皿よりも、ソースの色が黒い。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/62/3a/aa4b6624b5051eac0a9c9c3e5f373f25.jpg)
まずはひと口食べてみると、一瞬「ナポリタン!?」を思わせ、すぐにビターな香りがやってくる。
ナポリタンを思い浮かべた理由は、玉ねぎ、ピーマン、マッシュルームなど、共通の食材がソテーされていたからだ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/72/b4/308c057e5c9e558256d1e58774a713b4.jpg)
お肉は、小ぶりなのがたくさん入っていたが、煮込みタイプよりも当然、やや硬く感じた。
立川の洋食店『にゅうとん』でも感じたが、ソテータイプのハヤシは、デミグラスソースに具材を絡め短時間で仕上げるためか、
酸味や甘味などよりも、苦味がダイレクトに伝わるが、既出した炒め玉ねぎなどとの相性は悪くない。
あと、豚汁が意外と具だくさんなのが、食堂っぽくて好感が持てるし、サラダも付いて1320円なら、決して割高でもないね。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1d/60/cb031ab8cfd5e97619b28ea5aa321672.jpg)
ハヤシ以外にも気になる料理があるので、こちらには近いうちに再訪するつもりだ。
そして最後のひと皿は、地元立川市から。「立川 ハヤシライス」でネット検索しても、
さっき名前を出した『にゅうとん』以外は、既に閉店した店や、現在はハヤシを置いていない店が表示されるのだが、
ウインズの先にある、訪問経験はないが存在だけは知っている、洋食店『トスカーナ』を調べたところ、
ハヤシライスを提供していることが判明。行ってみることにした。
ディナータイムは店内暗く、カップルや団体客ばかりで、ひとり客は私くらい。
メニューブックを確認すると、ハヤシライス単品が見当たらず。店員さんにも聞いてみたが、単品はないとのこと。
なので、ハヤシ礼賛シリーズの規則に反するが、「カツハヤシのM」1350円を選択。メニューはすぐに下げられたので撮影できず。
サイズはS、M、大盛り、Lの4種類ある模様だが、Lはデカ盛りでユーチューバーが挑戦するレベルだとか。
カツの揚げ時間を要するため、少したってからの提供となった。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4b/f5/875b33f5aa0b6cfe1c373d143779bd38.jpg)
横アングルも撮ってみたが、量自体はM=標準サイズ。福神漬けもあるのでカツカレーみたい。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5f/83/bb1bb197eb63c68682e7ebf08ed80302.jpg)
お店HPによると、デミグラスソースは「60年以上継ぎ足し続けた特製」で、期待しながらスプーンを口に運んでみると、
バカ舌の私には、60年間の重厚な歴史がわからず(泣)、クセや苦味はなく、まろやかで食べやすい、としか書けない。
具材はお肉が少々あったくらいで記憶になく、カツは厚さも味も普通。揚げたてのはずだが、温かくないような…?
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2b/0e/5741dbffd6baa0da74f89012f2cbc1e1.jpg)
無論、味に不満はなく、残さず食べ切った。もっとも印象に残ったのは、やはりソースであった。
こちらのお店は、食べログでは「イタリアン」扱いされており、注文するならばピザやパスタだったかな。
以上、今回も5種のハヤシライスを食べてきた。
冒頭でも触れたが、ハヤシの名店といえば、浅草などだいたい東京の東側にあるのだが、そういうお店は、他の誰かが既に投稿済みだろう。
拙ブログはあえて、多摩地区など東京西側に存在する、隠れた名店のハヤシライスを紹介したいと考えている。
今年も引き続き、ハヤシライスに光を当てるべく頑張るので(←ただ喰うだけだが)よろしく!
礼賛なんて言葉、世界史で習った記憶がうっすらと残っているだけで、使ったのは人生初だ。
前回末尾で、「次回第5弾は、レトルトは避け、洋食店のハヤシを軸にしたい」「浅草や日本橋など(中略)に行かないと」と記したが、
私が住む立川市からは遠いので、今回も相変わらず、都内東側にある有名洋食店には足を運ばず、西側のお店ばかり。
まずは、このブログでも何度か名前を出している、西荻窪の深夜食堂兼酒場『最後に笑え』。
ハヤシライスはレギュラーメニューではなく、私が最後に食べた下記画像は、今から7年前くらいのもの。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/21/79/bd54d540445c2412f19274cae5732a59.jpg)
酔って入店したので、味をはっきり覚えていないが、美味しかったのは間違いない。
そして昨年末、久々にハヤシライスがメニューに登場したのをSNSで知り、お店に駆けつけた。
ブレ画像で申しわけないが、商品名は左段の上からふたつめ、「国産牛切り落としのハヤシライス」900円。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0c/ff/d5c7287b71c321c6a220f62e997cc6f3.jpg)
焼酎の無糖茶割りを何杯か飲んだあと、シメに作ってもらった。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6c/1e/867c56cb88ebec53e22bf151f47d60e1.jpg)
ソースは濃厚でコクがあり、店主やお店の雰囲気と共通(?)。前回よりも牛肉が大きめで食べ応えがあった。
食堂兼酒場なので、ツマミとして頼む客もいるため、味は結構しっかりしているが、決してしょっぱ過ぎない。
近年は22時開店になり、なかなかシラフで行く機会がないが、たまには終電を忘れて、じっくり飲みたいね。
なお、今回は最後に笑えが唯一の都内店舗(杉並区)で、以降はすべて多摩地区かつ、拙ブログ初登場のお店ばかりである。
2軒目は小金井市・東小金井駅からすぐの場所にある、カレーとハヤシの専門店『高橋商店』。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/63/2a/b87f044c01515604af5c81dccdac4651.jpg)
上記画像の看板どおり、カレーもハヤシも650円と安価で、食事メニューはその2品と、「あいがけ」「お子様ハヤシ」のみ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/61/bc/b57a8288dd9e46be65b28b495f5e7fcb.jpg)
カツなどのトッピングも用意していないのは、それだけ味に自信があるに違いない。
カレーも気になったが、まずは「ハヤシライス」を単独で注文。
店主と思われる男性が、すぐにお皿にご飯をよそり始め、ハヤシソースをかけて完成。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/68/ec/1048d0914fabbb327a46ae3a12da425a.jpg)
お店インスタグラムによると「昔ながらの欧風カレーとハヤシライス」とのことだが、
食べてみると確かに、家庭で作るような、トロッとした歯触りの正統派ハヤシソースだ。
無論、プロの技術が秘められており、酸味と甘味がほどよくクリーミーで、
玉ねぎの歯触りや、お肉の大きさもちょうどいい。これで650円はリーズナブルだね。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/79/bf/0c84358f1d944170984584762be7afcc.jpg)
先述のインスタグラムによると、今年の目標として「新メニューの追加」を挙げており、また近いうちに食べに行きたい。
3軒目はさらに西へと進み、西武線鷹の台駅を出てすぐの場所にある、小平市の『キッチンヌー』。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2c/1e/0740e3fa0634194204b3216c22ff13ee.jpg)
ご夫婦で営んでいるようだが、看板イラストのとおり、奥さんが厨房で調理をし、旦那さんがホール担当であった。
ハヤシライスは、「エビフライ付」など全6種類だが、他店と同様、私は「プレーン」1000円を選択。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0d/5e/c50c8844ac359977b2fabd87d3913070.jpg)
お店HPによれば、「数種類のハーブをブレンドして煮込んだ」とのこと。数分後、旦那さんがハヤシライスを運んできた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2d/24/52e524f167f632a8466ca280a1a81031.jpg)
水平に盛られた美しいビジュアルで、食べる前からウマいのがわかる。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0f/b7/d31437027dd782d657d557aa40b0f7fb.jpg)
手書きの看板イラストなど、家庭的な雰囲気のお店だが、ハヤシソースの味は本格的な洋食店そのもの。
ハーブには気付かなかったが、ほのかな酸味と苦味があり、さらに、お肉の柔らかさには驚かされた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5a/0b/9dfce3713eb8ea5e70351939a453c32f.jpg)
硬めに炊かれたご飯とも好相性で、スプーンが止まらぬまま「ごちそうさまでした」。
会計時は、旦那さんと一緒に、厨房の女性シェフも挨拶してくれた。
ここで紹介した、近所の『ジュノン』とこちらは、鷹の台の二大洋食店として、地元民から支持を集めている。
4軒目は国立市から。国立駅近くの老舗喫茶店に、ハヤシライスがあったと記憶していたが、
残念ながら商品名が「ビーフストロガノフ」であった。見た目はハヤシと差がないんだけどね。
それでも、やはり駅近くに『kuniさん家』という食堂があり、そちらでは「ハヤシライス」を提供していたので訪問。
まずは、店外にあったメニューを拝見。ハヤシは1320円。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0c/fc/40c1dea05829ba86b57a8f10412589c1.jpg)
やや値は張るが、店主は長年のシェフ経験があるらしく、食堂風の内装で、本格的な洋食を提供している模様。
注文後、いかにも腕の良さそうな店主が炒め作業を開始。ここのハヤシは、煮込むのではなくソテータイプだ。
ひと通り調理を終えると、今度は何かを素早くスライスし始め、その後すぐに「お待たせしました」とハヤシライス一式が登場。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2a/5e/b7aa246831aa4cfdf586646fea608f38.jpg)
メインの他、サラダと豚汁が付く。店主がスライスしていたのは、サラダの飾りの人参だったようだ。
ハヤシだけアップ。今回紹介してきた3皿よりも、ソースの色が黒い。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/62/3a/aa4b6624b5051eac0a9c9c3e5f373f25.jpg)
まずはひと口食べてみると、一瞬「ナポリタン!?」を思わせ、すぐにビターな香りがやってくる。
ナポリタンを思い浮かべた理由は、玉ねぎ、ピーマン、マッシュルームなど、共通の食材がソテーされていたからだ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/72/b4/308c057e5c9e558256d1e58774a713b4.jpg)
お肉は、小ぶりなのがたくさん入っていたが、煮込みタイプよりも当然、やや硬く感じた。
立川の洋食店『にゅうとん』でも感じたが、ソテータイプのハヤシは、デミグラスソースに具材を絡め短時間で仕上げるためか、
酸味や甘味などよりも、苦味がダイレクトに伝わるが、既出した炒め玉ねぎなどとの相性は悪くない。
あと、豚汁が意外と具だくさんなのが、食堂っぽくて好感が持てるし、サラダも付いて1320円なら、決して割高でもないね。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1d/60/cb031ab8cfd5e97619b28ea5aa321672.jpg)
ハヤシ以外にも気になる料理があるので、こちらには近いうちに再訪するつもりだ。
そして最後のひと皿は、地元立川市から。「立川 ハヤシライス」でネット検索しても、
さっき名前を出した『にゅうとん』以外は、既に閉店した店や、現在はハヤシを置いていない店が表示されるのだが、
ウインズの先にある、訪問経験はないが存在だけは知っている、洋食店『トスカーナ』を調べたところ、
ハヤシライスを提供していることが判明。行ってみることにした。
ディナータイムは店内暗く、カップルや団体客ばかりで、ひとり客は私くらい。
メニューブックを確認すると、ハヤシライス単品が見当たらず。店員さんにも聞いてみたが、単品はないとのこと。
なので、ハヤシ礼賛シリーズの規則に反するが、「カツハヤシのM」1350円を選択。メニューはすぐに下げられたので撮影できず。
サイズはS、M、大盛り、Lの4種類ある模様だが、Lはデカ盛りでユーチューバーが挑戦するレベルだとか。
カツの揚げ時間を要するため、少したってからの提供となった。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4b/f5/875b33f5aa0b6cfe1c373d143779bd38.jpg)
横アングルも撮ってみたが、量自体はM=標準サイズ。福神漬けもあるのでカツカレーみたい。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5f/83/bb1bb197eb63c68682e7ebf08ed80302.jpg)
お店HPによると、デミグラスソースは「60年以上継ぎ足し続けた特製」で、期待しながらスプーンを口に運んでみると、
バカ舌の私には、60年間の重厚な歴史がわからず(泣)、クセや苦味はなく、まろやかで食べやすい、としか書けない。
具材はお肉が少々あったくらいで記憶になく、カツは厚さも味も普通。揚げたてのはずだが、温かくないような…?
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2b/0e/5741dbffd6baa0da74f89012f2cbc1e1.jpg)
無論、味に不満はなく、残さず食べ切った。もっとも印象に残ったのは、やはりソースであった。
こちらのお店は、食べログでは「イタリアン」扱いされており、注文するならばピザやパスタだったかな。
以上、今回も5種のハヤシライスを食べてきた。
冒頭でも触れたが、ハヤシの名店といえば、浅草などだいたい東京の東側にあるのだが、そういうお店は、他の誰かが既に投稿済みだろう。
拙ブログはあえて、多摩地区など東京西側に存在する、隠れた名店のハヤシライスを紹介したいと考えている。
今年も引き続き、ハヤシライスに光を当てるべく頑張るので(←ただ喰うだけだが)よろしく!