昨日の日記で、私がケイリングランプリの本命に推した平原康多は、最終2センターで落車。
最近4年間で、私が本命にした選手は、大差ビリ、失格、落車失格、落車。
今年も不的中に終わり、「デスノート予想」伝説は継続中だ。
さて、競輪のことは忘れて、大晦日らしくおソバ屋さんについて語ろうか。
と言っても、今回紹介するのは、立ち食いソバのお店。飯田橋にある『豊しま』さんだ。
チェーン店『富士そば』などの店舗とは違い、入口にドアはなくのれんだけ。
なので、日雇い労働の出勤で、こちらのお店の前を通ると、ダシのいい匂いがダイレクトに伝わってくる。
ほぼ毎朝二日酔いでヘロヘロ状態の私(←ダメ人間)を、元気づけてくれるような、たまらない芳香である。
ダシの匂いではガマンできず、ある日の労働の昼休みに、初めて入店してみた。
お店の看板に書いてあるように、こちらのウリは「肉そば」らしいが、店内には写真の貼紙も。
「元祖・厚肉そば」680円。肉が赤字になってるのもいい。
おススメの「厚肉」を、最近ハマってる「うどん」で注文したら、さすがは立ち食い店。すぐに出てきた。
※毎度毎度、ピンボケですまん
ウホッ、厚肉という表現に偽りのない、スペアリブのような肉ではないか。
大きな角煮の入ったラーメンはよく見かけるが、こんなにデカいサイズ、しかもうどん・そばでは珍しいのではないか。
厚肉は、甘辛いタレでよ~く煮込まれており、期待通りの味・柔らかさ・食べ応えだ。
そして、肉以外の特徴としては、「関東風」とお店が自負する(最初の写真参照)、真っ黒なツユ。
関西の人は嫌がるらしいし、私自身も讃岐うどんのような、薄い色のダシも好きだけど、
ガキの頃によく食べていた立ち食いソバ屋のツユは、このような真っ黒の濃い口だった。
このカツオと醤油ベースのダシに、例の厚肉の旨味が加わるのだから、ウマいに決まってる。
うどん自体は、立ち食いそば屋でよく使われている、ごく普通の茹で置きタイプだと思われる。
この白いうどんが、だんだんと黒いツユに染まっていくのも見どころ(?)だ。
麺と肉は当然たいらげ、揚げ玉が溶け、健康にはよろしくなさそうなツユも、ついつい飲み干してしまった。
豊しまさんには数日後に再訪し、今度は「厚肉」を「そば」でオーダー。
ソバもやっぱり、すぐ提供できるように茹で置きで、やや柔らかめのタイプ。
麺にクセがない(コシもないが)ことが、厚肉や真っ黒ツユのインパクトをより高めているのかもしれない。
こちらのウリである「肉そば」は、厚肉ではないタイプもある。
肉は薄目、というか普通の形状で、適度に脂が乗っている。揚げ玉つきで480円。
写真は「冷やし肉ソバ」580円に「生玉子」90円をトッピング。玉子、意外と高いね。
冷やしだと、麺が冷水で締めてあるので、ほどよい歯応えがある。
ただし、当然のようにいつもの温かい濃い口真っ黒ツユではなく、なんだか物足りない。
さらに、冷たいツユと生玉子の相性はかなり悪い。玉子好きのくせに、なんで食べる前に気付かないんだよ。
お肉自体も、冷たいと脂が固まっちゃうし、肉そばは温かいのに限るかな。
豊しまさんは、店内壁にメニューが表記されているのだが、いわゆる「かけそば」が見当たらない。
ただ、「たぬき」「きつね」、そして「玉子」が330円なので、先述の玉子追加90円から、あるとすれば240円になるのだろう。
他は「天ぷら」350円、「天玉」440円、冷やしが各100円増しで、あとは「おにぎり」各110円に「いなり寿し」80円。
計算すると、天ぷらトッピングは110円か。90円のたぬきよりだいぶお得だよね。
普通の肉トッピングは、差額を考えると240円…あ、揚げ玉(たぬき)も入っているから150円になるのかな。
同じ理屈で厚肉トッピングは350円。700円でダブルを頼みたいけど可能なのかな。丼からあふれそうだけど。
あふれるといえば、こちらの「大盛り」。値段は+240円。ちょっと高いな、と思うよね。
理由は麺が倍、つまり2玉使用するから。要するにかけそば×2だ。
丼も、大盛り専用のデカいやつを使う。写真は「肉そば」+天ぷら+大盛りで計830円。
上からじゃ、大きさがわかりづらいから横からの写真も。
これじゃ、余計わかりづらいか。今回のブログ、ダメな写真ばかりで本当にゴメン。
とにかく、大きな丼にソバが2玉入っているのだけは理解してほしい。
肉、天ぷら、ソバ2玉ではカロリー摂取過多かと思い、揚げ玉は遠慮しておいた(←ナニを今さら…)。
さすがに2倍だと、食べても食べてもソバが減らない。中間の「+120円で1.5玉」の中盛りが欲しいところだ。
欲しいといえば、おにぎりやいなりではなく、「ホカホカの白飯」かな。
できることならば、厚肉トッピングをダブルで注文し、ひとつはご飯に乗せて、一気にかきこみたいよ。
ここ数年の私は、「食事はゆっくり落ち着いて楽しみたい」と考えるようになったため、
食べてすぐに退店しなくてはならず、イスもない立ち食いソバ店は、ほとんど利用しなくなっていた。
同じ理由で、イスはあっても牛丼屋など回転重視の店も、明らかにヒマそうな時間帯にしか行かなくなった。
幸か不幸か、サラリーマン時代のように、仕事に追われて食事の時間を削ったりすることもないしね。
なので、13時は過ぎていたとはいえ、昼時に豊しまさんに通ったのは、かなり珍しいケースである。
理由は、ここまで散々触れてきた、「濃いツユ」と「厚肉」という興奮があったから。
やっぱり、オンリーワンのメニューってのは、飲食店に必要だよね。
冒頭で書いたように、本日は大晦日であり、年越しソバを食べる方も多いことだろう。
年越しに「厚肉ソバ・大盛り」を食べたら、よい年を迎えられること間違いなさそうだが、
ビジネス街にある豊しまさんは、今日はおそらく営業してないと思う(笑)。あと、明日の元日もね。
いずれにしても、今日で2018年も終わり。皆さまよいお年を!
豊しま(とよしま)
東京都新宿区下宮比町1
飯田橋駅から徒歩約2分、神楽坂駅からも徒歩圏内
営業時間 月~金 6時半~18時半、土は15時まで
定休日 日曜と、大晦日も多分やってないと思う
※江戸川橋駅近くにも支店あり
最近4年間で、私が本命にした選手は、大差ビリ、失格、落車失格、落車。
今年も不的中に終わり、「デスノート予想」伝説は継続中だ。
さて、競輪のことは忘れて、大晦日らしくおソバ屋さんについて語ろうか。
と言っても、今回紹介するのは、立ち食いソバのお店。飯田橋にある『豊しま』さんだ。
チェーン店『富士そば』などの店舗とは違い、入口にドアはなくのれんだけ。
なので、日雇い労働の出勤で、こちらのお店の前を通ると、ダシのいい匂いがダイレクトに伝わってくる。
ほぼ毎朝二日酔いでヘロヘロ状態の私(←ダメ人間)を、元気づけてくれるような、たまらない芳香である。
ダシの匂いではガマンできず、ある日の労働の昼休みに、初めて入店してみた。
お店の看板に書いてあるように、こちらのウリは「肉そば」らしいが、店内には写真の貼紙も。
「元祖・厚肉そば」680円。肉が赤字になってるのもいい。
おススメの「厚肉」を、最近ハマってる「うどん」で注文したら、さすがは立ち食い店。すぐに出てきた。
※毎度毎度、ピンボケですまん
ウホッ、厚肉という表現に偽りのない、スペアリブのような肉ではないか。
大きな角煮の入ったラーメンはよく見かけるが、こんなにデカいサイズ、しかもうどん・そばでは珍しいのではないか。
厚肉は、甘辛いタレでよ~く煮込まれており、期待通りの味・柔らかさ・食べ応えだ。
そして、肉以外の特徴としては、「関東風」とお店が自負する(最初の写真参照)、真っ黒なツユ。
関西の人は嫌がるらしいし、私自身も讃岐うどんのような、薄い色のダシも好きだけど、
ガキの頃によく食べていた立ち食いソバ屋のツユは、このような真っ黒の濃い口だった。
このカツオと醤油ベースのダシに、例の厚肉の旨味が加わるのだから、ウマいに決まってる。
うどん自体は、立ち食いそば屋でよく使われている、ごく普通の茹で置きタイプだと思われる。
この白いうどんが、だんだんと黒いツユに染まっていくのも見どころ(?)だ。
麺と肉は当然たいらげ、揚げ玉が溶け、健康にはよろしくなさそうなツユも、ついつい飲み干してしまった。
豊しまさんには数日後に再訪し、今度は「厚肉」を「そば」でオーダー。
ソバもやっぱり、すぐ提供できるように茹で置きで、やや柔らかめのタイプ。
麺にクセがない(コシもないが)ことが、厚肉や真っ黒ツユのインパクトをより高めているのかもしれない。
こちらのウリである「肉そば」は、厚肉ではないタイプもある。
肉は薄目、というか普通の形状で、適度に脂が乗っている。揚げ玉つきで480円。
写真は「冷やし肉ソバ」580円に「生玉子」90円をトッピング。玉子、意外と高いね。
冷やしだと、麺が冷水で締めてあるので、ほどよい歯応えがある。
ただし、当然のようにいつもの温かい濃い口真っ黒ツユではなく、なんだか物足りない。
さらに、冷たいツユと生玉子の相性はかなり悪い。玉子好きのくせに、なんで食べる前に気付かないんだよ。
お肉自体も、冷たいと脂が固まっちゃうし、肉そばは温かいのに限るかな。
豊しまさんは、店内壁にメニューが表記されているのだが、いわゆる「かけそば」が見当たらない。
ただ、「たぬき」「きつね」、そして「玉子」が330円なので、先述の玉子追加90円から、あるとすれば240円になるのだろう。
他は「天ぷら」350円、「天玉」440円、冷やしが各100円増しで、あとは「おにぎり」各110円に「いなり寿し」80円。
計算すると、天ぷらトッピングは110円か。90円のたぬきよりだいぶお得だよね。
普通の肉トッピングは、差額を考えると240円…あ、揚げ玉(たぬき)も入っているから150円になるのかな。
同じ理屈で厚肉トッピングは350円。700円でダブルを頼みたいけど可能なのかな。丼からあふれそうだけど。
あふれるといえば、こちらの「大盛り」。値段は+240円。ちょっと高いな、と思うよね。
理由は麺が倍、つまり2玉使用するから。要するにかけそば×2だ。
丼も、大盛り専用のデカいやつを使う。写真は「肉そば」+天ぷら+大盛りで計830円。
上からじゃ、大きさがわかりづらいから横からの写真も。
これじゃ、余計わかりづらいか。今回のブログ、ダメな写真ばかりで本当にゴメン。
とにかく、大きな丼にソバが2玉入っているのだけは理解してほしい。
肉、天ぷら、ソバ2玉ではカロリー摂取過多かと思い、揚げ玉は遠慮しておいた(←ナニを今さら…)。
さすがに2倍だと、食べても食べてもソバが減らない。中間の「+120円で1.5玉」の中盛りが欲しいところだ。
欲しいといえば、おにぎりやいなりではなく、「ホカホカの白飯」かな。
できることならば、厚肉トッピングをダブルで注文し、ひとつはご飯に乗せて、一気にかきこみたいよ。
ここ数年の私は、「食事はゆっくり落ち着いて楽しみたい」と考えるようになったため、
食べてすぐに退店しなくてはならず、イスもない立ち食いソバ店は、ほとんど利用しなくなっていた。
同じ理由で、イスはあっても牛丼屋など回転重視の店も、明らかにヒマそうな時間帯にしか行かなくなった。
幸か不幸か、サラリーマン時代のように、仕事に追われて食事の時間を削ったりすることもないしね。
なので、13時は過ぎていたとはいえ、昼時に豊しまさんに通ったのは、かなり珍しいケースである。
理由は、ここまで散々触れてきた、「濃いツユ」と「厚肉」という興奮があったから。
やっぱり、オンリーワンのメニューってのは、飲食店に必要だよね。
冒頭で書いたように、本日は大晦日であり、年越しソバを食べる方も多いことだろう。
年越しに「厚肉ソバ・大盛り」を食べたら、よい年を迎えられること間違いなさそうだが、
ビジネス街にある豊しまさんは、今日はおそらく営業してないと思う(笑)。あと、明日の元日もね。
いずれにしても、今日で2018年も終わり。皆さまよいお年を!
豊しま(とよしま)
東京都新宿区下宮比町1
飯田橋駅から徒歩約2分、神楽坂駅からも徒歩圏内
営業時間 月~金 6時半~18時半、土は15時まで
定休日 日曜と、大晦日も多分やってないと思う
※江戸川橋駅近くにも支店あり