高校野球の西東京大会は、明日からは5回戦=ベスト16。
我が母校日大三は、ここからはすべて神宮球場。第一試合が早実で、ウチが第二試合。
球場が混むので、早実にはとっとと負けて欲しいのだが、相手関係を考えると、早実のベスト4は堅そう。
むしろ、三高が準々決勝で負ける危険性の方が高い気がする。
今回は、神宮での戦いの前に、三高のここまでの試合を、簡単に振り返ってみる。
三回戦 日大三11-8国学院久我山
相手も名門とはいえ、エース櫻井が先発したにもかかわらず、かなりの苦戦。
秋・春の都大会決勝での早実戦に、選抜甲子園での履正社戦、
どれも最終回に大量失点を喫しての敗戦だったので、この試合もヒヤヒヤさせられたよ。
エース櫻井は8回1/3を投げて失点5だが、エラーが絡んでいるので自責点は1。
相手の久我山は今夏3戦目だが、シードの三高は初戦だったので、「動きが硬かった」という意見もあったが、
初戦だろうが何戦目だろうが、内野陣がエラーするのは毎度のことである。
まあとりあえず、負けなくてよかった。
四回戦 日大三13-0都立立川国際
櫻井を温存し、2年生の中村が先発し、最終回は1年生の井上弟がリリーフ。井上、なかなかいい球を投げていた。
内容は完勝だったが、この日も間抜けなエラーがあった。どうもピリッとしねえな。
部員14名ながら2勝を挙げ、4回戦まで勝ち上がった立川国際は、選手の健闘もさることながら、
スタンドにいた応援団のリーダー格と思われる女子生徒が、最後まで大きな声を出していたのに感動した。
イマイチ声が小さい三高の生徒も、ぜひ見習ってほしい。
ついでに、春季都大会の決勝も。日大三17-18早稲田実業
延長になったので、スコア表示が省略されてしまった。一応記しておくと、
三400000337 000 →17
早202020524 001×→18
↑なんだよ、このスコア!?
試合内容については、いろんなとこで報じられているだろうから、ここでは触れない。
あえて私の感想を述べるとすれば、
○櫻井温存は決めていたとはいえ、18点も取られるような投手陣では、相手の早実にも失礼。
○どんなにヘボ投手陣でも、9回に7点も取った大逆転のあとに、4点差を追い付かれたのは情けない。
○生徒の帰宅時間を考慮せず、ナイターで儲けようとした、東京都高野連は意地汚い。
「早実に失礼」と書いたが、この試合後の三高は、監督も選手も口をそろえて「打倒早実」と繰り返しているが、
これでは「早実以外は眼中にない」と言ってるのに等しく、他の高校に対して失礼極まりない。
マスコミの過度な報道のせいで、アンチ清宮・アンチ早実も徐々に増えているのに、
なんで、わざわざアンチ三高を生み出すような、敵愾心を煽る発言をしちゃうのかなあ。
それより、私が最も心配なのは、今年のチームが守りの不安を解決しないまま、夏を迎えてしまったこと。
秋の大会なら笑って許せるミスも、夏大会でやらかされてはたまらないよ。
具体的には、1.エラーが多い 2.パスボール・ワイルドピッチが多い 3.声が出ていない
1 間抜けなエラーが減らない理由は、そもそも守備の機会が少ないからかもしれない。
エース櫻井が投げるときは、奪三振も多いが四死球も多い。
なので、滅多に打球が飛んでこないので、うっかりボーっとしていたら…あれっ、目の前にボールが来てる!
そのようなケースも多いのではないか。特にサードの井上兄。
彼は俊足で運動神経はいいはずなのに、三遊間へのゴロは捕らずに、いつも見送ってばかり。
履正社戦の9回、結果的に勝ち越しタイムリーとなった三遊間へのゴロも、彼が飛びついていれば!
試合後、あいつのユニフォームだけ、いつも真っ白なのが気に食わねえ。
金成もエラーは多いが、彼の場合、身体がデカく脚が長すぎるため、元々ゴロを捕るのが苦手なようだ。
とはいえ、このふたりはバッティングで多大な貢献をしているため、スタメンで使うしかない…
と思っていたら、先述の四回戦では、井上がスタメンから外れていた。小倉さんの愛のムチか?
ケガはしてないと思うので、五回戦以降は、元気な姿を見せて欲しい。
2 パスボールが多く、それもことごとく失点につながるのが、負け試合でのパターンだが、
キャッチャーの津原は冬場に特訓した成果が出たのか、だいぶ後逸しなくなったと思う。
それでもいまだにバッテリーミスが多いのは、キャッチャーの責任ではなく、
ピッチャー櫻井の変化球が、鋭く曲がり過ぎるのが原因なのでは。
とはいえ、ストライクを投げて打たせて捕ろうと思えば、内野陣がエラーするし、
鋭い変化球で打者を翻弄しようとすれば、キャッチャーまで翻弄して捕れず、
時には審判も翻弄されて、ストライクがボールにされたり…櫻井も大変だよな。
3 そんな孤軍奮闘する櫻井に対し、内野陣がほとんど声をかけないのはいただけない。
声をかけるのは、キャッチャーの津原と、なぜか下級生のショート日置だけ。
他の同学年3人は、ただ知らん顔して立ってるだけだ。仲が悪いのか?
また、味方を励ますだけでなく、相手打者を威圧するような大声も出すのも内野陣の役割だ。
ピッチャーが投げる直前、文字にすると「おりゃー」や「こいやー」などと絶叫するのだが、
これは「打てるもんなら打ってみろー」「こっちへ打っても全部捕ったるでー」といった意味合いだろう。
今年の三高内野陣からは、残念ながらそういう声は、ほとんど聞こえてこない。
打ってみろと威圧しておいて、自分のとこに打たれたら捕れなくて格好悪いからか?
練習試合も含め、今年のチームの試合を多数観戦してきたが、だいたい相手チームの方が声が出ている。
これまた先述の通り、観戦に来ている一般生徒の声も小さいし、応援に一体感がない。
悔しいが、早実の応援とはエライ違いだ。
生徒たちよ、OBの薄汚いおっさん(←自分じゃねえか)の、ヤジを打ち消すような大声を出してくれ!
選手は集中力を切らさず、泥まみれになってでも白球にくらいつき、常に声を出しチームを鼓舞し、
スタンドの生徒は、選手を上回るような精一杯の大声で激励し続ける。
これらはそんなに難しいことじゃないと思うし、これさえできれば、力量はもともと上位なのだから、
夏の甲子園がだいぶ近づくと思うんだけどなあ。
次戦の五回戦は明日7月21日金曜日、神宮球場にて11時半頃開始予定。
対戦相手は都立城東を甲子園に導いた、名将・有馬監督率いる都立総合工科。
敵も強いが、ウチはさらに強いはず。ガンバレ三高!
我が母校日大三は、ここからはすべて神宮球場。第一試合が早実で、ウチが第二試合。
球場が混むので、早実にはとっとと負けて欲しいのだが、相手関係を考えると、早実のベスト4は堅そう。
むしろ、三高が準々決勝で負ける危険性の方が高い気がする。
今回は、神宮での戦いの前に、三高のここまでの試合を、簡単に振り返ってみる。
三回戦 日大三11-8国学院久我山
相手も名門とはいえ、エース櫻井が先発したにもかかわらず、かなりの苦戦。
秋・春の都大会決勝での早実戦に、選抜甲子園での履正社戦、
どれも最終回に大量失点を喫しての敗戦だったので、この試合もヒヤヒヤさせられたよ。
エース櫻井は8回1/3を投げて失点5だが、エラーが絡んでいるので自責点は1。
相手の久我山は今夏3戦目だが、シードの三高は初戦だったので、「動きが硬かった」という意見もあったが、
初戦だろうが何戦目だろうが、内野陣がエラーするのは毎度のことである。
まあとりあえず、負けなくてよかった。
四回戦 日大三13-0都立立川国際
櫻井を温存し、2年生の中村が先発し、最終回は1年生の井上弟がリリーフ。井上、なかなかいい球を投げていた。
内容は完勝だったが、この日も間抜けなエラーがあった。どうもピリッとしねえな。
部員14名ながら2勝を挙げ、4回戦まで勝ち上がった立川国際は、選手の健闘もさることながら、
スタンドにいた応援団のリーダー格と思われる女子生徒が、最後まで大きな声を出していたのに感動した。
イマイチ声が小さい三高の生徒も、ぜひ見習ってほしい。
ついでに、春季都大会の決勝も。日大三17-18早稲田実業
延長になったので、スコア表示が省略されてしまった。一応記しておくと、
三400000337 000 →17
早202020524 001×→18
↑なんだよ、このスコア!?
試合内容については、いろんなとこで報じられているだろうから、ここでは触れない。
あえて私の感想を述べるとすれば、
○櫻井温存は決めていたとはいえ、18点も取られるような投手陣では、相手の早実にも失礼。
○どんなにヘボ投手陣でも、9回に7点も取った大逆転のあとに、4点差を追い付かれたのは情けない。
○生徒の帰宅時間を考慮せず、ナイターで儲けようとした、東京都高野連は意地汚い。
「早実に失礼」と書いたが、この試合後の三高は、監督も選手も口をそろえて「打倒早実」と繰り返しているが、
これでは「早実以外は眼中にない」と言ってるのに等しく、他の高校に対して失礼極まりない。
マスコミの過度な報道のせいで、アンチ清宮・アンチ早実も徐々に増えているのに、
なんで、わざわざアンチ三高を生み出すような、敵愾心を煽る発言をしちゃうのかなあ。
それより、私が最も心配なのは、今年のチームが守りの不安を解決しないまま、夏を迎えてしまったこと。
秋の大会なら笑って許せるミスも、夏大会でやらかされてはたまらないよ。
具体的には、1.エラーが多い 2.パスボール・ワイルドピッチが多い 3.声が出ていない
1 間抜けなエラーが減らない理由は、そもそも守備の機会が少ないからかもしれない。
エース櫻井が投げるときは、奪三振も多いが四死球も多い。
なので、滅多に打球が飛んでこないので、うっかりボーっとしていたら…あれっ、目の前にボールが来てる!
そのようなケースも多いのではないか。特にサードの井上兄。
彼は俊足で運動神経はいいはずなのに、三遊間へのゴロは捕らずに、いつも見送ってばかり。
履正社戦の9回、結果的に勝ち越しタイムリーとなった三遊間へのゴロも、彼が飛びついていれば!
試合後、あいつのユニフォームだけ、いつも真っ白なのが気に食わねえ。
金成もエラーは多いが、彼の場合、身体がデカく脚が長すぎるため、元々ゴロを捕るのが苦手なようだ。
とはいえ、このふたりはバッティングで多大な貢献をしているため、スタメンで使うしかない…
と思っていたら、先述の四回戦では、井上がスタメンから外れていた。小倉さんの愛のムチか?
ケガはしてないと思うので、五回戦以降は、元気な姿を見せて欲しい。
2 パスボールが多く、それもことごとく失点につながるのが、負け試合でのパターンだが、
キャッチャーの津原は冬場に特訓した成果が出たのか、だいぶ後逸しなくなったと思う。
それでもいまだにバッテリーミスが多いのは、キャッチャーの責任ではなく、
ピッチャー櫻井の変化球が、鋭く曲がり過ぎるのが原因なのでは。
とはいえ、ストライクを投げて打たせて捕ろうと思えば、内野陣がエラーするし、
鋭い変化球で打者を翻弄しようとすれば、キャッチャーまで翻弄して捕れず、
時には審判も翻弄されて、ストライクがボールにされたり…櫻井も大変だよな。
3 そんな孤軍奮闘する櫻井に対し、内野陣がほとんど声をかけないのはいただけない。
声をかけるのは、キャッチャーの津原と、なぜか下級生のショート日置だけ。
他の同学年3人は、ただ知らん顔して立ってるだけだ。仲が悪いのか?
また、味方を励ますだけでなく、相手打者を威圧するような大声も出すのも内野陣の役割だ。
ピッチャーが投げる直前、文字にすると「おりゃー」や「こいやー」などと絶叫するのだが、
これは「打てるもんなら打ってみろー」「こっちへ打っても全部捕ったるでー」といった意味合いだろう。
今年の三高内野陣からは、残念ながらそういう声は、ほとんど聞こえてこない。
打ってみろと威圧しておいて、自分のとこに打たれたら捕れなくて格好悪いからか?
練習試合も含め、今年のチームの試合を多数観戦してきたが、だいたい相手チームの方が声が出ている。
これまた先述の通り、観戦に来ている一般生徒の声も小さいし、応援に一体感がない。
悔しいが、早実の応援とはエライ違いだ。
生徒たちよ、OBの薄汚いおっさん(←自分じゃねえか)の、ヤジを打ち消すような大声を出してくれ!
選手は集中力を切らさず、泥まみれになってでも白球にくらいつき、常に声を出しチームを鼓舞し、
スタンドの生徒は、選手を上回るような精一杯の大声で激励し続ける。
これらはそんなに難しいことじゃないと思うし、これさえできれば、力量はもともと上位なのだから、
夏の甲子園がだいぶ近づくと思うんだけどなあ。
次戦の五回戦は明日7月21日金曜日、神宮球場にて11時半頃開始予定。
対戦相手は都立城東を甲子園に導いた、名将・有馬監督率いる都立総合工科。
敵も強いが、ウチはさらに強いはず。ガンバレ三高!