以前、「理想のたこ焼き」について語ったとき、私が挙げた条件は下記の3点。
○お手頃価格 ○中まで火が通っている ○タコが入っている
上記を満たしているのが、今年立川にやって来た、『たこ焼き たけちゃん』だ。
ただ、お手頃価格以外のふたつは、現在の主流である中身がトロトロのたこ焼きも、一応は火が通っているし、
地元のお気に入りのお店『高橋』さんでは、タコではなくイカを使っていたことが判明したので、
※タコと変わらぬおいしさ
○中がトロトロすぎない ○タコ及び類似の具が入っているに、それぞれ修正させていただく。
たけちゃんは、元々は西荻窪の屋台だったし、高橋さんは、店内に入ったのは今年が初めて。
それまでの私は、「たこ焼きで一杯」やるときは、新秋津の『竹辰』まで足を運んでいた。
こちらは、タコさんのイラストが愛らしい店頭看板。たこ焼きの他、お好み焼きやもんじゃ、焼きそばもある。
初めて入ったのは8年前くらい。よく覚えていないが、たぶん近所の『野島』さんからのハシゴ酒だろう。
店内はカウンター席とテーブル席があり、立ち飲みで酔いが回っていたので、座って飲めるのが嬉しかった。
それぞれの席には鉄板があり、お好み焼きともんじゃは、客自身が焼くこともできる。
私は上手に焼く自信がないため、店主のお母さんに焼いてもらっている。無論、追加料金などはない。
お店のメニューも撮影したが、いつものように光が反射した、ダメな写真ばかりなので、
入口にあった、【お持ち帰りメニュー】の画像を掲載。店内で食べても同価格だ。
これでも、つい最近値上げしたのだが、たこ焼き10個で350円は、まだまだ安価である。
こちらが、ソースがかかった基本の「たこ焼 10コ」。数ヶ月前まで300円だった。
※マヨネーズを少しだけ付けてもらった
サイズも手頃で、ほんのり出汁も効いていて、熱くてウマくてビールが進む、かわいいヤツらである。
友人と来店した際は、テーブル席を利用するが、ひとり飲みのときは、カウンターに座る。
鉄板での調理工程を間近で眺められる、いわゆる「アリーナ席」で飲むのが好きなので。
以前はお母さんのひとり営業だったが、近年は、上記画像に写っている娘さんが、手伝うこともある(時間帯による)。
下記画像がお母さん。鮮やかな手さばきを見ていると、ビールが進むよ。
飲み物は、「ビール大びん」が650円、「中びん」は600円で「生ビール」は500円。
「ウーロンハイ」や「レモンサワー」は350円で、あとは「冷酒」650円や「ハイボール」380円など。
「サイダー」「ラムネ」などのソフトドリンクは200円だ。
昨年、母校野球部の試合前日に訪問した際は、ゲン担ぎで白星を期待し、ソースなしの白くて丸いたこ焼きを注文。
卓上の食塩をかけて食べたのだが、マヨネーズももらえばよかった。ちなみに、翌日の試合は、
白星どころか5回コールド負け(泣)。無論、竹辰さんのせいではなく、母校野球部がポンコツなだけである。
粉モノだけでなく、飲み客のツマミになるような、焼き物もいくつかある。
「玉ねぎバター」は450円。野菜も少し付いてくる。こちらは自分で焼いて食べた。
こちらは、お母さんに焼いてもらった、たこ焼きと「げそバター」500円。鉄板の火は消えているのでご心配なく。
他にも「きのこバター」480円や「ほたてバター」650円、値段は忘れたが季節限定で「かきバター」もあった。
各テーブルには醤油や青海苔などの調味料もあり、バター&ソース味なども試せる。 ※オススメはしない
こちらは友人と一緒に頼んだ、お好み焼きの「ミックス玉」850円。中身の写真は撮り忘れた。
具材は、さっき載せたピンクのメニュー表に記されているので、確認してほしい。
竹辰さんも、コロナ禍の影響を受け、しばらく休業していた時期や、臨時休業もあったりした。
今年に入ってからは、週休二日でコンスタントに営業なさっているようで、ファンとしてはひと安心だ。
ここからは、先日訪問したときの様子を紹介。入口のメニュー表も、この日にもらったものである。
例のようにアリーナ席に陣取り、焼きそばとお好み焼きを、母子共同で調理するシーンを見学。
この日はまず、ビールの大瓶(キリンラガー)と、「しょうゆ味たこ焼 10コ」350円をオーダー。
醤油をかけるのではなく、醤油を入れてから焼くタイプで、青海苔とソースの代わりに、鰹節が振りかけられて完成。
生地の茶色い部分が醤油だ。ソースと違い甘味が少ないので、お酒にはこちらの方が合うかも。
さっき、目の前で調理された、別の客が頼んだ焼きそばが実にウマそうだったので、私も追加注文。
普通のソース味は過去に食べたことがあるので、珍しい「バターしょうゆ味」650円をチョイス。
さらに、お好み焼き用のトッピング(各100円)も頼めるようなので、「エビ」も加えてもらった。
鉄板で熱された、バターと醤油の香ばしい匂いを漂わせた、エビ入り焼きそばが完成。
キャベツとモヤシが主体のシンプルな焼きそばで、バターと醤油はそれほど強くなく、味は薄口であった。
昔バイトしていた『餃子のO将』では、看板メニューの餃子は、注文が入ってから焼いていては間に合わないので、
アイドルタイム以外は常に焼き続けていた。無論、客の回転も早いので、余ることはほとんどない。
竹辰さんも、テイクアウト客に応じられるよう、実際の注文より多め(常に3人前ほど余る程度)に焼いている模様。
焼きそばを食べ終える頃、ちょうど1人前余っていたので、すかさず「たこマヨ 10コ」350円を追加注文。
鉄板から上げる直前に注入した、マヨネーズが付いていない側を上にして、ソースと青海苔をかける。
紹介し忘れたが、中身の具材はネギ、紅生姜、タコ。サイズの割にタコは大きめ。
中は熱々だけれどトロトロすぎず、昔の立川のテキ屋とは違い(苦笑)、ちゃんとタコも入っている。
何度か繰り返したが、令和とは思えぬお手頃価格だし、まさに私が理想とするたこ焼きである。
さらに、たこ焼き以外のメニューも豊富だし、席数多くテーブル席もあるので、団体客でもOK。
ほのぼのとした雰囲気も微笑ましいし、竹辰さんこそ【理想のたこ焼き屋さん】といえよう。
お母さん店主とは、何度か会話したことがあり、いろいろと教えてもらった。
お店の開業は、1972(昭和47)年の1月。「このあたりに国鉄の新しい駅ができると聞いて、近くにお店を出した」そう。
現JRの武蔵野線及び新秋津駅の開設は、翌73年の4月。目論見は当たり、駅利用者や住人が増え、お店は繁盛。
今年で50周年という、秋津エリアでは屈指の老舗かつ人気店になった。
屋号の由来は、お母さんの名字+おじいさん(創業者?)の名前を合わせたものらしい。
プライバシー保護のため本名は書けないけど、たとえば「竹ノ内さん」+「辰爾さん」=『竹辰』のような感じね。
辰爾なんて、プロレスラーの藤波以外では見たことないけど。
この日初めて、私が近所の者ではなく、立川から電車に乗って来ている、と明かしたところ、
お母さんは「ちょっと前に立川に行ったけど、駅周辺はずいぶん変わったわねえ」と驚いた様子だった。
以前も主張したが、再開発と称し、古くからあった商店街を駆逐してまで、外観だけは綺麗な建物を作り、
つまらないチェーン店やコンビニばかりが並ぶ、現在の立川駅周辺には、まったく魅力を感じない。
駅から徒歩数分の場所に、竹辰さんのような個人店がある新秋津駅の方が、私はよっぽど好きだよ。
新秋津も竹辰さんも、どうかこのまま、変わらずにいてほしい…と願いながら、お会計&退散。
お店を出て駅に向かう途中に、下記の立ち飲み屋さんがある。
店内TVでは、西武-ソフトバンク戦を中継しており、試合経過が気になって入店してしまった。
試合は、ソフトの敗戦という、オリックスファンの私の望む結果となった。竹辰さんのたこ焼きのおかげだ(?)。
こちらのお店『立ち飲みスタジアム なべちゃん』も、近いうちに紹介しよう。
竹辰
東京都東村山市秋津町5-24-1
JR新秋津駅から徒歩約2分、西武線秋津駅からは徒歩約7分
営業時間 17時~22時、持ち帰りは21時まで
定休日 月、水
※お持ち帰りは電話予約がオススメ
○お手頃価格 ○中まで火が通っている ○タコが入っている
上記を満たしているのが、今年立川にやって来た、『たこ焼き たけちゃん』だ。
ただ、お手頃価格以外のふたつは、現在の主流である中身がトロトロのたこ焼きも、一応は火が通っているし、
地元のお気に入りのお店『高橋』さんでは、タコではなくイカを使っていたことが判明したので、
※タコと変わらぬおいしさ
○中がトロトロすぎない ○タコ及び類似の具が入っているに、それぞれ修正させていただく。
たけちゃんは、元々は西荻窪の屋台だったし、高橋さんは、店内に入ったのは今年が初めて。
それまでの私は、「たこ焼きで一杯」やるときは、新秋津の『竹辰』まで足を運んでいた。
こちらは、タコさんのイラストが愛らしい店頭看板。たこ焼きの他、お好み焼きやもんじゃ、焼きそばもある。
初めて入ったのは8年前くらい。よく覚えていないが、たぶん近所の『野島』さんからのハシゴ酒だろう。
店内はカウンター席とテーブル席があり、立ち飲みで酔いが回っていたので、座って飲めるのが嬉しかった。
それぞれの席には鉄板があり、お好み焼きともんじゃは、客自身が焼くこともできる。
私は上手に焼く自信がないため、店主のお母さんに焼いてもらっている。無論、追加料金などはない。
お店のメニューも撮影したが、いつものように光が反射した、ダメな写真ばかりなので、
入口にあった、【お持ち帰りメニュー】の画像を掲載。店内で食べても同価格だ。
これでも、つい最近値上げしたのだが、たこ焼き10個で350円は、まだまだ安価である。
こちらが、ソースがかかった基本の「たこ焼 10コ」。数ヶ月前まで300円だった。
※マヨネーズを少しだけ付けてもらった
サイズも手頃で、ほんのり出汁も効いていて、熱くてウマくてビールが進む、かわいいヤツらである。
友人と来店した際は、テーブル席を利用するが、ひとり飲みのときは、カウンターに座る。
鉄板での調理工程を間近で眺められる、いわゆる「アリーナ席」で飲むのが好きなので。
以前はお母さんのひとり営業だったが、近年は、上記画像に写っている娘さんが、手伝うこともある(時間帯による)。
下記画像がお母さん。鮮やかな手さばきを見ていると、ビールが進むよ。
飲み物は、「ビール大びん」が650円、「中びん」は600円で「生ビール」は500円。
「ウーロンハイ」や「レモンサワー」は350円で、あとは「冷酒」650円や「ハイボール」380円など。
「サイダー」「ラムネ」などのソフトドリンクは200円だ。
昨年、母校野球部の試合前日に訪問した際は、ゲン担ぎで白星を期待し、ソースなしの白くて丸いたこ焼きを注文。
卓上の食塩をかけて食べたのだが、マヨネーズももらえばよかった。ちなみに、翌日の試合は、
白星どころか5回コールド負け(泣)。無論、竹辰さんのせいではなく、母校野球部がポンコツなだけである。
粉モノだけでなく、飲み客のツマミになるような、焼き物もいくつかある。
「玉ねぎバター」は450円。野菜も少し付いてくる。こちらは自分で焼いて食べた。
こちらは、お母さんに焼いてもらった、たこ焼きと「げそバター」500円。鉄板の火は消えているのでご心配なく。
他にも「きのこバター」480円や「ほたてバター」650円、値段は忘れたが季節限定で「かきバター」もあった。
各テーブルには醤油や青海苔などの調味料もあり、バター&ソース味なども試せる。 ※オススメはしない
こちらは友人と一緒に頼んだ、お好み焼きの「ミックス玉」850円。中身の写真は撮り忘れた。
具材は、さっき載せたピンクのメニュー表に記されているので、確認してほしい。
竹辰さんも、コロナ禍の影響を受け、しばらく休業していた時期や、臨時休業もあったりした。
今年に入ってからは、週休二日でコンスタントに営業なさっているようで、ファンとしてはひと安心だ。
ここからは、先日訪問したときの様子を紹介。入口のメニュー表も、この日にもらったものである。
例のようにアリーナ席に陣取り、焼きそばとお好み焼きを、母子共同で調理するシーンを見学。
この日はまず、ビールの大瓶(キリンラガー)と、「しょうゆ味たこ焼 10コ」350円をオーダー。
醤油をかけるのではなく、醤油を入れてから焼くタイプで、青海苔とソースの代わりに、鰹節が振りかけられて完成。
生地の茶色い部分が醤油だ。ソースと違い甘味が少ないので、お酒にはこちらの方が合うかも。
さっき、目の前で調理された、別の客が頼んだ焼きそばが実にウマそうだったので、私も追加注文。
普通のソース味は過去に食べたことがあるので、珍しい「バターしょうゆ味」650円をチョイス。
さらに、お好み焼き用のトッピング(各100円)も頼めるようなので、「エビ」も加えてもらった。
鉄板で熱された、バターと醤油の香ばしい匂いを漂わせた、エビ入り焼きそばが完成。
キャベツとモヤシが主体のシンプルな焼きそばで、バターと醤油はそれほど強くなく、味は薄口であった。
昔バイトしていた『餃子のO将』では、看板メニューの餃子は、注文が入ってから焼いていては間に合わないので、
アイドルタイム以外は常に焼き続けていた。無論、客の回転も早いので、余ることはほとんどない。
竹辰さんも、テイクアウト客に応じられるよう、実際の注文より多め(常に3人前ほど余る程度)に焼いている模様。
焼きそばを食べ終える頃、ちょうど1人前余っていたので、すかさず「たこマヨ 10コ」350円を追加注文。
鉄板から上げる直前に注入した、マヨネーズが付いていない側を上にして、ソースと青海苔をかける。
紹介し忘れたが、中身の具材はネギ、紅生姜、タコ。サイズの割にタコは大きめ。
中は熱々だけれどトロトロすぎず、昔の立川のテキ屋とは違い(苦笑)、ちゃんとタコも入っている。
何度か繰り返したが、令和とは思えぬお手頃価格だし、まさに私が理想とするたこ焼きである。
さらに、たこ焼き以外のメニューも豊富だし、席数多くテーブル席もあるので、団体客でもOK。
ほのぼのとした雰囲気も微笑ましいし、竹辰さんこそ【理想のたこ焼き屋さん】といえよう。
お母さん店主とは、何度か会話したことがあり、いろいろと教えてもらった。
お店の開業は、1972(昭和47)年の1月。「このあたりに国鉄の新しい駅ができると聞いて、近くにお店を出した」そう。
現JRの武蔵野線及び新秋津駅の開設は、翌73年の4月。目論見は当たり、駅利用者や住人が増え、お店は繁盛。
今年で50周年という、秋津エリアでは屈指の老舗かつ人気店になった。
屋号の由来は、お母さんの名字+おじいさん(創業者?)の名前を合わせたものらしい。
プライバシー保護のため本名は書けないけど、たとえば「竹ノ内さん」+「辰爾さん」=『竹辰』のような感じね。
辰爾なんて、プロレスラーの藤波以外では見たことないけど。
この日初めて、私が近所の者ではなく、立川から電車に乗って来ている、と明かしたところ、
お母さんは「ちょっと前に立川に行ったけど、駅周辺はずいぶん変わったわねえ」と驚いた様子だった。
以前も主張したが、再開発と称し、古くからあった商店街を駆逐してまで、外観だけは綺麗な建物を作り、
つまらないチェーン店やコンビニばかりが並ぶ、現在の立川駅周辺には、まったく魅力を感じない。
駅から徒歩数分の場所に、竹辰さんのような個人店がある新秋津駅の方が、私はよっぽど好きだよ。
新秋津も竹辰さんも、どうかこのまま、変わらずにいてほしい…と願いながら、お会計&退散。
お店を出て駅に向かう途中に、下記の立ち飲み屋さんがある。
店内TVでは、西武-ソフトバンク戦を中継しており、試合経過が気になって入店してしまった。
試合は、ソフトの敗戦という、オリックスファンの私の望む結果となった。竹辰さんのたこ焼きのおかげだ(?)。
こちらのお店『立ち飲みスタジアム なべちゃん』も、近いうちに紹介しよう。
竹辰
東京都東村山市秋津町5-24-1
JR新秋津駅から徒歩約2分、西武線秋津駅からは徒歩約7分
営業時間 17時~22時、持ち帰りは21時まで
定休日 月、水
※お持ち帰りは電話予約がオススメ