明るく正しく強いブログ

朝昼晩、時間を問わず飲んで喰って面白おかしく過ごす人生を歩みたいです。※旧名「日が沈む前に飲む酒はウマい」

メンバー募集中!? 昼酒愛好会

2016年06月30日 | その他
前回の日記で、最後にチラッと紹介したが、
私は昼酒愛好会というグループに所属している。



上記が前回投稿した『肉の宝屋』ボトルの写真で、下記は1ヶ月後の同店ボトル。



2本目の、5/28ボトルの字が明らかに乱筆になっているのは、記入した人間が違うから。
実は、5/28版は私の字である。酔ってたんだから許して。普段はもっと達筆だよ(←ウソ)。


さて、その昼酒愛好会だが、当初は、私と私の同級生のふたりしかいなかった。
その後、活動を続けていく内に、徐々に規模が拡大していき、
現在メンバーの総人数は…3人。ひとりしか増えてないやんけ!
その、唯一増えたメンバーは女性なのだが、
昼酒愛好会などという怪しげな組織に、自分が勝手に入れられていることを彼女は知らない。
もし、このブログを見たらさっそく、
「オイ、あの3人目の会員って、まさかアタシじゃねえだろうなコラァ!」と怒鳴られること必至。

メンバーが増えない理由は、我々の活動=昼酒をたしなむ行為への、
偏見や抵抗があるのかも知れないが、最大の理由はたぶん、平日開催が多いこと。
さらに、その開催が決まるのが、当日だったりするのがマズいんだと思う。
限りなく無職に近い、自営業の私ならともかく、
「今日14時から赤羽で飲むんだけど来ない?」と、平日の12時頃(2時間前!)に誘われても、
快くOKを出せる人は、なかなか少ないだろう。
実際、先述の3人目のメンバーも、滅多に参加してくれないし。

そんな、ほとんどコンビ活動だった昼間の飲み歩きを、
「昼酒愛好会」と称し始めたのは2014年頃、場所はたぶん秋津だったと記憶している。
ついでに、我々がこれまでに訪れた場所を、アイウエオ順に挙げてみよう(重複あり)。
赤羽、秋津、阿佐ヶ谷、大塚、川越、久米川、高円寺、国分寺、新宿、立川、田無、成増、東松山、町田、武蔵小山、
と、メジャーどころからマイナーな場所まで、いろいろ出没しているつもりだ。
都内から西側が多いのは、我々の居住地の都合による。立石や北千住とかにも行ってみたいけどね。

基本的には個人経営のお店、居酒屋だけでなく中華屋や定食屋などの食堂でも飲む。
そんな我々が最初に愛したルーツ的なお店が、八王子にあった『するが』という定食屋さん。


高校時代から通っていた、安くて美味しくて温かみのある、大好きなお店だった。
残念ながら、数年前に突然閉店してしまい、今では幻のお店になってしまった。
その後、有名無名を問わず、いろんな町の食堂を訪問してきて、
中にはすっかり気に入り、足繁く通うようになったお店もあることはあるが、
『するが』を超える店は、いまだに見つかっていない。思い入れが強いのだろう。
でも、そういう若い頃に通った「思い出のお店」って、誰にでもあるよね。
『するが』については、また別の機会に改めて書くことにする。

最近、ショックだったのが、大久保の人気中華食堂『日の出』に、
「休業の知らせ」と共に「貸店舗」の貼紙があったこと。
店主が体調を崩し、しばらく休業していたそうだが…残念でならない。
私が通い始めたのは最近だったが、安く美味しく、メニュー豊富でボリューミーと、
昔から評判のお店だった。またひとつ、昭和の香り漂う名店がなくなってしまったか。
失礼ながら、『するが』よりよっぽど有名だったお店なので、
激しく落胆している客が、相当いるのではと思われる。

店主の高齢もあるだろうが、近隣の安価なチェーン店との競争に敗れ、
やむを得ず閉店していく、個人経営の飲食店も多いと聞く。さみしいねえ。
これを読んだ皆さんも、いろいろ懐事情などもあるだろうけど
昼食はチェーン店ばかりでなく、たまには個人の食堂で、売上に貢献していただけないだろうか。
別に、昼酒は飲まなくてもいいから。あ、もちろん飲んでもいいけど。

昼酒愛好会は、今後も個人店を応援します!
ついでに、新規会員も募集してます!!
ただ、繰り返すけど、基本は平日昼間開催だよ(笑)。
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お肉バンザイ! 成増『肉の宝屋』

2016年06月23日 | 定食、食堂
前々回の秋津『野島』でも触れたが、お肉屋さんが営む飲食店は良店が多い。
例を挙げれば、メンチカツで行列ができる吉祥寺『さとう』、立ち飲みも楽しめる上野アメ横の『肉の大山』。
そして、上記2店ほど有名ではないが、私が自信を持ってオススメするのが、
板橋区成増の住宅街にある、食堂兼居酒屋の『肉の宝屋』だ。
店舗隣は、現在こそコインランドリーになっているが、つい最近まで精肉店だった。


これはメニューの一部。お肉屋さんらしく、肉料理や揚げ物が中心。


一方、こちらは定食などの食事メニュー。


2枚のメニュー写真を見て、どの料理もかなり安いのにお気付きだろう。
あと、「ハムエーク」「コロケ」など、表記の一部が奇妙だが、気にしないでちょうだい。
もちろん、ただ安いだけでなく、量も多く味もいい。
これまで、友人たちと何度も通い、いろいろ頼んだメニューから、おススメ料理の一部を紹介していく。

まずは、最初の訪問時に頼み、真っ先に出てきた「鶏サシ」。


プリプリの大きな身が、推定15個も盛られているのに価格は400円! 
もうこの時点で、ここは絶対いい店だと確信

続いて、「鶏手羽先」を頼んだら、素揚げではなく唐揚げタイプだった。


衣にも味が付いていて、いいツマミになる。4本で400円。
写真奥に見えるのは、限定メニューの「砂肝たまり漬け」。
ニンニクたっぷりなので、注意が必要だ(値段は失念)。

肉ばかりなので、口直しに「湯とうふ鳥肉入り」を頼んでみたら…

 
肉の方が断然多い! これでは「鳥の水炊き豆腐入り」である。
ひとりでは食べきれない量なのに、これも400円とは恐れ入る。

鶏肉の次は豚肉料理を。まずは人気商品の「ロースかつ」。


この分厚さでなんと480円! 付け合わせのハム、野菜、ナポリタンだけで480円取るとこもあるぞ。

「ポークロースどて焼き」も頼んでみたら…


どて焼き=味噌焼きだった。甘しょっぱい味噌タレに、酒が進む。
ナイフとフォークが出てきたが、値段は相変わらず、庶民価格の500円。
なお、料理の付け合わせには、キャベツなどが供えられているものの、
野菜系のメニューは皆無。しいていえば「枝豆「と「キムチ」くらいか。
「ウチは肉屋だからねえ」という店主の言葉を、お肉好きの私は全面支持。

牛肉料理も、タタキやレバー焼きなどがあるが、こちらは「ローフトビーフ」※ローストにあらず


定価500円だが、店主が「端っこの方で少ないから半額でいいよ」と、250円にしてくれた!
他の店で、ローストビーフを高いカネ出して喰うのがバカらしくなってくるよ。

鶏豚牛の他にも、馬刺しや合鴨ステーキ(写真)もある。


ほど良く脂がのった鴨肉がたくさん盛られて680円。他の店で、合鴨を高いカネ~以下同。

お惣菜からは、私の大好きな餃子(表記はギヨザ)を。


お肉多めだけどしつこくない、お肉屋さんの惣菜らしい一品。値段は5個で380円。

最後は食事でシメようと、チキンカツカレーを注文。


家庭的な風味のカレーが、大きなチキンカツにかかっている。
写真ではカツは3切れくらいしか見えないが、実際は6切れあった。これで680円。
ちなみに、こちらのお店は、680円が最高価格だ。

ドリンクメニューはこんなかんじ。


全体的に安いけど、ホッピーの外中併せて300円は、ずいぶんお得だよね。
ジョッキが、冷凍庫でキンキンに冷やしてあるので、これからの季節はビールもウマいよ。
我々は、最初の1杯はビール、2杯目以降は焼酎ボトルを飲んでいる。
懐かしい焼酎貴族「トライアングル」1800円だ。


写真は4月に入れた1本目だが、現在は4本目が入っている。
昼酒愛好会の詳細については、また改めて。

今回紹介したメニュー以外にも、素晴らしい料理がたくさんあるので、ぜひみなさんも足を運んでほしい。



肉の宝屋 
東京都板橋区赤塚3-38-8
東武東上線成増駅から徒歩約5分
営業時間 11時~14時半、17時~22時(21時半ラストオーダー)
定休日 日、月
※お食事だけのお客さんも大勢います


※2024年2月頃、残念ながら閉店なさったようです
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満腹・満足な深夜食堂 西荻窪『最後に笑え』

2016年06月17日 | 居酒屋・バー
日が沈む前に飲む酒がウマい、その最大の理由はやはり、
一種の背徳感、簡単にいえば後ろめたさにあると思う。
そしてもうひとつ。私が愛する後ろめたい行動として、
深夜遅い時間に食べる高カロリーめし、というのがある。
とはいえ、牛丼屋やラーメン屋では、落ち着いて食事することは難しいし、
24時間営業のファミレスは、私の嫌いなヤンキー客が多い。
しっかり食べられて、お酒も飲めて、ゆっくりくつろげて、会話も楽しめる、
そんなお店が…あるんだな。
それが、今回紹介する西荻窪の『最後に笑え』だ。
入口はこんなかんじ。階段上って2Fが店舗だ。


店内はカウンターとテーブル席がひとつ。
お店の内装からは、バーと呼ぶのがふさわしいのかもしれないが、
深夜食堂として利用するお客さんも多いようだ。
営業時間は、20時くらいに開店で、朝4時くらいに閉店、が基本。
お客さんの都合によって、時折、営業時間を少しだけ(?)延長することもあるようだ。

こちらの主なメニューは、世界各国のビールやワインなど各種ドリンクと、
さっきも書いた、ガッツリ食べられる食事とツマミ類だ。
ハンバーグ、ガパオ、タコライス、パスタなどグランドメニューのほか、
日替わりや月イチ提供などの特別メニューもある。
基本的には、マスターの好みが反映された、お肉を使ったボリューミーな料理が多い。
以下で、これまで私が食べた食事の一部を紹介していこう。

まずは定番メニューの「手ごねハンバーグ・チーズトッピング」

 
肉々しいハンバーグは、早い時間に売り切れることの多い人気商品で、
添えられたポテトサラダは、里いもを使用した自家製だ。


続いては、同じくハンバーグを使用した「ロコモコ丼」


とろける玉子と特製ソースの愛称は抜群。
下のご飯と混ざると、さらに美味しい。

普段3種ほど用意されているパスタからは、大好きな「ナポリタン」


先日、ナポリタンにハンバーグをのせているお客さんがいた。
今度、私もマネしようと思う。

そして、日替わりの特別メニューだった「チンジャオロース」


某SNSに、画像とともに「夜中なので、野菜たっぷりなヘルシー料理を食べた」と投稿したら、
「こんなに肉多めでウマそうな料理が、ヘルシーなワケねえだろ!」と非難が殺到。
実際かなりおいしく、酒がすすんだため、帰りの始発電車内で熟睡してしまった。

最後に、こちらも日替わりメニューの「スタミナ丼」


某チェーン店のは、しょっぱくてご飯多すぎて(しかも店員のガラが悪くて)イヤだけど、
ここのスタ丼は、ご飯とお肉のバランスや、味加減がちょうどいい。
ただ、全体の量はやっぱり多いけどね(笑)

もうひとつ、私が一番気に入った(のに写真を撮り忘れた)料理が、スパゲティ・ミートソース
せいぜい月に1回くらいという、滅多に出せない希少なメニューらしい。
ひと口食べた瞬間、あまりのウマさに感動した私は、マスターに、
「このミートソースが普段出せないのは、相当高級なお肉を使ってるからなんですね!」
と聞いてみたところ、マスターは
「イヤ、いつも食べてるハンバーグの余った肉ですよ」だって。
ああっ、知ったかぶりがバレた!
要するに、いつもハンバーグが売れまくって、ほとんど肉が余らないから作れないのだそうだ。
いやあ、食通(←自称)の私をうならせるとは…すごいマスターだ。

実際、こちらのマスターはすごい御方で、毎日早朝まで営業しているにもかかわらず、
いつも昼には起床し、ランチをガッツリ召し上がってらっしゃるタフネスぶり。
もちろん、お店の休日には、昼から夜までガンガン飲み食いしている。
つい先日、健康診断で再検査になったそうだが(苦笑)、
ガンマの数値以外は特に異常はなかったようで、ひと安心。
マスター、これからも美味しいお酒とお料理、
そして居心地のいい、楽しいお店を提供してくださいませ。


最後に笑え 
東京都杉並区西荻南3-11-5 2F
西荻窪駅南口から徒歩約90秒
営業時間 20時くらい~朝4時くらいまで(変動あり)
定休日 火曜と水曜(それぞれ別の方が営業)、その他臨時休業もあり
※くわしくは店主ツイッター↓にてご確認を

http://twitter.com/saigoniwrae
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大きな串焼きの激安立ち飲み店 秋津『野島』

2016年06月11日 | 居酒屋・バー
東村山市の秋津という町に、マニア垂涎の飲み屋エリアがある。
場所は、JR武蔵野線・新秋津駅と、西武池袋線・秋津駅を結ぶ一帯。
乗り換え客を目当てにした飲食店が立ち並ぶ中、日が沈む前から飲める店も多い。
その中でも一番人気なのが、15時開店の立ち飲み店『野島』さんだ。
個人的なことだが、「週間レース」の拙コラムで、初めて紹介した飲食店だったりする。
お店の目印は、黄色い看板、店頭から出る煙、そして吸い込まれていく大勢の飲み客。

名物は、焼鳥&焼トンなどの各種串焼き。
店頭では「オール100円」となっているが、店内で食べれば、どれでも1本90円。
で、出てくるのが、値段に反するビッグサイズ!


写真左から2本ずつ、カシラ、ネギ間、レバー、つくね。レバーが大きすぎて、つくねが見えないね。
つくねは普通サイズだが、カシラやネギ間は他の店の1.5倍、
レバーに至っては、おそらく3倍はあるだろう。
別の写真でつくねとレバーを比較してみれば、そのデカさは一目瞭然。


これだけ大きいのに安いのは、野島さんは以前、お肉屋さんをやっていたから。
お肉屋さん(元も含む)が営む食堂って、安くてウマくてボリューム満点の店が多いよ。

ドリンクも日本酒やサワー類は300円、生ビールが450円、一番高いびんビール大でも500円。
串焼き以外のツマミは、煮込み、枝豆、お新香などがあり、どれも150~300円だ。


こちらのお店では、最初の注文のときに名前も聞かれる。
なぜなら、次から次へと客が入ってくるので、最初は一番手前にいたお客が、
押し合い詰め合いで、いつの間にかカウンター中央あたりに移動しているケースがあるため。
名前を確認しておけば、オーダーミスや、順番間違いもなくなるしね。
なお、こちらの店員は圧倒的に若い女性が多く、お酒や料理の提供のたび、
「正田さ~ん、レバーとカシラで~す」
などと、若い女性に名前を呼ばれるのは、オッサンにはたまらない。
しかも、次に来たときは「あ、正田さんお帰り~」と、店員の誰かが名前を覚えてくれている!
いったい、何人の顔と名前を把握しているのかはわからんが、すごい記憶力だ。
あと、再訪客には「いらっしゃい」ではなく「お帰り~」と声をかけてくれるのも嬉しい。

もうひとつ、こちらのお店の特徴として、
どんなに混んでいても、来た客を帰さない、というのがある。
先述のように、押し合い詰め合い、先客は身体をナナメにし、新規客のスペースを作る。
10人くらいしか入らないカウンター席は、夕方以降は常に20人以上の客がいる。
隣客との距離が近いため、誰でもすぐに仲良くなれる。
下の写真は、初めてこの店に来た私の友人と、何十年も通ってるらしい常連さん(名前失念)。
漫画家の西原理恵子さんも語っていたが、なぜ酔っ払いは握手をしたがるのだろうか。


長居はせず、ある程度飲んだら御会計して、次のお客のために譲るのがマナーかな。
御会計では、初訪問時にもらった、お店のカードにハンコをもらおう。


1回の来店で1個押してもらい、10個&20個たまると次回2割引き、
30個たまれば次回半額! ただでさえ安いのに、申し訳ないねえ。
さっきの写真の常連さんは、ほぼ毎日来てるので、半額サービスは数えきれないほど受けたらしい。

最近、この野島さんにて、私の同級生の娘さんが、バイトしていることが発覚。 
海外留学するための資金を、ためているそうだ。エライなあ。
もちろん、娘さんをここまで育て上げた、同級生も立派だ。
それに引き換え、ろくに仕事もせず、昼間っから酒を飲み、
いまだに娘どころか嫁さんもいない自分が、恥ずかしくなった。
そのうち同級生の娘さんに、「昼間から飲み過ぎちゃダメですよ!」なんて言われちゃうかも。
ま、若い女性に叱られるのも悪くはないけどねえ(←危ない)。
Tちゃん、今度良かったら、冴えないオッサンに説教してやってください。

秋津は他にも、16時開店の居酒屋『サラリーマン』やお好み焼きの『竹辰』、
さらに17時開店のエジプト居酒屋(←なぜ秋津に?)『スフィンクス』など、

※追記 スフィンクス秋津店は2019年末で閉店。都内に支店がある模様
※追追記 2020年11月に、お店の前を通ったら復活してました!

いいお店がたくさんあるので、皆さんもぜひ行ってみてください。


野島 
東京都東村山市秋津町5-8-1
秋津駅から徒歩1分 新秋津駅から徒歩約4分
営業時間15時~21時くらいまで (実際は14時30分くらいから入れます)
定休日 日曜、年末年始
※泥酔者は入店不可
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気前のいい大盛り中華食堂 武蔵村山『忠豊』

2016年06月07日 | 中華食堂
日々、飲んで喰ってゴロ寝してと、自堕落な生活を送っている私だが、
ときには健康のため、ジョギングやウォーキングも実施している。
もっとも、ウォーキングの行き先も飲み屋なので、結局は不健康だったりする。
さて、今回紹介するのも、不健康な大盛り…イヤ、気前のいい大盛りでマニアに有名な、
武蔵村山の中華食堂『忠豊』さんだ。

武蔵村山市は鉄道が通っておらず、訪店するにはバスか、東大和市の多摩都市モノレールを利用することになる。
先述のように、私は健康的に(実はケチなだけ)、徒歩で向かうことにした。
JR立川駅から歩いて80分以上。しんどくなった頃に到着する、村山団地近くの商店街内にお店はある。

まずは、私の大好きな食前酒&オードブル、びんビール(価格失念)と「餃子」を注文。
しばらくして餃子が焼きあがった。やや大きめサイズが10個で530円。これで1人前である。


余計なお世話だが、5個370円くらいにした方が、お客さんも頼みやすいし、お店も儲かると思うのだが。
盛り付けは適当だが、餃子自体は焼き具合もよく、なかなかウマい。
この店は、量の多さだけがウリではなく、味もいいんだな、と確信。
とはいえ、ビールと餃子10個は腹に溜まるので、早くもシメを頼むことに。


注文したのは「チャーハン」630円。価格は『餃子の王将』の約1.3倍だが、量は2倍ある。
プラス110円で大盛りにすると、さらに倍の量になるらしい。
ちなみに、付け合わせのスープは見ての通り、王将の5倍はありそう(笑)。
玉子とチャーシューの細切れが入る、シンプルだけどおいしい王道のチャーハンだ。
満腹になったのでとっとと退散。帰りもやっぱりウォーキング。
計160分以上歩いた計算になるが、もちろん体重は減っていなかった

2度目の訪問も、餃子&ビール、さらに名物の「五目あげ焼そば」840円をオーダー。
全メニューの中で、唯一大盛り不可の料理なのだが、その理由は、
写真のとおり、並でもすでに皿からあふれるほどのバカ盛りだから。


わかりづらいかもしれないけど、置かれたハシやレンゲと比較すると、相当な量でしょ。
上の中華アンは五目どころか、海老、イカ、竹輪にかまぼこなど全12種の具だくさん
いいツマミになるので、ビールを追加してしまったが、結果的に大失敗。
下の写真が、食べ始めから10分経過の時点。


『リンガーハット』の皿うどんなら食べ終わる時間だが、まだまだ半分以上残っている。
追加のビールも、腹が膨れるから、明らかに不要だった。
味自体は良かったので何とか食べきったが、さすがに苦しくなってしまった。
長時間歩くのは無理なので、帰路はモノレールを利用したが、
ビール2本しか飲んでないのに、乗車後すぐに熟睡しちゃった。

なお、こちらのお店の看板は「北京料理 忠豊」となっている。
実は店主は、本格的な修行経験があるのかもしれない。
実際、ラーメンと餃子は530円なのに、「エビチリ」や「カニ玉」は、2000円くらいする。
町の中華屋さんにしては、ちょっと割高に感じるけど、
私が子供の頃は、エビチリはラーメンの4~5倍したから、これが適正価格なのかも。
高級エビチリ、1度食べてみたいねえ。ただ多いだけだったら困るけど(笑)。

もうひとつ気になったのが、写真の壁に貼ってあったメニュー。


卓上のメニュー表には載ってない、特別料理らしいけど、
杏仁豆腐1600円!?
前回ブログのスーパーメロンショートケーキもビックリの高値だよ。

いったいどんな杏仁豆腐だよ…と思ったら、おおっ! 壁にそれらしき料理の写真が。


フルーツ山盛りの豪華版だし、これなら値段以上の価値がありそう。
ぜひ食べてみたいけど「要予約」だし、そもそもひとりじゃ食べきれないよ。
近いうちに、日時を決めて、「忠豊団体ツアー」やりたいなあ。
どなたか、参加してくださいませんか?
バス・タクシー・自家用車(店の駐車場あり)の利用もできますよ。


忠豊(ちゅうほう)
東京都武蔵村山市学園3-62-4
多摩都市モノレール上北台駅から徒歩約15分
営業時間 昼は行ったことないから不明 夜は17時~21時くらいまで
不定休
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実は、甘いモノも好きなんです。

2016年06月01日 | スイーツ、おやつ
ここ数年、週に6~8回のペースで飲酒している私だが、
それは、酔っていい気分になる(翌朝はともかく)のが目的であって、
酒の味自体は、好きではなかったりする。実は辛党じゃなく甘党なのでね。
念のため説明するけど、辛党の本来の意味は、「辛いモノが好きな人」ではなく「お酒が好きな人」なんだよ。
一方の甘党は、文字通り「甘いモノが好きな人」のことだ。
蛇足になるが、私は甘~いムードも大好きだ。
例えば、「背中のジッパーおろしてぇ~ん」と誘惑してくる美女とか。
一応ネットで「美女 背中 ジッパーおろして」で画像検索してみたら(←ナニやってんだ)、
こんなのしか見つからなかった。

セクシーなっしー!

私の好きなシチュエーション(しかも昭和レトロ)はさておき。
今回のテーマはスイーツ、それもケーキにした。
ガキの頃からナイスミドルな現在まで、長年にわたり好物の座をキープしているが、
どの種類のケーキ、あるいはどの店のケーキがベストかは、決めるのが難しい。
最近では、「治一郎のバウムクーヘン」や「堂島ロール」などがお気に入り。
しかし、申し訳ないがワーストのケーキだけは断言できる。
それは、四谷の某高級ホテル内にある店で購入した、
写真のスーパーメロンショートケーキである!


このケーキの存在は、テレビのバラエティ番組で知った。
芸能人たちが「最高にウマい!」「こんなの初めて!」などと、やたらホメちぎるので、
そんなに言うのならば…と、つい買ってしまったのだ。
画像の通り、見た目は決して悪くなく、実は味自体も悪くない。むしろ美味しかった。
メロンがふんだんに使われており、クリームもスポンジも上品な味わいだ。

そんなケーキが気に食わなかった理由はズバリ、「値段が高すぎる」からだ。
だって、このケーキ、1個2500円もしやがったんだよ!
あえて写真を再掲載するけど、

この箱だけで、5250円(注:消費税率5%)もしたんだから。
購入日は2009年2月。当時のペヤングなら40個以上買えたはず。

最高の食材を揃え、最高の職人が作り上げた、最高のケーキだそうだが、
その価値を理解できなかった、私にも問題はある。
繰り返しになるが、私の食後の感想は「おいしい、でも高い」だった。
私のバカ舌だけで評価するのは不公平だから、
このブログを読んだ方、もし未食だったら、ぜひ自分の舌で判断してみてほしい。
店名を知りたければ、「四谷 スーパーメロンケーキ」で検索すれば、すぐに出るはず。

と、ここまで書いて、自分でも再検索してみたら、さらに衝撃の事実が発覚!
最近では、さらに高級な「エクストラスーパーメロンショートケーキ」なんてのも売っていて、
こちらは1個3800円だって。うわ~、どこのブルジョアが買うんだろ。
その一方、私が買ったスーパーメロンショートケーキはなんと、
現在では1個1500円に値下げしてやがった!
おのれ、『パティスリー サツキ』め! あ、店名出しちゃった。
ちなみに、エクストラ~は1日10個限定、ふつうのスーパー~は、1日40個限定の販売らしい。
まったく、ケーキ50個で98000円も売り上げやがって…(←わざわざ計算するなよ)。

今回は一応、数少ない女性読者を意識した内容のつもりだったのだが、
私は下品な文章しか書けないからねえ。支持を得るのは難しいかな。
そのうち、エクストラ~(略)~ケーキの実食リポートをやりますかね。
求ム、太っ腹なスポンサー!
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