明るく正しく強いブログ

朝昼晩、時間を問わず飲んで喰って面白おかしく過ごす人生を歩みたいです。※旧名「日が沈む前に飲む酒はウマい」

住宅街で発見した中華ダイニングバー 高田馬場『玲音』

2020年06月23日 | 居酒屋・バー
「レオン」と聞いて、皆さんは何を思い出すだろうか。
同名のちょいワルおやじ向け雑誌か、アクション映画のタイトルか。
以前の私は、ロッテオリオンズや大洋ホエールズなどで活躍した、プロ野球選手のレオン・リーを連想していたが、
最近は、中華ダイニングバー『玲音』(レオン)が真っ先に浮かぶようになった。
正式名は『Heaven's Kichen玲音』。ヘブンズキッチンというBONNIE PINKの楽曲もあるらしいが、関係は不明。
最寄り駅は高田馬場だが、駅周辺の繁華街からは離れた、住宅街の中に存在する。
食べログや雑誌では、駅から徒歩6分と紹介されているが、店主も常連客も「6分ではまず無理(笑)」と語る。
中央総武線の大久保か東中野から徒歩で向かうことの多い私も、先日高田馬場へ歩いてみたが、確かに10分ほどかかった。

私が玲音さんを知ったのは、今から数年前。高田馬場から大久保駅へお散歩の途中、偶然通りかかったのだ。
半地下の店舗の外観は、さっき書いたようにダイニングバーのようだが、お店の看板には中華メニューが記されている。
興味がわいたので入ってみたところ、厨房内には店主夫妻、カウンター席にはお子さんらしきお姉ちゃんと弟くん。
夕方16時台と、中途半端な時間帯だったため客は不在で、家族の団らんを楽しんでいたのかもしれないが、
私が来店したのを見て、仲良しきょうだいはどこかへ行ってしまった。なんだか申し訳ないね。
お食事だけの注文もOKだろうが、とりあえずサッポロビールの小瓶550円をオーダー。


下記画像は最近のドリンクメニューだが、オリオンビールの生があるのは珍しい。

※全体的に、酒類はちょいと割高かも

おつまみとして注文したのは、「餃子」と「キクラゲと卵炒め」という、私が愛してやまない2大中華メニュー。
まずは、店主が中華鍋でさっと炒めたKTI=キクラゲと卵炒め450円が登場。


安価ゆえ、玉子と木耳主体のシンプルな構成だが、しっかり中華の味に仕上がっている。
しばらくして、こんがりとした焼き色の、羽根付き餃子500円がやってきた。


1人前6個で、羽根を裏返したのがこちら。味自体にはクセのない、ジューシィ餃子であった。


ウーロンハイ600円をお替わりし、シメには店頭の貼り紙で気になっていた、「たまごカレーごはん」850円をオーダー。
TVや雑誌で何度も紹介されたらしい、こちらの名物料理で、カレーとご飯を一緒に炒めたものに、生卵が乗る。
カレーを炒めるいい香りが店内に充満し、しばらくしてスープと共に運ばれてきた。


ビリ辛のカレーチャーハンが食欲をそそり、スプーンが止まらず。付け合わせのスープもウマい。
途中で、愛しの黄身ちゃんを崩して混ぜれば、まろやか~な味わいとなる。


とにかく、カレー好きかつ玉子大好きな私にとって、
大満足なたまごカレーごはん=TKGであった。…あ、カレーってKじゃなくてCか。
実はこのとき、私の隣席では佐藤B作さん夫妻がお食事していた。もうだいぶ前のことだから書いてもいいでしょ。
プライベートなので、話しかけるのは遠慮した(斉藤清六さんなら声をかけた)が、どうやらここの常連客のようだ。
おふたりがオーダーした「ニラレバ炒め」がウマそうだったし、私自身もこちらの料理を気に入ったので、
玲音さんには今後も通い、他の料理も試してみようと決意し、お会計&退散。

とはいえ、中央線界隈で飲むことの多い私は、あまり高田馬場方面に行くことはなく、訪問は1年に1度くらいの割合。
以下で、その後に食べたメニューの一部を紹介していく。
こちらは、レギュラーメニューではなく、厨房内のホワイトボードに掲載されていた「皿ワンタン」400円。


短時間で出てくるので、オードブルに最適。きっとワンタンメンもウマいはずだ。
こちらもホワイトボードに記載されていた、「青ネギサラダ」400円。
たっぷりの青ネギに塩やごま油がかかり、見た目の割に味が濃く、私好みの非ヘルシーな(?)サラダであった。


続いては、「鶏のチリソース」720円。海老より安かったので、鶏を選んでしまった。
サイズはハーフとフルがあり、フルは920円と200円しか差がないので、そちらの方がお得なのだが、
先述した、B作さんたちが食べていたニラレバが、かなりボリューミーだったので、フルだとひとり客にはツラいと予測。
案の定、チリソースには鶏の唐揚げが6個ほど入っており、ハーフでも充分な量であった。



ある日のシメに頼んだのが、期間限定商品の「チーズ味玉カルボナーラつけめん」950円。名称と価格は実際とは異なるかも。


太めの麺にチーズと黒コショウが絡み、確かにカルボナーラっぽい風味になった。


私は麺をタレにたっぷりつけるので、最後はチーズで濁ってしまったが、塩味のつけダレ自体がおいしい。


さっきのたまごカレーごはんのところでも書いたが、ベースの鶏ガラスープが絶品なのだ。
その後は、コロナ騒動により都内への移動を自粛したため、先日久しぶりに訪問したところ、
14時半~17時までは中休みとなったようで、営業しておらず(泣)。日頃の行いが悪い私には、よくあることだ。
数日後、17時台に再度訪問し、今度こそ久々の入店を果たした。
まずはオリオンビールでノドを潤し、「海老とアスパラ炒め」のハーフ720円を注文。


とろみのある塩ダレが海老とアスパラに絡む、味も見た目も素晴らしい一品である。
続いては、最近メニューに加わったと思われる「チーズ餃子」600円も追加したところ、
以前頼んだ餃子と比較し、明らかに羽根がグレードアップ!


とはいえ、チーズは餃子の中に入っているため、羽根自体には特に味はなかった(苦笑)。
この日のシメは、何度も絶賛してきた、鶏ガラスープ使用の「ラーメン・塩」580円。
炒め物は旦那さんだが、麺類は女将さんの担当。麺を湯切りし、具材が盛りつけられ、待望の塩ラーメンがやってきた。


つけめんとは異なる細麺に、具材はチャーシュー、メンマ、味玉半分、ホウレン草、ナルトにネギ。
シンプルな構成だが、その分鶏ガラスープの味を引き立てる。「しょうゆ」もあったが「塩」にして正解だ。
レンゲでスープをひと口すすれば、ウホッ、びっくりするほどウメエ!
絶品スープに絡む、細麺との相性も抜群。この塩ラーメン、飲んだシメには最適だよ。
シメと言いつつ、いただいたお椀にスープを移して飲んでいたら、再び酒が欲しくなり、ウーロンハイをお替り。


会計時、「スープがものすごく美味しかったです」と告げたところ、「スープだけの注文もできます」と教えてもらえた。
それもありがたいが、未食の「しょうゆ」や「味噌」、「担々麺」や「カレーつけめん」なども試してみたい。
麺類だけでなく、「エビのマヨネーズ和え」や「豚ロース生姜焼き」なども食べたいし、まだまだ通い続けなくては。

そういえば、以前はよく見かけたお子さんたちだが、最近はあまりお店に顔を出さないとのこと。思春期かな?
でも、数年後にはまた、お店を手伝いに来るかもしれないし、ゆくゆくはお店の跡継ぎも…。
いろんな意味で、今後が楽しみな玲音さんなのであった。



Heaven's Kichen玲音
東京都新宿区高田馬場4-34-14
JR高田馬場駅戸山口から徒歩約10分、大久保駅、東中野駅からは徒歩約25分
営業時間 11時半~14時半、17時~23時
定休日 日曜、祝日
※奥に団体用の小上がり席、店頭にテラス席もあり



おまけ
『玲音』さんとは無関係で恐縮だが、最近ようやくプロ野球が開幕。
4~5月くらいまでは、歴代ベストメンバーなど、過去の選手について触れたネット記事が多かったのだが、
レオン・リーは、もっと評価されていい選手ではないか!?
レオンを知っている、昭和の野球ファンなら、同意してくれる方は多いはず。
昔のプロ野球については、また改めて書かせていただく。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「一反もめん」のような幅広うどん 国立『ひもかわ桐生』

2020年06月18日 | そば、うどん
このブログで何度か紹介している、東村山のうどん店『こげら』さんが、営業再開したのでさっそく食べてきた。

※こげらさんは最近、営業時間が11~13時、水木定休に変わったのでご注意を

上記画像は「かけうどん」の中400円。休業前と変わらぬ安さとウマさに大満足。
こげらさんのうどんは元々太いのだが、さらにぶっとい麺が、丼の左側を占めているのをおわかりだろうか。
撮影がヘタでわかりづらいと思うので、以前食べた「ざるうどん」の画像を再掲載する。


この極太麺は、うどんの玉を切ったときに、少しだけ余る端っこの部分である。
当然、すべてのうどんに入るわけではなく、いわば黄身が2個入った卵のような、ラッキーアイテム(?)である。
以前から、この一反もめんのようなうどんだけを集めて、思う存分かじりつきたいと思っていたのだが、

(C)水木プロ・フジテレビ・東映アニメーション

それをかなえてくれるお店を発見。それが、今年4月にオープンした、国立の『ひもかわ桐生』さん。
群馬県桐生市では、「ひもかわうどん」と呼ぶ平べったいうどんが、ご当地グルメとして定着しているそうだ。
桐生と聞けば、競艇場が真っ先に浮かぶ私だが(恥)、素晴らしいうどん文化もあったんだね。
こちらのお店では、その桐生ひもかわうどんをメインに、ソースかつ丼やもつ煮など、群馬名物の料理も用意している。
店内に入ると、女性店員が「いらっしゃいませ、お好きなお席へどうぞ」と明るくお出迎え。
厨房に職人風のおっさんでもいるのかと思いきや、働いているのは意外にも、若い男女4人。
対等に会話していたので、上下関係はわからなかったが、とりあえず楽しそうでうらやましかった
そんな、店員さんたちへの嫉妬心を打ち消し、卓上のメニューを確認し、ビールとおつまみを注文。
びんビールはエビスの小で350円。ビールグラスは、ちょっと変わった形だった。


他のお酒のメニューは、レモンサワー、ハイボール、各種日本酒や焼酎など。
ふと店内を見回すと、窓際の床にカラフルな花びらと、なぜかサイらしき動物の置物が。


これも桐生名物なのだろうか。もちろん、コミュニケーション能力のない私は、店員さんに質問できず。
しばらくすると、もつ煮の小、正式名は「群馬県注目のモツ煮」(小)250円がやってきた。


店員さんの「器が熱いのでお気をつけください」の忠告通り、ムチャクチャ熱かった。この器ごとレンジで温めたのかな?
もっとツユだくの方が好みだけど、味自体は悪くなかった。次回頼むときは(大)450円にしよう。
続いて、もうひとつのおつまみ「とり天タルタル」350円がやってきた。

※遅れてサービスのお通しもきた

これまたヘタな撮影でわかりづらいが、とり天ぷらの上には、玉子多めのタルタルソース。
一般的な天ぷらより揚げ色が薄く(多分、油を変えたばかりだと思う)、白いタルタルと重なって見えるではないか。
天ぷらもタルタルも、味がちょいと薄く感じた。うどんメニューに「とり天タルタルぶっかけ」というものがあり、
濃い味付けのツユをぶっかけて食べる、そちらの料理に合わせて、わざと薄口にしてあるのかもしれない。

ビールをもう1本お替わりし、「提供に20分ほどかかる」そうなので、同時にシメのうどんもオーダー。


15分ほどで、ひもかわうどんと手打ちうどんの「あいもり」700円がやってきた。


つけうどんは「手打ち」が550円、「ひもかわ」が650円。麺量はどちらも300グラムで、あいもりは200グラムずつ。


いよいよ待望の「ひもかわ」を、ツユにつけて啜っていく、というか噛み切っていく。


予想はしていたが、うどんとは思えぬビジュアル。一見、お餅みたいだね。
200グラムとのことで、ひもかわは2本しかなかった。次回はひもかわうどんだけを食べようと決意し、退散。
なお、あまり期待していなかった「手打ちうどん」が、ちょうどいい歯応えとコシで、
さらにつけツユが、個性的なうどんに負けない濃口で、なかなかウマかったことを付け加えておく。

数日後、別の店で飲んだ帰りに訪問。注文したのは、かけうどんの「カレー」をひもかわで。価格は950円。
店員さんに「こちらの商品、生クリーム乗りますが大丈夫ですか?」と確認されたので了承する。
数分後、メニューに「噂の真っ白な」というサブタイトルが付いていた、クリーム入りカレーうどんが登場。


クリームの上にはピンクペッパーも。おっさんには似つかわしくないメニューである。
もちろん、カレースープの中には、例の一反もめんうどんが待機しておられる。


メニューのどこかに「上州もち豚使用」と書いてあった記憶があるのだが、そのお肉がゴロゴロ入っていた。

※ただし、カレーに溶け込んだのか、肉自体の味はナシ

カレースープは元々辛くなく、クリームを溶けばお子様でも安心して食べられるレベル。私は七味を大量にかけた。
なお、ひもかわうどんは情け容赦なくハネまくるので、私のようにハシを使うのがヘタな方には、
店内の「ご自由にお取りください」コーナーに設置してる、紙エプロンの使用を推奨しておく。

つい最近、3度目の訪問時は、立川市の自宅から徒歩でお店に向かう。約30分と、散歩にはちょうどいい距離だ。
オーダーしたのは、つけうどん「肉汁」のひもかわ850円。400グラムの大も同料金だが、普通にしておいた。
ひもかわは500グラムの特盛までだが、手打ちの方は、1000グラムの極盛、1500グラムの宇宙盛まである。
どうせなら、ひもかわの宇宙盛に挑戦してみたいものだが…たぶんダメだろうな(理由は後述)。
注文後、しばらくしたら、厨房からいい匂いが漂ってきた。ガキの頃から慣れ親しんでいる、関東風の濃いダシの香りだ。
しばらくして、女性店員がツユをよそり、男性店員がうどんを盛りつけ、「肉汁ひもかわ」が完成。


いつものように、一反もめんをハシでつまみあげ、熱々の肉汁ツユが入った器に沈める。


いざ食べてみると、最初に食べたときの冷たいツユもよかったけど、この肉汁もなかなかイケる。甲乙つけがたいね。
肉汁には豚肉、玉ねぎ、そしてシイタケも入っている。けっこう具だくさんだ。


途中で、備え付けのショウガを入れたり、レモンを絞ったりして、味を変えるのもオススメ。
そういえば、レモンは毎回付いてくるが、できればスライスではなく、絞りやすいカットの方がありがたい。
なお、この日のひもかわは4本だった。普通サイズは300グラムのはずなので、1本=100グラムではないようだ。
10本くらい余裕で食べられそうな気がするが…あとでお腹の中で膨れるのかな?
この日はふたりしか見かけなかったが、若い男女店員に見送られて退散。

うどんは個性的かつ味も良く、店員さんたちの応対も悪くないひもかわ桐生さんだが、
いかんせん、コロナ騒動の最中に開業したため、現時点では客足に恵まれていない印象。
一応、テイクアウトメニューもあり、もつ煮やソースかつ丼などを販売しているようだが、
うどんは手打ちのみで、お店の看板商品である自家製ひもかわは、伸びてしまうため持ち帰りは不可らしい。
販売すれば売上増になるはずだが、品質に納得できない商品は売らないという、その心意気は大事だし、支持したいよ。
さっき触れた、ひもかわは店内商品も500グラムまでなのも、それ以上はおそらく、品質面で提供できないのだろう。

ただし、いろいろ試行錯誤はしているようで、最近、下記のメニューが新登場した。


2500円とはお高いが、上州もち豚のしゃぶしゃぶ&ひもかわうどんは魅力あるので、そのうち試してみるつもり。
個人的には、野菜抜きで2000円くらいにしてもらえれば万々歳なのだが。
今後も、メニューなどの変化はありそうだが、東京の多摩地区で、ひもかわうどんが食べられる貴重なお店ゆえ、
若い店員さんたちの奮闘を、陰ながら応援していきたい。



ひもかわ桐生 国立店
東京都国立市中1-18-36
国立駅から徒歩約4分
営業時間 11時半~15時、16時~21時
定休日 月曜


※追記 国立店は閉店し、芝大門に移転したようです
※追追記 2023年9月に、今度は池袋に移転したようです

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

カレーの王様・カツカレー

2020年06月07日 | カレー、ハヤシ
以前、「チャーシューメンこそラーメンの王様だ!」と述べたことがあったが、
同じく国民食である、カレーライスの王様といえば、カツカレーであろう。
以前、江戸川橋界隈のカツカレーを紹介したときも書いたが、
インドではありえない、「とんかつ+カレー」という組み合わせを考案した、日本という国を私は誇りに思う。

昨夜、テレ東「アド街ック天国」のカレー特集を観たこともあり、久々にカツカレーが食べたくなったのだが、
お店に行く前に、私がここ数年で撮りためていた、カツカレーの画像を紹介していく。
今回はあえて、マニアックな個人店は避け、誰もが知ってる(?)チェーン店を選択してみた。
なお、すでに販売が終了している商品も混ざっているが、お許し願いたい。

まずは、個人的にはカレーチェーンで一番好きな、京王グループの『C&C』
「三元豚ロースかつカレー」690円+「チキンカツ」単品210円のダブルカツカレー(価格は現在のもの、以下同)。


写真の商品を食べたのは、今から4年前。リオ五輪の女子バドミントン・ダブルスの決勝戦が行われる直前、
日本のタカマツペアこと、高橋礼華&松友美佐紀組の勝利を願い、ゲン担ぎとしてダブルカツを食べたのだ。
東京五輪でも、バドミントン女子ダブルスはまず決勝戦に残るだろうし、再度ダブルカツを注文する予定だったのに…。
なお、さきほど「カレーチェーンで一番」と絶賛し、実際、『ココイチ』よりも美味しいと思っているC&Cだが、
地元立川店の閉店(跡地にできたのが『いきなり!ステーキ』。ガッデム!)もあり、最近ご無沙汰していたところ、
いつの間にか「食事のたびに1枚配布、10枚集めるとカレーに引き換え」できる、サービス券の配布が、廃止になっていた!

※このデザインのサービス券自体、相当古い

テイクアウトで利用した際、券をくれないので変だとは思っていたが、廃止されたのは一昨年の夏だった。
私の財布の中には、いつか使用しようと保持していた、サービス券が15枚もあるんだけどねえ。

続いても、4年前に食べた、『くら寿司』の「すしやのシャリカレー」+「とんかつ」トッピング、計486円。


486円という安価は評価するが、カツは小ぶりだし、カレーソースとシャリライスの印象も薄い。
画像奥に瓶ビールが見えるように、結構飲み食いしたあとのシメには、ふさわしくなかったようだ。
そういえば、だいぶ前に食べた牛丼もイマイチだった。盛り付けもヤル気ないし。


不人気だったのか提供がメンドくさいのかわからないが、現在はカレーも牛丼もやってないみたい。
当たりハズレのあるくら寿司だが、麺類やデザートは、意外とウマかった記憶があるよ。

お次は、「神田カレーグランプリ優勝」を売り文句にしている、『日乃屋カレー』の「名物カツカレー」840円。


都内を中心に支店展開しており、上記画像のカレーは、3年前に国分寺店(昨年閉店)で食べた。
あとで調べたところ、国分寺店のカツカレーは、都内の店舗より20円高いと知りムカついた。なんで都下の方が高いんだよ!
カレー自体は甘口で、私好みのテイストだったが、カツの状態がよろしくなかった。すぐ衣が剥がれるし。


実は、日乃屋カレーさんは国分寺店が一期一会なので、別の店でも食べてみないとな。

ここでようやく、最近食べた(昨年夏だが)カレーを紹介。『APAホテル』が経営し、例の女性社長が自信を持っておススメする、
『アパ社長カレー』の「ロースカツ社長カレー」830円+「ハンバーグ」単品150円。


ホテル発祥の地・石川県の「金沢カレー」をベースにした、ドロッとしたカレーソースと千切りキャベツが特徴だ。
同じく金沢カレーをウリにしている『ゴーゴーカレー』に、味も見た目もよく似ている。
私が食べたのは飯田橋駅南店で、大阪の御堂筋にも店舗がある。あと、各地のAPAホテルでも食べられるのかな。
さすがホテルが母体だけあって、店員さんのサービスや対応は文句なく、気分良く食事ができる。
唯一の不満(?)は、紙ナプキンなど店内のあちこちにプリントしてある、下記のキャラクター。


これって…例の女性社長でしょ。さすがに自分を美化しすぎでは!?

5番目の紹介は、カレーではなく天丼チェーンの『てんや』が、
3年前になぜか販売していた、限定メニュー「ブラックカレーの豚天丼」850円。


薄いけれどそこそこ大きい豚肉の天ぷら4枚に、黒いカレーソースをかけたもので、カツカレーに近い料理。
「二日酔いにはカレー(のスパイス)が効く」という説を信じている私が、まさに二日酔い状態で選んだメニューだったのだが、
さすがに豚天4枚のトッピングはキツすぎて、余計気持ち悪くなってしまった。
ただ、カレー自体は悪くなく、同じく限定商品だった、「Wハンバーグ天丼」よりは満足できた。


シラフだったら絶対ウマいと感じたはずなので、てんやさんには再発売を検討していただきたい。
以上、5軒のカツカレーを紹介してみたが、数年前の商品や画像ばかりで申しわけなかった。
ここ数年、個人店を応援する意味もあり、チェーン店はあまり利用していないからねえ。

ところで、最後に紹介した「ブラックカレーの豚天丼」は、モデルとしたメニューがある(てんやの重役もそれを認めていた)。
それは、神保町にある名店『キッチン南海』の「カツカレー」750円である。
 
※「Jタウンネット 東京都」より画像を拝借

キッチン南海とは、プロ野球チーム・南海(現ソフトバンク)ホークスのファンだった店主が開業した洋食店で、
神保町の本店の他、各地にのれん分けのお店がある。一部例外もあるが、看板を南海カラーの緑色にしているお店が多い。

※同上より、本店の画像

なので拙ブログでも、普段は赤字表記する屋号を、『キッチン南海』と緑字にしていたのにお気づきかな?

大きなお皿に盛られたカレーライスは、カツやコロッケなど揚げ物との相性も抜群。
淡路島の玉ねぎをふんだんに使用した、黒いカレーソースはほどよい辛さと粘度で、スルスルとお腹に収まっていく。
「しょうが焼」や「えびフライ」などの定食類もあるが、ほとんどの客はカレー、特にカツカレーを注文する。
私が都内で働いていた頃、よくこちらの店を利用したが、人気店ゆえ14時くらいまで行列が続く。
とはいえ、客は腹ペコ学生や私のような腹ペコオヤジ(笑)ばかり。全員一気にたいらげるため、行列の割に回転は早かった。
私はだいたい、カツカレーorクリームコロッケカレーに、生玉子とキャベツを追加したものを注文していた。
当時で800円くらい、現在でも900円くらいか。ボリュームを考えれば破格である。

支店・系列店も、カレーを軸としたボリューミーな店ばかりだが、店舗によっては、黒くないカレーを出す店もある。
高円寺店や、以前ここで紹介した江戸川橋『ヨッチ』(元『ニュー南海』)もそうだった。


そんなキッチン南海・神保町本店が、今月6月26日で閉店するらしい。
原因は建物の老朽化だそうで、コックさんたちが独立し、7月中には近隣で、新店舗をオープンするそうだ。
変わらぬ味が楽しめるのは朗報だが、現店舗のカウンター席に思い入れのある客は、私以外にもたくさんいるはず。
最後にもう一度、本店の味と雰囲気を、記憶に刻み込んでおきたいところだが、閉店間近になったことで、
ただでさえ長い行列が、さらに長くなることが予想されるため、泣く泣くあきらめようと思う。

キッチン南海のオーナー、長い間ご苦労様でした。
絶品のカツカレーを、私は一生忘れません。どうかいつまでもお元気で!

さて、今からカツカレーを食べてこよう。南海系列にしたいけど、日曜はやってないお店ばかりだし…。
最後にひと言。南海バンザイ! カツカレーバンザイ!!


追記:この日の夜に食べたのは、東小金井『冨士ランチ』の「カツカレー(大)」890円。


初めて入ったお店なので知らなかったけど、値段の割には皿がデケエ!

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

あのペコちゃんがペヤングとコラボ!

2020年06月05日 | ペヤング
先日、とあるネットサイトで、『不二家』と『ブルドックソース』のコラボ商品を紹介していた。
商品名は「ミルキーホワイトソース」。甘さを加えたフレンチソースのようなものだろうか。
 
※日経新聞のサイトより

マニア心をくすぐるソースゆえ、さっそく近隣の不二家に電話してみたのだが、「当店では扱っておりません」の返事ばかり。
仕方ないので、不二家本社に電話して、売ってる店を聞こうと思い、HPを見てみたところ、
なにやら、さらに怪しい新商品リリースのお知らせが。以下、青文字で情報を抜粋。

あの「ペヤング」と「ホームパイ」がまさかのコラボ!
ホームパイミニ(ペヤングソースやきそば味) 6月2日全国発売
「ペヤングソースやきそば」の味わいをホームパイで再現した新感覚スナック
皆で楽しめるBOXタイプと、ひとりでも気軽に楽しめる小袋タイプの2種類で展開


※上記はBOXタイプ

「まさかのコラボ!」と表記しているところに、不二家経営陣の葛藤(悔恨?)がうかがえる(笑)。
ペヤング商品ならば、なんでも飛びつく私ゆえ、発売日の6月2日には再度、近隣の不二家に電話しまくり。
だがしかし、今回も「申し訳ございませんが、当店では扱っておりません」なお店ばかり。
ミルキーソースと同様(※ソースについては後述)、不二家本社に電話し、「どこの店舗なら売ってるんですか!?」と質問。
すると「イオンさんとかダイエーさんなら。あとは全国のコンビニでも…」とのこと。
私が「あのう、ケーキとかを売ってる、不二家のお店には置いてないんですか」とたずねたら、
「ハイ、店舗では扱っておりません」と即答。要するに、私の各店舗への問い合わせは、ただの迷惑電話であった。

さっそく、近所のスーパー・コンビニを探してみたが、発売当日だからか、置いてある店がなかなかみつからず。
ようやく、昨年の今頃、暴力団員の流血事件があった(←余計なコト書くな)、立川駅近くのファミリーマートで発見。


小袋タイプで135円。裏面のデザインはこんなかんじ。「湯切り不要?」のコピーが印象的。


食べてみたところ、最初のひと口は、例のまろやか~なペヤングソース味。
その後、一瞬甘さを感じた直後に、不二家ホームパイならではの濃厚なバター風味が上乗せされる。パイ独特の軽さはない。
要するにバター醤油ならぬ、バターソース味のビスケットのようなものだ。
ペヤング愛好家の私は、そこそこイケると思ったが、世間一般では評価されないテイストな気がする。
このコラボ商品が、失敗か否かは不明だが、不二家さんはこれに懲りず、またペヤングとコラボしてほしいね。
将来、ペヤング味の「茶色いミルキー」とか発売したら、絶対買うよ。「ソース味ネクター」でもOK。
そのときはぜひ、ペコちゃんのイラストを商品袋に掲載してもらいたいが、ペヤングと絡むのはイヤかな(笑)。

実は、ペヤングと他業者とのコラボは、他にもいくつか見かけた。『セブンイレブン』の「ペヤングそばめしおむすび」とか。
セブンイレブンのは未食だが、下記の『マルハニチロ』が製造した、「ペヤングやきそばピザ」は食べてみたよ。

※ドン・キホーテで170円くらいで購入

レンジ調理する前、開封直後の姿はこちら。具材はやきそば、チーズ、青海苔、キャベツなど。


ウチのレンジは最近、パワーが落ちているので、指定の時間より長めに温めてみた。


専⽤トレイで折りたたむと、ワンハンドピザとして⾷べられる、とのことなので、やってみた。


ところで、「ワンハンドピザ」って初めて聞いたのだが、これって一般用語なのか。
ワンハンドといえば「バックブリーカー」しか浮かばないプロレスファンの私は、やはり世間からズレているのか(←ズレてる)。
味の感想は、申しわけないが正直イマイチ。ソースが、ペヤングらしからぬ甘ったるさだし、
オーブン調理でないからか、チーズの香ばしさが足りず、ピザというよりやきそばパンのような気がした。
とはいえ、冷凍食品ではなく、コンビニのレジ前で、肉まんなどと一緒に販売すれば、需要があるかも。

ここからはコラボ商品ではなく、『まるか食品』オリジナル(←当然だが)のペヤングを紹介する。
4月頃にたまたまみつけて買った、期間限定商品の「ペヤング ソースやきそば 具材アップ」。

※またまたドン・キホーテで、180円くらいで購入した記憶がある

キャベツを増量し、肉がチャーシューに変更されており、具材袋は確かに、通常のペヤングより大きめ。


ただ、私はあの、明治のチョコベビーみたいな怪しい肉も嫌いではない。
野菜嫌いゆえ、キャベツ増しも嬉しくはないのだが、以前、まったく具材のない「超ボンビーやきそば」を食べたとき、
  

ちょっとさみしく感じたので、やはりキャベツの存在は必要かも。なお、湯切り後の状態がこちら。


味は当然、いつものペヤングであった。わかってはいたけど、「限定商品」として売られると、つい手が出てしまう…。
最新作は「豚脂MAXやきそば」らしいが、以前「背脂MAX」というのを食べたため、今回の購入はやめておく。
背脂MAXが発売されたのは、今から3年前の2017年3月。発売当日に西友で買ったので、値段は200円を超えていたはず。


乾燥された背脂…が入っているわけはなく、最初からソースと混ざっていた。なので撮影もし忘れた。
完成品は以下の通り。ナルト、メンマ、ネギはわかるが、背脂の存在は見ただけでは確認できない。


ただ、いざ食べてみると、「確かに脂(油)MAX!」と思わざるを得ないほど、ギトギトであった。
このまま食べずに冷蔵庫に入れたら、白い固まりが浮いてくるかもしれない。
油そばが好きな私は気に入ったが、総カロリーも700近くあった(通常ペヤングが544)し、万人受けはしなそうだ。

なお、たった今、まるか食品のHPを確認したところ、「黒ゴマMAXやきそば」なる新商品が、6/8に発売されることが判明。
 (C)まるか食品

黒ゴマに合わせたのか、怪しげな黒い箱の商品で、あたかも昔の自主製作風AVみたいだ(←この比喩、わかる人少ないか)。
この「黒ゴマ~」も気になるのだが、それより3つ前の新商品である、「もち麦MAXやきそば」も、
買っておきながらまだ食べていないので、そっちが先になると思う。麦が入っているのがイヤなんだよね…。
ペヤングマニアゆえ、今後も新商品や限定商品には飛びつくと思うが、最近のまるか食品の
「ヘタな鉄砲も数打ちゃ当たる」的なリリースラッシュは、正直賛同できないね。

最後に、冒頭の不二家×ブルドックソースのコラボ商品「ホワイトミルキーソース」について。
不二家本社への電話では、「当社では扱ってないので、ブルドックソースさんに聞いてください」とのこと。
すかさずブルドックソースに電話したら、「コロナ騒動で人員削減しており、電話応対はしていない」と留守電が回答。
メールのやり取りはメンドくさいので、この時点であきらめた。1月発売の商品だから、もう販売してないかもね。
売っているお店を知ってる、あるいは売ってるのを見た、という方がいたら、どうか拙ブログに情報を提供していただきたい。
ペヤングの新商品情報(たまに、HPで紹介しない商品があるので)ともども、お待ちしております。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする