夏大会のシード権をかけ、東西のチームが激突する、高校野球春季東京都大会。
参加するのは、秋大会のブロック予選を勝ち抜いた64校。勝ち抜けなかった残りの約200校は、
例年ならば、3月中に一次予選を戦い、4月開幕の本大会を目指すのだが、今年はコロナのせいで一次予選が中止に。
秋大会で早々と敗退したチームは、春大会には出る機会すら与えられなかったのだが、
数年前までは、一次予選という名の敗者復活戦はなかったし、そもそも、昨年は春大会自体がなかったわけで。
我が母校・日大三は、今大会はすべて八王子球場での試合となり、初戦は4月3日。

球場がある冨士森公園では、まだ残っていた桜など、色とりどりの花が迎え入れてくれた。


この時勢ゆえ、部外者の私は練習試合の観戦も遠慮したため、母校野球部を観るのは昨秋以来。
常連観戦者たちと挨拶を交わし、試合前の守備練習を目にすると、「球春到来!」と気分が高まってくる。

グラウンドの選手に、激励の声をかけたいところだが、今大会も観戦中の大声や飲酒は禁止。
競輪ファンでもあり、ヤジと酒が大好物の私にとっては、つらいルールである。
初戦の相手は都立松原高校。緊急事態宣言により、公立校は部活動を禁止された影響か、守備練習不足の様相。
この試合、記録上では三高は15本安打、うち9本が長打になっているが、そのほとんどは平凡なフライ。
フライ打ち上げる→相手捕れず→グラブに触れていなのでヒット扱い→打者、その間に2塁or3塁に到達、
というプレイが何度もあり、ニセの安打と長打を重ねた結果、3回裏には13点も入ってしまった。
そんなピンチ(注:相手の)を救ったのが、キャプテンの山岡。
他の打者が出塁しまくる中、キッチリと相手内野の正面にゴロを放ち、併殺打に倒れるなど、
着実にアウトカウントを稼ぎ、試合を進行させる、接待ゴルフならぬ接待打撃を披露(苦笑)。
なお、5回表に1点を失ったが、これは接待投球ではなく実力である。しょうがねえなあ。
春季東京都大会 1回戦
日大三20-1都松原 ※5回コールド

昨秋大会、屈辱のスタメン落ちを経験した山岡だが、四番スタメンで復帰した春大会初戦も、結果を出せず途中交代。
まあこの試合に限っては、打線は全員、イマイチだったけどね。
2回戦は初戦から3日後。公園内の桜はだいぶ散ってしまっていた。


相手は、現東東京の堀越。かつて西東京だった時代は、何度か煮え湯を飲まされた相手だ。
最近はやや低迷しているが、今年のチームはなかなかやる、と聞いていたが、
エラーが5個も飛び出し、それがことごとく三高の得点に繋がってしまった。
堀越の四番打者は、身体がデカくて(体重100キロ超)、迫力あったんだけどね。
春季東京都大会 2回戦
日大三10-0堀越 ※6回コールド

※堀越のE(エラー)表記は4になっているが、最後のエラーが加わっておらず、5が正しい
この日の山岡は、2安打を記録したが、どちらも詰まった当たりのポテンヒット。
三高の四番ということで、外野が後方に下がっていたのも幸いしたが、3打席目には相手も気づき、外野が前進(笑)。
その打席は内野ゴロに倒れ、次の打席では、初戦同様に代打が出されてしまった。
3回戦からはベスト16で、この16校が夏の東西大会でシード=3回戦スタートになる。
相手は兄弟校の日大鶴ヶ丘。3年前の夏大会決勝でも接戦だったように、楽に勝った記憶がない。
この日も案の定、エース温存で登板させた(?)、背番号11の控え投手に、打線が翻弄され大苦戦。
8回裏までの24アウトのうち、20個がフライという奇跡を起こした! 奇跡というか失態か。
初戦ではフライも安打になったが、日鶴はそんなに甘くない。特に、6回以降の9者連続フライアウトには失望した。
ただ、「8回裏までの24アウト」ということは、9回裏は攻撃していない→つまり、勝ったのは三高である。
春季東京都大会 3回戦
日大三4-2日大鶴ヶ丘

あまりのフライの多さに腹を立てた私は、試合後に『ココイチ』で、揚げ物3種を追加した、
「フライ・バカ盛りカレー」を食べてしまった…というのは、この日記の冒頭で記述済み。

なお、山岡はこの試合ベンチスタートも、代わりに4番を務めた林に代わり、5回から出場。
安打はなかったが、最初の打席で貴重な犠牲フライを放ち、久しぶりの打点を記録した。
ここまで、ピッチャーに触れてなかったが、1回戦は背番号20栃原→11福地のリレー、
2回戦と3回戦は、今大会から1番を背負った、左腕エース宇山の完投。
迎えた4回戦は、背番号10ながら球速は宇山を上回る、サウスポー岡村が先発。
相手の明大中野八王子に、初回いきなり四球を連発も、幸運な走塁ミスがあり無失点。
その裏、三高もチャンスをつかむが、相手のミスを繰り返すかのような走塁ミスで無得点。
3回表、ライトが落球、バントで2塁に送られたところで、岡村から宇山に交代。被安打0での降板は気の毒。
その後は、センターも落球2個(記録はヒット)、まともなヒットも打たれ、いきなり3失点。
この日は妙な風が吹いたのか、両チームとも外野守備のミスがいくつか見られた。
試合は3回裏に三高がすぐ追いつき、中盤に突き放す。宇山も毎回走者を出したが、なんとか逃げ切った。
春季東京都大会 準々決勝
日大三6-3明大中野八王子

山岡は最後まで交代することなく、4打席のうち四球と2塁打がひとつずつ。
キャプテンが途中で引っ込むと、士気に影響しそうだからねえ。
迎えた準決勝は、東海大菅生-関東一に、日大三-二松学舎と、秋季大会とまったく同じ組み合わせに。
日大三は第二試合なので、この日はメシを喰ってから球場入りすることに。
食べたのは、何度か拙ブログで紹介した、八王子『壱発ラーメン』の「チャーとろラーメン」1000円。

たっぷりの刻みとろろと柔らかいチャーシューが入る、栄養満点のラーメンだ。
これを食べ終えた数時間後、我が母校も「とろろ」のように、粘り強く戦ってくれたのである。
試合前の守備練習では、いつもの三木部長が不在で、珍しく小倉監督がノックバットを握った。

私自身は初めて見た、小倉監督の試合前ノック。さすがに手慣れたもので、捕球できなかった選手には、
「どうしたぁ!」「ヘタクソコラぁ!」といった、愛のある叱咤を飛ばす。
ネット裏の観客は笑っていたが、こんな声にもいちいち「パワハラだ」と騒ぐバカもいるらしい。イヤな時代だねえ。
ちなみに、監督のノックが効いたのか、この日の三高守備陣はエラーがなかった。
試合は三高が宇山、二松学舎が秋山と、両校ともエースが先発。後述する、翌日の決勝延期も影響したか。
秋大会では7回まで無安打に抑えられたが、この日の三高打線は、序盤からヒットを重ねる。
4回には山岡のヒットを足掛かりに2点を先制。7回には彼のタイムリーも飛び出した。
山岡のタイムリーヒットは、いつ以来か思い出せないが(昨年秋のブロック予選?)、貴重な追加点となった。
三高のエース宇山も奮闘し、4回までノーヒットに抑える、前回の対戦とは真逆の展開。
5回一死の状況で三高側がタイム。どうやらセンターの星が、太陽光を気にしたらしく、サングラスを要求。
プレイ再開直後、センターへ平凡なフライが飛び、サングラスを装着した星が、絵に描いたような落球(笑)。
星は、素晴らしいファインプレイや好走塁をたびたび見せるし、打者としても優秀なのだが、
準々決勝の走塁死や落球2連発など、たまにマヌケなミスもやらかす。憎めないヤツだぜ。
この回は無失点で切り抜け、3点リードで8回裏へ。7番からの下位打線だったが、いきなり三塁打、四球、四球。
その後2点を返され、なおも一死満塁のピンチで、セカンド真正面へのゴロ。
併殺でチェンジかと思いきや、セカンドの前でイレギュラーし、外野へ抜けていく。
二者が生還し、ワケがわからんうちに逆転。そういえば前回の対戦は、三高が8回裏に逆転したんだっけ。
それでも9回表、まずは先頭打者がヒットで出塁。バントで送ると、続く山岡が2本目のタイムリー。
この日の山岡は、4打数3安打2打点(四球1)の活躍。それでこそ三高のキャプテンだ。
その後二死となり、迎えたのが、私がひいきにしている六番鎌田。
今大会、何度も好守を披露しているが、打撃の方は正直イマイチ…だったのだが、この場面でレフト線への二塁打!
一塁から山岡が一気に生還し、三高逆転。さすがは鎌田。信じていたぞ(←本当か?)。
裏の守りは宇山が踏ん張り、二松学舎を返り討ち。秋大会に続き、決勝進出を決めた。
春季東京都大会 準決勝
日大三5-4二松学舎

試合後の整列

場内校歌演奏(斉唱は相変わらず禁止)

大会序盤の試合ぶりでは、まさか決勝進出できるなんて、思ってもいなかった。
ここまでホームラン0というのは珍しいが、全員で繋ぐ野球に徹すればいい。
とりあえず、フライを打ち上げず、ゴロを転がす練習をしてくれ。
第一試合で菅生を破った関東一との決勝戦は、準決勝の翌日に行なわれる予定だったが、
その日は4月25日、つまり東京では緊急事態宣言が発令されるため、しばらく延期となった。
決勝戦は、宣言が解除される、5月下旬から6月くらいに実施する予定らしい。
東京都高野連は、わざわざ延期してまで有観客開催にした理由を、
「球児たちの成長を、親御さんや大勢のお客さんに観てほしいから」と語ったそうだが、
本音は「親御さんや大勢の客からの入場料がほしいから」だろう。今大会から千円に値上げしやがって…。
高野連の強欲ぶりにあきれつつ、決勝戦も必ず応援に行く。ガンバレ三高!
参加するのは、秋大会のブロック予選を勝ち抜いた64校。勝ち抜けなかった残りの約200校は、
例年ならば、3月中に一次予選を戦い、4月開幕の本大会を目指すのだが、今年はコロナのせいで一次予選が中止に。
秋大会で早々と敗退したチームは、春大会には出る機会すら与えられなかったのだが、
数年前までは、一次予選という名の敗者復活戦はなかったし、そもそも、昨年は春大会自体がなかったわけで。
我が母校・日大三は、今大会はすべて八王子球場での試合となり、初戦は4月3日。

球場がある冨士森公園では、まだ残っていた桜など、色とりどりの花が迎え入れてくれた。


この時勢ゆえ、部外者の私は練習試合の観戦も遠慮したため、母校野球部を観るのは昨秋以来。
常連観戦者たちと挨拶を交わし、試合前の守備練習を目にすると、「球春到来!」と気分が高まってくる。

グラウンドの選手に、激励の声をかけたいところだが、今大会も観戦中の大声や飲酒は禁止。
競輪ファンでもあり、ヤジと酒が大好物の私にとっては、つらいルールである。
初戦の相手は都立松原高校。緊急事態宣言により、公立校は部活動を禁止された影響か、守備練習不足の様相。
この試合、記録上では三高は15本安打、うち9本が長打になっているが、そのほとんどは平凡なフライ。
フライ打ち上げる→相手捕れず→グラブに触れていなのでヒット扱い→打者、その間に2塁or3塁に到達、
というプレイが何度もあり、ニセの安打と長打を重ねた結果、3回裏には13点も入ってしまった。
そんなピンチ(注:相手の)を救ったのが、キャプテンの山岡。
他の打者が出塁しまくる中、キッチリと相手内野の正面にゴロを放ち、併殺打に倒れるなど、
着実にアウトカウントを稼ぎ、試合を進行させる、接待ゴルフならぬ接待打撃を披露(苦笑)。
なお、5回表に1点を失ったが、これは接待投球ではなく実力である。しょうがねえなあ。
春季東京都大会 1回戦
日大三20-1都松原 ※5回コールド

昨秋大会、屈辱のスタメン落ちを経験した山岡だが、四番スタメンで復帰した春大会初戦も、結果を出せず途中交代。
まあこの試合に限っては、打線は全員、イマイチだったけどね。
2回戦は初戦から3日後。公園内の桜はだいぶ散ってしまっていた。


相手は、現東東京の堀越。かつて西東京だった時代は、何度か煮え湯を飲まされた相手だ。
最近はやや低迷しているが、今年のチームはなかなかやる、と聞いていたが、
エラーが5個も飛び出し、それがことごとく三高の得点に繋がってしまった。
堀越の四番打者は、身体がデカくて(体重100キロ超)、迫力あったんだけどね。
春季東京都大会 2回戦
日大三10-0堀越 ※6回コールド

※堀越のE(エラー)表記は4になっているが、最後のエラーが加わっておらず、5が正しい
この日の山岡は、2安打を記録したが、どちらも詰まった当たりのポテンヒット。
三高の四番ということで、外野が後方に下がっていたのも幸いしたが、3打席目には相手も気づき、外野が前進(笑)。
その打席は内野ゴロに倒れ、次の打席では、初戦同様に代打が出されてしまった。
3回戦からはベスト16で、この16校が夏の東西大会でシード=3回戦スタートになる。
相手は兄弟校の日大鶴ヶ丘。3年前の夏大会決勝でも接戦だったように、楽に勝った記憶がない。
この日も案の定、エース温存で登板させた(?)、背番号11の控え投手に、打線が翻弄され大苦戦。
8回裏までの24アウトのうち、20個がフライという奇跡を起こした! 奇跡というか失態か。
初戦ではフライも安打になったが、日鶴はそんなに甘くない。特に、6回以降の9者連続フライアウトには失望した。
ただ、「8回裏までの24アウト」ということは、9回裏は攻撃していない→つまり、勝ったのは三高である。
春季東京都大会 3回戦
日大三4-2日大鶴ヶ丘

あまりのフライの多さに腹を立てた私は、試合後に『ココイチ』で、揚げ物3種を追加した、
「フライ・バカ盛りカレー」を食べてしまった…というのは、この日記の冒頭で記述済み。

なお、山岡はこの試合ベンチスタートも、代わりに4番を務めた林に代わり、5回から出場。
安打はなかったが、最初の打席で貴重な犠牲フライを放ち、久しぶりの打点を記録した。
ここまで、ピッチャーに触れてなかったが、1回戦は背番号20栃原→11福地のリレー、
2回戦と3回戦は、今大会から1番を背負った、左腕エース宇山の完投。
迎えた4回戦は、背番号10ながら球速は宇山を上回る、サウスポー岡村が先発。
相手の明大中野八王子に、初回いきなり四球を連発も、幸運な走塁ミスがあり無失点。
その裏、三高もチャンスをつかむが、相手のミスを繰り返すかのような走塁ミスで無得点。
3回表、ライトが落球、バントで2塁に送られたところで、岡村から宇山に交代。被安打0での降板は気の毒。
その後は、センターも落球2個(記録はヒット)、まともなヒットも打たれ、いきなり3失点。
この日は妙な風が吹いたのか、両チームとも外野守備のミスがいくつか見られた。
試合は3回裏に三高がすぐ追いつき、中盤に突き放す。宇山も毎回走者を出したが、なんとか逃げ切った。
春季東京都大会 準々決勝
日大三6-3明大中野八王子

山岡は最後まで交代することなく、4打席のうち四球と2塁打がひとつずつ。
キャプテンが途中で引っ込むと、士気に影響しそうだからねえ。
迎えた準決勝は、東海大菅生-関東一に、日大三-二松学舎と、秋季大会とまったく同じ組み合わせに。
日大三は第二試合なので、この日はメシを喰ってから球場入りすることに。
食べたのは、何度か拙ブログで紹介した、八王子『壱発ラーメン』の「チャーとろラーメン」1000円。

たっぷりの刻みとろろと柔らかいチャーシューが入る、栄養満点のラーメンだ。
これを食べ終えた数時間後、我が母校も「とろろ」のように、粘り強く戦ってくれたのである。
試合前の守備練習では、いつもの三木部長が不在で、珍しく小倉監督がノックバットを握った。

私自身は初めて見た、小倉監督の試合前ノック。さすがに手慣れたもので、捕球できなかった選手には、
「どうしたぁ!」「ヘタクソコラぁ!」といった、愛のある叱咤を飛ばす。
ネット裏の観客は笑っていたが、こんな声にもいちいち「パワハラだ」と騒ぐバカもいるらしい。イヤな時代だねえ。
ちなみに、監督のノックが効いたのか、この日の三高守備陣はエラーがなかった。
試合は三高が宇山、二松学舎が秋山と、両校ともエースが先発。後述する、翌日の決勝延期も影響したか。
秋大会では7回まで無安打に抑えられたが、この日の三高打線は、序盤からヒットを重ねる。
4回には山岡のヒットを足掛かりに2点を先制。7回には彼のタイムリーも飛び出した。
山岡のタイムリーヒットは、いつ以来か思い出せないが(昨年秋のブロック予選?)、貴重な追加点となった。
三高のエース宇山も奮闘し、4回までノーヒットに抑える、前回の対戦とは真逆の展開。
5回一死の状況で三高側がタイム。どうやらセンターの星が、太陽光を気にしたらしく、サングラスを要求。
プレイ再開直後、センターへ平凡なフライが飛び、サングラスを装着した星が、絵に描いたような落球(笑)。
星は、素晴らしいファインプレイや好走塁をたびたび見せるし、打者としても優秀なのだが、
準々決勝の走塁死や落球2連発など、たまにマヌケなミスもやらかす。憎めないヤツだぜ。
この回は無失点で切り抜け、3点リードで8回裏へ。7番からの下位打線だったが、いきなり三塁打、四球、四球。
その後2点を返され、なおも一死満塁のピンチで、セカンド真正面へのゴロ。
併殺でチェンジかと思いきや、セカンドの前でイレギュラーし、外野へ抜けていく。
二者が生還し、ワケがわからんうちに逆転。そういえば前回の対戦は、三高が8回裏に逆転したんだっけ。
それでも9回表、まずは先頭打者がヒットで出塁。バントで送ると、続く山岡が2本目のタイムリー。
この日の山岡は、4打数3安打2打点(四球1)の活躍。それでこそ三高のキャプテンだ。
その後二死となり、迎えたのが、私がひいきにしている六番鎌田。
今大会、何度も好守を披露しているが、打撃の方は正直イマイチ…だったのだが、この場面でレフト線への二塁打!
一塁から山岡が一気に生還し、三高逆転。さすがは鎌田。信じていたぞ(←本当か?)。
裏の守りは宇山が踏ん張り、二松学舎を返り討ち。秋大会に続き、決勝進出を決めた。
春季東京都大会 準決勝
日大三5-4二松学舎

試合後の整列

場内校歌演奏(斉唱は相変わらず禁止)

大会序盤の試合ぶりでは、まさか決勝進出できるなんて、思ってもいなかった。
ここまでホームラン0というのは珍しいが、全員で繋ぐ野球に徹すればいい。
とりあえず、フライを打ち上げず、ゴロを転がす練習をしてくれ。
第一試合で菅生を破った関東一との決勝戦は、準決勝の翌日に行なわれる予定だったが、
その日は4月25日、つまり東京では緊急事態宣言が発令されるため、しばらく延期となった。
決勝戦は、宣言が解除される、5月下旬から6月くらいに実施する予定らしい。
東京都高野連は、わざわざ延期してまで有観客開催にした理由を、
「球児たちの成長を、親御さんや大勢のお客さんに観てほしいから」と語ったそうだが、
本音は「親御さんや大勢の客からの入場料がほしいから」だろう。今大会から千円に値上げしやがって…。
高野連の強欲ぶりにあきれつつ、決勝戦も必ず応援に行く。ガンバレ三高!