昨年、「府中市 食堂」でネット検索したところ、安くてウマそうな個人経営のお店がたくさん見つかった。
それらをいくつか巡り、舌鼓を打ちながら、「そういえば!」と思い出したのが『やすいみ~と』。
お肉屋さん(株式会社安井ミート)が経営する、肉料理が自慢の名店として、以前から存在だけは知っていた。
最寄り駅は、西武多摩川線の白糸台か京王線の多磨霊園で、立ち寄る機会がなかったが、
メジャーではない駅でも長年人気を維持しているのは、素晴らしいお店に違いないと思い、
先日ついに初訪問も、満席のため入れず(泣)。評判どおりの繁盛店なので、以降は電話で席予約をしてから向かっている。
お店の正式名は、『とんかつ割烹 やすいみ~と』。ただし、とんかつ以外も豊富な品揃え。

カウンター席に案内され、まずは「白ホッピー」550円を注文。焼酎量は普通よりやや多めか。

フードメニューを撮影したので、一気に掲載。まずは【一品】と【逸品】。

【焼き鳥】など串焼き類や、お肉屋さんだが、刺身類などの【おさかな料理】もある。

【サラダ・豆腐料理】に食事類やデザート、

とんかつ以外の揚げ物や、煮物、焼き魚、

最後に「とんかつ」などの定食類で、おかず単品は200円引き。下に写っているお通しは、330円。

激安の商品こそないが、量やクオリティなどを考慮すれば、どれもリーズナブルといえる。
上記から私は、「豚モツの煮込み」550円、「お肉屋さんのコロッケ」385円、「自家製豚バラ焼豚」1045円を注文。
客も多いが店員さんも多く、手を上げればすぐに気づいてくれるので助かる。
最初に、ホッピーのお供・もつ煮込みが登場。

味噌ベースのさらっとしたスープに、ニンジンやダイコンも入るタイプで、もつは当然、臭みは皆無。

ひと口食べると、出汁が効いたスープが、もつや野菜をしっかり受け止める、想像以上のウマさ!
昔、仕事でもつ煮を作ったことがあるが、出汁なんて取らず、せいぜい「ほんだし」など顆粒タイプの調味料を少し加える程度。
定食の味噌汁に使う出汁を流用したのかもしれないが、生涯最高かもしれない絶品煮込みである。
続いてコロッケが登場。商品名は「お肉屋さんの」だが、じゃがいもが大半でひき肉は少なめ。

卓上には、とんかつ専門店ならではの、壺に入ったソースが濃厚ソースがあるので、使わせていただく。

コロッケの風味が淡白なので、ソース量は上記程度でじゅうぶん。私はさらに追加したため、しょっぱくなってしまった。
ホッピー中275円をお替わりした頃、自家製焼豚が運ばれてきた。

ネギをよけ、取り皿に移したのがこちら。私の好きな醤油炊きタイプで、見ただけでウマいのがわかる。

煮込み、コロッケ、焼豚は、チェーンなど普通の居酒屋にも置いてあるし、頼む機会も多い私だが、
やはり肉屋直営の食堂だけあって、それらのお店よりすべてワンランク上の印象だ。
ホッピーセットをお替わりし、各種料理をたいらげ、シメのお食事を注文。
お店自慢のとんかつ定食も考えたが、ロース140グラムとご飯を食べ切れるか、少々不安なので、
値段が安い分、量も少なそうでデザートとして注文することも多い、「半熟卵のカルボナーラ」715円を選択。

パスタと玉子にルッコラ(かな?)、そしてクリームに黒コショウ。シンプルというか、肉が見当たらないのが少々さみしい。
なので、いつものように、残った焼豚をゲスト参戦させる。自家製ベーコンとか入ると嬉しいのに。

量は予想どおり控えめだったが、味は、どこかで食べた記憶のある、無難なタイプ。
よく見たら、小さなベーコンも混ざっていた。失礼ながら業務用ソースかな?

それでも、黄身ちゃんを崩せば、ビジュアルも含め、私にとっては立派なごちそうになる。

食べ終えたら、さすがに腹パンパンになったので、お会計をお願い。
他にも興味のある料理は多いが、ひとりでは限界があるので、数日後に、飲み仲間の先輩とふたりで再訪問。
今回はお座敷席に案内され、まずは「サッポロ樽生 黒ラベル ジョッキ」715円で乾杯。限りなく大に近い中ジョッキだ。

おつまみをジャンジャン頼んだので、一気に紹介していく。
まずは、前回豚もつ煮を注文したので、今回は「牛スジの煮込み」660円を。

残念ながら、もつ煮とは異なり出汁が効いておらず、一般的な味付けだった。個人的には、もう少し牛スジが大ぶりな方がいいな。

とんかつ割烹ということで、自慢のかつ…といきたいが、私は玉子とじが好きなので、「国産豚のかつ煮」1100円をオーダー。

※+220円で「カツ丼」にもできる
かつは当然、煮込んでも柔らかさを保っており、厚さも適度で、ビールにぴったり。椎茸が結構入っているのも意外。

後半では、「やはりとんかつも食べよう」と、「わらじとんかつ」定食の単品1595円を追加。

ヘタな写真でわかりづらいが、肩ロースを300グラム使用した、わらじサイズのとんかつである。
男性はふたり、女性なら3~4人で取り分けて食べるのに、ちょうどいい量ではないかな。

先述した、卓上のとんかつソースとの相性も抜群。やはり専門店のカツはウマいねえ。
前回のコロッケもそうだったけど、こちらの揚げ物はラードではなく、クセのない油を使用しているようだ。
コロッケ類では、これまた好物の「カニクリームコロッケ」660円も注文。これもヘタな撮影で、2個とも大きさはたぶん一緒。

カニの身は少なめだが、その分ホワイトソースの旨味がストレートに伝わる。付属のデミソースも美味しい。

2杯目からは「ウーロンハイ」495円に替え、3杯目もウーハイを頼んだところ、
女性店員さんが「男前ジョッキもありますが」とおススメしてくれたので、そうしてもらう。
運ばれてきたのは、さっきの倍以上はありそうな、重いジョッキ。

ドリンクメニューを確認したところ。「男前生ビール」という、通常の倍以上のサイズがあり、酎ハイ類でも注文可能なのだろう。

会計後にレシートを確認したところ、価格はちょうど2杯分の990円だった。
聖蹟桜ヶ丘駅の居酒屋『三太』の「エコジョッキ」と同様、たくさん飲む人には「男前ジョッキ」がお得である。
大容量の酒に合わせ、料理もまだまだ注文。こちらは、これまた私の大好物である「手作り餃子」550円。

焼き色にややムラがあるが、野菜と肉のバランスが良く、専門店にも見劣りしない餃子であった。
先輩が頼んだ「大人のポテトサラダ」550円は、いぶりがっこが含まれており、大根嫌いの私は食べられず(嘆)。

この日の締めorデザートは、「ミックスフライ(B)」定食の単品1265円。選んだ先輩も同意した私も、どうかしている(笑)。

内訳は、あじフライ、大海老フライ、メンチかつ。今気づいたが、メニュー表ではあじフライではなく。ヒレかつと記されている。
理由は不明だが、豚肉のカツはすでに結構食べていたので、あじフライで問題なし。
メンチはひき肉と玉ねぎが粗目で歯応えがよく、ウーハイが一気に進んだ。「手ごねハンバーグ」も食べてみたいね。

ウーハイをがぶ飲みし、お腹もパンパンのはずだが、ほろ酔いでゴキゲンなままお会計。
実は初回訪問時もそうだったのだが、さんざん食べたあとなのに、帰宅後や翌日に、気持ち悪くなったりすることは皆無。
これぞ、良質な肉や油を使用している証拠ではないか。ただし、体重はそこそこ増えていそうだが(苦笑)。
店員さんたちの愛想も良く、胃もたれの心配もなし。食事中だけでなく、食後も気分がいい。
「混んでる」以外は欠点が見当たらず、自信をもって他人におススメできるやすいみ~とさん。
府中屈指の名食堂という噂は事実であり、これを読んだ皆さんにも、ぜひ足を運んでいただきたい。
※おまけ 男子トイレの壁にあった貼紙

とんかつ割烹 やすいみ~と
東京都府中市白糸台1-23-3
西武多摩川線白糸台駅から徒歩約5分、京王線多磨霊園駅から徒歩約8分
営業時間 11時半~14時、17時~23時 日曜夜は16時半~22時半 ラストオーダーは昼は10分前、夜は1時間前
定休日 日・祝の昼と、火の夜
※上記データはお店HPを参照しました
それらをいくつか巡り、舌鼓を打ちながら、「そういえば!」と思い出したのが『やすいみ~と』。
お肉屋さん(株式会社安井ミート)が経営する、肉料理が自慢の名店として、以前から存在だけは知っていた。
最寄り駅は、西武多摩川線の白糸台か京王線の多磨霊園で、立ち寄る機会がなかったが、
メジャーではない駅でも長年人気を維持しているのは、素晴らしいお店に違いないと思い、
先日ついに初訪問も、満席のため入れず(泣)。評判どおりの繁盛店なので、以降は電話で席予約をしてから向かっている。
お店の正式名は、『とんかつ割烹 やすいみ~と』。ただし、とんかつ以外も豊富な品揃え。

カウンター席に案内され、まずは「白ホッピー」550円を注文。焼酎量は普通よりやや多めか。

フードメニューを撮影したので、一気に掲載。まずは【一品】と【逸品】。

【焼き鳥】など串焼き類や、お肉屋さんだが、刺身類などの【おさかな料理】もある。

【サラダ・豆腐料理】に食事類やデザート、

とんかつ以外の揚げ物や、煮物、焼き魚、

最後に「とんかつ」などの定食類で、おかず単品は200円引き。下に写っているお通しは、330円。

激安の商品こそないが、量やクオリティなどを考慮すれば、どれもリーズナブルといえる。
上記から私は、「豚モツの煮込み」550円、「お肉屋さんのコロッケ」385円、「自家製豚バラ焼豚」1045円を注文。
客も多いが店員さんも多く、手を上げればすぐに気づいてくれるので助かる。
最初に、ホッピーのお供・もつ煮込みが登場。

味噌ベースのさらっとしたスープに、ニンジンやダイコンも入るタイプで、もつは当然、臭みは皆無。

ひと口食べると、出汁が効いたスープが、もつや野菜をしっかり受け止める、想像以上のウマさ!
昔、仕事でもつ煮を作ったことがあるが、出汁なんて取らず、せいぜい「ほんだし」など顆粒タイプの調味料を少し加える程度。
定食の味噌汁に使う出汁を流用したのかもしれないが、生涯最高かもしれない絶品煮込みである。
続いてコロッケが登場。商品名は「お肉屋さんの」だが、じゃがいもが大半でひき肉は少なめ。

卓上には、とんかつ専門店ならではの、壺に入ったソースが濃厚ソースがあるので、使わせていただく。

コロッケの風味が淡白なので、ソース量は上記程度でじゅうぶん。私はさらに追加したため、しょっぱくなってしまった。
ホッピー中275円をお替わりした頃、自家製焼豚が運ばれてきた。

ネギをよけ、取り皿に移したのがこちら。私の好きな醤油炊きタイプで、見ただけでウマいのがわかる。

煮込み、コロッケ、焼豚は、チェーンなど普通の居酒屋にも置いてあるし、頼む機会も多い私だが、
やはり肉屋直営の食堂だけあって、それらのお店よりすべてワンランク上の印象だ。
ホッピーセットをお替わりし、各種料理をたいらげ、シメのお食事を注文。
お店自慢のとんかつ定食も考えたが、ロース140グラムとご飯を食べ切れるか、少々不安なので、
値段が安い分、量も少なそうでデザートとして注文することも多い、「半熟卵のカルボナーラ」715円を選択。

パスタと玉子にルッコラ(かな?)、そしてクリームに黒コショウ。シンプルというか、肉が見当たらないのが少々さみしい。
なので、いつものように、残った焼豚をゲスト参戦させる。自家製ベーコンとか入ると嬉しいのに。

量は予想どおり控えめだったが、味は、どこかで食べた記憶のある、無難なタイプ。
よく見たら、小さなベーコンも混ざっていた。失礼ながら業務用ソースかな?

それでも、黄身ちゃんを崩せば、ビジュアルも含め、私にとっては立派なごちそうになる。

食べ終えたら、さすがに腹パンパンになったので、お会計をお願い。
他にも興味のある料理は多いが、ひとりでは限界があるので、数日後に、飲み仲間の先輩とふたりで再訪問。
今回はお座敷席に案内され、まずは「サッポロ樽生 黒ラベル ジョッキ」715円で乾杯。限りなく大に近い中ジョッキだ。

おつまみをジャンジャン頼んだので、一気に紹介していく。
まずは、前回豚もつ煮を注文したので、今回は「牛スジの煮込み」660円を。

残念ながら、もつ煮とは異なり出汁が効いておらず、一般的な味付けだった。個人的には、もう少し牛スジが大ぶりな方がいいな。

とんかつ割烹ということで、自慢のかつ…といきたいが、私は玉子とじが好きなので、「国産豚のかつ煮」1100円をオーダー。

※+220円で「カツ丼」にもできる
かつは当然、煮込んでも柔らかさを保っており、厚さも適度で、ビールにぴったり。椎茸が結構入っているのも意外。

後半では、「やはりとんかつも食べよう」と、「わらじとんかつ」定食の単品1595円を追加。

ヘタな写真でわかりづらいが、肩ロースを300グラム使用した、わらじサイズのとんかつである。
男性はふたり、女性なら3~4人で取り分けて食べるのに、ちょうどいい量ではないかな。

先述した、卓上のとんかつソースとの相性も抜群。やはり専門店のカツはウマいねえ。
前回のコロッケもそうだったけど、こちらの揚げ物はラードではなく、クセのない油を使用しているようだ。
コロッケ類では、これまた好物の「カニクリームコロッケ」660円も注文。これもヘタな撮影で、2個とも大きさはたぶん一緒。

カニの身は少なめだが、その分ホワイトソースの旨味がストレートに伝わる。付属のデミソースも美味しい。

2杯目からは「ウーロンハイ」495円に替え、3杯目もウーハイを頼んだところ、
女性店員さんが「男前ジョッキもありますが」とおススメしてくれたので、そうしてもらう。
運ばれてきたのは、さっきの倍以上はありそうな、重いジョッキ。

ドリンクメニューを確認したところ。「男前生ビール」という、通常の倍以上のサイズがあり、酎ハイ類でも注文可能なのだろう。

会計後にレシートを確認したところ、価格はちょうど2杯分の990円だった。
聖蹟桜ヶ丘駅の居酒屋『三太』の「エコジョッキ」と同様、たくさん飲む人には「男前ジョッキ」がお得である。
大容量の酒に合わせ、料理もまだまだ注文。こちらは、これまた私の大好物である「手作り餃子」550円。

焼き色にややムラがあるが、野菜と肉のバランスが良く、専門店にも見劣りしない餃子であった。
先輩が頼んだ「大人のポテトサラダ」550円は、いぶりがっこが含まれており、大根嫌いの私は食べられず(嘆)。

この日の締めorデザートは、「ミックスフライ(B)」定食の単品1265円。選んだ先輩も同意した私も、どうかしている(笑)。

内訳は、あじフライ、大海老フライ、メンチかつ。今気づいたが、メニュー表ではあじフライではなく。ヒレかつと記されている。
理由は不明だが、豚肉のカツはすでに結構食べていたので、あじフライで問題なし。
メンチはひき肉と玉ねぎが粗目で歯応えがよく、ウーハイが一気に進んだ。「手ごねハンバーグ」も食べてみたいね。

ウーハイをがぶ飲みし、お腹もパンパンのはずだが、ほろ酔いでゴキゲンなままお会計。
実は初回訪問時もそうだったのだが、さんざん食べたあとなのに、帰宅後や翌日に、気持ち悪くなったりすることは皆無。
これぞ、良質な肉や油を使用している証拠ではないか。ただし、体重はそこそこ増えていそうだが(苦笑)。
店員さんたちの愛想も良く、胃もたれの心配もなし。食事中だけでなく、食後も気分がいい。
「混んでる」以外は欠点が見当たらず、自信をもって他人におススメできるやすいみ~とさん。
府中屈指の名食堂という噂は事実であり、これを読んだ皆さんにも、ぜひ足を運んでいただきたい。
※おまけ 男子トイレの壁にあった貼紙

とんかつ割烹 やすいみ~と
東京都府中市白糸台1-23-3
西武多摩川線白糸台駅から徒歩約5分、京王線多磨霊園駅から徒歩約8分
営業時間 11時半~14時、17時~23時 日曜夜は16時半~22時半 ラストオーダーは昼は10分前、夜は1時間前
定休日 日・祝の昼と、火の夜
※上記データはお店HPを参照しました