明るく正しく強いブログ

朝昼晩、時間を問わず飲んで喰って面白おかしく過ごす人生を歩みたいです。※旧名「日が沈む前に飲む酒はウマい」

ドキュメント2018.6.19 -当日の興奮を完全リポート-

2018年06月24日 | ペヤング
私が子供の頃から愛してやまない、まるか食品の『ペヤングソースやきそば』
今年に入り、回鍋肉味や鮭ポテト味など、斬新な新商品を次々と世に送り込んできているが、
ペヤングはやはり、基本のソース味が一番おいしい。そう思っている愛好家は多いはず。
私なんて、発売元に電話をかけ、「ソースだけ売ってくれないか」とお願いしたこともある。
最終的には断られたが、「あとで折り返しご連絡しますので」と、とりあえず応対はしてくれた。
連絡をもらうため、私の携帯電話の番号を伝えたのだが、あの番号は今もどこかに登録してあるのだろうか。
「メンドくさい客」などの注意書きとともに、まるか食品のブラックリストに載っていたらイヤだな。

そんな、ペヤングのソースやきそばマニアが、歓喜しつつも震撼するような新商品が発表された。
それは、通常の「約4倍のサイズ(まるか食品HPより)」という、「超超超大盛GIGAMAX」だ。
発売日は6月18日。その日のうちにさっそく、西友にて2個773円で購入。約4倍だけあって、さすがにデカい。


その日は酔っていたため、翌日の仕事から帰宅した夜に、改めて食べることに。
以下では、6月19日の夜、超超超特大ペヤングという難敵に挑んだ、オッサン(私)の激闘の様子をリポートしていく。
なお、ここまで読めばお気づきだろうが、今回のブログのテーマは、
同日のサッカー・ワールドカップ日本代表の試合ではないので、期待した人はゴメンなさい。

ちょっと撮影に失敗したが、こちらが超超超大盛~(※以下もこの表記で)の成分表。


パッケージにも記された2142カロリーもすごいが、食塩相当量の13.5グラムは、高血圧の私にとって危険極まりない数値。
水を入れたヤカンをスタンバイし、ガスを点火。いよいよ調理開始だ。ちなみに、必要な熱湯は1.3リットルだって。
まずは、封を開け、麺以外の中身を取り出す。


ソースの量もだが、具材のキャベツの割合がずいぶん多く見える。野菜たっぷりでヘルシーだね(笑)。
せっかくなので、本来は容器に入れたままの麺も、取り出して撮影してみた。


2倍サイズの「超大盛」は、普通サイズの麺が2個入っているので、超超超大盛~は4個かと期待したが、
見慣れたサイズより明らかに分厚いのが、2個入っていた。だが、これはこれで確かに4倍近くありそうだ。
お湯が沸いたので、大きな容器に一気に注いでいく。念のため、1.3リットル以上用意したのだが、
すべてを飲み込んでしまった。おそるべし魔のホワイトボックス!


大量のお湯ゆえ、捨てるのに時間がかかると考慮し、2分30秒程度で湯切りを開始。
しかし、排出するお湯が想像より少なかった。どうやら、麺が水分をかなり吸ってしまったようだ。
こちらが、捨て終わったあとの状態。キャベツが左側に寄っちゃったね。


どれだけの量なのかがわかるように、自宅のラーメン丼に移してみた。


どうよ、このあふれんばかりの麺の量。まるで「ラーメン二郎」である。
再び容器に戻し、たっぷりのソースをかける。


立ちのぼる香りは、いつものペヤングソースやきそばと同じ。ただ、繰り返しになるが、量が異様に多い。
文庫本と比較すると、容器のデカさがわかるかな。このサイズなら2×8で16冊くらい入りそうだ。


まだ混ざりが不完全だけど、ふりかけ類も投入し、熱々のうちに食べ始めることにする。


普段はゆっくり味わいたいペヤングだが、この量ではモタモタしていると満腹中枢が働き、
途中で食べられなくなる危険性があるので、とにかく休まず、一気に食べることにした。
味はいつもと一緒。まろやか~なソースが食欲をそそる、安定のウマさ。
食べ始めから2分経過。なお、時間はだいたいのタイムである、以下同。


普通の1個分くらいは食べたが、まだまだたくさん残っている。大好きなペヤングを、こんなに食べられて幸せだ。
4分経過。


タテで撮ったりアップにしたりするので、さっきの2分経過時より多く見えてしまうのがマヌケだ。
お腹が膨れるため、水分はなるべく摂りたくなかったが、ノドが乾いたので水をひと口飲んだ。
すでに、2個分は食べたはずだが、麺があまり減ってないので、少々あせってきた。
6分経過。


ハコの大きさと写真のヘタさで錯覚しそうだが、これでもまだ、だいぶ残っている。
このあたりで「ウマい!」というポジティブ思考から、「まだあるのか…」というネガティブ思考に変化。
しかし、私はくじけなかった。大好きなペヤングを残すなんて、愛好家失格ではないか!
一瞬、マヨネーズでの味変も浮かんだが、カロリー摂取過多になる…とは、まったく考えず、
冷蔵庫へ取りに行くのがメンドくさいという、単純かつモノグサな理由で却下。そしてラストスパート。
開始から9分、ニッポンの正田、ついに完食しました!


以下は、試合後(?)のインタビュー。もちろん、リポーターも私(正田)である。
リポーター「ペヤング超超超大盛制覇、おめでとうございます」
正田「ありがとうございます。夢のようです」
リポーター「今日の勝因は?」
正田「他人(マヨネーズ含む)に頼らず、自分を信じて、最後まであきらめずに挑めたことです」
リポーター「戦術的には?」
正田「序盤の速攻で先制できた(大量に食べられた)ので、いいリズムに乗れました」
リポーター「最後にファンにひと言」
正田「まだ試合(ペヤング)が残っているので、次も気を抜かずに臨みたいです」

ちなみに、超超超大盛を食べ終わったのは、日本時間の20時58分。
この2分後、2018サッカーワールドカップ・日本代表の初戦が始まった…らしい。
らしいというのは、満腹で苦しくなって、テレビ観戦どころではなかったから。
国内外を驚かせた(ウソ)9分間での完食という勝利だが、その分代償も大きかった。
まずは食後からすぐ、謎の頭痛に見舞われたこと。
原因は、食事中は終始麺をすすっており、息を吐くことを忘れたため、だと思われる。
さらに、満腹すぎて翌日の夜まで約23時間、固形物を食べられなかった。
実際は食べられないこともなかったが、もうひとりの自分に「やめとけ!」と忠告されたような気がしたので。
あと、就寝中にひと口ゲロがこみ上げたが、これは「中年あるある」なので(苦笑)、ペヤングのせいではない。

今後、超超超大盛に挑む方にアドバイスを送るとすれば、
○あわてずゆっくり食べよう
無理せず残して、次の日に食べればいいではないか。やきそばパンやオムそばにしてもウマいぞ。
○味に飽きたら途中で味変アイテムを投入しよう
個人的にはマヨネーズか卵黄が好みだが、カロリーが気になる方には、コショウやおろし生姜がオススメだ。
○味変の分、ソースは1/4くらい残そう
カロリーより塩分を考慮して…ね。もちろん、味変で醤油とかを使っては意味ないぞ。

この商品のCMで、マツコ・デラックスさんが「デカくすりゃいいってもんじゃないんだよ!」とおっしゃっていたが、
この意見は、社内でもあったはずなのに、商品化を許可した、まるか食品の英断を称賛したい。
しかし、あのCMのキャスティングいいよね。マツコさんにサンドウィッチマンさんのおふたり。
みなさん、あまり健康そうじゃない体型だが(失礼)、お互い頑張って、長生きしましょうね。
頑張れといえば、まるか食品。次は6倍サイズか!? 出たらもちろん、挑戦するぞ。
※追記 2年後、本当に出てしまった…詳細はこちらの冒頭で

最後に。今夜試合をする、サッカー日本代表のみなさんも、頑張ってください
サッカー興味ないから、「ついでの激励」になってしまい、ゴメンなさいね。
コメント (2)
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意外にウマイ!? パインラーメン専門店 町田『パパパパパイン』

2018年06月18日 | ラーメン、つけ麺など
昨日17日は、母校三高グラウンドで、甲子園の常連である愛知・中京大中京との練習試合。
グラウンド内は撮影禁止なので、スコアだけ遠方からズームで撮った。


練習試合
日大三12-5中京大中京

最近、センバツ優勝の大阪桐蔭にも練習試合で勝ったらしい、全国屈指の強豪相手に快勝。
エース中村は、4回で降板したものの、5打数5安打3ホーマーと打撃で大活躍。
春までは控えだった選手たちも、だいぶ成長した様子で、野手陣の層の厚さは頼もしい。

試合終了後は、せっかく町田市に来たので、バスで町田駅に向かい、ランチを食べていくことに。
今回のブログのテーマは「高校野球」ではなく、「ラーメン」だしね。
お目当てのお店は、かつて西荻窪で営業していた、ラーメン専門店『パパパパパイン』
店名通り、パイナップルを使った異色のラーメンだが、町田移転後もかなりの人気を博している。
13時30分に到着したところ、近くの味噌ラーメン店はガラガラなのに、ここだけ行列ができていた。
入口には写真の看板があり、観光地のようにパインの穴から顔を出し、記念撮影をする家族連れもいた。


小さなお子さんは微笑ましいが、薄汚いラーメンオタクや食べロガーらしき輩まで撮っていたのは見苦しかった。
穴のフチには、そいつらの脂ぎった顔が触れたはずなので、撮影の際はまず、消毒した方がいいと思うぞ。
客席数9のところ、私の前には18人並んでいたが、予想より回転が早く、25分ほどで入店できた。

メニューは醤油、塩、つけめん、辛口などいろいろあるが、こちらはパイナップルラーメン専門店ゆえ、
麺類にはすべてパイナップルが入っている
私は「パイナップル塩つけめん」800円の具だくさんバージョン「いっぱいん」+250円に、
食前酒として「パイナップルワイン」450円を選択。すぐに、ワインが登場した。


飲み水用のコップはパイン色、布巾にはパインの模様と、店内の装飾品や什器類もほぼパイン関連だ。
ワインは、パインの甘い香りがほのかに漂い、ぶどうワインより飲みやすい気がした。
数分後、「塩つけめん・いっぱいん」(←正式名称)がやってきた。


麺はかなりの細麺。茹で上がりが短時間で済むから、客の回転も早いんだね。


こちらがつけダレ。赤い糸唐辛子と緑の青菜、そして黄色いパインのコントラストが不気味…イヤ、鮮やかである。


塩ベースのスープだけをひと口味わってみると、パインと魚介が合わさったような、正直ヘンな味。
この第一印象の悪さは、つけめんだけではなく、他のラーメン類でも同様である。
ただ、スープがなじむのか、舌が慣れるのかはわからんが、徐々に美味しく感じるようになるから不思議。
この日も、細麺をつけてズルズルすすっていくうちに「あれっ、ウマい!?」と思ってしまった。

「いっぱいん」の具材は、最初にも書いたパイナップルが5~6個、


写真のように分厚いチャーシューが2個、


そして、パイン果汁の色と味を浸み込ませた、「パイナップル味付玉子」が丸ごと1個。


このパイン玉子は、まるで洋菓子店の高貴なデザートのように美味しい。
麺類は何を食べてもいいけど、味玉は絶対トッピングした方がイイよ! ※単品だと120円
麺とほとんどの具をたいらげたあとは、つけ麺ではよくある「スープ割りのサービス」をいただく。
「温かい和風出汁」と「冷たいパイン出汁」があるそうなので、パインをチョイス。


さっき載せた写真より、だいぶ黄色っぽくなったね。甘じょっぱいスープを飲み干しごちそうさま。
店員さんに「町田店は、いつも行列ができるんですか?」とたずねたら、「おかげさまで、土日は結構混みます」とのこと。
失礼だけど、西荻窪にあった頃は、私自身は行列を見たことがなかったのでビックリしたよ。

こちらの店主は、確か有名店で修行しており、ラーメン屋としての基礎はしっかりできている。
近所には『81番』というお店で、普通のラーメンを提供している。81番とは「No.81」=「ノーパイン」の意味らしい。
だが当店では、過去にはパイン以外の果物などを用いた、多くの問題作(?)を世に発表してきた。
イチゴ使用の「ススススストロベリー」や洋梨の「ラララララフランス」、レモンの「レレレレレモン」、
さらには「パパパパパンプキン」、「マママママンゴー」、「コココココーン」もあったそうだ。
私の知人たちは、「コココココーヒー」と「カカカカカルピス」を食べ、「意外とウマい」と語っていた。

上記メニューは、「マズそう」「ふざけてる」or「斬新だ」「食べてみたい」と意見は分かれるだろう。
私は当然後者なので、これらの限定メニューに挑戦したことがある。
それが、メロンを使った冷製ラーメン「メメメメメロン」920円だ。


メロンとの相性を考慮し、中央に生ハムを飾ってあるのがニクイね。
いざ食べたら、ちゃんと商品として成立しており、店主の鬼才ぶりに、大いにうならされた。
また、かつて淵野辺にあった姉妹店の『クラー軒』では、チョコ担々麺も食べた。
商品名は「カカカカカカオ」で780円。見た目はまるでココアだ。


本来はパクチーが乗るのだが、苦手なので抜いてもらった。山椒が効いた、甘辛いラーメンだったよ。
なお、メロンは夏季、カカオはバレンタインの2月に販売しているそうなので、マニアの方はぜひ。
ちなみに現在の限定販売は、「生グレープフルーツそば」らしい。「ググググ…」ではないのね。

「おいしさより面白さを追求する」のが店主のモットーらしいので、今後も面白いラーメンを発表してくれるだろう。
私の希望は「カカカカカスタード」だ。麺との相性はともかく、甘~いのを作ってほしいね。
駅からはかなり遠い場所にあるが、同じ町田市にある母校野球部の諸君も、『パパパパパイン』に負けないよう、
5年ぶりの夏の甲子園を目指し、ガガガガ頑張ってくれ



パパパパパイン
東京都町田市原町田3-1-4 町田ターミナルプラザの2階奥
JR町田駅ターミナル口から徒歩約90秒、小田急町田駅から徒歩約7分
営業時間 11時~15時、18時~21時
定休日 水曜
※系列店『81番』は店舗から徒歩約2分
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イタリアンな餃子酒場 国分寺『ハルダイニング』

2018年06月12日 | 餃子
店頭に「餃子」の文字を見つけたら、ついつい興味を示してしまう私。
先日は、国分寺をプラプラ歩いていたところ、写真の提灯を発見。


のイタリアンカラーに「肉餃子」の文字。店の外観も、中華食堂ではなくレストラン風。
↑の緑、白、赤をそれぞれ色づけしたら、パソコン画面だと白が見えなくなっちまった。マヌケだね。
お店の名前は『ハルダイニング』。正式名はアルファベットの「HARU DINING」かな。
こういう、ヨコ文字のオシャレな店は苦手なのだが、変わった餃子が食べられそうなので入ってみることに。
あとで調べたら、当初はイタリアンのお店だったが、最近餃子をメニューに加え、夜は洋風居酒屋に業態替えしたらしい。

入店した途端、厨房の店主に、「いらっしゃい。1階席と2階席、どちらにしますか?」とたずねられ、
すぐ目の前で調理風景が見られる、1階のカウンター席を選択し、とりあえずビールをオーダー。
料理メニューを拝見すると、パスタや洋風ツマミの他に、たくさんのオリジナル餃子が。


トマトにチーズにペペロンチーノなど、イタリア~ンを軸とした、多国籍な味付けが特徴のようだ。
まずは基本の「国分寺肉餃子」と、「じっくり煮込んだ自家製ミートソース餃子」を注文。
店主はさっそく、たっぷりのお湯が入った鍋に餃子を入れ、同時進行でソース作りにとりかかる。
ちょっと気難しそうな風貌の店主だが、調理の様子を見ると、腕が一流なのはわかった。
予想に反し、ミートソース餃子580円(外税、以下同)が先に登場。餃子はどれも、1人前4個。


まずはソースをひと口。さすがはイタリアンの専門店。トマトと肉の旨味が強い、コクのあるソースだ。
自家製らしい餃子は、やや大ぶりの肉多めタイプ。ただし、食べた瞬間のインパクトは、ミートソースの方が強い。
ビールをお替りしたところで、焼き餃子320円が到着。ビールは中生で、確か480円。


茹でてから、さらにフライパンで焼き色を付ける分だけ、時間がかかるようだ。
酢、醤油、自家製ラー油も一緒に提供されたが、さっきのミートソースに付けて食べる方がウマい
お次も、イタリアンっぽい「ゴルゴンゾーラとモッツァレラのクリームソース餃子」580円を追加。


昔、ゴルゴンゾーラのパスタを頼んだところ、あまりの臭さに降参し、大量に残したことがあったが、
ここのソースはイヤな匂いはほとんどない。モッツァレラと混ぜたからかな?
チーズ入りの餃子はいくつか知っているが、本格的なチーズソースがかかった餃子は珍しいはず。
最後にひとつ残った餃子で、チーズソースの最後の一滴まで、意地汚くすくい取ったよ
ドリンクをウーロンハイ380円に替え、さらに「あんかけキノコのペペロンチーノ餃子」460円を注文。


キノコがたっぷり盛り付けられた、餃子らしからぬ洋風料理のようなひと皿が出てきた。
ペペロンチーノなので、赤唐辛子も入っている。せっかくなので、そばに自家製ラー油も垂らしてみた。


わかりづらいけど、オレンジ色したつぶつぶ入りの液体がラー油ね。
味付けは、塩分と辛さがちょうどいい具合で、オリジナル餃子では、これが一番気に入った。
以上、個性豊かな餃子を4皿・計16個たいらげ、ソースまで舐めまわしたから、さすがに満腹になった。

それから数ヶ月後、別の店で飲んだ帰りに再訪し、とりあえずウーロンハイを注文。
以前はなかった、「ドリンク類70分1500円で飲み放題」も始めたらしい。シラフだったら挑戦したのに…。
飲み食いしたあとだったので、この日は「グリーンカレー餃子」と、デザートとして「カルボナーラ」を注文。
グリーンカレー餃子530円は、本来パクチーが乗るのだが、私は苦手なので抜いてもらった。


あまり辛くなく香りも少なく、カレーっぽくないソースだった。パクチーがあってこそ、成り立つ料理なのかも知れない。
ただし、餃子の中身の肉が、以前より粗挽きというか、歯応えが強くなっていた。これなら、濃厚ソースに負けないかも。
続いてはカルボナーラ900円が登場。麺はスパゲティとフィットチーネから選べるが、無難なスパゲティにしておいた。


生クリーム多めで、玉ねぎも入るやさしい味わいで、まさにデザート
この日はクリームソースが人気だったらしく、私のカルボナーラで「今日の生クリームがなくなった」と店主がぼやいていた。
次回は、ソースがしっかり絡む、フィットチーネ麺で作ってもらおう。あ、麺の代わりに餃子でもいいな。
なお、店内壁には、サッカー日本代表選手たちの顔写真が貼ってあった。店主はサッカー好きなのかも。
もうすぐ開幕する、ロシア・ワールドカップ開催中は、サッカー好きが大挙来店して、盛り上がるのかな。

このお店のおかげで、餃子は中身の具だけでなく、外からかけるソースで変化を楽しめること、
そして、中華だけでなく、イタリアンなど洋風の調理法でも美味しく食べられることがわかった。
餃子の新たな可能性を教えてくれた、ハルダイニングさんに感謝したい。



ハルダイニング HARU DINING
東京都国分寺市南町3-18-4
国分寺駅南口から徒歩約90秒
営業時間 11時半~14時、18時~23時
定休日 不定休
※夜は1ドリンクの注文が必須


※2024年3月、餃子とカレーのお店『ハルゾウ』にリニューアルしたようです
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飯田橋駅近くのラーメン店でランチを食す

2018年06月09日 | ラーメン、つけ麺など
以前もちょっと触れたが、近頃の私は、都内で日雇いの仕事をしている。
働くのは大嫌いだが、お金は大好きなのでやむを得ない。
最近では、仕事をたずねられれば、下記の星飛雄馬のように答えるようにしている。
 (C)梶原一騎/川崎のぼる 講談社
※現在では不適切とされる表現ですが、作品のオリジナリティーを尊重し発表時のまま掲載いたします

「人夫」はパソコンで変換できないように、今は使っちゃいけない言葉らしいので、とりあえず注釈を入れておいた。
もっとも、本当に規制すべきなのは言葉ではなく、個々の人間が抱く、差別的な感情そのものだと思うんだけどね。
そんな私自身も、常日頃から「食べロガー」を見下していることは反省すべきだな。まあしないけど。
硬いハナシはさておき、本題に入ろう。

最近は、飯田橋界隈で労働に励むことが多く、この辺で食事をする機会も増えた。
このエリアは、大学がいくつかあるにもかかわらず、ビジネスマン向けの飲食店が多数を占め、
学生向けの安い食堂はそれほど多くない。なので貧乏な私は、ついついラーメン屋を利用しがちである。
今回は、そんなラーメン屋さんの中から、JR飯田橋駅から徒歩2~3分圏内にある店を紹介する。

まずは、数ヶ月前に紹介した、有名店の『飯田橋大勝軒』

※写真は「つけ麺」730円

そして、その隣にあるのが、これまた有名店の『青葉』
今ではだいぶ支店が増えたが、中野にしかなかった約20年前の日曜には、98人も並んだことがあった。
「こいつらヒマだなあ…」とあきれつつ、行列の最後尾までちゃんと数えたから間違いない(←お前もヒマじゃねえか)。
最近入店してなかったので知らなかったが、ここ飯田橋店には、数量限定の「太麺」があるではないか。
せっかくなので「特製つけめん」950円を太麺で注文。混んでいたし、通常より茹で時間も長いため、提供は約20分後。


太麺というより、幅広麺という印象。麺をよ~く見ると、つぶつぶがある。小麦粉の外側も使っているのかな。


個人的な印象だが…なんだか発疹みたいで、見た目はよろしくないね
しかし、いざ食べてみると、きしめんのような歯ざわりが面白く、つけ汁との絡みもよくて、意外と気に入った。
訪問は久々だったが、さすがは青葉。いつ食べても美味しい。
近年の中野本店は、オーナーが店に出なくなってから、従業員の質がだいぶ下がったので、
開店当初から、店主が毎日厨房に入り、マジメに働いている飯田橋店が、青葉の中では一番好きだ。

続いては、駅近くの施設内でひっそりと営んでいる、家系ラーメンの『家家家』
「いえーいえーいえ」ではなく、「やーやーや」と読むらしい。
店主はチャゲアスのファンなのだろうか。変なクスリ(?)が入ってたらイヤだな。
いざ入店すると、照明をケチっているのか昼時なのに店内は妙に暗く、責任者らしい調理人からの挨拶もなし。
店名に反し、雰囲気はそんなに明るくないね。まあ、やかましいよりはいいけど。
注文したのは普通の「ラーメン」700円。終日ライス無料らしいので、当然お願いする。
やっぱり日雇い労働者は、ダブル炭水化物が基本だろう。ただし、私はデスクワークなのだが。
こちらがそのラーメンとライス。卓上にはキューちゃんお新香もある。なお、ライスは何度でもお替り可能。


ライスはちょっと柔らかめで、私の好みとは違った。ラーメンの方は、ややしょっぱめで家系としては悪くない。
いずれにしても、飯田橋界隈でラーメンに食べ放題ライスがついて700円とは破格。
この日は見かけなかったが、ハラペコ学生にはニーズがあると思うよ。メシいっぱい喰われて困るだろうけど。

次は、飯田橋駅東口出てすぐの場所にある『舎鈴』(しゃりん)
大行列で有名だった『六厘舎』グループの廉価店舗で、「中華そば」は490円で、「つけめん」が630円だ。
私は「つけめん」の中盛り+100円をオーダー。
ランチタイムゆえ、麺は大量に茹で置きしてあるだろうから、すぐに出てくると思ったのに、
マジメに調理したのか、たまたまタイミングが悪かったのか不明だが、15分くらいかかっての提供。


昼休みの時間が残りわずかだったため、味わう間もなく5分でたいらげるハメに。
店内BGMは三味線だったが、あのベンベンベンベン…という音色が、時間のない焦りに拍車がかかり不快だった。
味自体は、よくある「濃厚魚介豚骨つけ麺」だけど、六厘舎よりは、だいぶ薄味かな。

同じく東口にある『中華そば 高はし』も、毎日行列ができる人気店だ。
四ッ谷の名店『こうや』出身で、大きなワンタンが入る「雲呑麺」980円がウリ。
私もここでは、雲呑麺しか食べたことがない。行列のため待ち時間は長いが、回転が早くすぐに提供される。


たっぷりのネギに大きなチャーシュー、そしてお肉たっぷりのワンタンが5個。
豚骨ベースの熱々でしょっぱいスープも丼一杯に入るため、あわてて食べると口内ヤケドは必至。
しかし、店外ではたくさんの客が待っているため、ゆっくり食べるわけにもいかない。
何より、調理担当の店主と、接客担当のおばちゃん(夫婦なのかは不明)は、終始ピリピリしていて、
店内には独特の緊張感がみなぎっており、とっとと食べてとっとと出よう…という気にさせられる。
要するに、居心地はよろしくないのだが、味はいいので、つい通ってしまうわけだ。
別のこうや系列店では、ゆでワンタンで一杯やるのを恒例としているので、別の機会に改めて紹介したい。

最後に紹介するのは、私の大好きな煮込み…世間一般では「こってりラーメン」と称される商品でおなじみ、
『天下一品』神楽坂店。こちらは、京都総本店の直営ゆえ、マニアの評価も高い。
テンイチでは、ご飯も一緒に食べたいので、神楽坂店限定(?)のミニチャーシュー丼とのセットを選択。
こちらが、その「チャーシュー丼ランチ」844円。


こってり煮込み(ラーメンのことね)はさすがの濃厚さだったが、チャーシュー丼のお粗末さにガッカリ。
具材は、ただでさえショボい、テンイチのチャーシューの切れ端を集めたらしいが、あまりに少なすぎる。
ノリと紅生姜を適当に散りばめた盛り付けも美しくないし、言葉は悪いがまるで残飯のよう。
ところが、こってりスープをかけた途端、魅惑の黄金雑炊に生まれ変わる。


これぞまさにテンイチマジックだ! 見た目はさらに残飯っぽくなったが。

以上、既に紹介した大勝軒を除く5軒を紹介したが、当然ながら昼時はどこも混んでいるので、
得意の昼酒は難しいね。
えっ、飲まずにちゃんと働けって? ハイ、すみません…。
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餃子は5個頼むべし! 狛江『狸小路』

2018年06月04日 | 餃子
私がガキの頃、唯一通っていた習い事、それはそろばん
塾長が急に「来週でやめる」と言い出したため、中途半端に終わったものの、一応2級までは習得した。
当時ですら、「今は電卓の時代なのにそろばんなんて…」と、同級生の親にバカにされたが、
ある程度学ぶと、頭にそろばんの珠が浮かび、暗算ができるようになるのだ。電卓ではそうはいくまい。
年齢とともに暗算能力は衰えてきたが、簡単な計算ならば、電卓(に数値を打ち込む)より早く答えを出せるはず。
また、団体で飲みに行ったときは、計算機で単純に頭数で割ったりせず、
「女性は2000円、途中参加者は2500円、他の男性は3000円で」などと、私が瞬時に計算し、適切な支払い額を指示する。
他にも、お酒を飲めない方は減額し、憎たらしい先輩からはキッチリ多く取ることもある。
どうだい。こういう計算は、電卓だと結構時間がかかるだろう。そろばん(暗算)をバカにしちゃいけないよ。
ちなみに、さっき触れた同級生の親は数年後、副業に失敗したため、自宅を売るハメになった。
電卓に頼ったため、計算違いがあったのだろう(?)。ザマーミロとしか言いようがない。
もっとも私自身も、たとえ暗算はできても、己の収入と支出の計算はテキトーで、慢性的に金欠なのだが(泣)。

さて、ここから話題は変わって。今回の本題である、狛江の『狸小路』というお店を紹介。
店名からおわかりかもしれないが、こちらは札幌ラーメンのお店で、同屋号の店が各地に存在するらしい。
しかし、ここ狛江店のウリは、ラーメンではなく手作り餃子らしく、店頭には下記のような看板が。


餃子マニアとしては期待が高まる。さっそく入店しよう。
店内はカウンター席のみ。厨房では大きな鍋でスープを炊いている。こちらが餃子メニュー。


まずはビールと「特製焼き餃子」を…5個で注文。左記の「…」は計算中を表す。
メニューには4個、5個、6個、2個とあるが、1個あたりの単価を計算すると、
4個500円→500÷4=1個125円。以下同様に、5個=120円、6個=125円、2個=150円。5個がいちばんお得である。
5円程度の損得ゆえ、我ながら実にみみっちいが、ここでも暗算が役に立ったぞ。
注文が入ると、まずはレンジで餃子を解凍し、その後は鉄なべにたっぷりのお湯を入れて茹で焼きする。
冷凍かよ、と思う方もいるだろうが、「餃子は1度冷凍した方が美味しくなる」という説もある。
その説を教えてくれたのは、私が一番好きな餃子店、高円寺『赤天』のマスターである。


この「冷凍の方がウマい」説は、改めて検証したい。ちなみに赤天は、作り立ての生餃子しか出していないが(笑)。
ハナシは狸小路さんに戻る。数分後、ようやく餃子が焼きあがった。


ここもかなりのジャンボ餃子。なるほど、時間がかかるわけだ。
ひと口かじると、確かに「皮から手作り」と宣伝しているだけあって、皮の存在感がすごい。
中身はこんな感じ。肉が占める割合が高いね。


ムチムチの皮とゴロゴロお肉の具。元々のサイズが大きいから、結構お腹に溜まるね。
なので、次の「特製水餃子」(スープ餃子)は、ついつい2個で頼んでしまった。


1個あたり200円と割高(5個だと1個140円)だが、シメに麺類を食べたいので、満腹になるわけにはいかない。
水餃子のスープは、おそらく醤油ラーメンと同じものかと。コショウを入れると美味しい。
醤油スープは味わったので、シメは札幌ラーメンのお店ゆえ、「味噌ラーメン」をチョイス。
ただし、普通のではなく味噌チャーシュー麺1000円だ。


一般的なサイズの倍くらいある、大きな豚バラチャーシューが4枚も入る。
ただ、味噌ダレはそれほど塩分の濃くない、あっさりタイプだったため、スルスル食べられた。ここで満腹になりお会計。
後日、この日は食べられなかった「ゆで餃子」を味わうべく、再訪した。

狛江は、登戸から小田急線でふた駅だが、その日は涼しかったので、徒歩で向かうことにした。登戸からは20分程度。
途中で渡る多摩川にかかる橋(多摩水道橋)が、神奈川と東京の県境だったりする。


お店に到着し、ビールと「特製ゆで餃子」5個と、チャーシュー・メンマ・玉子の「とりあえず三点盛」350円をオーダー。


さすがに、チャーシューは少なめだね(苦笑)。歩いてノドが乾いていたので、すぐにビールをお替り。
あ、ビールは中びんで550円ね。しばらくして、ゆで餃子もやってきた。


こうして、味玉半分と並べると、ここの餃子がどれだけデカいか、よくわかるでしょう。


個人的には、焼き餃子の方が好みだが、こちらの餃子は、ゆでるのがベストだろう。
この日のシメはここでは食べず、前々回紹介した、狛江駅近くの『ぼっけもん』で下記のチャーシュー麺を食べた。


ビール2本+ジャンボ餃子のあとだったので、食後はさすがに苦しくなったのは言うまでもない。

『狸小路』さんは、深夜1時以降と、かなり遅い時間まで営業している様子。
しかし、メニュー表の裏に、ちょっと気になるお知らせが。


「1時まで禁煙、以降もお子さんがいる時は禁煙」
確かに、お子さんにタバコの煙はよろしくないよなあ…と納得したが、よく見ると、午後ではなく午前ではないか。
禁煙ウンヌンではなく、深夜午前1時すぎに、お子さんが来店する方がマズいのでは(笑)。
まあ、老若男女に愛されるいいお店、ということにしておこう。「若」が若すぎる気もするが。


狸小路
東京都狛江市岩戸南1-3-6
小田急線狛江駅南口から徒歩約11分
営業時間 17時半~翌1時(ラストオーダー)
定休日 水曜、第三火曜
※小さいお子さんを、深夜に連れて行くのはやめましょう
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ゴルゴ13も愛したサンドイッチ 阿佐ヶ谷『サンドーレ』

2018年06月02日 | パン
連日、テレビ・新聞・雑誌で話題の日本大学。
日大三高OBとはいえ、日大への思い入れは皆無な私は、「こいつらバカだなあ」と、他人事である。
そんなバカどもの大ボス・理事長が営むちゃんこ屋が、阿佐ヶ谷駅近くにあると聞き、ちょっと立ち寄ってみた。
入口には「本日貸切」の貼紙があるが、店内に客らしき姿はない。せっかくなので、店頭を記念撮影。


すると、店内にいた元力士と思われる巨漢従業員が、私の存在に気付いて立ち上がり、
「ナニ撮ってるんでごわすか!」と言わんばかりに迫ってきたので、あわてて立ち去る。写真がブレたのはそのためだ。
ところで、お相撲さんは実際に、「ごわす」なんて言葉を使うのだろうか(笑)。
この日以降も、ちゃんこ店の近くを通ったが、理事長を追いかけるマスコミの数が日ごとに増えている。
店の前にいると、先述の巨漢店員(複数存在)に追い払われるのか、少し離れたコンビニ前に立ち位置を変えたようだ。
長時間張りこみしている彼ら取材陣は、ここのコンビニで飲食物を買うこともあるだろう。
しかし、この近所に、コンビニより安くてウマいサンドイッチを売っている店があるのを、彼らは知っているのだろうか。
そのお店の名前は『サンドーレ』。今どき珍しい、個人経営のサンドイッチ専門店である。
場所は、以前このブログで紹介した『しんぼうや』手前の路地を、荻窪方面に進んですぐ。

私がこのお店を知ったのは1年ほど前。阿佐ヶ谷で飲んで、酔い醒ましに散歩していたときに見つけたのだ。


時刻は23時を過ぎていたが、まだ営業しているようなので、物珍しさもあって入店してみた。
店内では店主らしき高齢男性が仕込みの最中だったが、私に気付くと「いらっしゃい」と声をかけてくれた。
笑顔で迎えてくれた店主に敬意を表し、せっかくなので、こちらのサンドイッチを買ってみることに。
遅い時間ゆえ、ショーケースにはほとんど商品は残っていなかったが、「玉子サンド」があったので、そちらを選択。
定価は160円くらいだったはずだが、「せっかく(夜遅くに)来てくれたんだから100円でいいよ」とおっしゃるではないか。
そんな、悪いですよ…という私の声をさえぎり、「玉子、たっぷり入ってるでしょ」と誇らしげに語る店主のご厚意に甘え、
100円だけ払い、最敬礼して店を出る。下記がその、玉子サンドだ。


本当に、100円では申し訳ないくらい、玉子たっぷりである。
すぐに近くの公園のベンチに座り、食べることにした。深夜の公園でパンをパクつく不審者…通報されなくてよかった。
玉子はたっぷりだが、マヨネーズなどの塩分は控えめで、玉子本来の風味がよ~くわかる。
そして、パンそのものが、コンビニなどで売っているものとは、比較にならないほど柔らかい。
生真面目そうな店主の人柄を表したような、素朴な手作りサンドイッチ。私は一発でファンになった。
麺や米と比較すると、パンはさほど好きでもなく、最近は購入することも少なかった私だが、
おじちゃんおばちゃんが営む、長年続く個人経営の食堂や中華屋さんを溺愛するマニアとしては、
ここサンドーレさんも当然、今後も通い続ける店リストに加えなくてはなるまい。

その後も、飲んだあと何度かお店の前を通ったが、シャッターが閉まっていて、営業は終了した様子。
ある日、22時頃おうかがいしたところ、久々に入店できた。この日はコロッケサンドを購入。確か160円だったと思う。


営業時間をたずねたところ、23時過ぎまで営業することは滅多になく、だいたい21時台には品切れで閉めるようだ。
そういえば、こちらのサンドイッチを紹介していなかったが、奇をてらった珍しい商品はなく、
玉子、コロッケ、カツ、ミックス、フルーツなど、オーソドックスなものが中心。


珍しいものは、上記写真の左上中央あたりにある「ハム揚げナス」くらいかな。
価格は、私が知っている限りでは、最高値が「チキンカツ」の240円、最安値が「チョコバナナ」の150円。


訪れたことのない午前中は、やきそばパンとかも売っているそうなので、最安値は他にもありそう。
いずれにしても、主力商品はだいたい100円台だし、間違いなくコンビニより安い
他の方のブログなどを調べてみたところ、どうも21世紀になってからも、10円しか値上げしていないようだ。
そんな店主を少しでも応援しようと、最近は阿佐ヶ谷で飲んだときは、遅い時間でなければ、必ず立ち寄ることにしている。
また、自分で食べるだけでなく、行きつけの居酒屋に、お土産として買っていくことも。
営業中は忙しく、なかなか食事ができない店員さんも、サンドイッチなら立ったまま食べられると喜んでくれるしね。
以下で、これまでに購入したサンドイッチの一部を紹介する。


左から、ポテトとハムカツの「セット」170円、「かぼちゃコロッケ」180円、「チョコバナナ」150円。


こちらは「イチゴ」210円に「ハムカツ」160円。
よせばいいのに一緒に食べてみたら、生クリームとハムカツのソースが合わさり、甘じょっぱくてウマかった。



これは「フルーツサンド」170円、「ベーコンレタストマト」210円、「ミックスサンド」190円。
ミックスは、4枚のパンに玉子、レタス、ポテサラと具が3種挟んであるので、4枚ひと組で食べなくてはならない。
以上、価格については、記憶違いによる多少の誤差(±10円程度)があるかもしれない。ゴメン。
安くて美味しいサンドーレは、近隣の住民や学生にも人気があるようだが、意外な人物もファンだったりする。
その御方とは…国際的テロリストのゴルゴ13! 下記がその証拠写真だ。


自分の名前を明かすことさえ拒むあの御方が、気軽にサインを書き、しかも店内壁に飾るのを容認しているとは。
単行本全188巻を保有している、ゴルゴ好きの私もビックリである。 ※巻数は2018年6月現在
勤勉なサンドイッチ屋のおじいちゃん店主と、冷酷無比なテロリストの色紙という組み合わせが面白い。
もろちん、実際のサイン主はゴルゴ13ではなく、作者のさいとうたかを氏である。
かつては、スタッフや自身の夜食として、サンドイッチをちょくちょく買いに来ていたらしい。

店主は毎日、早朝には店を開け、昼時に一端店を閉め、近所の学校へ販売・配達に出かける。
その後、店に戻って営業しながら、翌日の仕込みを深夜まで続ける、大変なハードワークだ。
連載開始から50年たっても全然年をとらない、ゴルゴ13と同様、ここの店主も超人なのかもしれない。
これからも、どうか無理をせずマイペースで、美味しいサンドイッチ作りに励んでいただきたい。
あと、最初に触れた、ちゃんこ屋の前で張り込んでいる取材陣も、たまにはここのサンドイッチを買ってみてくれ。
絶対、値段以上の満足度があるはずだから。



サンドーレ
東京都杉並区阿佐谷南3-44-9
JR阿佐ヶ谷駅南口から徒歩約3分
営業時間 8時~12時、13時~14時半、18時~売り切れまで(だいたい21時台)
定休日 日曜・祝日
※営業時間は多少のズレあり
※都内各地に同名店があるが、経営者は違う模様
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