JR中央線で都内に向かうとき、外の風景を眺めていたら、武蔵境駅の手前で気になる看板を発見。
その看板はさほど大きくはなく、赤い文字で「からしうどん」と書かれただけの、シンプルなものだった。
からしうどんとは!? 黄色い辛子をぶっかけたうどんとは思えないし…。
ある日、謎を解くべく武蔵境駅で下車し、看板方面に向かってみたところ、写真の建物を発見。
看板のあった建物は、やはりうどん屋さんの店舗で、入口の看板には、
大手造むりの店らと、暗号のような文字が!
どうやら「手造りの店 大むら」と読むらしいが、本ブログでは『大むら』と記載させてもらう。
入口看板の謎は解けたので、「からしうどん」の正体も探るべく、さっそく入店してみた。
卓上にある、分厚いメニュー本をめくると、最初のページで「一番人気」「おすすめ」と紹介されていたのは、
文字通りの看板メニューである「からしうどん」だった。
その正体は、辛子ではなく豆板醤をベースに、地元産の唐辛子などを使用した、あんかけダシをかけたうどん。
味噌ダシ、牛肉入り、カキ入りなど種類も豊富で、辛さも6段階から選べるらしい。
他にも、カレーや天ぷらなど一般的なものから、オリジナルの創作メニューまで、数多くのうどん見受けられ、
さらに、テーブル席の隣にソバ粉を引く石臼が置いてあるように、自家製そばも提供している。
また、日本酒や焼酎、おつまみも豊富に揃っているので、飲み屋としても利用できそうだ。
私はとりあえず生中600円(→タイムサービスで400円)と、からしうどんの麺を豆腐に替えた「からしとうふ」1000円を注文。
ビールを飲んで待っていると、グツグツと煮込まれたからしとうふが登場。
具だくさんのあんかけに、カイワレ大根と揚げたソバが盛り付けられている。
具材は厚揚げ豆腐に、エビやホタテに野菜、そして鶏の唐揚げも入っていた。
ダシの味は塩分こそ濃かったものの、そんなに辛くはなかったので、卓上の七味を追加した。
ビールをお替わりし、からしとうふをほぼ食べ終えたところで、シメのお食事に。
同系統のとうふを食べた直後なので、名物のからしうどんは避け、「武蔵野地粉うどん」890円を選択。
武蔵野地区で昔から好まれている、肉野菜入りのダシ汁につけて食べる、やや硬めのうどんだ。
うどんにツブツブがあるのは、この辺で収穫された希少な小麦全粒粉を配合しているかららしい。
その後も、何度か通わせていただいたので、以下で、これまでに食べたうどんを紹介する。
こちらは「牛すじカレーうどん」950円。
ほどよい辛さのカレースープに、柔らかく煮込まれた牛スジがゴロゴロ入っていた。
うどん自体も、温かいツユに浸っていても最後までコシを失わないところは、さすがは専門店。
続いてこちらは、ラーメン店の油そばをモチーフにした、「油うどん」850円。
通常より細目のうどんを、かえしを基にした中華風のタレに絡めて食べる。
おつまみとしても出している、自家製チャーシューは旨味バツグン。
酢とラー油も同時に提供されたが、タレの酸味がやや強く、必要はなかったかな。
最後は、名前がユニークな「とのさまうどん」950円。
大むらさんの創作うどんの中でも、長年にわたって支持を集めているメニューだそうで、
まさにお殿様に献上するかのように、ズワイガニ、エビ、ホタテなどなど豪華で具だくさん。
食べ進めていくと、カニとシイタケなどからクセの強い旨味が溶けだし、互いにケンカしている印象だった。
そもそも私、カニが苦手だった。クリームコロッケは好物なんだけどね。
この他にも、海鮮たっぷり(←当然カニ入りだが…)で味噌バター風味の「北海うどん」や、
冬場限定、揚げたてカツと玉ねぎに、かき玉あんかけを添えた「とんかつうどん」、
さらに天ぷらうどんや、手打ちのそばなど、まだまだ食べていない商品がたくさんある。
お値段はそこそこするが、今後も通い続けて、いろんなメニューを試したいよ。
あ、そういえば、からしうどんが未食ではないか!
大むら
東京都武蔵野市境南町4-9-2
武蔵境駅nonowa口から徒歩約5分
営業時間 11~15時、17~21時
定休日 木曜、その他夜営業をたまに休む(月に1~2回程度)
その看板はさほど大きくはなく、赤い文字で「からしうどん」と書かれただけの、シンプルなものだった。
からしうどんとは!? 黄色い辛子をぶっかけたうどんとは思えないし…。
ある日、謎を解くべく武蔵境駅で下車し、看板方面に向かってみたところ、写真の建物を発見。
看板のあった建物は、やはりうどん屋さんの店舗で、入口の看板には、
大手造むりの店らと、暗号のような文字が!
どうやら「手造りの店 大むら」と読むらしいが、本ブログでは『大むら』と記載させてもらう。
入口看板の謎は解けたので、「からしうどん」の正体も探るべく、さっそく入店してみた。
卓上にある、分厚いメニュー本をめくると、最初のページで「一番人気」「おすすめ」と紹介されていたのは、
文字通りの看板メニューである「からしうどん」だった。
その正体は、辛子ではなく豆板醤をベースに、地元産の唐辛子などを使用した、あんかけダシをかけたうどん。
味噌ダシ、牛肉入り、カキ入りなど種類も豊富で、辛さも6段階から選べるらしい。
他にも、カレーや天ぷらなど一般的なものから、オリジナルの創作メニューまで、数多くのうどん見受けられ、
さらに、テーブル席の隣にソバ粉を引く石臼が置いてあるように、自家製そばも提供している。
また、日本酒や焼酎、おつまみも豊富に揃っているので、飲み屋としても利用できそうだ。
私はとりあえず生中600円(→タイムサービスで400円)と、からしうどんの麺を豆腐に替えた「からしとうふ」1000円を注文。
ビールを飲んで待っていると、グツグツと煮込まれたからしとうふが登場。
具だくさんのあんかけに、カイワレ大根と揚げたソバが盛り付けられている。
具材は厚揚げ豆腐に、エビやホタテに野菜、そして鶏の唐揚げも入っていた。
ダシの味は塩分こそ濃かったものの、そんなに辛くはなかったので、卓上の七味を追加した。
ビールをお替わりし、からしとうふをほぼ食べ終えたところで、シメのお食事に。
同系統のとうふを食べた直後なので、名物のからしうどんは避け、「武蔵野地粉うどん」890円を選択。
武蔵野地区で昔から好まれている、肉野菜入りのダシ汁につけて食べる、やや硬めのうどんだ。
うどんにツブツブがあるのは、この辺で収穫された希少な小麦全粒粉を配合しているかららしい。
その後も、何度か通わせていただいたので、以下で、これまでに食べたうどんを紹介する。
こちらは「牛すじカレーうどん」950円。
ほどよい辛さのカレースープに、柔らかく煮込まれた牛スジがゴロゴロ入っていた。
うどん自体も、温かいツユに浸っていても最後までコシを失わないところは、さすがは専門店。
続いてこちらは、ラーメン店の油そばをモチーフにした、「油うどん」850円。
通常より細目のうどんを、かえしを基にした中華風のタレに絡めて食べる。
おつまみとしても出している、自家製チャーシューは旨味バツグン。
酢とラー油も同時に提供されたが、タレの酸味がやや強く、必要はなかったかな。
最後は、名前がユニークな「とのさまうどん」950円。
大むらさんの創作うどんの中でも、長年にわたって支持を集めているメニューだそうで、
まさにお殿様に献上するかのように、ズワイガニ、エビ、ホタテなどなど豪華で具だくさん。
食べ進めていくと、カニとシイタケなどからクセの強い旨味が溶けだし、互いにケンカしている印象だった。
そもそも私、カニが苦手だった。クリームコロッケは好物なんだけどね。
この他にも、海鮮たっぷり(←当然カニ入りだが…)で味噌バター風味の「北海うどん」や、
冬場限定、揚げたてカツと玉ねぎに、かき玉あんかけを添えた「とんかつうどん」、
さらに天ぷらうどんや、手打ちのそばなど、まだまだ食べていない商品がたくさんある。
お値段はそこそこするが、今後も通い続けて、いろんなメニューを試したいよ。
あ、そういえば、からしうどんが未食ではないか!
大むら
東京都武蔵野市境南町4-9-2
武蔵境駅nonowa口から徒歩約5分
営業時間 11~15時、17~21時
定休日 木曜、その他夜営業をたまに休む(月に1~2回程度)