明るく正しく強いブログ

朝昼晩、時間を問わず飲んで喰って面白おかしく過ごす人生を歩みたいです。※旧名「日が沈む前に飲む酒はウマい」

やきそば以外のペヤングも食べてみる

2024年10月22日 | ペヤング
来春で発売50周年を迎える、私が愛してやまないブランド『ペヤング』
発売元のまるか食品HPで、商品一覧をクリックすると、“やきそば”と“らーめん”のカテゴリーに分けられる。
やきそばは、四角い箱のベストセラー「ソースやきそば」に、激辛やメガ盛り、その他斬新かつ奇抜なテイストの商品群で、
らーめんは、東京ではあまり売っていないが、カップ麺の「ヌードル」や、即席麺の「味の大関」がある。
そして、ペヤングは実は、上記インスタント麺以外の商品もリリースしていたりする。
今から4年前には、「ホームパイ・ペヤング味」や、「ペヤングやきそばピザ」を食べたが、  ※詳細はこちら
その他にも、いろんな商品が発売されているので、今回まとめて紹介する。

まずは2018年に入手した、ペヤングのソース単品。正式商品名は忘れたので、以下「ペヤソース」と記す。
現在、価格ドットコムでは1本780円~らしいが、私が買った国分寺のドンキ系列のスーパーでは、1本278円で売っていたので、私は3本購入。


ペヤングが諸事情により回収・販売停止していた頃、私はまるか食品に電話して、「ソースだけ売ってくれませんか?」と頼んだことがある。
そのときは、いろいろ大変な時期だったので(苦笑)、「丁重にお断り」されたのだが、私の要望が実現したようで嬉しい。
市販のソースとは明らかに違う、ペヤング独自のまろやか~なテイストを、いろんな料理で試してみた。

購入日、夕飯のオカズがとんかつだったので、さっそく使用。


数日後は、家族が買ってきたミニサイズのコロッケにかけてみた。


とんかつもコロッケも、食べた感想は、「悪くはないが、ちょっとしょっぱいかな」であった。
ペヤソースを買うさらに数年前、ペヤングソースやきそばに、直接揚げ物を入れて喰ったときは、美味しく感じたものだが、
加齢とともに、ペヤングの特徴でもあるスパイシーさが、キツくなってきたのかもしれない。
それでも、200グラムのボトルを3本も買ってしまったため、消費しなくてはならぬ(1本、友人にあげた)。
普段、カレーにソースは使わないのに、レトルトカレーにあえてかけてみたが、特に意味なし。


あと、スーパーでは100円以下で売っている、別メーカーのカップ焼きそばを、同封されたソースを使わず、ペヤソースで作ってみたりした。


ペヤングに似た味になると思いきや、微妙に違う。具体的には、塩分を強く感じてしまった。
やっぱり、あの乾燥キャベツと怪しげな肉片、そして油臭のする例の麺が、ペヤソースと合うんだろうね。
他にも、お好み焼きや串カツ、ダメ元でラーメンや餃子にも試してみたけど、本当にダメだった(苦笑)。
結局、ペヤソースともっとも好相性なのは、ペヤングやきそばということが判明。

続いては、今年6月に地元の『ドン・キホーテ』で発見した、「ペヤング焼きそばパン」。税抜き81円という価格もナイス。


昨年、ライバルの日清「UFO」のやきそばパンを食べたことはあったが、ペヤングのは初めて。


上記画像は、ヤマザキの「ランチパック・ソース焼そば(日清焼そばU.F.O.監修)」。割引商品ばかりで恥ずかしいぞ。
ペヤングパンは、購入後即食べ始めて全体像を撮り忘れたので、途中であわてて撮影した、中身画像しかない。


味は、冷えて乾いたやきそばだが、意外とソース由来の水分を保っており、パンとマッチしてウマかった。
ちなみに、UFOランチパックも、結構美味しかったよ。

米不足が騒がれ始めた8月下旬頃、スーパーを見かけたらとりあえず、米売り場をチェックしていたが、
たまたま入った、東小金井駅前のスーパー『マルエツ』で、下記画像のカップではない「ペヤングやきそばチルド」を発見。


『菊水』という北海道の製麺メーカーと共同開発した商品で、2人前入りで321円。
熱湯を注ぐのではなく、鉄板で焼くタイプなので、麺は油で揚げた乾燥タイプではなく生麺だ。
さっきのペヤソースでは、生麺を調理したことはなく、どんな味になるのか楽しみであった。
写真はないが、封を開けるとチルド麺と一緒に、カップ焼きそばと同じペヤングのソースが入っている。
具材は入ってないので、刻んだ豚肉とキャベツ少々を加えて調理し、市販の青海苔と揚げ玉をふりかけて完成。


麺は、中太で腰があるモチモチ食感。さすがは製麺メーカーが作ったチルド麺である。


カップ乾燥麺のような油臭もなく、食べ応えもあり。ただし、ペヤソースとの絡みは当然、カップ麺の方が上だ。
味はちょっと薄く感じた。こんなときこそペヤソースを追加すればいいのだが、買ったのは6年前なので、さすがに残っていない。

最後に紹介するのは、これまたつい最近、地元ドンキでたまたま見かけた、ペヤング餃子。

※ピンボケお詫びいたします

商品名は「ペヤングやきそばソースぎょうざ」で、20個入りで定価972円らしいが、私は800円くらいで購入。


製造元は、ペヤングと同じ群馬県の『みまつ食品』で、餃子、焼売、雲吞などのメーカーらしい。
「ぎょうざ:500グラム」らしいので、チェーン店の王将や満洲と同じ1個あたり25グラム。


原材料は、キャベツ、しょうが、豚脂、鶏肉などと一緒に、「ソース」も記載されている。
封を開けると、ペヤングっぽい、ソースの匂いがした。


とりあえず、約1/3の7個を焼いてみた。焼き方は、温めたフライパンに油、餃子、水の順で投入し、フタをして数分待つ自己流。


まずは、普段と同様、なにも付けずにひと口食べてみると、最初に感じるのは肉、次がソース。そして、最後に来るのが青海苔。
この餃子には、ペヤングやきそばのかやく=青海苔(あおさ)、紅生姜、ゴマも練り込んでいるそうだ。
中身を確認してみると、肉の割合が多めで、皮に青海苔が付いているのがわかるだろう。


肉の形状は、ペヤングに入っている、明治「チョコベビー」のような例の肉とは違うが、食感自体は似ていた。
ただし、一番印象に残ったのは、肉や青海苔ではなく、餃子には珍しい、ソースの香りと甘味かな。
商品名が「ペヤングソースやきそばぎょうざ」ではなく、「ペヤングやきそばソースぎょうざ」だった理由がわかった。

肉、キャベツ、ソース、青海苔、そして皮の小麦粉。原材料だけだと、確かに焼きそば=餃子だ。
醤油を付けたり、具材に塩分由来の味付けをする、しょっぱウマい餃子に慣れている私には、ソースの甘さに違和感があったが、
ペヤングの味を餃子で再現するという、かつてない発想と偉業は、改めて称賛したい。
ソースとマヨネーズの組み合わせが好きなので、途中でマヨを付けてみたら、さらに面白い味になった。


私は、市販の小袋に入った酢醤油ラー油は使わず、つけダレは必ず自分で調合するため、この餃子に添付された液体も使わなかったが、


酢醤油かなにかのタレだと思い込んでいた上記液体は、ペヤソースだった模様。
さっき書いたように、ペヤソースを餃子に付けてもウマくなかったのだが、せっかくなので次回はこちらを利用してみよう。

私の好きな食べ物の2トップかもしれない、餃子とペヤングのコラボ商品は、1+1=100にならず、せいぜい4くらいだったが、
今後もペヤング関連の商品は、見つけたら食べてみたいと思っている。
以前も提案したが、赤城乳業とのコラボで、「ガリガリ君 ペヤングソース味」を出してほしい。1個くらいは買うよ(笑)
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祝・ペヤングソースやきそば発売49周年

2024年03月13日 | ペヤング
ペヤング発売記念日の3月13日に、最近食べた商品について語る毎年恒例の企画。
ただ、私は以前から述べているように、ペヤングは普通のソース味がもっとも好きなので、
購入するのはもっぱら、お得な超大盛サイズばかりで、新作にはあまり手を出していない。
ドン・キホーテ立川店では、通常サイズが150円台なのに、量が倍の超大盛が、ほとんど差がない160円前後だ。


昨年の今日、「以前売っていた1.5倍の大盛サイズの復活を希望」と書いたが、価格設定が難しそうだね。

一応、新作もチェックしているのだが、発売元のHPを見てみると、「ウマ娘 プリティーダービー」とのコラボ商品や、
ベルク限定発売「かつ重風やきそば」とか、ベイシア限定発売「通称ガリぺ風やきそば」などを発売しているが、
ウマ娘には興味がなく、「ベルク」と「ベイシア」は近所に店がなかったりで、どうにも購入意欲がわいてこない。
ちなみに、ベルクは埼玉、ベイシアは群馬が本拠地のスーパーで、実は東京にも支店があるようだが、私は1軒も訪問したことがない。
ただ、昨年10月に発売された「キクラゲとたまごのやきそば」は、過去の商品にも使った具材の流用(たぶん)とはいえ、
 ※HPより画像拝借

KTI=自称きくらげ玉子炒め評論家として、買い忘れたのが悔やまれる商品だ。

残念だったのが、数ヶ月前に、どこかのコンビニで見つけた、WAGYUMAFIAとコラボした「ウルトラペヤング」とかいう商品。
ワギュウマフィアというのは、私が大嫌いな堀江貴文が関係している飲食店のはずだが、
和牛は使用しておらず、ニンニクをがっつり効かせた商品らしい。そんなの過去にもあったじゃないか。

このとき紹介した、「超超超大盛 GIGAMAX ガーリックパワー」

製造元の『まるか食品』さんも、企業である以上、業界内外の注目を集める必要があるのだろうが、
個人的には、政治・宗教・ホリエモンは、ペヤングとかかわってほしくないトップ3である
庶民のつつましい生活を見下すような人間と、庶民に愛され続けて49年のペヤングは、相容れない関係だろうし、
そもそも、堀江を支持するようなバカどもと、ペヤングのファン層は、絶対に被らないはず。
堀江信者は、他のペヤングなんて買わないだろうから、新規ファンの獲得は期待できないし、
一方、「堀江なんかと組みやがって…まるか食品を見損なった!」という、熱烈な支持者のペヤング離れはありそう。
実は私もそのひとりで、ウルトラペヤングを発見した日から、不買運動を開始した。…約1ヶ月で挫折したが(笑)。
そもそも、怪獣好きで円谷プロのファンでもある私には、堀江と「ウルトラ」の組み合わせも不快だよ。

さきほど触れたベルクやベイシアは、群馬や埼玉などまるか食品のお膝元に該当する地域のスーパーであり、
それら企業とのコラボは、地元との関係強化や、【地域に根付いたペヤング】をアピールする効果が見込まれ、意義があると思う。
その点、ポッと出のワギュウマフィアとのコラボは、話題性はあったかもしれないし、販売実数や実利益は定かではないが、
将来には繋がらない、さほどメリットのない愚策だったと言わざるを得ない。
ペヤングは今後も続いていくが、あえて断言するけど、ワギュウマフィアなんて、10年後にはたぶん滅亡してるだろうし。
長年のペヤングファンとして、今さらながら、まるか食品さんには、
どうか、コラボ相手は慎重に選んでいただきたいとお願いさせていただく。

ここからは、この1年間で食べたペヤングを紹介していく。
まずは、昨年4月頃に発売した「超大盛ふる里やきうどん」。6月頃、ドンキで割り引き価格(額は忘れた)で購入。
パッケージは破り捨ててしまい、あわててゴミ箱から拾ったが、こんな写真しか撮れなかった。ゴメン。


具材は、お揚げ、人参、ゴボウ、ネギ。量の割には、ごぼうの香りが強い。


醤油ベースのしょっぱ辛いソースを注ぎ、


混ぜ合わせたら完成。超大盛なので、麺は茹で前で180グラムだ。


さっき書いたように、具材ではゴボウの存在感が強いが、「ふる里」のネーミングには合っているかも。
麺の幅が、『東洋水産の』「マルちゃん 赤いきつね」よりも広く、私好みである。


普段の油臭がする焼きそば麺も嫌いではないが、このような幅広麺の商品も、もっと出してほしい。

続いては、昨年9月に発売された、「アッラ・ナポレターナやきそば」。これもドンキの特売価格で購入。


以前食べた、「ナポリタン風やきそば」のようなものかと思ったが、


パッケージをよく見たら、タバスコが主役の様子。さらに、私が愛読しているカップ麺ブログによると、
「アッラ・ナポレターナ」とはトマトソースを使用したイタリアのパスタ料理で、日本発祥のナポリタンとは別物らしい。
実際に作ってみたのがこちら。湯切りを終えトマトソースを注ぎ、最後に付属のタバスコも入れることに。


酸味が苦手で、お酢も滅多に使わない私は、当然、タバスコも普段は避けており、
混ぜている途中で漂ってくる、独特の酸っぱい匂いがイヤだった。


具材は、薄い四角形の豚肉と、赤唐辛子。麺は先述した、油臭がする焼きそば麺、のはず。
「はず」と書いたのは、タバスコ臭がきつく、よくわからなかったから。
激辛だったり、激酸っぱだったり、相変わらずペヤングのテイストは極端である。激クサ「豚骨臭やきそば」なんてのもあったし。
パッケージの「お好みの辛さに!」と書いてあるのだから、タバスコは全部使わなければよかった。

そしてつい最近、3月4日発売の「鶏白湯やきそば」が、ドンキで売っていたので迷わず購入。価格は税込み204円で、定価は231円。


上記画像は、ペヤング公式ツイッターより拝借したものだが、実際の商品は当然、こんなに具だくさんではない。
念のため説明するが、鶏白湯というのは、鶏の骨や肉を煮込み、白濁するまで乳化させるスープのことで、
同じく鶏から採る清湯スープと比較すると、鶏独特の旨味を、より強く感じさせる。
大まかに分類すれば、チェーン店『天下一品』のこってりラーメンも、鶏白湯スープに該当する。

湯切り後に、「超特選こいくちしょうゆ」を使用したらしい、ソースを加える。


混ぜ合わせて完成。麺はいつものヤツで、具材の鶏肉は、ほとんど見当たらない。


ひと口食べると、普段の麺の匂いよりも先に、しょっぱさが広がる
鶏由来の旨味もあるのだが、ベースのこいくち醤油のせいか、濃厚が好きな私でさえも、しょっぱすぎると感じてしまった。
ラーメン屋さんで例えれば、天下一品と同じ鶏白湯スープのお店で、無添加なのにガツンと濃厚な、立川『チキント』みたいだ。
最後の方でようやく、鶏肉の存在をいくつか確認。妙に歯応えがあり、おそらくペヤング具材史上ではナンバー1の硬度。


繰り返しになるが、辛すぎたり酸っぱすぎたり、そして濃すぎたり。加減を知らないペヤングの方向性は、決して嫌いではない。

今月末には、「ボロネーゼ風やきそば」も出る予定のペヤング。来年の50周年に向け、今後もなにかと話題を振りまくことは間違いないが、
どうか、ペヤングブランドを大切にしてほしいと切に願う。とりあえず、堀江とのコラボはもうやめてくれ。
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祝・ペヤングソースやきそば発売48周年

2023年03月13日 | ペヤング
本日3月13日は、【ペヤングソースやきそば発売記念日】である。
48周年記念なのかはわからないが、「トムヤムクン風やきそば」が今日リリースされるようだ。 ※詳細はこちら
商品説明の“別添の風味豊かなパクチー”がイヤなので、私はたぶん買わないが、
守りに入らず攻め続ける、ペヤング製造元『まるか食品』の姿勢は素晴らしい。

いつも書いているが、私が一番好きなのは基本の「ソースやきそば」だが、普通サイズでは物足りない。
とはいえ、約4倍のメガマックスはきつく(過去のリポートはこちら)、7倍超のペタマックスは食べられる気がせず、
よく買うのは2倍の超大盛。まるか食品HPによると、普通サイズは193円(税別、以下同)。超大盛は230円。だいぶお得である。
お得どころか、私が愛してやまない、高級ブランドショップ『ドン・キホーテ』立川店では、
今年の1月1日には、普通サイズと超大盛サイズを、それぞれ158円の同額で売っていた!
 ※左下が超大盛、右上が普通

破格ゆえ超大盛は完売。立川市民、元日からペヤングを買いに来るなよ(←お前も元日からドンキに行くな)。


2倍サイズは食べ切るのは容易だが、1081カロリーと6.6グラムの食塩量は、やはり気になる。
個人的には、以前売っていた1.5倍の大盛サイズの復活を希望したい。

ここからは、いつものように最近食べたペヤングを紹介。まずは、2月20日発売の「ちゃんぽん風うどん」。


定価は214円だが、地元ドンキでは168円と発売直後なのに割引きしていた。
具材は海老、キャベツ、コーン、カマボコ。ピンク色のカマボコは、確かに長崎風だ。


湯切り後、うどんらしくやや太めの麺に、添付の茶色いソースをかけ、


混ぜたのがこちら。カメラの調節ができない私が悪いのだが、実際はもう少し濃い色である。


HPでは“優しい味わい”と説明しているが、醤油ベースのソースは、結構こってりしている。
汁なしタイプなので、ちゃんぽんのイメージには遠いが、味もそこそこ濃かったため、これはこれで美味しかった。

続いては、1月16日に発売された「ガーリックシュリンプ味やきそば」。定価214円がドンキで148円だったかな?


パッケージにもあるように、都立大島高校との共同企画商品らしく、大島産の塩を使用している。
ペヤングは以前、宮城県の高校とも商品開発をしていたが、若い世代の顧客をつかむ、有意義な企業戦略である。
パッケージ内には、いつものペヤング麺と、具材の乾燥海老、揚げニンニク、キャベツに、ソースと大島の塩。


湯切り後、ペヤングでよく見かける、薄茶色の塩ベースソースを注ぎ、さらに大島の塩を乗せる。


塩だけアップにしてみた。普通の食塩とどう違うのか、舐めて味を確かめるのを忘れていた。


塩がダマにならないよう、普段より念入りにかき混ぜ完成。さっきのちゃんぽんと同様、実際はもっと薄茶色。


さっそくひと口…ああしょっぱい! かき混ぜが足りなかったかと思いきや、どこを食べてもしょっぱい。
ソース単独も舐めてないので、断言はできないが、たぶんソース自体もしょっぱいのだろう。
ちなみに、食塩量は3.6グラム。普通のペヤングソースやきそばと同量なのにビックリ。
まろやかソースに騙されていたけど、ペヤングは実はしょっぱかった、ということか。
あと、HPの解説では、“伊豆大島と姉妹島条約を結んでいるハワイの定番料理ガーリックシュリンプを再現”とのことだが、
食べる前からわかっていたが、乾燥海老ではガーリックシュリンプを再現できないでしょ(苦笑)。

大島高校の名誉のために書いておきたいが、しょっぱいのはソースも同罪なので、大島の塩を悪く思わないでほしい。
これからガーリックシュリンプ味焼きそばを食べる人は、ソースを少し減らして食べるのを推奨する。
ただ、塩をあと乗せするのはいいアイデアだと思うので、他の新商品でもやってもらいたい。

3つめは、昨年8月29日に発売された、「合い盛りうどんそば風 超大盛 天かす・七味入り」


定価が285円で、私は9月中旬に、ドンキで198円くらいで買ったはず。
フタを開けると、中には確かに、うどん風の太麺と、そば色をしたそば粉不使用の細麺が入っている


東洋水産の「赤いきつね」と「緑のたぬき」を一緒に食べたことはあるが、最初からひとつになっているのは初めて。
同封されていた包装物は4つ。うどんとそばにそれぞれ専用ソースがあり、さらにネギ・ワカメと天かす。


商品名にあるように、天かすには七味も含んでいるのだろう。それより、具材のワカメが多い気がする。
湯切り後の状態がこちら。予想どおりワカメが多い!


2種のソースをかけ、七味天かすを乗せて、


うどんとそばが混ざらないよう、ソースと七味だけを混ぜ合わせて完成。ワカメ、多いなあ…。


ペヤングはこれまで、そば風商品を何度も出しているが、かつお風味の和風ソースが秀逸で、どれもそこそこウマい。
今回のうどん用・そば用各ソースも、うどんの方がやや辛口だったが、どちらも甘じょっぱくてウマい。
ただ、何度も指摘しているようにワカメが多すぎて、ネギや七味入り天かすの印象ナシ。
案の定、麺を食べ終えたらワカメが余った。商品名を「合い盛り・わかめうどんそば」にすべし!


なお残ったワカメは、その後の食事で、味噌汁の具材として再利用した。


去年の47周年でも「残すor捨てるはタブー」と記したように、【ペヤングはすべて食べ切る】のが私のポリシーだ。

そういえば、ペヤングのツイッターを見ていたら、『しまむら』グループのアベイルにて、
「ペヤング」Tシャツを販売していることが発覚。これは欲しい!
 
※アベイル 公式オンラインストアより拝借

価格は1500円と安いので、さっそく買いに行くつもりだ。夏場はもちろん、このシャツを着て外出するよ。
最後に、まるか食品さん、ペヤング48周年おめでとうございます
今後も、斬新かつ魅力的な商品(笑)の開発に期待しつつ、ソースやきそばを食べ続けますよ。
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「ソースやきそば」以外のウマいペヤング

2022年07月05日 | ペヤング
かつては新しい商品がリリースされれば、必ず購入していた【ペヤング】ブランドだが、
途中で「激辛」&「メガ盛り」関連の商品で、生命の危機を感じて以来、コンプリートはあきらめた。
もっとも、一時期の「ほぼ週イチで新作」というラッシュに、ついていけなかったのも事実。
しかも、お店に買いに行っても、前の商品が売れ残っており、新商品を並べるスペースを確保できず、仕入れ自体がない状況。
ついていけなくなったのは、客の私だけでなく、販売店舗も同様だったのではないか。

4月頃、高校野球観戦のため八王子に出かけたとき、帰りにドン・キホーテ八王子店に立ち寄った。
こちらの食品売り場では、「ペヤングコーナー」と名付けられた一角で、各種ペヤングを大々的に販売。
マニア感涙のコーナーと思いきや、置いてあるのは激辛・獄辛や、ギガ盛り・テラ盛りなどの商品ばかり。
結果的に、「キワモノ商品の在庫一斉処分セール」となっており(苦笑)、近付く客も少なかった。

実際、今年の3~4月頃は、新商品を見かけることが少なく、前回のペヤングブログでも触れた、
熱湯1分で食べる「九州豚骨」や、宮城県の高校生が考案した「たこめし風」は、いまだに見たことがない。
先月くらいから、ようやく在庫処分が完了したのか(完売or返品?)、新商品が棚に陳列されるようになってきており、
6月発売の「ペヨング カレー」「きんぴら風」「ジャーマンポテト風」は、とりあえず購入しておいた。

※まだ食べてはいない

近年のペヤング新商品ラッシュについては、どうも「話題作り」ありきで、味は二の次という印象があり、
一部マニアは嘆いているようだが、私自身はもう慣れたというか、バリエーションを楽しむようにしている。
確かに、ウマくない商品もあるのだが(失礼)、時折「おっ、意外とイケるな!」という秀作に出くわすことも。
以下では、最近食べた商品の中から、「そこそこウマいペヤング」を紹介。

まずは今年の2月頃に食べた、「オムそば風」。発売されたのは昨年10月で、定価は221円。私はドンキで181円で購入。


中にはソース、マヨネーズ、玉子主体の具材と、3つの袋を同封。


前にも書いたけど、まともなカップ麺ブロガーは、具材を別の容器で戻してから麺に乗せて、
オムそばみたいに盛り付けるのだが、そんな工夫のできない私が作ると、下記のようになる。


さらにあるブログでは、ソースとマヨを細く絞り、「縦の糸はソース、横の糸はマヨ」と、
中島みゆきさんの歌のごとく、美しいストライプを描いていたが、ガサツな私には、こんな抽出しかできない。スマン!


全体を混ぜ合わせる前に、あえて玉子の多い部分だけを食べてみたら…なかなか「オムそば」っぽいではないか。


麺はいつもの油臭のするやつで、マヨも一般的なタイプのものだと思うが、ソースがかなりの甘口。
以前食べた、「関西風天かす」のソースに似ているが、あれよりもドロッとしている印象。

※上記商品の解説はこちらの後半部で

キャベツと人参も結構たくさん入っているのだが、濃厚ソースとマヨ、たっぷり玉子に隠れてしまっていた。
普通のペヤングにマヨと卵黄を混ぜるのが好きな私が、この組み合わせを気に入るのは当然。
新江古田の居酒屋『ホワイトはうす』で出している、「ペヤング入りオムレツ」には叶わないが、


「オムそば風」のネーミングにふさわしい、満足度の高い商品であった。

ふたつめは、今年5月に発売され、6月に購入・実食した「バター醤油」。定価は221円で、入手先と値段は忘れた。


同封の袋は具材、ノリ、ソースの3種。固形バターなどはなく、ソースに混入しているようだ。


具材はわかりづらかったが、成分表には「しいたけ、人参、アスパラガス、ネギ」と記してある。


完成品がこちら。ソースは醤油ベースだが、しっかりバターの香りがする。


しいたけにアスパラガスと、カップ麺では珍しい具材を使用しているが、それを上回るバターの存在感
バター×醤油というのは、日本人が好むテイストではあるが、ペヤング独自の油揚げ麺との相性も抜群。
具材はともかく、このバター醤油ソースは高評価したい。別売りしてくれれば、ご飯にかけて喰うのに。

3つめの紹介は、5月発売、6月末購入、7月実食の「にんにく味噌」。定価221円、私はドンキで170円くらいで買った。
パッケージを撮影し忘れたので、公式ツイッターから画像を拝借。なので商品解説付き。


ソースを取り出し、具材のコーン、キャベツ、人参、フライドガーリックを麺に乗せたところ。


お湯を捨ててから、味噌味のソースをぶっかけて、


よく混ぜ合わせたら完成。肉がないので、一橋学園『なにや』の絶品チャーシューを追加。


ツイッター画像では「コク深い味噌とパンチの効いたにんにく…」という説明書きがあるが、
麺と混ぜると、味噌ソースのコクもにんにくチップのパンチも、ちょうどいい塩梅に中和された。
コーンが入るので味噌ラーメンっぽくなるかと思いきや、味噌ベースのもつ鍋のような味わい
濃すぎず薄すぎず、キャッチコピーどおり、「ガツンとやみつき」になるテイストだ。大盛で喰いたいよ。
一気に食べ終えてしまったが、おろしショウガや七味を加えたら、さらにウマくなったと思う。

以上、3種の秀作ペヤングを紹介してきたが、これらは期間限定商品ゆえ、現在ではどれも入手困難のはず。
「もう食べられないのなら紹介するなよ!」と、お叱りを受けるかもしれないが、
別に「食べなかったことを後悔する、感動必至の味」とかではなく、「そこそこウマい」程度なので許してほしい(笑)。
そもそも、一期一会だったからこそ、ウマく感じた可能性もあるからね。
当たりハズレはあるけれど、やっぱりペヤング新味の購入はやめられないよ

一期一会といえば今年4月頃、とある居酒屋で、ペヤングを独自にアレンジした限定メニューを提供していた。


上記商品名は「本気のペヤング」。この商品と、作ったお店については、改めて語らせていただく。
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祝・ペヤングソースやきそば発売47周年

2022年03月12日 | ペヤング
毎年書いているが、3月13日は【ペヤングソースやきそば発売記念日】である。
新商品もいろいろ出しているが、私にとっては元祖の「ソースやきそば」こそベスト・オブ・ペヤングであり、
嬉しいときも悲しいときも、常にそばにいてくれる、頼もしい相棒であった。

※ひいきのオリックスが、リーグ優勝を決めたときに食べたペヤング

販売・製造元の『まるか食品』さん、47周年おめでとうございます
他の商品はさておき(苦笑)、ソースやきそばは一生愛し続けますよ。

さて、相変わらずとどまることを知らない、「他の商品」=新商品ラッシュ。
記念日翌日の3月14日には、「九州豚骨やきそば」を新発売。“熱湯1分でバリカタ仕上げ”だって。
迷商品・珍商品も多いペヤングだが、最近話題なのが、激辛を超えた獄辛シリーズ。
つい最近、史上最辛らしい「獄激辛やきそばFinal」という商品がリリースされた。
だいぶ前に「激辛END」というのもあったので、本当にファイナルなのかは怪しいが、とにかく辛いのは間違いなさそう。
このときの冒頭で告白したように、辛口料理がツラくなり、ペヤングの激辛シリーズは敬遠していた私だが、
地元のドンキで特売していたので、つい買ってしまったのが「獄激辛にんにく」。あと「チェリオ フルーツパンチ」。


ペヤングが60円でチェリオが28円。税込でも95円だって。昭和の小学生の買い食いかよ(苦笑)。

※会計時、さすがに恥ずかしかった

調べたところ、獄激辛にんにくの発売は昨年7月、定価は221円だった。ずいぶんな値引きだよ。
帰宅後、さっそく食べてみることに。ソースを取り出しかやくを投入し、熱湯3分。


具材はキャベツと揚げニンニクのみ。お湯を捨てたのち、辛さの元凶であるオレンジ色の怪しげなソースを注ぐ。


ソースのアップがこちら。灰色部分のニンニク由来の匂いはするが、辛そうな香りは特になし。


全体にソースをまとわせるため混ぜていたら、キャベツをひと欠片、容器外にこぼしてしまった。
特に警戒することもなく、拾い上げて口に含んだら、予想外の辛さが襲う!
これは、想像以上に手強いぞ…と覚悟を決めつつ、混ぜ終えたのが下記画像。


見た目はそんなに辛そうではないのに、ひと口食べたら「ああっ!!」と、叫び声を上げずにはいられなかった。
感想は「辛さを通り越して痛い」だ。呼吸をすれば口内に熱風が吹き込むし。
700mlのチェリオはすぐになくなり、さらに水を飲んでも辛さは収まらず。あと、久々のチェリオ、やっぱりウマくねえな。
とにかく、にんにくのテイストも忘れさせる、私の人生において最辛の食品であった。
その後も懸命に食べ続けたが、どうにも耐えられず、無念のギブアップ。


とはいえ、ペヤングを残すor捨てるというのは、私の人生におけるタブーのひとつである。
仕方なく、約半分残った麺を熱湯で洗い、獄激辛成分を落とすことに。念には念を入れ、熱湯→すすぎを3度繰り返した。


ようやく辛味が抜けたと思われる麺を湯切りし、容器に戻し、


「ブルドック中濃ソース」をかける。もちろんウマくないが、なんとか食べ切った。


この獄激辛にんにくの2倍辛いとされるのが、獄激辛Finalである。ショック死する人がいないか、心配でならない、

獄激辛は私の口には合わなかったが、そこそこウマかったのが「超大盛シーフード唐辛子マヨやきそば」。
商品の撮影をし忘れたので、ペヤングツイッターの画像を拝借。


発売日は今年の1月31日、定価は324円だが、私は地元ドンキで205円で購入。
激辛ではなくピリ辛らしいし、量も通常サイズの倍と安全なので(とはいえ1137カロリー)、恐れることなく調理。


最後に、味の決め手となるピリ辛マヨネーズを絞り出し、全体を混ぜ合わせる。


具材はキャベツの他、エビ、カニカマ、イカと商品名のシーフードもたっぷり。イカがちょっと細かすぎるが。

 
ソースは醤油ベースで、そこそこしょっぱめだが、シーフードとの相性はいい。
ピリ辛マヨも、例の油臭のする麺とマッチしている。超大盛だったけど、ペロリと食べられたよ。

最後にもう1品、私の「ペヤング・データベース」(仮)から、過去の名作を紹介。
今回は、2018年2月発売の「たこやき風やきそば」。最近、たこ焼きについてよく語っていたので、ちょうどいいかと。


具材は、たっぷりの揚げ玉、キャベツ、紅生姜、以上。タコは入っていなかった。


たこやき「風」だからいいのかもしれないが、以前触れた、昔の立川・諏訪神社のテキ屋と一緒だよ! 
ソースを混ぜたのが下の画像。通常より甘口のソースは、たこ焼きっぽくてよかった。


タコなしとはいえ、甘口が好きな私は、そこそこ気に入った。パッケージのイラストもかわいらしいし。
この商品を基に作られたのが、2020年7月に出た「 超超超大盛GIGAMAX 関西風天かす」かもしれない。



※詳細はこちらの後半部にて

最近のペヤングは、宮城県の高校の「ペヤング研究会」と共同開発した商品も出している。
ペヤング研究者かつペヤング愛好者として、その高校生たちがうらやましいよ。
まるか食品さんに、「こんな商品どうですか?」というメールでも送ってみようかな。
提案するのは当然、いつも書いてる「クリームソーダ味」、「ウナギのタレの匂い味」、「シュークリーム味」だ。
採算が取れるのかは疑問だが(笑)、私は絶対買うぞ。
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ペヤング・パスタ3種を食べてみた。

2021年09月06日 | ペヤング
相変わらず、新商品の発売ラッシュが続いているペヤング(というか『まるか食品』)。
ファンとはいえ、最近の激辛モノや大容量シリーズは、さすがに手が出せない。
そんな中、6月中旬に同時リリースされたパスタ風の3種は、久々の正当派路線(←そうか?)。

※上記画像は、Twitterの「ペヤングソースやきそば【公式】」より拝借

だいぶ時間がかかったが、3種とも食べ終えたので、それぞれの感想を述べることにする。
ペペロンチーノとナポリタンは、かつて似たような商品があったため(後述)、私の最注目はカルボナーラであった。
以前、アップルパイ味を紹介したとき、「そのうち“カルボナーラ味”や“クリームソーダ味”も出すらしいぞ」と記したところ、
数ヶ月後にTV出演した、ペヤングの幹部が「社長がクリームソーダ味を提案した」と明かしていてビックリ。
詳細はこちらの後半部。クリームソーダ味の実現を願い、併せてカルボナーラ味も再希望したところ、
3ヶ月後に、カルボ味がリリースされたではないか。私の願いを、社長が叶えてくれたようでとても嬉しい。
ペヤング社長、どうもありがとうございます! こんなブログ、絶対見てないだろうけど。

私が最初に食べたのもカルボナーラ味。正式名は「ペヤング カルボナーラ風やきそば」。
定価は、パスタ3種共通で212円。私は地元のドンキで188円くらいで買った記憶がある。
フタを開け具材を投入。ベーコンらしき肉片と、玉ねぎらしき白い粒。


捨てた包装紙を拾い、原材料を確認。やはり「かやく」は、ベーコン、香辛料、タマネギであった。


麺はいつものタイプで、おそらくパスタ3種とも共通。量も90グラムで通常サイズと同じ。
お湯を捨て、チーズなどを含んだソースを混ぜ、パセリ、黒コショウのふりかけを乗せて完成。


食べた感想は想像どおり、「カルボナーラとはちょっと違う」であった。
ソースの味が薄く、ベーコンが小さく、ふりかけのパセリも味がない(そもそもパセリなのか?)。
なにより、ペヤング独自の細ちぢれ麺が、カルボナーラの再現度を下げているのだが、
あの、揚げ油の匂いがする麺じゃなきゃ、ペヤングじゃないからねえ。
途中で、卵黄と黒コショウを追加してみたが、可能ならば、ベーコンとチーズと生クリームも追加したい。


さらに可能ならば、パスタも追加したいところだが、それはもはや、ペヤングではなく本物のカルボナーラだ。
玉ねぎとパセリをなくし、その分ソースに、チーズとクリームなどの乳成分を加えた方が、カルボっぽくなる気がした。

数日後、今度は「ペヤング ナポリタン風やきそば」を食べてみることに。
価格は、カルボと同時購入したので188円だったはず。ドン・キホーテ立川店様、いつもお世話になっております。
こちらが熱湯投入前の状態。カルボと同様のベーコン&玉ねぎに、グリンピースが加わった。


湯切り後、添付のトマトソースを加える。ソースは濃厚タイプでドロッとしている。
そのトマトソースが、ハート型に見えたので、いいトシこいてSNSに投稿しよう…と思い撮ったのが下記画像。


とはいえ、私はツイッターもインスタグラムもラインもやっていないため、
今さらながらmixiに投稿したところ、「イイネ!」を2個獲得(笑)。
閑話休題。ソースを最後の一滴まで出し切った、事故現場のような見栄えの悪い画像を経て、


よ~く混ぜたのが下記の状態。オレンジ色でナポリタンらしく見える。


食べてみたら、「麺が細い以外は、結構ナポリタンっぽい」気がした。
各種旨味成分を配合した、濃厚トマトソースの貢献度が高いと思われる。
かつて、ペヤングは「ナポリやん」という商品を出したが、※調べたら2014年だった
そちらはソースが妙に甘く、あまり気に入らなかったのだが、今回のは悪くないよ。
しいて不満を挙げるとすれば、カルボと同様、具材のベーコンたちの存在感が薄い。
あと、個人的にはグリンピースより、ピーマンを入れてほしかった。
『赤城乳業』の「ガリガリ君 ナポリタン味」は、ちゃんとピーマンの味がしたからね。ウマいかどうかはさておき(笑)。


残りの「ペヤング ペペロンチーノ風やきそば」は、当初は地元ドンキで見当たらず、後日購入。価格は忘れた。
ペペロン風のペヤングも、かつて2013年に発売しており、調べたら商品名も今回のと一緒だった。
その過去作品の感想は「まあまあ」だったが、今度はどうかね。
「かやく」はキャベツ、赤唐辛子、フライドガーリック。なかなか具だくさんだ。


みたらし団子の色をした、謎のしょっぱいソースを注ぎ、


混ぜ合わせると完成。結構ニンニクの香りがするよ。


味の第一印象はズバリ、「ピリ辛のニンニク風味」で、ペペロンらしさは感じる。
パスタ3種の中では、もっとも元の料理に近い気がする。
というか、揚げ麺・湯戻し方式で、カルボナーラやナポリタンを再現するのは難しいよね。
さっき書いたように、ペヤング独自の細ちぢれ麺を生かすならば、パスタ方面ではなく、
ビーフンやそうめんに寄せたメニューの方が、うまくいくかもしれない。
中華風に味付けしたペヤングは過去にもあったし、ビーフン風も可能なはず。
麺を一度湯切りして、さらに冷水にさらして締めてから、かつお出汁で食べるそうめん風…はメンドくさいか。

最後に、私の「ペヤング・データベース」(仮)、要するに過去の食事記録から、パスタつながりで洋風メニューを紹介。
ただ、該当したのはひとつだけ。2019年発売の「ペヤング チーズMAXやきそば」。定価は193円。

(C)Amazonより拝借

洋風要素はチーズのみ、しかも、普通のペヤングに粉チーズを足しただけだったりする。


とはいえ、そのチーズの袋(右下の赤紫のヤツ)がソースよりもデカい。MAXの商品名は伊達ではない。
湯切り後&チーズふりかけ後がこちら。白いのが粉チェダーチーズ。


うまく混ざらず、ダマができてしまったのが残念。


味の方は、「ソースとチーズが合わなかった」である。以前、とろけるタイプのチーズを試したこともあったが、
そのときも、あまり気に入らなかった。ペヤングソースは、マヨネーズとは好相性なんだけどねえ。

今回は洋風(?)ペヤング4種をリポートしたが、次回ブログでは、街の洋食屋さんを紹介したいと考えている。
「街中華」以上に減少している感がある「街洋食」だが、それでも良店はまだまだ存在する。
無論、私が気に入ったお店なので、安価で入りやすいお店である。乞うご期待!

最後にペヤング社長へ。クリームソーダ味の完成、お待ちしてますよ!
あと、「ウナギの香り味」や「ウナギのタレ味」などもご一考を。
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祝・ペヤングソースやきそば発売46周年

2021年03月12日 | ペヤング
昨年の今ごろも書いたけど、明日3月13日は【ペヤングソースやきそば発売記念日】
1975(昭和50)年に発売され、46年もの間、愛され続けているロングセラーである。
近年は、看板商品の「ソースやきそば」だけでなく、多種多彩な商品を発売しているのは周知のとおり。
ペヤングマニアの私も、新作が出るたびに食べてきたが、最近は下記の3種、
○本当に辛い激辛シリーズ ○個人的に苦手な納豆が入る商品 ○通常の3倍以上の「GIGA」シリーズ 
は、買うのを控えている。GIGAシリーズは、量的には問題ないのだが、カロリーと塩分がキツイからねえ…。
ちょっと前に出た、ソースだけでなく魚粉、マヨ、ラー油の4種で食べる「君なら食べれる」も気にはなったが、


1950カロリーより、“食べれる”という「ら抜き言葉」が受け入れられず、購入を見送った。
拙ブログ自体は、汚い言葉が多く見受けられるが(恥)、実は私、「美しい日本語」が好きなのでね。

最近食べたのは、2月22日発売の「ベジタブルワールドやきそば」。

※ドン・キホーテで178円で購入

なにが「ワールド」なのかは不明だが、野菜不足の私には適した商品かも、と迷わず購入。
麺の量はいつもと同じ90グラムなのだが、箱のサイズが普通のモノより縦長。


中身はソースと薬味、そしてたっぷりの乾燥野菜。


なんだか、いつもより麺が細い気がしたのだが、気のせいかな。


熱湯3分、湯切りを済ませたのがこちら。キャベツの緑が目にやさしい。


そこへ、塩ベースの茶色いソースと、黒い薬味をかけて完成。


ソースは、玉ねぎの風味と酸味を感じる、シャリアピンソース風(←やや誇張)のテイスト。
青海苔・紅生姜でなく、黒コショウ主体のスパイス薬味も、このやきそばには合っている。
昨年紹介した「マシマシキャベツ」はキャベツと肉だけだったが、今回は肉の代わりに人参とコーンが仲間入り。
      

たっぷりお野菜で、まるでサラダを食べているよう、というのは言い過ぎだろうか…言い過ぎだね。
とはいえ、最近は食べるのがしんどい、クセのある商品(笑)が多かったペヤングだが、
このベジタブルワールドは、野菜嫌いのお子さんや中年(私だ)にもおススメできる逸品だろう。

上記商品の1ヶ月ほど前に発売されたのが、「こってりラー油ガーリックやきそば」。

※こちらも、ドン・キホーテで178円で購入

「こってり+にんにく」という、私の好きな要素をふたつ含む、期待の商品。
具材はネギ、鷹の爪、ニンニクチップ。お湯を注ぐと、鷹の爪由来の香ばしい匂いがただよう。


湯切りし、カップに乗せて温めていた、ラー油ベースのオレンジ色した和風ソースを注ぎ、


よく混ぜ合わせたら完成。ニンニクの香りは、それほどキツくないかな。


ラーメンブロガーのように、「麺リフト画像」も撮ってみたが…あまり意味はないね。


ラー油風味とはいえそれほど辛くなく、むしろ鷹の爪の方がピリッとくる。ニンニクも、それほど感じなかった。
「こってり感」は当然あったが、前回紹介した「モノホントンコツMAX」のような、
容器の底に脂が溜まり、少々ウンザリするレベルではなく、個人的には許容範囲であった。
拙ブログでも紹介してきたように、ペヤングはここ数年、奇々怪々なブツを発表しまくってきたため、
私のような変態レベルのマニアだと、この商品も「ちょっと変」程度にしか感じられないよ

上記の「奇々怪々」ラインナップに加えたいのが、2018年12月に発売された「スカルプDやきそば」。

※購入価格忘れちゃった

左の「海藻MAX」はまだしも、右の「ヌルヌル塩味」のコピーが不気味である。
アンファー社の「スカルプD」とのコラボ企画らしいが、育毛シャンプーとコラボかよ!?
もちろん、シャンプーをかけて食べるのではなく、育毛に役立つ食材を使用した商品とのこと。
具材に肉や野菜はなく、多い順に「昆布、ひじき、わかめ」のみ!  


あと、ソースには「さけエキス」や「びわ葉エキスパウダー」など、髪にやさしいエキス(?)が含まれているようだ。
完成したのがこちら。パッケージの記載どおり、まさに海藻MAXである。


食べた感想は、塩ベースのソースがそれほどヌルヌルしておらず、味自体は悪くなかった。
ただ、大量の海藻は見た目がよろしくなく、特に麺と絡むひじきは、まるで異物混入…以下自主規制。
最近、頭髪の減りが気になる私だが、スカルプDやきそばの効能はとりあえずナシ
ひょっとして、1ヶ月毎日欠かさず食べれば効果も…ないだろうな、多分。

そういえば、先日またまた、とあるTV番組にペヤング=まるか食品の重役ふたりが出演していた。
彼らが番組内で語ったことで、記憶に残ったのが、
○ペヤングは基本、マーケティングリサーチをしない
○ペヤングは基本、どんな企画or奇画でも、社長は反対せずGOサインを出す
○むしろ、社長が提案する企画の方が危ない


マーケティングリサーチ(市場調査)は、確かにしていないだろうね。
していたら、超高カロリーや獄辛、豚骨臭とか、世間が求めていない商品は出さないだろう(笑)。
部下の企画をトップが受け入れるということは、風通しのよい企業であることを意味する。
社員の労働意欲向上には繋がるだろうが、先述のように、社長が反対すべき商品も多い気がする(苦笑)。
ところが、社長の出した商品プランはもっとヤバいらしく、出演していた副社長(=社長の息子)によると、
「先日は、社長考案の“クリームソーダ味”の試作品を食べさせられた」だと。
クリームソーダ味だと!?

※埼玉県鶴ヶ島の居酒屋『すぅちゃん』の「クリームソーダ」380円

拙ブログでも過去に、「そのうち“カルボナーラ味”や“クリームソーダ味”も出すらしいぞ」と書いたが、
本当にクリームソーダ味を、しかも社長の起案・指示で試作しているとは驚きだ。
残念ながら、麺が緑色で味も悪く、全員一致で商品化を却下したようだが、
昨秋にはアップルパイ味も出しているし、クリームソーダ味も実現の可能性はありそう。

こんなブログ見てないだろうけど、まるか食品の社長! たとえ社員が反対しても、私は社長の味方ですよ!
ぜひともクリームソーダ味を開発・発売してください!!
売れ残ったら私が買いますから…ただし、100個くらいでカンベンしてください。
あと、可能ならば、チーズとベーコンを入れた、クリーミィーな「カルボナーラ味」
豚骨臭の「モノホントンコツ」に続く、芳香を再現した「うなぎ屋の店頭の匂い味」
カスタードクリームを使用した「シュークリーム味」なども、ご一考いただけませんでしょうか!?
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超(×6)大盛の陰でまたまた問題作が! ペヤング「豚骨臭やきそば」

2020年11月11日 | ペヤング
一部マスコミでも話題になった、ペヤングの新作「超超超超超超大盛ペタマックス」。
通常サイズの約7.3倍となる、麺量660グラム、総カロリー4184という規格外の商品だ。
発売日が11月2日。直後は見かけなかったが、3日後に地元のコンビニに置いてあるのを発見。


ヨコだけでなく、実はタテの幅も広いため、まるでホールケーキが入る箱のよう。
左隣に並んでいる、通常のカップ麺8個分ほどの設置面積を必要とする、お店泣かせの商品である。
せっかく見つけた新作であったが、今回の商品は買う気になれず、そのまま店を出た。
理由のひとつが、前回のペヤングブログでも危惧した塩分の量。
食塩相当量24.6グラムというのは、高血圧の私にとって命とりになり、主治医が激怒するレベルである。
何回かに分ければいいのでは、という意見もあるだろうが、こういう商品は一気に喰わなくては意味がない。
だいたい、分けて食べるのならば、通常の2倍サイズ「超大盛」を4個買えばいいし、そっちの方が安価である。
超大盛はコンビニで230円くらい、私が愛するドン・キホーテ立川店では、いつでも200円以下で販売している。

※この日の税抜158円は、通常サイズの定価より安い!

一方のペタマックスの定価は、豪華ボックス仕様(?)のためか、税抜980円とカップ麺にしては高額。
税込だと千円を超えるため、230×4=920円のバラ買いの方が、断然お得である。
以上ふたつの理由から、高血圧かつドケチの私はペタマックス購入を断念し、もうひとつの新作を探すことに。
その新作こそ、今回のブログタイトルである、ペヤング豚骨臭やきそばであった!

正式名は「モノホントンコツMAXやきそば」定価205円。


製造元のまるか食品HP(上記画像もここから借りた)の商品説明では、
「九州豚骨ラーメンのような豚骨臭」、さらに「※風通しの良い所での調理をおススメします」という気になる文言が。
ペヤングは今年5月にも、私が未食の「豚脂MAXやきそば」という商品を発表しており、パッケージはよく似ている。
今回は「豚骨臭」を前面に押し出した商品らしい。ペヤングめ、相変わらずマニア心をくすぐりやがる。
発売日はペタマックスと同日の11月2日。こちらも地元では見当たらず、6日後の8日にようやく、荻窪のドンキで発見。
そして昨夜の深夜、匂いで迷惑をかけぬよう、家族が寝静まった頃を見計らい、こっそり調理・実食してみた。
麺はいつもの揚げた香りのするヤツ。具材は先述の豚脂MAXと同じと思われる、ネギ、メンマ、ナルト。


開封した時点では、気になる匂いはない。右のオレンジ色した「ソース袋」が、悪(?)の根源だろう。
具材を投入し熱湯を注ぎ、箱の上にソースを載せて温める。3分たったらお湯を捨て、

※意外とナルトが多い

ひとまず自分の部屋に戻る。キッチンでソース袋を開封すると、豚骨臭が残り迷惑がかかると思ったのでね。


液体が飛び散ったときの対策にタオルを敷き、万全の状態で、いよいよ豚骨臭タレをぶちまけた。


茶褐色のソースは、確かにちょっと匂うが、この程度なら他社のカップ麺でも嗅いだ記憶が、と油断していたところへ、


湯気と一緒に臭気がダイレクトに襲いかかってきた途端…うおっ、確かにくせえ!
ただし、以前紹介した、下井草の豚骨ラーメン店『御天』ほど強烈ではない。
まあ、長時間煮込んだ豚骨臭を、3分で再現できるわけはない。というか、自宅部屋で再現されたら困る
それでも、カップ麺では史上最狂レベルの臭さだろう。よ~く混ぜてからいよいよ実食。


食べてみたところ、臭さよりも油(脂)の多さが気になった。
ソースの原材料で、最初に記載されている(=最も多く含まれる)のがラードで、容器の下には結構な量が溜まっている。


味は九州豚骨ラーメンというか、一時期東京で流行した、背脂ギトギトラーメンのよう。

※惜しまれつつ閉店した、池袋『一秀』の「特製ラーメン」

九州ラーメンということで、おろしニンニクを追加してみたのだが、元の匂いが強くほとんど感じられず。


混ぜ方が足りなかったのか、時折、猛烈に臭い部分に当たったりして、悶絶しながらも完食。


ご覧のとおり、食べ終えたあとの容器にも、大量の油が残留。総カロリーは694だが、不健康なのは間違いない。
ラードのお蔭で食後は唇プルプル。しばらくリップは要らないが、匂いがバッチリ部屋に残ったため、消臭剤が必要に。
「ファブリーズ」も効果がなく、深夜のクソ寒い時間帯に、窓を開けて換気するハメになった。

結論:「モノホントンコツMAX」は、オススメできない。
個人的には、下記画像の「チョコレートやきそば ギリ」に次ぐワースト2位。「豚骨臭+やきそば」って、無意味だからね。


チョコ味の詳細は、最初の方でも触れた、前回のペヤングブログの後半部でご確認を。

ここからは、前回文末で「次回紹介する」と約束した、「超超超大盛 GIGAMAX 関西風天かす」のリポートを。


今年7月の発売で、定価は429円。総カロリー1939の危険物だが、なんとかひとりで食べ切ったよ。
中身はこちら。ソース、キャベツ、大量の揚げ玉。関西風天かすというネーミングゆえ、揚げ玉が主役のようだ。


「GIGAMAX」らしく麺は300グラム。通常(さっきのモノホントンコツも)は90グラムなので3倍以上の量になる。
こちらが湯切り&ソース混ぜ直後。具材がキャベツだけなのは不満だが、甘口ソースがいい香り。


そこへ、「後入れかやく」の揚げ玉をドバっとぶちまける。


揚げ玉には、青海苔と刻み紅生姜が含まれており、存在感あり。ただ、これって「関西風天かす」なの?
さっきも書いたが、原材料に果物を使用したソースが甘く、私好みの味であったが、途中でちょっと飽きた。
なので、おろしショウガと紅生姜も加えてみた。たぶんマヨネーズも合うと思うよ。


その前に食べた「超超超大盛ガーリックパワー」と比較すると、難なく食べられた。
ただ、私もいいトシなので、通常の3倍以上の「GIGA」シリーズからは、もう引退かな…。

最後にもう一度、「モノホントンコツMAX」について。
私自身は気に入らなかったが、味ではなく「匂い」をフィーチャーした、
ペヤングの狙い自体は面白いと思った。ただ、匂いの選択と発する匂い自体が悪すぎただけで(笑)。
今後は「ペヤング うなぎ屋さんの店頭の匂いやきそば」など、まともな香りの商品を出してほしい。意外と売れるのでは?
間違っても、食品からはかけ離れた、「体操着の匂い」や「脱ぎたてブーツ臭」といった、
マニアックかつ変態チックな商品だけは、絶対に販売しないでほしい。
ちなみに私の好みの匂いは……少ないブログ読者がさらに減りそうなので、やめておこう(苦笑)。
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アップルパイにショートケーキ…魅惑のスイーツやきそば

2020年09月26日 | ペヤング
8月のある日、たまたま視聴していたTV番組で、ペヤングの発売元『まるか食品』の特集をしていた。
特集自体はたいした内容ではなかったが、まるか食品関係者の発言に、衝撃を受けることになる。
一字一句、正確には覚えていないが、その発言を要約すると、
「9月21日に“ペヤング アップルパイ味”を販売します」だ。
ナニ! アップルパイだと!? さっそくペヤングHPを検索するも、アクセス集中のせいか閲覧不可状態に。
どうやら、全国のペヤングマニアが殺到したようだ。同志よ!

その放映日から約1ヶ月、ついに発売日の9月21日がやってきた。
0時を過ぎ、日付が変わった時点で、自宅近所のコンビニを巡ってみたのだが、どの店にも置いてない。
というか、どの店も「アップルパイ? ナニ言ってんだコイツ」のような反応をされる。
夜が明けて、スーパーやドン・キホーテも探索したが、立川市内では発見できず。
「ペヤングホームパイ」のときもそうだったが、立川はペヤングの新商品を扱っている店が少ない。
ペヤングのキワモノ商品が発売日に見つかる可能性の高いお店ベスト3は、
○西友西荻窪店 ○ドン・キホーテ中野店 ○西友阿佐ヶ谷店の3店。あくまで私の行動範囲での感想だが。
阿佐ヶ谷に用事があったので、ついでに西友にも立ち寄ってみたところ、さすがはベスト3!
カップ麺コーナーの一角に、山積みのまま置かれていた。ただし、購入者は少ない模様(笑)。


こちらがパッケージ画像。正式名称は「ペヤング アップルパイテイストやきそば」だ。


メーカー希望小売価格200円のところ、155円で販売。いきなりの値下げとはありがたいが、
どうせ数ヶ月後には、売れ残ってこの価格以下になるだろうからね(笑)。
※追記:12月1日、ドン・キホーテ立川店にて、1個60円で販売していた
帰宅し、さっそく食べてみることに。封を開けると、早くも甘ったるい香りがする。
中身はいつもの麺、乾燥リンゴ、怪しげなソース。具材はリンゴだけかい。


お湯を捨て、具材とソースを混ぜた状態がこちら。リンゴだけでなくバターのような匂いもする。


乾燥リンゴは、酸味はもちろん甘味もしっかり残っており、麺が普段よりしょっぱく感じる。
ソースはこのとおり、キャラメルっぽい色をした、カップ焼きそばには似つかわしくない、甘い液体であった。


味の感想は、アップルパイというか、「バターと砂糖を加えた焼きリンゴ」という印象。
正直、食べられないレベルではないが、焼きそばにする意味はないでしょ。
昨日、地元のコンビニにも置いてあった。だいぶ流通してきたようなので、興味のある方はぜひ。

今回のアップルパイは、私の基準では許容範囲であったが、こらアカンと感じたのが、
2017年に、バレンタインデーの時期に合わせて発売された、「ペヤングチョコレートやきそば ギリ」

※希望小売価格185円

上記商品はドンキ中野店で購入。左側の2個も怪しいが、味の奇抜さではペヤングチョコ味が群を抜いていた。
こちらが中身。麺とチョコソースに、具材は乾燥イチゴらしき粉末とクルトン。


湯切り後、ソースや具材を加えたのがこちらで、


混ぜるとこうなる。一瞬、ソース焼きそばに見えなくもないが、漂う匂いはチョコなのである。


チョコソースとは、いつものスパイシーなソースにチョコを加えたのではなく、100%チョコ
甘いチョコといつもの揚げ油臭のする麺との融合…こんなのマズいに決まっている!
商品名のギリは、「義理チョコ」と「限界ギリギリ」をかけたと思われるネーミングだが、
個人的にはギリギリではなく、明確なアウトであった。

アップルパイ味は、ペヤング史上2度目の「スイーツ商品」であったが、他社製品ならば、ショートケーキもあった。
それが、2016年12月発売の「明星 一平ちゃん夜店の焼そば ショートケーキ味」だ。

(C)明星食品 ※希望小売価格180円

ペヤングチョコ×バレンタインのように、この商品もケーキ×クリスマスを意識したのだろうか。
こちらが中に入っていた、具材、マヨネーズ(?)、特製ソース。


具材はイチゴ、乾燥ヨーグルトの粒、色を付けた砂糖の細長い粒。イチゴはペヤングチョコよりは大きめ。
マヨネーズはバニラ風味(!)で、ソースは焼きそば用のしょっぱいヤツに、フルーツエキスやバニラオイルを加えたもの。
こちらが湯切り後の状態。マヨビームに失敗し、左端に偏ってしまった。


食べる前に、全体をよ~くかき混ぜてみたところ、


ショートケーキというか、ホットケーキのような匂いが室内に充満。
ソースに塩分が含まれているためか、少ししょっぱく感じたけれど、こちらも食べられなくはない、という感想。
スイートカップ焼きそばシリーズ(←シリーズ化するなよ)、ワーストはやはり、ペヤングチョコだ。

最近のペヤングは、「ウマいかマズいか」といった味の評価は二の次で、いかに話題性があるか、
今風の言葉で書くと「バズるか否か」に重点を置き、商品をリリースしている気がする。
私は以前、周囲の友人に対し「そのうち“カルボナーラ味”や“クリームソーダ味”も出すらしいぞ」と、
ウソの情報を流したものだが、このままでは事実になりそうだ。
そういえば、冒頭で触れた番組内で、まるか食品の関係者はアップルパイ味だけでなく、
「通常の8倍、総カロリー4000超の“ペヤング ペタマックス”を年内に発売します!」
と宣言。メガ(1000の2乗=百万)やギガ(1000の3乗=十億)の上、ペタ(1000の5乗=千兆)という単位を初めて知ったよ。

量はともかく4000超カロリーはキツイ。塩分も通常の8倍だと、3.6×8=28.8グラム。高血圧の私には無理だ。
だいたい、前回のペヤングブログでもちょこっと触れた、「超超超大盛 GIGAMAX 関西風天かす」も未食なのに。


上記「~関西風天かす」は、次回のペヤングブログで必ず紹介する。ペタマックスは…とりあえず未定で(笑)。
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ペヤングマニアでもしんどい「超超超大盛ガーリックパワー」

2020年07月30日 | ペヤング
先日、行きつけのお店で、日が沈む前の酒を楽しんでいたときのこと。
私の隣の隣の席に座っていた女性客が「チョコが食べたい」と言い出した。
ちなみに、ひとつ間隔を空けて座った理由は、ソーシャルディスタンスではなく「私を避けている」のである(泣)。
私が「チョコはこちらの店は置いてないですねえ」と返答したところ、「じゃあ買ってこい」との指令が。
「えっ、私がですか…?」と聞き返すと、「オメエとしゃべってるんだから当然だろ!」と凄む。
本当は行きたくないけど、以前泥酔した私が、この女性のお手々を握った前科があるようなので逆らえず。
記憶はないんだけどなあ…と心の中で反論しながら、お店近くのファミリマートに入店すると、
ファミマ先行発売の「ペヤング 超超超大盛 GIGAMAX ガーリックパワー」を発見。
 (C)まるか食品

数種のチョコと一緒に購入し、お店に戻ったところ、「そのバカでかい箱はなんだ!?」と追及され、
なぜだか「ペヤングの新商品か。今ここで、みんなで分けて食べよう」という流れになってしまった。
「こ、これは私が帰宅してから食べるモノで…」と反論したところ、「じゃあもう1個買ってくりゃいいだろう!」と、
再びパシリ指令が下ったため、半ベソをかきながら再度ファミマへ向かう。
「お会計、429円です」。さっきはチョコと一緒なので気付かなかったが、この新商品、意外と高え!
そんなワケで、お店のマスターの許可をいただき、私が買ったペヤングのひとつを調理することに。


開封し、麺に具材を注いでいるのが、例の女性客だ。撮影していたら「顔を写したら殺す」と脅された(苦笑)。
こちらが具材。いつものキャベツと平べったい肉、そして大量の揚げニンニクが!


マスターが熱湯を注ぎ、3分後にお湯を捨てたところ、店内にニンニクの匂いが充満!
さらに、ニンニクの効いたソースを加えるため、匂いはさらに増幅。配布係となった女性が、不機嫌そうに混ぜる。


少しずつ小皿に取り分け、周囲のお客さんにも配布している。購入者の私の分は…?
最後にようやく、「オメエにもくれてやるよ」と小皿が回ってきた。感激のあまり写真がブレる(笑)。


「あ、ありがとうございます」と一礼し、ひと口食べてみたところ、やっぱりニンニクがきつい!


ニンニク臭もさることながら、とにかくしょっぱい。ペヤングマニアの私でも拒みたくなるテイストだ。
一緒に食べた方たちも「おいしくない」「ノドが渇く」「イマイチ」などと否定的な意見が多く、
唯一「オイシイ」とホメてくれたのは、当日たまたま来店していた、フィラデルフィア出身のデニスさん(初対面)のみ。
「ペヤング(中略)ガーリックパワー」、アメリカ北東部で販売したら流行るかも!?
食後は口直しのため、マスターに「もう1杯ください」とお酒をオーダーしたが、何を頼んだのかは覚えていない。
そう、私はこの時点で、だいぶ酔っていたのである。ただし、セクハラはしていない…はずだ。
ちなみに文中の女性も、実際はあんな言葉遣いはしないし、私とも仲良し……と書いたら怒られそうなのが悲しい(涙)。

さて、ふたつ買ってしまったガーリックパワー、もうひとつは私が単独で片付けなくてはならぬ。
数日後、改めて自宅でチャレンジすることに。こちらが開封前の具材。


麺の量は300グラム。通常サイズ90グラムの3倍以上ゆえ、総カロリー1872もやむを得ないか。
具材には当然「フライドガーリック」と記載されているが、お湯を捨てたあとに入れる調味料には、
「香辛料」「食用風味油」「ポークエキス」などよくわからないモノばかりで「にんにく」の文字はなかった。
そもそも、調味料はいつものソースベースではなく塩ダレ(?)がベースで、さきほどの小皿画像などでご覧のとおり、
混ぜたあとでも、麺は茶色に染まらず白色のままだが、元はネズミ色である。


ソバはいつもの油揚げ麺なので、この毒々しい色の謎タレが、匂いとしょっぱさ、つまりは悪評の原因である。
実はペヤング、2018年の2月には、「塩ガーリックやきそば」という商品を既発している。


こちらのソースは、原材料に「ガーリックペースト」の記載があり、色は茶褐色であった。


混ぜたらこのような色になり、ニンニク臭も相当あったのだが、しょっぱさより辛さが印象的。


普通サイズだったため、途中で飽きることなく(飽きる前に?)食べ終えたが、今回のガーリックパワーは手強そうだよ。
最初は普通に食べ始め、飽きてきたら攻略用トッピングを加えることにした。
まずは、塩ダレと好相性な「黒コショウ」。しかし、強烈ニンニクは抑えられず。


続いてはソース味ならば最適な「マヨネーズ」。少なく見えるけど、元のパッケージがデカいのを忘れないでほしい。


しょっぱさは和らぐが、ニンニクとは交わることなく、ぶつかり合っている気がした。
ならば最後の手段「ソース」だ! 以前チラッと紹介したペヤングソースは切らしたので、


ソース界ではメジャー商品のブルドック「中濃ソース」を使用。


先に入っていたマヨネーズと合わさり、ようやくニンニクを鎮圧。だがこれでは「ガーリックパワー味」とはいえない。
黒コショウと一緒にレモン汁を足せばよかったかな…などと考えながら、いつの間にか完食。
味変調味料を駆使していたら、苦もなく食べ終えてしまった。まあ、ペヤングマニアとしては当然のことだけどね。
ただ、私も「いいオトナ」なので、今後はペヤングの「超超超大盛 GIGAMAX」シリーズは避けようと思う。
と、決心したはずなのに、今度はローソン先行販売の下記商品を発見してしまい、うっかり購入。


「ペヤング 超超超大盛 GIGAMAX 関西風天かす」。これは次回のペヤングシリーズで紹介しよう。

そういえば、前回のペヤング記事「あのペコちゃんがペヤングとコラボ!」の最後の方で触れた、
「もち麦MAXやきそば」をまだ紹介していなかった。


『株式会社はくばく』という、穀物メーカーのもち麦を使用しているらしい。
食物繊維豊富な健康食品「もち麦」を、カロリー豊富な不健康食品(失礼)ペヤングに加えるとは大胆な試み。
中身はこのとおり。いつものソース、具材、ふりかけに、大量のもち麦が!


パッケージからあふれそうなもち麦が、お湯を入れてソースをかけるとどうなるのか?


答え:こうなった。


味は普通のペヤングと思いきや、麺をズルズルすすっていくと、もち麦がジャマをする。
おっと、私の身体を助けてくれる、健康食品のもち麦ちゃんを、ジャマ扱いしてはいけない。
関西には「そばめし」という料理があるし、麺+ソース+麦という組み合わせは決してダメではない。
ただし、「超超超大盛 もち麦GIGAMAX」といった商品は、うっかり買いそうなので発売しないでいただきたい(笑)。
最後に、このもち麦MAXには、珍しい平打ち麺が1本入っていた。


おそらく、なにかの間違いでくっついちゃった麺なのだろうが(苦笑)、
製造元のまるか食品さんは、群馬に本社を構えているのだから、同じく群馬・桐生市の郷土食である、
「ひもかわうどん」(国立にあるうどん店はこちら)風ペヤングを作ってもらえないかね。それなら私は絶対買うよ。
コメント
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