明るく正しく強いブログ

朝昼晩、時間を問わず飲んで喰って面白おかしく過ごす人生を歩みたいです。※旧名「日が沈む前に飲む酒はウマい」

団地に近い方の「車ラーメン」 西立川『くるま』

2022年02月22日 | 中華食堂
立川駅南口に、「車ラーメン」の愛称で親しまれているお店がある。
ノレンには平仮名で「くるま」の文字があり、漢字の「車」を○で囲った、印鑑のようなマークも。
看板には『ラーメン屋さん KURUMA 立川通り店』と記されており、これが正式名なのだろう。
カウンター席しかなく、メニューはラーメン主体で、酒やおつまみの種類は少ないものの、
コロナ前は深夜3時まで営業していたため、遅い時間帯は飲み客の割合が多かった。

駅からは徒歩7分程度と近く、立川で車ラーメンといえば、ここを思い浮かべる方が多いと思うが、
立川にはもう1軒、看板やノレンに「くるま」の文字と、印鑑風の「○車」マークを掲げているお店が存在する。
駅からは徒歩27分程度と近くはないが、実はこちらが本家・本元で、駅チカの方は支店だった。※現在は無関係
場所は富士見町団地の近くで、正式名は『中華そば くるま』。SNSでは「くるまラーメン」と自称している。
看板には「ラーメン・餃子・定食&コーヒー」と記され、いわゆる街中華っぽい外観ではあるが、

※コーヒーはインスタントではなく、注文後に煎る本格派

実は駅チカの車ラーメンよりさらに、飲み客を歓迎している雰囲気のお店だったりする。

私がこのお店を知ったのは、今から8年ほど前。ジョギングの帰りに、たまたま見つけたのだ。
数日後、食事をするため再訪。店内は広く明るく、お母さんと娘さん夫婦による家族経営。
メニューが多く迷ったが、とりあえず「生ビール」550円(現在の価格、以下同)と「餃子」500円、
さらに、「ピーマンと豚肉定食」830円のおかずだけ=100円引きで730円を注文。ガラケー画像が残っていたので掲載。


自家製でほどよくニンニクが効いた餃子、チンジャオロース風のピーマンと豚肉、どちらも美味しかった。
シメにはお店の一番人気らしい、「車ラーメン」780円を注文。写真はないのでお店のSNSから拝借。


醬油豚骨スープにモヤシ、タマネギ、豚肉が入り、ニンニクががっつり効いている、意外とワイルドな仕上がりだった。

このとき、お母さんが「もうすぐ40周年」と仰っていたので、そろそろ創業50年になるはず。
私のような一見客は少ないようで、客の大半が近所の常連風で、食事客より飲酒客の方が圧倒的に多い。
最寄り駅から遠く、繁華街にはないけれど、東久留米の『珍来』や武蔵村山の『弘華飯店』と同様、
団地近くの貴重な食堂・居酒屋であり、住人たちの社交場として、長年愛されているようだ。

立川市民とはいえ、近所ではないヨソ者の私は、アウェイ感もあり、その後しばらく訪問していなかったが、
コロナ禍により、電車など公共交通機関の利用を避け、市内で飲み喰いしていた頃、くるまさんへの再訪を決意。
以降で、最近食べた料理を紹介するが、その前に読者サービスとして、最寄り駅である西立川駅からの行き方を案内しよう。
まずは、南口から出て、左(立川駅方面)へ左へと進み、富士見通りに出る。
 ※写真ブレ失礼

立川駅南口からも、モノレールのある通りを南下し、最初の信号を右折してずーっと進めば、富士見通りに着く。
富士見通りを南下すると、かつては不良中学生がタムロしていた、「富士見公園」に着く。
 ※同上

公園脇の車道ではなく、間にある階段(矢印参照)を下っていくと、駐車場のような場所に出る。


その後は、不良中学生に蹴飛ばされ(推測)、数ヶ所へこんでいるフェンスに沿って進めば、くるまが見えてくるはずだ。


説明するのを忘れていたが、本家くるまはカウンターとテーブルだけでなく、小上がり席まである。
中華食堂なので、炒め物など麺類以外の料理が豊富で、酒類もいろいろ揃っており、焼酎やウイスキーはボトルキープも可能。
さらに、中華以外の【おつまみ】メニューも用意されているのも、飲み客にはありがたい。


久々の訪問時は、上記おつまみから「牛スジ煮込」400円を注文。お通しとして、大根の漬物も提供された。


とんすいに盛られた、ひとり飲みに適した量。愛知の「どて煮」のような甘口で、私好みの味。
後日、同額の「もつ煮」も頼んでみたところ、意外と時間がかかってからの登場。


一見、普通の煮込みに見えるが、ラーメンのスープを使用しているのか、独特の香りとコクを感じる。
居酒屋以外では、出来合いの煮込みを使う店も多いが、くるまさんはちゃんと手を加えているのに好感。
同じ立川の『味源』でもやったように、この煮込みに麺をつけて食べたいくらいだ。

さっきの写真で、もつ煮の右上に写っていたのが「おつまみチャーシュー」550円。


温められた、大きめチャーシューが5枚。キャベツの千切りが、野菜不足の私には嬉しい。
もちろん、自家製と思われるチャーシューも、歯応えも風味も文句なしだ。
そして、これまで頼んだ料理で、私が一番おススメしたいのが、「白辛マーボ定食」のおかず単品850円だ。


横アングルはこちら。煮込みなどの倍価格だが、見てのとおり倍以上の量がある。


赤くはない、珍しい色の麻婆豆腐だが、見た目に反し、ちゃんと辛い
ただし、辛さに弱い私でもウマいと思えるレベルで、お酒がススム。時折、柑橘系のような爽やかさも感じる。
白辛マーボは、+100円でさらに辛くできるようだが、個人的には今のままでじゅうぶん満足だ。
お酒の値段は、ビールは生も瓶も550円、ウーロンハイ、レモンサワーが440円など。いいちこボトル2900円を入れようか検討中。

ここからはシメのお食事を掲載。麺類には半チャーハン、ご飯類にはミニラーメンのセットもある。
こちらは「ラーメン+半チャンセット」、白菜のお新香付きで940円。「ラーメン」単品は550円だ。


正統派の醤油スープに細ちぢれ麺が泳ぎ、チャーシュー、メンマ、海苔、ワカメ、玉ネギが脇を固める。
ニンニクの効いた車ラーメンもウマかったが、飲んだあとに食べるなら、こっちのラーメンかも。
半チャーハンは、よくある八角形のものではなく、お茶碗のような器に盛られていた。


「パラパラ」でも「しっとり」でもなく、「もっさり」という印象だが、このチャーハンがまたウマい!
具材はチャーシュー、玉子、ネギと、ごく普通のチャーハンのはずだが、味加減が絶妙で、もっと食べたくなる。
念のため取っておいた白マーボもかけてみたが、必要はなかった。


最近、今さらながら【チャーハンは美味しい】ということに気づき始めたよ(←遅い)。
くるまさんは、普通の「チャーハン」が780円。「エビチャーハン」950円も気になるな。

その次に訪問したときのシメは、これまだ大好きな「五目ラーメン950円」。


ラーメンとは違う中細の麺が、具材の旨味が溶け込んだスープとよく合う。


メモによると、使用されていた具材は、白菜、人参、ピーマン、玉ねぎ、豚肉、木耳、チャーシュー、
さらに竹の子、椎茸、マッシュルーム、海老、イカ、かまぼこなど、五目といいつつ実際は「十三目ラーメン」だったようだが、
上記画像では、後半の6つは確認できない。他の店の五目ラーメンと間違えていたらゴメン(笑)。

一方、シンプルながらウマかったのが、「ぶっかけ月見ラーメン」750円。
どんな商品かたずねたら、「スープ少なめ、味濃いめのラーメンに、キャベツなどが入る」とのこと。
出てきたのがこちら。ラーメンと同じ具材に、千切りキャベツと玉子が加わる。


「よく混ぜてお召し上がりください」との指示に従い、黄身ちゃんを崩さないよう、かき混ぜる。

※スープも結構入っている

おそらく、通常のラーメンと同様に醤油ダレを入れるが、スープは少ししか注いでないのだろう。
うどんの「ぶっかけ」のようでもあり、混ぜて食べる「油そば」のようでもあり、面白いメニューであった。

この日の帰路は、多摩都市モノレールの柴崎体育館駅に向かって歩いてみることに。
残堀川の横を進み、根川沿いの遊歩道を歩いていく。温かい時期の昼間ならば絶好の散歩コースになるが、
冬の夜は当然寒く、灯りも少なく暗いので、避けた方がいい(苦笑)。
夜、この辺を歩くのは中学時代以来だが、今でもちょっと怖かった。フラッシュ撮影したら、変なトリがいたし。


最近は娘さん夫婦が軸になり(お母さんは昼番?)、街中華の悩みのひとつ、後継者問題も解決したくるまさん。
小上がり席のテーブルには鉄板が設置されており、要予約だが焼肉メニューの注文も可能。
飲みに、お食事に、お散歩に。今後も様々な用途で利用させていただくのは間違いない。



中華そば くるま
東京都立川市富士見町7-13-8
JR西立川駅より推定徒歩約16分 立川駅からは約27分、多摩都市モノレール柴崎体育館駅からは徒歩約17分
営業時間 10時半~21時(20時半ラストオーダー)
定休日 月曜、年末年始
※高機能空調設備により換気対策は万全とのこと
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「理想のたこ焼き」について語る

2022年02月19日 | たこ焼き、お好み焼き
スポーツ・ジャーナリストを自称しておきながら、カテゴリーは「居酒屋」「食堂」など、飲食店ばかりの拙ブログ。
今回のテーマも「たこ焼き」なのだが、最適なカテゴリーが見当たらず。

※大阪で食べたたこ焼き(後述)

結局、今まであった「パン、スイーツ」を「パン」単独にし、「スイーツ、おやつ」を新たに作成。
※追記 さらに数ヶ月後、新設カテゴリー「たこ焼き、お好み焼き」に移動

人生で初めてたこ焼きを食べたのは幼年期。母親がお土産に買ってきた、『浪花屋』というお店の商品だった。
店舗があったのは、現在タクロスという施設がある場所に存在した、立川第一デパートの地下。
第一デパートといえば、スパゲティの『サンモリノ』が有名だが、私にとっては浪花屋の方が印象深い。
…と書いておきながら、このお店はずいぶん前に閉店したので、正式名が浪花「屋」なのか「家」なのか、記憶にない。
「立川 たこ焼き 浪花」で検索してみたが、いかんせん昔のことなので、全然ヒットせず。

私が覚えている、浪花屋たこ焼きの特徴は、ネギの風味、モチモチの仕上がり、包装紙の芳香だ。
具材はタコとネギ、刻み紅生姜にゴマくらいで、削り節やマヨネーズなどはなく、かかるのはソースと青海苔だけ。
生地には、ダシなどの味をほとんど(まったく?)加えていないため、ネギの風味が口内に残る。
また、ここのたこ焼きは結構大きめで、現在の『築地銀だこ』と同じくらいのサイズだったが、
銀だことは違い、中までしっかり火が通っており、お団子のように固まりモチモチであった。
一般的に、「外はカリカリ、中はトロトロ」がヨシとされるたこ焼きだが、そのような商品を食べたとき、
浪花屋しか知らなかった私は、中身の柔らかさと異常な熱さに、舌を焦がし驚いたものである。
今では、浪花屋の方が邪道だと理解できているが、それでも、中身が液状のユルイたこ焼きには、
「あれって、生焼けの失敗では!?」という疑念を抱かずにはいられない。
味の薄い生地がパンパンに詰まった、今思うとイマイチかもしれない浪花屋のたこ焼きだが、
いい思い出として記憶に残っている理由が、容器をくるんだ包装紙の香りだ。
良質の紙を使用しており、たこ焼きの熱で温まると、青海苔やソースの匂いも合わさり、いい香りがしたものである。

若い人には信じられないだろうが、当時のたこ焼きは、滅多に食べられない“ごちそう”であった。
今でこそ、銀だこなど専門チェーン店もあるし、コンビニやスーパーでパック入りや冷凍食品を売っているが、
私の幼少期の行動範囲では、たこ焼きを買える店は希少だったのである。
無論、関西地区では「一家に一台」と噂されるたこ焼き製造機も、私の周囲では保持している家庭はなかった。

そんな私が楽しみにしていたのが、お祭りの時期や年始に登場する屋台。
立川の諏訪神社で行われる夏祭りには、たくさんの屋台が並び、たこ焼き屋だけでも4~5軒はあったはず。
ガラの悪い方々が売るたこ焼きは、浪花屋より乱雑な作りがら、異なる味わいで妙にウマかったのだが、
ある時期を境に、タコが入らなくなった(苦笑)。信じられないだろうが事実である。
どのお店も1人前8個だが、タコ入りは2個だけで、残り6個はプレーン。無論、ガキの抗議なんて彼らは受け付けない。
「タコ無しのたこ焼き」を買わされたことで、社会の歪みや無常さを知る(←大げさだ)と同時に、
「いつの日か、タコ入りのたこ焼きを、腹イッパイ食べてやる!」と誓ったものであった。
 ※最初に紹介した画像のたこ焼き。小さいけれど、ちゃんとタコは入っていた

その後、浪花屋はいつの間にか閉店し、世間では『京たこ』や『銀だこ』などのチェーン店が人気を集め、
大きめサイズで値段もそこそこする、中身トロトロのたこ焼きが主流となった。
現在、立川駅南口の周辺には『築地銀だこハイボール酒場』を含め、たこ焼き居酒屋が3軒ある。
どのお店も「お持ち帰りできます」とのことだが、正直、小学生や金欠の私(泣)が、気安く買える価格ではない。
だいたい、1個あたり約80円で、10個買えば800円になる。おやつにしてはちょいと高い。
30年以上前とはいえ、浪花屋のたこ焼きは、私が初めて買ったときは10個260円。
その後少しずつ値上げしたが、せいぜい400円くらいで、1個あたり40円程度だ。
大きさにもよるけど、餃子は1個あたり100円、たこ焼きは50円を超えると、割高に感じるなあ。

三鷹『一圓』の餃子は1個110円だが、通常サイズの3倍大きいので問題ナシ

私が理想とするたこ焼きの条件は、以下の3つ。
○お手頃価格 ○中まで火が通っている ○タコが入っている 最後のは当然か。
小学生のお子さんでも買えて、中身は液状ではない、タコ入りのたこ焼き。
売っているお店はいくつか知っているが、そのうちのひとつが、『たこ焼きたけちゃん』
西荻窪では有名な、キッチンカー販売のたこ焼き屋さんだが、つい最近、私の地元立川市にも登場。




現在は週3回ずつの割合で、西荻窪と立川でそれぞれ営業とのこと。

※15時間営業ではないので、念のため

たけちゃんのたこ焼きは、西荻窪在住の先輩に教えてもらい、食べたことがあった。
当時は1個30円で、現在も1個40円(購入は3個から)と安価であり、味付けは豊富だが、すべて同価格。


定番のソースや醤油だけでなく、味噌やバターもあるのがいいね。
昨夜、久々に「ソース」「ニンニクしょうゆ」「のり塩」を各10個ずつ、計30個購入。
1個40円のたこ焼きだが、30個買うと1000円のサービス価格になる。
千円札を店主たけちゃんに渡すと、先客や電話予約分があるそうで、「お時間いただきますがよろしいですか」とたずねられる。
承知し、歩道に立って待っていたところ、隣の仮店舗内で待つよう指示された。
現在はキッチンカー販売のたけちゃんだが、すぐ隣の建物で『たけちゃん食堂』を開業予定なのだ。
たこ焼きだけでなく、お好み焼きや焼きそば、弁当や酒類なども提供するそう。
こちらが仮店舗内。改装前でイスとテーブルが数個あるのみだが、今でもここでの食事は可能らしい。


室内の小窓から、外の店主と会話をしたり、焼き上がる様子を見学もできる。


ただ、アングル的にいい写真は撮れなかったので、お店ツイッターから画像を拝借。
 (C)たこ焼きたけちゃん

そろそろ完成かな、という私の視線を感じたのか、「いい感じに仕上げますので、もう少々お待ちください」と声がかかる。
注文が集中しても手を抜かず、中まで火が通るよう、じっくり「いい感じに仕上げる」のが、たけちゃんの流儀だ。
オーダーから25分後、焼き上がったたこ焼きに味を付け、パックに盛りつけ完成。
たこ焼きが入った袋を受け取り、「店舗が開業したら必ず飲みに来ます」と告げ、
たけちゃんの「よろしくお願いします!」の返答を聞くと同時に、冷めないうちに帰宅しようと、あわてて歩き出す。
こちらの場所は、昭和第一学園を超えた先にあり、必死こいて早歩きしても、立川駅までは23分かかる。
近くに「東栄会」という西武バスの停留所があるので、歩きたくない方はそちらをオススメ。

早歩きのせいで、少々汗をかいた状態で帰宅。さっそく缶ビールと一緒に食べることにする。


容器には15個ずつ入っており、こちらは左側がのり塩5個で、右側がソース10個。


こちらは、左側がニンニクしょうゆ10個で、右側にのり塩5個。たこ焼きの下には紙が敷いてある。


刻み海苔が乗り、マヨネーズは全体ではなく、3ヶ所にまとめて絞り出してもらった。
1個ずつ並べたのがこちら。左からソース、ニンニクしょうゆ、のり塩、ゲストのiroHa大福。


『iroHa』を立川駅改札近くで見かけたので、つい購入してしまった。※出店は2月27日までとのこと

ご覧のとおり、たこ焼きの大きさは、一般的には小さめになるのかな。
中は液状ではないが、フワフワ食感で食べやすく、3種の味で飽きることなく、あっという間に30個たいらげてしまった。
西荻窪住民の間では賛否両論あるみたいだけど、私自身は「たけちゃんたこ焼き」を結構気に入っている。
『たけちゃん食堂』が開業したら、絶対に飲みに行くし、またこのブログで紹介したい。
オープンは3~4月頃を予定しているとのこと。今から楽しみである。

追記 その1 
さっき書いた、「いつの日か、タコ入りのたこ焼きを、腹イッパイ食べてやる!」というガキの頃の誓いは、
今から10年前、大阪の西成区、いわゆる「あいりん地区」で実現させた。冒頭で載せた画像がそのたこ焼きである。
お店の名前は…不明。下記画像の左側に『勇 ゆう』という看板があるが、これが屋号かな。


右側看板に記載のとおり、「たこ焼 7コ 100円」という西成価格! ちなみに、初訪問時は8個100円だった。
ここで7人前を購入したところ、1個オマケしてもらい計50個。それでも700円である。
近くの安宿に持ち帰り、ひとりでガツガツと食べた。途中でさすがに飽きたが、残さず全部たいらげたよ。
ここのも小さくてウマいたこ焼きだったが、4年前に訪問したところ、残念ながら別の店になっていた。

追記 その2
さっき載せたiroHa大福は、「シュークリーム味」だったのだが、ひと口食べたらクリームのウマさが爆発!
下品なカットで申しわけないが、予想外のウマさに驚き、食べかけをあわてて撮影。ぜひ皆さんも食べてみてほしい。

※240とは高カロリーだ!



たこ焼きたけちゃん 立川
東京都立川市栄町5-60-1
立川駅北口より早歩きで約23分 多摩都市モノレールなら泉体育館駅から徒歩10分ちょい
営業時間 3/6までは17時~20時
定休日 現在、立川での営業は週3日程度 詳細はお店のツイッターで。

※2025年3月追記
『たこ焼きたけちゃん食堂立川店』は、
テイクアウト炒飯専門店『秀とん』に業態変更した模様です
コメント (4)
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閉ざされた愛に向かい 叫び続ける 国分寺『麺創研 紅』

2022年02月14日 | ラーメン、つけ麺など
最近、食べる量が明らかに減り、衰えを感じている私だが、同様に失われつつあるのが、辛さへの耐久
若い頃は好きだった、『蒙古タンメン 中本』も受け付けなくなり、ここ7年くらい食べていない。
愛してやまないペヤングも、数年前の「激辛」でもキツかったため、その後のさらに辛い商品には見向きもしなかった
…のだが、先日、地元のドンキで「ペヤング 獄激辛にんにく」が、60円という破格で売られていたため、
これまた特売の「チェリオ フルーツパンチ」28円と、一緒に買ってしまった。合わせて税込95円だって(笑)。


いざ食べてみた獄激辛にんにくは、「辛い」を通り越して「痛み」しかなく、早々とギブアップ。
後日改めてリポートするけど、個人的には人生で一番辛い食べ物だった
ペヤング「獄激辛」は、口内及び口周辺もツラかったが、辛い食べ物でもっともダメージを受けるのは胃腸。
汚いハナシだが、中本などを食べた翌日は、必ずトイレにこもる羽目になる。

そんな、最近の私のように、激辛料理はツラいという人におススメなのが、
ほどよい辛さの『麺創研 紅(くれない)』のラーメンである。
本店は府中にあるが、私が訪問したことがあるのは国分寺店だけで、以下で紹介するのもすべて国分寺店の商品である。
今回のタイトルは、高校野球の応援などにも使われている、某ヒット曲の歌詞から拝借した。
著作権関係で訴えられないよう、実際の歌詞を少しだけ変更(つづける→続ける)してみたが、怒られたらすぐ謝るぞ。

最初の訪問は、今から5年前の深夜0時過ぎ。以前は、こんな遅い時間まで営業していたのだ。
店の場所は、駅北口から歩いてすぐ。以前紹介した『武道家』や、『谷信』『淡淡』が入るホテルも近い。
遅い時間にもかかわらず、店内には大勢の客がいた。入口券売機で購入したのは、基本メニューの「紅らーめん」。
当時は800円で、現在は880円(価格はHPより、以下同)。あと、「温泉たまご」100円も追加。


味噌風味のスープに、ラー油や辛みそを加え、麺、豚バラ肉、茹で野菜を組み合わせる。
豚バラは牛丼の具のような形状で、野菜は『二郎』みたいにモヤシだけじゃなく、キャベツの割合も多い。
そして、こちらの最大の特徴は、太さが不揃いの自社製「乱切り麺」


わざと切り幅を変えた7種のちぢれ麺を使用しており、いろんな歯触り&のど越しを楽しめる。
一応、麺の写真も撮ったのだが、7種あるかはともかく、太さが違うのはわかってもらえるはず。


たっぷりの肉・野菜のおかげで、スープの辛さが和らぎ、スイスイと食べ進めることができた。
ニンニクも含まれているが、翌日の胃腸も問題ナシ。問題なのは深夜のハイカロリー摂取だけ(苦笑)。
紅さんには、その後も何度か訪れたが、店頭に行列があることも多く、再訪できたのは1年後。
どこだか覚えてないけど、昼酒を飲んだ帰り、まだ混みあう前の夕方17時台に入店。
注文したのは「紅つけ麺」930円(現在は950円)。麺は無料で大盛にできるので、当然大盛に。
しばらくして、つけ麺が登場。さすがは大盛。結構な盛り具合である。


つけダレは、前回頼んだ紅らーめんのスープを濃縮したようなタイプで、豚バラ肉がたっぷり。


こちらが自社製麺のアップ。妙にピンク色っぽいのは、カメラ(つまり私)のせいだろう。


ピリ辛ダレ+細~太縮れ麺のコンビはもちろんウマく、快調に食べていたつもりだが、
残り1/3くらいでハシが止まった。飲み食いした帰りとはいえ、普段の自分なら食べられない量ではないはず。
その後、なんとか麺は食べ切ったが、今思うと、このときすでに、身体から警告が出ていたのだろう。
「もういいトシなんだから、無料だからって大盛にするのはやめとけ」と。
警告を無視した結果、数ヶ月後にはとうとう、野方のつけ麺店『無極』で、無料増しの麺を残す大罪を犯してしまった。
詳細はこちら。無極さんは閉店してしまったが、今でも反省している。

3度目の訪問時は、汁なしタイプの「紅まぜそば」当時850円、現880円をオーダー。


麺の増量はしなかったが、「温玉+ライス」が無料だったので、付けてもらう。


書き忘れていたが、こちらの屋号にある「麺創研」とは、【ラー麺を創造する研究所】を意味するらしく、
ラーメンだけでなく、米や水も研究しているそうだ。確かにご飯はおいしかった。


まぜそばは、かき混ぜてから温玉を乗せて食べた。左端に映っている唐辛子は、「かじると危険」なヤツだ。


ひき肉や濃厚なタレが、例の不揃い乱切り麺とよく絡み、なかなかウマい。
この麺をダイレクトに味わうには、つけ麺やまぜそばの方がいいかもしれない。
いずれにしても、私のように、うどん好きというか太い麺が好きな方は、ここの乱切り麺は絶対気に入るはずだ。
途中で肉、タレ、温玉半分などを、ご飯に乗せて食べてみた。私がよくやる「ラーメン丼」だが、見栄えはよくないね。


この日は適量だったのか、最後までスムーズに食べられた。「温玉+ライス」は、無料ならば今後も遠慮なくいただく。

ここまで、「紅らーめん」「紅つけ麺」「紅まぜそば」を食べた。
紅の主要麺メニューは5種あり、残るは激辛の「鬼紅らーめん」と、辛くない「みそらーめん」。
炎のマークで表す辛さレベルは、普通の紅らーめんが炎炎炎の3で、鬼紅が5、みそは1。
久々の入店となった昨年末。ビビりの私が選んだのは、レベル1の「みそらーめん」であった。
「温玉+ライス」は無料ではなかったが、お得なセット価格=当時970円だったので、迷わず注文。


みそらーめん単品は現在860円。セットは+140円と思われるので、現在は1000円?


肉も野菜もたっぷりで、ライスを付けるのが前提のラーメンだよ(←そうか?)。
みそスープはちょっとしょっぱいけど、辛さはほとんどなく、安心して食べられた。
麺のアップも撮影したが、これまで何度も載せているので、もういいでしょ。
前回とは違い、この日の「ラーメン丼」は、我ながらいいデキだと思ったが、どうかね?


麺、スープ、肉、メシとガツガツ食べ進め、大満足で「ごちそうさまです」。

コロナ禍のせいなのか、いつもは満席の紅さんも、この日はさみしい客入り。なので、店員たちの私語が目立つ。
ここまで、接客については触れていなかったが、悪くはないものの、決して良いとはいえない。みんな若いからね。
この日は、私の温玉が忘れられていた。空いていて、なおかつ食券制なのに、注文を間違えるってどうなのよ。
しかも、目の前にいたリーダー的な店員(店主?)は、私への商品提供より、自分たちのまかない作りに夢中。
例の曲の歌詞を借りれば、「オレが見えないのか すぐそばにいるのに」だ。
だが、そのとき彼が作っていた、ピンク色のチャーシューは実にウマそうだった(苦笑)。オレにも喰わせろ!
HPによると「本店は今も変わらず全スタッフが高い意識を持ってラーメンづくりに励んでいます。」とのこと。
わざわざ「本店は」と記載することで、支店は知りませんよ、と断りを入れているのか。正直でいいな(笑)。
近いうちに、府中本店も行ってみようかな。あ、国分寺店も別に嫌いではないので、今後も利用するよ。



麺創研 紅 国分寺
東京都国分寺市本町2-2-15
JR、西武線国分寺駅北口から徒歩約2分半
営業時間11時半~23時 ※現在は21時まで
定休日 基本無休
※月替わりの限定メニューあり
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今度はいつ来る? カラフル大福 『iroHa』

2022年02月10日 | スイーツ、おやつ
昨年のちょうど今頃、酔って立川に戻ってきたところ、駅構内に期間限定のブースが出ていた。
覗いてみると、小さめサイズのカラフルな大福を数種売っていたので、お土産に買ってみることに。
正しい文面は忘れたが、「バイキング感覚でお求めください」のような貼紙があったので、
さっそく、備え付けのお盆とトングで、大福を何個もつまんでいたところ、「1個100円」の値札を発見。
【バイキング=取り放題=何個選んでも同価格】の認識が誤りだと気付いた(恥)私は、
あわててトングを置き、それまでお盆に乗せていた大福だけお会計。計7個で税込756円だった。
袋代をケチり、上着のポケットに入れて持ち帰ったのが、下記の7個である。


家族にも分けたため、間違えているかもしれないが、上の水色っぽいヤツから時計回りで、
「クリームソーダ」、「チョコバナナ風」、「クリームチーズ」、「マスカット」、「いちごみるく」、「北海道メロン」で、
真ん中の濃いオレンジが「みかんヨーグルト」。どれも、大福や和菓子では珍しいテイストばかりで、私の好物でもある。
そういえば、まだ紹介していなかったが、この大福のブランドは『iroHa』(いろは)という。
こちらがHPで、製造・販売元は有限会社 天平フーズで、大福の他にもキムチや総菜なども扱っているそうだ。
私が食べたのは、クリームソーダと北海道メロンに、撮影したいちごみるくにクリームチーズ。
こちらがいちごみるく。毎度のことながらピンボケ失礼。
 
※シールには「いちごミルク」と記載されているが、HPはみるく表記

中身を撮影しようとしたら、ご覧のような惨事に。私の杜撰さが表れている。


中身はクリームとイチゴ味の白餡で、周囲の餅部分は、製造会社がある滋賀県の「滋賀羽二重もち米」を使用。
なめらかな舌触りだったが、ふた口で食べてしまったため、餅部分もイチゴ味なのかはわからなかった。
あ、さっきから書いている「イチゴ味」は、果実ではなく、かき氷シロップのイチゴ味(笑)だからね。
ちなみにクリームソーダは、メロンシロップではなく、「ガリガリ君・ラムネ味」みたいなテイストだった。

こちらはクリームチーズ。もち米は滋賀産とのことだが、もち粉はタイ産なのか。


こちらが中身。今回もあふれこぼれる事故に。ほぼクリームチーズで、甘すぎず美味しかった。


一緒にもらってきたパンフレットがこちら。30種類以上あるようなので、他も食べてみたくなった。


それから1ヶ月後、今度は立川駅の構内ではなく、改札を出た場所に、iroHa大福のブースが登場。
いくつか購入し、撮影しておいた。こちらは「ミルクキャラメル」。


今気付いたけど、小さい割にはカロリーは251と高め。他のも200オーバーだし、実は危険な食べ物かも。
中身はこんな感じ。手で切り裂いた画像は下品なので、パン用ナイフで切り分けてみた。


中身はキャラメル+餡であったが、どちらも甘いモノの代表格なので 当然のように甘い。
こちらは「コーラフロート」。原材料にコーラは含まれていない模様。


今度は、餃子を包むときに使用している、愛用のヘラで切ってみる。


これまでよりは、キレイに分断できた気がする。餃子のアンにも大福のアンにも使える、便利なヘラだ(笑)。


ただ、「フロート部分」が見当たらない、と思っていたら、あとから白いクリーム(?)があふれてきた。


食べた感想は、なんとなくコーラっぽい味はしたが、コーラフロートではなかったかな。

その後、立川駅改札付近には、似たような商品を売る別会社も出店したが、私はあえて買わなかった。
それから数ヶ月後、私が待ち望んでいたiroHa大福のブースが、立川駅に再登場!
季節は夏になっており、上着はなくポケットでは持ち帰れないので、専用の箱に入れてもらった。


確か、6個以上の購入で箱代無料だったはず。どれも、派手な色の商品ばかりだね。


右上から時計回りで、「マスカット」、「クリームソーダ」、「檸檬」(レモン)、「北海道メロン」、「カスタード」、
最後のグリーンは「シークヮーサー」。ほぼ同色の檸檬とカスタードは逆かもしれない。

檸檬は、さっきのいちごみるくorいちごミルクと同様、HPの表記に沿った。


中身の写真はナシ。半年前のことだから覚えてないが、メンドくさかったんだろうね。
レモン由来のほどよい酸味と餡の甘味が合わさり、味自体はよかった記憶がある。
こちらは、食べてる途中で、意外なウマさに驚き、撮影する気になった「マスカット」。


白餡+マスカットフレーバーは、レモン以上に甘味と酸味のバランスがよく、結構気に入った。
こちらはシークヮーサー。ひょっとしたら、小さい「ワ」を入力するのは、人生初かも。


グリーンは好きな色なので選んだのだが、シークヮーサーの果汁って黄色じゃなかったけ?
関係ないけど、「鳩サブレー」の缶は、作業台や食卓、さらには金庫にもなるし、便利でイイネ!
こちらも、中身を撮る気はなかったが、食べてる最中にポロっと飛び出たので、急遽撮影。


派手な色とは対照的に、あまり酸っぱくない穏やかなテイストだった気がする。

以上、いろいろと食べてきたが、私個人のiroHa大福ベスト3を決めるとすれば、
1位 マスカット 2位 北海道メロン 3位 檸檬になるかな。
実は私、アンコかそれほど好きではないので、甘さを中和する酸味含みの大福が好きなのかもしれない。
北海道メロンは、アンコの甘さを超えてくる甘さと香りが気にいった。
なお、味のレパートリーは季節や販売場所によって変わるそうなので、今回紹介した大福は、常時あるとは限らないので。
反対に、まだまだ未知の味もあるわけで。可能ならばすべて食べてみて、改めてベスト10などを発表してみたい。
HPを見たら、現在は「コーンポタージュ」味もあったりする。それは気になる!

この半年ばかり、私が気付かなかったのかもしれないが、立川駅付近の出店を見ていない。
お手頃価格でお土産にも喜ばれそうな、iroHa大福さんの再出店を期待したい。
ただ、さっきも記したように、1個あたりのカロリーは意外と高いから、メタボ親父としては注意しなくては(苦笑)。

注:出店情報はインスタグラムで紹介しているらしいが、私には見ることができない…。
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寒い夜でもバーベキュー 西武園『あらはた』

2022年02月04日 | 定食、食堂
以前は、友人家族や飲み仲間と、川原や専用施設などで、たびたび楽しんだバーベキュー
飲んで喰って酔っぱらって、最後は全員、川原に飛び込んだり落とされたりして、水浸しになったことや、
友人の娘さん(5さい)に、「好き嫌いしちゃダメよ!」なんて叱られたこともあった(笑)。
楽しい思い出の多いBBQだが、この時勢ゆえ、大人数で集まっての会食は、なかなか開催しづらい。
そんなワケで、昨年12月には、友人とふたりだけでバーべーキュー場を訪問。
場所は所沢市荒幡。最寄り駅は、西武線の西武園、下山口、西所沢になるが、どの駅からもそこそこ遠い。
夜18時に現地集合することにして、所沢在住の友人は西所沢駅から、私は西武園駅から徒歩で向かった。
駅の改札を出て、目の前の広い通路を直進すれば、いつもの(苦笑)西武園競輪場に到着するが、
この日は、右脇の細い通路を抜けて車道に出る。西武園駅にこんな通路があるなんて、初めて知ったぞ。

車道を20分ほど歩くと、暗闇の先にぼんやりと、看板らしき照明が浮かんでくる。
冬の寒い夜でもBBQが可能な施設、それが『あらはた』である。

※所々、電球が灯ってないのはご愛敬

看板の先には施設がある。画像ではわかりづらいが、夜間でも目立つイエローの建物。


庭には瀟洒な(?)白いイスとテーブルもあるが、ここは客席ではない様子。


こちらが店内の様子。バーキュー場なのにお座敷とは、明らかに和の装い…と、


今まで隠していたが、ここは屋号こそ『バーベキューあらはた』だが、実際は焼肉屋である。
ただし、焼肉屋にしてはメニューが豊富であり、むしろ「家族向け食堂」という印象も。
以下でメニュー写真を記載する。まずはメインの「焼肉の部」。


500円の「タン焼き」から2500円の「サーロインステーキ」、3点盛りセットまで、いろいろ揃っている。
焼肉の続き。「スープ」や「ビビンバ」に混ざり、通常の焼肉屋にはない「手作り釜飯」もある。


さらに、「ラーメン」「餃子」に「居酒屋メニュー」も。冷麺だけでなくラーメン、しかも種類豊富。

※再訪時は、「こってりチャーシューメン」が消えていた

噂によると、こちらの店主は、あの『ラーメン二郎』の創業者から料理を教わった経験があるとか。
ただし、ここで提供しているラーメンは、二郎ほどバカ盛り&ギトギトではない。
最後に「お飲み物」。車での来店客が多そうな場所だが、BBQ施設なので(?)アルコール類が充実している。


友人はビールが苦手なので、いきなり焼酎「眞露ボトル」2000円を注文し、ボトル用烏龍茶(300×2?)円に、氷と水を追加。
料理は、肉を中心にいろいろ頼んだが、一番先に出てきたのが、「ママさんの手作り餃子」410円。


焼き置きを温めたのかと思うくらい素早い提供で、一部焦げてはいるが、味自体はよかった。
焼肉類で最初に来たのは、「カルビ」920円&「USピリ辛カルビ」800円。「上」や「特選」は自重(笑)。


卓上の鉄板は、おばちゃん店員が設定した火力が強かったため、あわてて裏返し、どんどん食べていく。


その他に頼んだ肉は、「厚切りハラミ」1150円に、


「シロコロホルモン」730円、


「にんにく塩ハラミ」970円。これはさすがに、にんにく盛り過ぎでは!?


写真はないけど、カルビをお替わりし、普通の「ハラミ」920円も頼んでいた。
私も友人もいいトシなので、「最初にタン塩などあっさりしたモノを頼み、徐々に濃い味の肉を…」なんてやっていると、
すぐ満腹になってしまうので、その前に好物のカルビやハラミをガツガツと食べる。
いいトシだからこそ、あっさりした肉を選ぶべきでは…なんて批判は受け付けない。
肝心の味については、『牛角』などの廉価チェーンよりは、肉質もいいしウマいと思う。
ただ個人的には、私の母校である分倍河原の『ホルモン大学』の方が好きかな。

この日のシメとして(?)、「厚切りベーコン」670円と「ニンニク焼き」350円も追加。


火力の弱い、鉄板の端でじっくり焼いたつもりだったが、端の部分も熱かったため、少し焦がしてしまった。


こちらで焼き物を頼むときは、火力に注意を払っていただきたい。

焼き物以外では、「牛すじの煮込み」430円もオーダー。スジ肉はもちろん、人参も柔らかく煮込まれている。


旨味がじんわりと出ており、値段以上の価値あり! 個人的には、焼肉類より気に入った。
ここまで肉の画像ばかりだが、一応野菜も食べている。私の好きな「サンチュー」は440円。添付の肉味噌もイケる。


さっきのにんにくも含め、野菜は各350円。友人は下記の「ネギ」の他、「玉ネギ」も頼んでいた。


ニンニクとネギ類のお陰で、血液サラサラだろう。その前にギトギトの肉を喰っているが。
さらにマズいことに、この日は私も友人もベロベロ状態に。眞露を2本空けたからね。
食後は、所沢駅方面まで徒歩で移動し、カラオケ店で2時間半、おっさん同士で熱唱。
友人は記憶をなくし、私は終電を逃した(泣)。

会計時、次回割引券をいただいた。17000円ほど支払ったとはいえ、千円分とはずいぶん太っ腹なサービスだ。


使用期限は令和4年1月末まで。せっかくなので、期限ギリギリにひとりで再訪した。
「まん防」が始まったので、お店に向かう前に電話して、営業しているか確認したところ、
営業はしているが、現在は21時閉店で、しかも酒類提供をやめていると聞かされた。残念だが仕方ない。
既出した豊富なメニューの中から、試したい料理がいくつかあったので、食事だけさせてもらう。
注文したのは、“おすすめ”餃子の「チーズ餃子」と、(男性に人気)と記されていた「とんかつラーメン」。
壁に貼ってあった「最高のカツカレー」も気になったが、メニューに載っていないので、ラーメンにしておいた。


料理が完成するまで、お店奥に設置されている図書コーナーの漫画を読ませていただく。


本来は、家族客のお子さん用だと思われるが、おっさんの私も利用。初めて読んだ、「東京喰種」という漫画が面白かった。
しばらくすると、チーズ餃子420円が完成。一般的な餃子を押しつぶしたような形状だ。


1人前5個(5枚?)と、チーズが入る分、普通の餃子より1個少ない。平べったいのでピザみたいだった。
続いて、とんかつラーメン950円が登場。毎度毎度、ヘタな写真で申しわけないが、かなりのボリューム。


横からのアングルを見ていただければ、丼のデカさがわかっていただけるはず。さすがはラーメン二郎の弟子(?)だ。


メニューには記載されていなかったが、スープは味噌味。とんかつ以外の具材は、モヤシ、メンマ、ネギ。
お店自慢の「手もみ麺」は、モチっとした歯触りで味噌スープとの相性も良く、なかなか美味しい。


とんかつは、全体にスープがかかっていて、コロモの歯触りはイマイチだが、なかなか分厚く上等なカツだと思う。


とんかつ定食として食べた方がウマそうだが(笑)、味噌ラーメンとのコラボも、パイコー(排骨)麺みたいで悪くはない。
焼肉店がついでにやっているラーメンかと思いきや、専門店に劣らないクオリティであった。

デザートとして、(自家製)「フルーツ杏仁」600円を食べたかったのだが、杏仁が品切れとのこと。


「じゃ、じゃあこれをください…」と私が指差したのは「昔ながらのパフェ」800円であった。
札幌あたりでは、「飲んだシメにパフェ」が主流になってると聞いたが、東京(ここは埼玉だが)ではまだ、
高く派手に盛りつけられたパフェを、おっさんのひとり客が食べるのは、勇気が必要である。
しばらくすると、おばちゃんが「気持ち悪い客だわ…」と警戒しながら(推定、でもたぶん当たっている)、パフェを運んできた。


商品名は「昔ながらの」だが、こんなウマそうなパフェ、ガキの頃は食べたことない。頼んでよかった!
上からのアングルはこちら。個人的には、苦手なキウイの代わりにマスカットが「緑色担当」なのが嬉しい。


フルーツはマスカット、バナナ、イチゴの他、缶詰のモモやパインも入っていた。
あとはバニラアイスに生クリームにコーンフレークなど。甘い、ウマい、たまらん、と食べ進めていく。
近くに座っていた、ヤンキー風カップルがあざ笑う中(推定、でもたぶん当たっている)、すべて食べ切った。
周囲の方を不快にさせたかもしれないが、私は甘いモノが好きなんだ! 許しておくれ。

レジの前には「おかげさまで40周年」のような貼紙があった、あらはたさん。
繁華街から離れた、アクセスは良好とはいえない場所ながら、これだけ根強い人気を誇っているのは、
友人いわく「近くに墓地があるから、墓参りの家族客がよく利用する」とのことだが、
私自身は、豊富なメニューとそれらを生み出し続ける、店員さんたちの創意工夫の賜物だと思っている。
温かい季節に炎天下の屋外で、汗をかきながら楽しむバーベキューもいいけれど、
冬の寒い夜でも温かな室内で、豊富なメニューで飲み食いする、あらはた式バーベキューも悪くないよ。



バーベキューあらはた
埼玉県所沢市大字荒幡433-1
西武線西武園駅から徒歩約19分、下山口や西所沢はもう少し近いと思う
所沢駅へは、酔っていたので1時間近くかかったが、シラフなら35分くらいか
営業時間 11時半~14時半、17時~22時 各ラストオーダーは30分前 現在は20時閉店
定休日 月曜(祝祭日は営業し、翌日の火曜が休み)
※ランチタイムはメニューが異なるようです
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不本意ながら、昨秋の準決勝を振り返る -日大三高野球部2022-

2022年02月02日 | 高校野球
拙ブログの「アクセス解析」では、読者がどんな経緯で、このページに来たのかが表示される。
飲食店の屋号やメニュー名で検索しているうちに、たまたまアクセスしちゃった方が多いようだが、
最近、ひとりなのか複数名なのか不明だが、「日大三 野球不振」で検索・閲覧している方がいる。
このブログ名は「明るく正しく強いブログ」であり、日大三高野球部の不振を糾弾する場ではないので(笑)、
次回からは「明るく正しく強い ブログ」などで検索するか、ブックマークに加えていただけたら幸いだ。

だが、昨年の高校野球秋季都大会・準決勝の結果については、糾弾したくなる気持ちはよくわかる。
私も現実を直視できず、あの日の夜は泥酔し、下記画像の「のび太君」のような状態になった(苦笑)。

(C)藤子・F・不二雄 (C)小学館

翌日からは、「あの試合はなかったことにしよう…」と、自分の記憶から消し去ろうともしたが、
勝利を喜び称えるだけでなく、敗戦を受け止め、選手たちと一緒に悲しむのが真のファンだと思うので、
不本意ではあるが今回、あの日の惨劇について、振り返ってみることにした。

準々決勝では、優勝候補の筆頭だったらしい東海大菅生と対戦し、8-7で撃破した我が母校。


「三高はやっぱり強い! これで来春の選抜甲子園は当確だろう!」と、私は浮かれていた。
準決勝の相手は、夏大会の準決勝でも対戦し、苦杯を舐めた国学院久我山。
「同じ相手に連敗はしねえだろ」という、根拠のない私の予想は覆され、完膚なきまでに叩きのめされたのである。

秋季東京都大会 準決勝 神宮球場
日大三3-14国学院久我山  ※5回コールド


わざわざ赤字表記にしたけど、まさかの5回コールド負け、である。
5回で勝った試合は、過去に何度も立ち会ってきたが、5回で負ける三高を観たのは初めて。
試合終了直後、怒りなのかショックなのか定かではないが、身体が震えたのを覚えている。

常連観戦者たちに、「5回コールドって、三高史上初ですか?」とたずねたところ、「確かに記憶にない」との返答。
帰宅後、調べてみたところ、平成6(1994)年の春季都大会準々決勝で、堀越に0-14の5回コールドで負けていた。
そして、翌年の春季都大会でも初戦で、岩倉に2-12で敗退。ただ、何回で負けたのかは不明。
まだインターネットが普及していない時代の大会ゆえ、検索してもわからないまま。
そのうち、「日本大学第三高等学校野球倶楽部七十年史-それぞれの甲子園-」という書籍があり、
世田谷区の粕谷図書館に、保存されていることを知り、立川市からわざわざ借りに行った。
以前紹介した、千歳烏山の『世田谷餃子』は、この図書館の帰りに寄ったのである。

貴重な写真や証言などが満載の資料集であったが、平成7年の岩倉戦については、スコアしか載っておらず…。


なお、この資料集は、どこにも値段が記されていない。非売品だったのかな?


とりあえず、昨秋の5回コールド負けは、堀越戦以来「27年ぶりの屈辱」ということにしておく。
※岩倉戦の詳細を知っている方、よろしかったらコメントをお寄せください

試合に戻るが、三高の敗因はおそらく、下記の3点であろう。
1. エース矢後のデキが良くなかった
2. 矢後以外に投手がいなかった、作ろうとしなかった
3. 試合途中で選手たちの心が折れた


三高はこの試合まで、背番号1の矢後が、ほぼひとりで投げ切っていた。
制球力があり、最高球速は140ちょい。欠点が少ない好投手ではあるが、「絶対的エース」の域には達していない。
久我山戦ではその矢後が、初回から珍しく四球を出し、タイムリーを浴びていきなり2失点。
2回にも死球のあと、不運な内野安打などで3失点し、さらに四球を出したところで交代。
ボールが先行し、普段より調子が悪いのは明白であり、2回降板の判断は、決して間違いではない。

だがしかし、三高には矢後しか投手がいないのである。
代わって登板したのは、1回戦で先発し、5回まで投げて無失点だった、背番号19の1年生安田。
個人的な印象では、安田はスピードもコントロールも変化球の切れも、すべての面で矢後に見劣る。
精神面など、投球以外のことは不明だが、矢後をKOした久我山打線を抑えられるはずもなく、案の定9失点。
無論、控えの投手は他にもいた。背番号10のサウスポー松藤に、背番号11、身長190センチの1年生針金。
秘密兵器との噂もあった両者だが、秋季大会では最後まで出番がなく、試合中の投球練習もほとんどしていない。
東海大菅生戦以外は、点差も離れていたし、テスト登板させる機会はいくらでもあった。
負傷などの理由で投げられないのならば、ベンチからはずし、他の選手にチャンスを与えるべきだし、
そうではなかったとしても、エースに次ぐ背番号である、10と11を彼らに背負わせたのは不可解だ。
結局、矢後の降板は格闘技でのタオル投入=三高の降参を意味した…は言い過ぎか。
試合終了まで、拍手と声援を送り続けた私だったが、実は2回表の時点で、勝利をあきらめていた。

私だけでなく、選手たちも心が折れたのか、凡プレイがいくつか見受けられた。
長時間続く久我山の攻撃にも、内野陣は声を出して投手を鼓舞することなく、黙ってうつむくのみ。
そんな無気力状態で、打球を捕れるワケがない。案の定エラーが飛び出したが、その選手は反省するどころか、
「こんな試合、早く終わんねえかな」と言わんばかりの不貞腐れた表情を見せていた。
序盤からずっと劣勢で、エースは降板し、打線は繋がらず、点差は開く一方で、勝利への意欲を失った様子。
試合途中であきらめるのは、我が母校野球部の悪しき伝統(?)とはいえ、いつ見ても腹が立つ。

腹が立ったといえば、4回裏の三高の攻撃。内野ゴロの送球が遅れて一塁セーフ、という場面があったが、
あれは間違いなくアウトであり、劣勢の三高に対する、一塁塁審の忖度に思えた。
相手に有利な判定は何度も目にしてきたが、三高がひいきされるケースは珍しい。
もちろん、全然うれしくなかったし、むしろ、審判に同情されているようで悔しかった。
ちなみにその一塁走者は、直後に牽制球でアウトになり、とっととベンチへ退いた(苦笑)。

こうして、11点差で負けるという、日大三高野球史に残る屈辱を味わった、秋大会の準決勝。
下記画像は、相手の校歌演奏中、ベンチ前で待機させされている三高の選手・関係者。


どうか選手たちは、この日の悔しさを忘れず練習に励み、次回こそは久我山を倒してもらいたい。
小倉監督は、秋大会が開幕したときから、「来年はいいチームになる」と語っていた。
ということは、秋大会は最初から勝つ気がなかった、のではないだろうが、
準決勝敗退も想定内だったのかも。とはいえ、5回コールドはさすがにアカンやろ(怒)。

勝った久我山は、決勝戦でも二松学舎を逆転サヨナラで破り、秋季都大会3度目の優勝。
ちなみに過去2回は、翌年夏の西東京予選で敗れ、春夏連続の甲子園出場は叶わず。
2回とも、破った高校は日大三であった。今度の夏も期待したい。
3月頃には、コロナ感染者も急減し、練習試合の観戦も可能になるのでは、と予想している。
久々に三高グラウンドへ足を運び、マスク越しでもいいから、選手に激励の声を送りたいものである。

最後に、他地区のことだけど、東海地区の選考、あれはひどい!
この問題を解決するには、甲子園が開幕する前に大垣日大側から、聖隷クリストファー側に練習試合を申し込み、
「ウチが負けたら、その場で辞退します」とでも約束し、真剣勝負をするしかない気がする。
とにかくこのままじゃ、聖隷クリストファーは当然だが、大垣日大も悪役扱いされそうで、どっちも気の毒だよ。
コメント (2)
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