明るく正しく強いブログ

朝昼晩、時間を問わず飲んで喰って面白おかしく過ごす人生を歩みたいです。※旧名「日が沈む前に飲む酒はウマい」

2025年初○○ -飲食店ばんざい-

2025年01月29日 | 飲食店まとめ
新年最初に利用した飲食店を発表する、恒例の【初○○】シリーズ。前年分をチェックすると、以前の分もたどっていける。
前もって、日野の『大餃子はんじゃ』、豚骨ラーメンの国分寺『木村亭』、洋食&寿司の東所沢『鮨みつ』など、
元日から営業しているお店をリストアップしていたのだが、12月30日の競輪グランプリで、寒空の下をうろついていたためか、
その日の夜に風邪をひき、年始は自宅にこもるハメに。グランプリが的中し、あぶく銭を得てバチが当たったのかも。

三が日はほぼ外出せず、ようやく体調が戻り、新年初めて出かけた飲食店が、荻窪の『グレートスコット!』。25年初の居酒屋・バーにもなる。
いつものように、「モリンガハイ」のラージを注文したのだが、こちらはただでさえ焼酎濃いめなのに、
体調不良で、約1週間酒を抜いた状態で飲んだため、早々と酩酊&退散。なので当日の写真がないので、
昨年のクリスマス訪問時に撮影した、「カンパリオレンジ」と「モリンガ茶」のラージと、

※一応、クリスマスカラーである

今年2度目の訪問時に注文した、日替わりメニューの「野菜と肉豆腐の白湯スープ煮込み」(商品名うろ覚え)の画像を掲載。


グレスコさんは近年、定休日の月曜は、オーナーの知人である板前さんが店主となり、寿司などの魚介メニューを提供している。
普段とは違うおツマミで、評判も上々のようだが、板前さんが作る焼酎割りも、やっぱり濃いらしい(笑)。

続いては、最寄り駅は国分寺だが住所は府中市になる。居酒屋の『それはそれ』で、新年初餃子
自家製ジャンボ餃子から、皮が白い「オリジナル」と、緑色の「にんにく丸ごと」を2個ずつ注文。 ※一人前は4個


ひと口かじれば、旨味たっぷりのスープが飛び出し、緑の餃子からは、青森産にんにくがゴロッとこぼれる。


ウマかったので即たいらげ、黄色い「カレーチーズ」と、再びにんにく餃子を2個ずつ追加した。


店主からは近隣の飲食店情報を教えていただき、そのうちの数店舗は既に訪問済み。それらのお店も、拙ブログで紹介していきたい。

新年初うどんは、これまた行きつけのお店である、吉祥寺の『うどん白石』
まずは、熱々の「鶏天」と、「うカロニサラダ」+「味玉」で瓶ビールを飲み、


シメには、期間限定メニュー「年明けうどん」を注文。


赤い海老天と人参に、白いお餅とうどん、そして紅白のナルトとお麩を添える、正月らしい華やかなうどんである。
アンパンマンが描かれたナルトと、昆布加工会社に特注した、お店イメージキャラ・どんちゃん型の昆布が愛らしい。


初訪問から8年たったが、個人的には現在も、うどん白石が一番好きなうどん店である。

うどんの次は新年初ラーメン。今年は一橋学園『なにや』で、基本メニューの「中国麺」を中盛で注文。
実は、店内での飲食は久々なのだが、理由は、店主がサービスしてくれるのが申しわけないから、である。


たとえば上記中国麺は、通常よりチャーシューが3枚多く5枚になり、ブロッコリーが2個加わり、
さらに新メニュー「大根ラーメン」のメイン具材と思われる、茶色く煮込まれた大根まで入っているではないか。
中盛は「麺が1.5玉」、つまり、お店特製の翡翠麺が50%増量なのだが、具材まで増やしてもらい、感謝感激。


この日も当然、絶品チャーシューを1本お持ち帰り。価格は時価で、最近は100グラム380~400円前後。
画像は後述するが、ここより美味しいチャーシューを、私は知らない

なにや退店後は、同じく一橋学園が最寄り駅の『ナイトー洋菓子店』で、新年初スイーツを購入。
ブログアップした23年8月から、少しだけ値上げしたようだが、それでも昭和価格を維持している。


接客担当のお母さんも相変わらずお元気で、購入額がわずかでも、いつものように丁寧に包装し、紙袋に入れてくれる。
帰宅後、箱をくくったヒモに、次回50円引き券も挟んであった。ささやかだが嬉しいサービスだ。


この日購入したのは、母親の好きな「プリン」と「アップルパイ」に、珍しい「プリンコーヒーゼリー」。


名前のとおり、プリンとコーヒーゼリーの双方が味わえるデザートで、なにやチャーシューと一緒に撮影。


こちらのプリンは、お土産として買うことも多いが、「素朴で美味しい」と好評を得ている。

プリンの次は新年初洋食。オムライスのチェーン店『ラケル』のグランデュオ立川店。
グランデュオというのは、以前紹介した『陳建一麻婆豆腐店』もある、立川駅直結の商業施設だ。
実は私、若い頃からラケルの隠れファンである。隠れファンの理由は当然、女性客が多くアウェイ感があるので(苦笑)。
この日の注文は、「包餡ハンバーグオムライス デミグラスソース添え」と、


個人的に、オムライスより大好きな「濃厚コラーゲンコーンスープ」を追加。


久しぶりに食べたが、ハンバーグもオムライスも、そしてスープも美味しかった。
立川駅周辺のチェーン飲食店では、接客に不満を抱くことの多い私だが、こちらは特に問題もなかった。さすがはラケル。

新年初カレーは、数日前に投稿した、地元立川の『ごんにんごん』の「カツカレー」だったが、


こちらはお弁当屋さんなので、店内で食べたのは、ラケルのオムライス内のカレーピラフが最初になる。


カレーピラフとカレーは別物だろう、という突っ込みも入りそうだし、私自身もそう思うので、
聖蹟桜ヶ丘の居酒屋『三太』で食べた、「じっくり出汁をとった鶏出汁チキンカレー」のライス抜きを、25年初カレーに認定。
鶏肉を、レンコンや玉ねぎと一緒に煮込んだもので、最初に玉ねぎの甘さ、その後ピリピリと絡みが押し寄せ、お酒がススム。


三太では、週末限定でカレーを提供しているが、味は毎週異なり、前の週は「ポークビンダルーカレー」であった。

新年初食堂は、立川市の新奥多摩街道沿いにある『ふじみ食堂』へ。
まずは、「しょうが焼き」をツマミに瓶ビールを飲む。以前頼んだ「焼肉」と同様、お肉だけのタイプだ。


生姜焼きは、玉ねぎなどの野菜が混ざるタイプもあるが、私は肉オンリーの方が好きかな。
シメのお食事は、「五目チャーハン」をチョイス。普通の「チャーハン」に+100円で、カニやシイタケなどが加わる。


残ったお肉を盛り付け、さらに五目感が増したところで、ガツガツと食べ切った。


ふじみ食堂は一昨年、めでたく創業60周年を迎えた。その頃訪問したとき、お店特製の記念トートバッグをいただいた。


「60YEARS」「established -1963-」などと、お店の雰囲気とは異なり(失礼)、横文字が多いデザインである。
それ以降、こちらのお店に来る際は必ずバッグを持参し、帰りに近くのスーパーで買い物をしている。

新年初の中華も、ふじみ食堂の五目チャーハンになるが、
中華食堂としては、ラケルと同様、このブログでは初登場の北府中『大楽フーチン』に訪問し、
写真の「唐揚げ丼」を食べたので、こちらを新年初丼ものに認定。


横アングルも撮影。牛丼チェーンの並盛丼と同等か、ちょっと大きいくらいか。


唐揚げは、コロモが柔らかいタイプの普通サイズが5個。マヨネーズ付きがありがたいね。


ここ大楽フーチンも、以前からチェックしていた府中市の個人店であり、近いうちに紹介する予定である。

元々は、コロナ禍により営業自粛などで苦しんでいた、飲食店を応援するための企画だったが、
以降も、原材料など各種経費の高騰により、ツラい立場を強いられているお店も少なくないようだ。
私自身も、長年の金欠から抜け出せない状況だが(←自業自得)、外食や飲酒などで、微力ながらお店に協力できれば幸いである。
飲食店及び関係者の皆さん、今年もよろしくお願いします!
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寒くはないのに震えた -日大三高野球部2025-

2025年01月26日 | 高校野球
1月24日、「春の甲子園」とも称される、選抜高校野球大会に出場する、32チームが発表された。
神奈川の横浜高校が、秋の神宮大会で優勝し、関東・東京は出場枠が1増え、計7校になり、
東京からは予想どおり、秋の都大会優勝校の二松学舎大附と、同準優勝の早稲田実業が選出された。
我が母校日大三は、ベスト8で敗退したため、今年も候補には上がっておらず。
正直、秋大会の敗戦には慣れてしまった私だが、それでもやっぱり腹が立つ。
前回の高校野球ブログでは、秋大会2回戦までをリポートしたので、その続きとなる3回戦=ベスト16からの2試合について語る。
書き始めたのが24日で、当日中に書き終えるつもりだったのだが、
振り返っているうちにだんだんムカついてきて、途中で飲みに行ったりしたので、投稿が今日になってしまった。

前回のおさらいとして、25年度チームの主な特徴を記載。
○例年同様、打撃主体のチームで下位打線でも長打が飛び出す。足を絡めた攻撃は少なく、フライや残塁が多いのも例年どおり。
○投手は背番号1の川上に、10近藤、11山口の右投手3名が主軸。左腕も18の細谷がいる。
○公式戦4試合でノーエラーだが、試合前練習や試合でのプレイを見た限り、これまた例年どおり、守備力もたいしたことはなさそう。
私の推し選手は、彼が登板するとチームに流れがくる、2年生投手の近藤と、1年生ながら99kgの巨漢で四番を打つ田中(諒)。

なお、2回戦の錦城戦は、背番号1の川上が、試合前だけでなく試合中も、まったく投球練習をしなかった。
3年前の矢後、昨年秋の谷亀もそうだったので、「またエースが故障か」と落胆したのだが、
3回戦の試合前練習では、元気な姿を見せてくれたのでひと安心。ただし、川上は結局、1回戦の日大鶴ヶ丘線以降は先発を任されず。


試合に出られないような大ケガではなさそうだが、何かあったのだろう。

3回戦の相手は駿台学園。先発投手は背番号10の左腕。三高は秋の本大会、3試合連続で左投手との対戦だ。
ただし、それほどスゴイ投手ではなく、3回に降板させると、後続の投手も四球や安打や失策があり大量失点。
三高は山口が先発し、6回1失点(自責点0)と試合を作り、7回は近藤がリリーフし、危なげなくコールド勝ち。
秋季東京都大会3回戦 日大三10-1駿台学園


試合後の挨拶。駿台学園は、付属中学の軟式野球部は強豪だが、部員は内部進学はせず、別の強豪校に進学してしまうらしい。


なお、4試合無失策だった守備陣は、初回の相手先頭打者のゴロをいきなりトンネル(嘆)。
スコアボードのEが3と、この試合だけで3エラー。やはり、前回ブログで「堅守」(笑)と、カッコワライを付けて正解だった。

迎えた準々決勝。相手は昨年の秋大会で、8-15と8回コールド負けを屈した二松学舎。
スコアを先に報告すると、秋季東京都大会準々決勝 日大三1-8二松学舎大附


三高野球部史に残る、同じ対戦相手に2年連続のコールド負けである。
蛇足ながら、コールドゲームとは、雨天など何らかの理由があって、責任審判によって試合の終了が宣告された試合のことで、
私はガキの頃、cold gameだと思い込んでいたが、正しくは、宣告された試合→called gameとなる。
もっとも、私にとってこの敗戦は、凍てつく寒さに震えるかのごとく、怒りで震撼したcold gameであった。

二松学舎の先発は、またまた左腕の甲斐。背番号は9で公式戦初登板らしい。
私の目には、球速は120キロ程度で、特に鋭い変化球もなく、フォームも変則的ではない、いたって普通の投手に見えたので、
左腕を苦手とする(?)三高相手の奇襲起用かと思っていた。打順も、投手では珍しい二番だったし。
それでも、三高自慢の強力打線は打ちあぐね、バットには当てるものの、フライアウトの山を築く。

一方の二松学舎は、三高の先発山口に対し、フライではなく内野ゴロを放っていくと、
それが幸運なイレギュラーでのヒット(エラーっぽいのもあったが)になり、その走者が得点に繋がってしまう。
もうひとつ、この日三高は4個の死球を与えたが、中には、打者がよけずに身体をひねっただけに見えた投球もあった。
アンフェアなプレイだが、当たってでも塁に出る! という気迫を、球審も認めたのかもしれない。認めちゃアカンのだが。

不運な内野安打や死球により、山口は、毎回のようにピンチを迎えながらも1失点に抑えていたが、
5回に一死満塁のピンチを迎え、ラッキーボーイの近藤に交代。ところが、彼も押し出し四球で2点目を与えてしまう。
その裏三高は無得点。新チーム結成以来、初めて近藤の登板直後に得点が奪えなかった。
それでも、6回裏に三高が1点を返し、反撃ムードで迎えた7回表。
先頭打者死球、バントで二塁に進むと、ヒットとパスボールで3点目。その後も近藤が打ち込まれ、
さらに2点を失い、一死満塁となったところで、最近二試合で出番がなかった川上に交代。
さっき語ったように、本調子ではない予想される川上は、最初の打者に走者一掃の右越三塁打を浴び、7点差に。
7回裏の攻撃は、走者を出したが無得点に終わり、1-8で7回コールド負け。

二松学舎の甲斐は、三高相手に7回1失点の完投勝利を収めたが、なぜ打てなかったのか、今でも理由がわからない。
本当に好投手だったら、その後の試合でも起用するはずだが、結局、都大会も神宮大会でも、彼の登板機会はなかった。
最初の印象どおり、平凡な投手だったはずだし、私だけでなく三高ベンチも、「いつでも打てる」と侮ってしまったのか。
序盤、無策にポンポンと打ち上げたことで、気分良く投げさせてしまい、逆に三高打線は、焦りで余計な力が入ったかも。
結局、最後まで三振はひとつもなく、5回以降はようやくゴロを放つようになったが、時すでに遅し。
守りでは、イレギュラーの内野ゴロと死球判定は、これはもう不運だったとしか書きようがない。
ただ、死球過多により、内角攻めを避けざるを得なくなり、外角に集中したボールを狙い打たれた可能性はある。
結果的には完敗ではあったが、怠慢プレイがあったわけでもないし、選手たちを責める気はない。

それでも、繰り返しになるが、三高はコールドで敗れ去ったのである。
近年は、夏大会に照準を合わしているとはいえ、秋の都大会では、直近4年間で3度の屈辱である。
高校野球で、【全国区の名門校】が何校あるのかは、人によって意見が分かれるだろうが、
20世紀に春のセンバツで優勝、21世紀には夏の選手権大会を2度制した、日大三高もそのうちの一校だと私は誇っていたが、
4年間で3度もコールドで負ける高校は、もはや名門と呼べないのではないか。
その3度の敗戦、全試合ベンチにいた唯一の人間、三木監督の責任は大きい。

秋大会でのコメントは見つからなかったが、三木監督は、23年夏の甲子園や、24年夏の西東京決勝での敗戦後、
「選手はよくやった。勝たせてあげられなかった監督の責任です」のような内容の談話を残している。
戦前から甲子園に出ていた伝統校である、日大三高野球部の監督は、相当な重責がある役職と、私は位置づけしている。
少なくとも、オーナーの気まぐれで即交代させられる、楽天イーグルスの監督よりは、よっぽど価値があるだろう。
そんな重責を担う方には、「監督の責任」という自身の発言にも責任を持ってほしい。
口だけで一切責任を取ろうとしない、ダメな政治家と同じでは困るのである。

監督に対しての「責任を取れ」は、当然、退任を求めているのではない。
野球チームだけでなく、企業や組織でも、大きな失敗をしたら、原因の追究と対策の考案に尽力し、二度と失敗しないよう努力をする。
三木監督は、一昨年の二松学舎戦のコールド負けには、とある雑誌のインタビューで
「私にとっても屈辱的な結果」で、「この結果を受け止めて、未来を変えていくしかない」とコメントしたが、
同じ過ちを繰り返さないよう、じゅうぶんな追究及び対策に時間を費やしたのだろうか。

選手たちは、ジュースやお菓子、スマホも夜遊びも禁じられ、日々、野球のトレーニングに没頭している。
それを課している、監督や指導者たちは、部員と同様の努力をしているのか。
私は、三高野球部の寮に入ったこともないし、関係者に取材したこともない。
監督やコーチたちが、マネジメントやコーチングについて学んだり、ライバルチームを研究したりと、
精一杯努力しているのだとしたら、謝罪するしかない。 ※たぶん、ライバルの研究は絶対にしていない
とはいえ、昨年と今年の結果だけを見たら、努力はしていないだろうし、しているとしたら、方法が間違っているはず。

二松学舎戦の試合後、球場内で常連観戦者たちと会話していたとき、たまたま、帰りのバスに乗り込む監督と助監督を見かけた。
大敗後にもかかわらず、関係者らしき方と、薄ら笑いを浮かべて会話しているふたりを見て、悔しさが増幅したのを覚えている。
敗戦後、もし部員が笑顔を見せたら、間違いなく恫喝されるだろうし、ちょっと前の時代ならば(以下自主規制)。
無論、敗戦後でも知人とは普通に会話を交わすのも、立派な大人の対応といえるし、完全否定はできないが…。
ちなみに、前任の小倉監督も、敗戦後に球場から出てきた際は、苦笑いというか柔和な表情を見せたことはあったかもしれないが、
控室では部員たちに対し、厳しい指導(←言葉選んでるよ)を行なっていた時期もあった。 ※夏大会を除く

批判ばかりで重苦しいので、最後にちょっと和むような画像を挿入。もはや手遅れかもしれないが(苦笑)。
八王子球場で行われた、3回戦の帰りに、八王子駅近くの「都まんじゅう」を購入。


1個50円くらいで、まとめて買うと少し安くなる。画像はないけど、中身は白あんだ。


長年、都まんじゅうが店名だと思い込んでいたが、屋号は『つるや製菓』らしい。

都まんじゅうは、八王子名物のひとつだが、三高にとって秋のコールド負けが、名物というか、季節の風物詩にならないことを願う。
不満を述べたが、私は今後も三高野球部を応援するし、公式戦はなるべく、球場で生観戦するつもりだ。
先述の近藤や田中の他、楽しみな選手は多いし、夏の甲子園を狙えるチームだと確信しているので、
春の都大会でも頑張ってほしい。昨年チームが逃した夏のシード権獲得=ベスト16進出が最低のノルマだ。
三木監督やコーチ陣には、選手たちをしっかり鍛え直し、高校野球ファンが「やっぱり三高は強い!」と感嘆し、
私が「失礼なコトを書いて申しわけない!」と謝罪するような、素晴らしいチームを作り上げてほしいものである。
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噂の「ちゃん系」はやっぱりウマかった! 高円寺『ともちんラーメン』

2025年01月22日 | ラーメン、つけ麺など
今から数年前、ネット記事や他人のブログなどで、「ちゃん系」と呼ばれるラーメン店があることを知った。
元祖は、神田の『ちえちゃんラーメン』らしいが、その後は別の場所で、『えっちゃん~』『ひろちゃん~』などと、
提供しているラーメンやメニュー構成はほぼ同じだが、人名というか店名が異なるお店が続々誕生。
この、「○ちゃん+ラーメン」という組み合わせの屋号が、ちゃん系とカテゴライズされる理由らしい。

どのお店も人気があり、関連店はどんどん増え、【ちゃんのれん組合】も発足したが、組合HPを見たところ、店舗の大半は23区内。
私が住む立川市から一番近いのが、高円寺の『ともちんラーメン』。ちゃんではなく「ちん」だが、れっきとした組合加盟店だ。
昨年秋頃、飲んだ帰りに初訪問し、ちゃん系ラーメンを味わってきた。


右側のノレンには、「ともちん」の文字があるが、目立つのはやはり、真っ赤な看板に記された「中華そば」と「もり中華」の文字。
中央の○珍は、店名のともちんを表していると思われるが、どこのお店も、赤い看板と、中華そば&もり中華の文字は共通のようだ。

提供しているラーメンについては、ちゃんのれん組合のXに、下記の投稿があった。


たっぷりスープ、切り立てチャーシュー、中太平打ち多加水麺が特徴のようで、ネットでは「喜多方風」という意見もあった。

続いて、メニューを紹介。店頭の券売機では、まず「初めて」か「2回目以降」かを問われるが、


どちらのボタンを押しても、下記画面に変わる、入店後も、店員さんの対応に変化はなかった。


メニューは、看板に記載された「中華そば」「もり中華」に、「チャーシュー麺」の3種の他、
かけラーメンに該当する「中華そば(ねぎのみ)」や、「上」「特上」「大盛」、あとは「瓶ビール」にトッピング類と、少数精鋭である。
初回は、基本の中華そば850円の食券を購入してから入店。店内はカウンター席のみで、私が着席し満席になった。
先述した「チャーシュー切り立て」に従い、接客担当の店員さんは手が空くたびに、まな板の上でチャーシューを切っていた。


数分後、麺とスープにチャーシューが盛られて、中華そばが提供された。


横アングルがこちら。スープは本当に「縁までなみなみ」で、下の受け皿に少しこぼれている。


さっき掲載した、ちゃんのれん組合のX投稿には、「ラーメンライスの最高峰」と記されてあったが、
ともちんラーメンさんではライスは無料。しかも「おかわりできます」&「おいしい国産米」だ。


ライス希望者は、券売機の下にある白い札を、食券と一緒に渡すのがルールだが、店員さんに直接注文しても対応してくれる。


まずは、あふれそうなスープをレンゲでひと口。薬味のネギが好相性な、しょっぱウマい醤油ベースの清湯スープだ。
続いて麺を啜ると、平打ちの多加水というか、柔らかいピロピロ麺という、私の好きなタイプ。


大小サイズは様々だが、たっぷり入ったチャーシューは、醤油の旨味が凝縮されており、抜群に美味しい。
何度も書いているが、チャーシューは醤油で煮込むのが正義であり、低温調理が主流にならないことを祈る。
チャーシューは、出来立てで温かい状態のものを、切り立てで提供するのが、こちらのお店の規則のようだ。
メンマは、細く茶色いのが数本入っていたが、味の感想は特にナシ。
チャーシューをライスに乗せ、さらにスープやネギも加え、ズズズっとお茶漬けのようにかきこんだら、


「最初よりやや少なめで」とお願いし、2杯目のライスお替わり。


卓上には上記のように、きゅうりのカッパ漬けと、「ンモーッHOT」と記された、私は未使用の辛そうな調味料、
そして、酢、コショウ、唐辛子、刻みニンニクなども用意されている。


コショウとニンニクを入れてみたが、個人的には、ともちんの清湯醤油スープに、ニンニクは不要な印象。


麺と具材、2杯目のライスは当然食べ切り、スープを少しだけ残し「ごちそうさまでした」。
初めてのちゃん系ラーメンだったが、噂どおりのウマさに大満足であった。

既述したように、事前情報では喜多方風と聞いていたが、私自身は、有名チェーン店の『坂内』よりも満足度が高かった。
以前も書いたが、漫画「美味しんぼ」のカキ対決と同様、洗練よりも興奮を求める私には、
ともちんの方が味が濃く、スープもチャーシューも多く、ワイルドな仕上がりで好みなのだ。
そもそも、お替わりOKのご飯付きで850円は、今の時代では破格だろう。しかも、つい最近まで750円だったようだし。

数日後には2度目の訪問を果たし、もうひとつの看板商品である、もり中華1000円をオーダー。


つけスープには、中華そばと同様の具材に、スライスされた茹で玉子と茹でモヤシが加わる。


スープは熱々だが、私の苦手な酸味はなく、中華そばをそのまま、スープと麺に分けたような印象。
例のピロピロ平打ち麺は、茹で後に冷水で締められたことで、さらに舌触りが良くなった。


玉子が半熟ではなく、昔懐かしい完熟なのは、ちゃん系独自の狙いがあるのだろう。


当然のように、今回も無料ライスをいただいている。このミニチャーシュー丼は、私にしてはいいデキ。


今回もハシが止まらず、スープ以外は一気に食べ切った。もり中華もウマい!

ちゃん系ラーメンは、『すごい煮干しラーメン凪』の凪グループが関係しているらしいが、凪のHPには、ちゃん系については触れていない。
凪は、屋号のように煮干しラーメンが有名で支店も多く、居酒屋『ビーフキッチンスタンド』立川店にも、ラーメンを卸していた。

※立川店で食べた「すごい煮干しラーメン」。最近訪問してないので、現在も提供しているかは不明

凪はかつて、立川にも店舗があったが、当時は豚骨ラーメンのお店で、味も良く私も何度か通った。
豚骨ラーメンも煮干しラーメンも美味しく、近年は喜多方というか、ちゃん系ラーメンで話題を集めている。
このように、3種の異なる味で人気を博した凪グループって、実はすごいラーメン店なのでは?
「今頃気付いたのかよ!」と凪ファンに怒られそうなので、この話題はもうおしまい。

ともちんさんにハナシを戻すが、3度目の訪問では、券売機には表示されていない「中華そばの塩味」を注文。
裏メニューなのかもしれないが、中華そばの食券を渡すときに、「塩味で」と伝えれば作ってもらえる。価格は同じ850円。
出てきた塩ラーメンがこちら。スープの色が透明に近いが、塩分はさほど変わらなかった。


今回は「生卵」100円も追加。ライスを付けるのは毎度おなじみ。


この日は、チャーシューを数えてみたところ、全部で13枚。もはやチャーシューメンである。
溶いた生玉子に、すき焼きのようにチャーシューを絡めたり、


永福町系大勝軒で覚えた、麺を付けてから啜ってみたりしたのち、


それらをライスに乗せて、まとめて食べていく。麺が黄色く染まっているのにお気づきだろうか。


と、玉子やライスを楽しんでいるうちに、ラーメンスープの色が、変化しているではないか。


透明だったスープが、画像右奥、退店した客が残した中華そばのスープと、ほぼ同じ色になっている。 
おそらく、チャーシューを煮た醤油ダレが、時間の経過とともにスープに溶け込んだのだろう。
1杯で2種の味を楽しめる、画期的なラーメンかもしれない。まあ実際は、味の変化はそれほどなく、終始しょっぱかった(笑)。
まあ、濃い味が好きな私には、美味しく食べられるレベルだったし、そろそろライスをお替わり…と思いきや、
店員さんたちが閉店準備を始めている。時刻は22時過ぎ。あわてて近くの男性店員に閉店時間をたずねたら、
「22時ですけど、ゆっくりしていってください。ご飯のお替わりも遠慮なく」と、笑顔で返答してくれた。
「あ、そうすか。じゃあライスをもう1杯…」とお願いするほど、私も図々しくない。
すぐにスープ以外をたいらげ、「ごちそうさまです、遅くまですみません!」と謝罪してからお店を出た。

私が帰ったあとも、何人かの客が残っていたし、明らかに、22時過ぎに入店したと思われる客もいたが、
ともちんさんは、平日は22時閉店らしいので、訪問の際はお店の厚意に甘えず、時間は厳守するように!
無論、閉店時間を知らずに入店し、結果的に時間オーバーしてしまった、私自身も反省している。
それにしても、閉店時間が過ぎていてもなお、笑顔でご飯のお替わりを薦めてくれるなんて、素晴らしい店員さんである。
彼のお陰で、ますますこちらのお店のファンになった。

最近は、ちゃん系とは無関係のくせに、似たような外観で似たような商品を提供する、パクリ店も登場しているようだが、
私は、ちゃんのれん組合以外のお店に行くつもりはないし、今後しばらくは、ともちんさんのお世話になると思う。
そういえば、お店に設置されている名刺の裏には、系列店が記載されていたので、最後にその画像を掲載。


高円寺店の開業は2021年らしいが、既に支店が8つもあるとは、人気あるんだねえ。



高円寺 ともちんラーメン
東京都杉並区高円寺北2-21-4
JR高円寺駅北口から徒歩約3分
営業時間 月~金 10時~22時、金は朝5時まで、土日8時~朝5時、日は21時まで
定休日 基本無休だが、たまに休業日や中休みがある
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小鳥ちゃんマークのお弁当屋さん 立川『ごんにんごん』

2025年01月10日 | お弁当
年末に体調を崩し、さらにgooブログの不具合もあり、挨拶が遅れてしまったが、
読者の皆様、あけましておめでとうございます。2025年も拙ブログをよろしくお願いします。

新年一発目は毎年、良店を取り上げているつもりだが、今年は個人的に思い入れの強いお店、『ごんにんごん』を紹介。
こちらは、立川や周辺地域に店舗展開しているお弁当屋さんで、今回のためにカテゴリー「お弁当」を新たに追加した。
創業は昭和57=1982年で、私が初めて利用したのも、この翌年くらいだと思う。


小学生の頃に住んでいた家の近所に、ごんにんごんの支店があり、硬貨を数枚握りしめ、何度かお店に向かったものだった。
無論、同級生にもこちらのお弁当にお世話になった者は多く、当時は『ほっともっと』も『オリジン弁当』もまだなく、
我々が住む地域では、ごんにんごんは『ほっかほっか亭』と並ぶ、弁当店の2トップであった。

さきほどの包装紙を開くと、支店名と電話番号が記載されているが、


上記のうち、1号店であった西立川店が昨年閉店し、東大和店もグーグルでは「閉業」扱いになっている。
私自身が通っていた店舗は、だいぶ前に閉店したので、ここ数年、ごんにんごんさんのお弁当はご無沙汰していた。

閉店した西立川店は、唯一SNSで情報発信をしており、下記画像もお店のXから拝借。


幸せを招きそうな、黄色い外観と小鳥ちゃんマークが、ごんにんごんさんの特徴である。

だいぶ前に語ったが、私は中学卒業後、市外の高校に通い出したため、立川をうろつくことが減少。
その後の数年間は、市内で立ち寄るのはウインズと競輪場(←ダメ人間)、あとはせいぜいコンビニ程度。
気付けば、昔通った駄菓子屋や本屋などはなくなり、飲食店もだいぶ減ってしまっていた。
なので、数年前に中華食堂『銀星』に向かう途中、ごんにんごん西立川店を発見したときは、幼なじみに再会したみたいで嬉しかった。
ただし、銀星で飲み食いしたあとは満腹だし、自宅からはそこそこ距離があり、持ち帰る頃には冷めてしまうため、
西立川店でお弁当を購入したことはなく、そのうち買いに行こう…と考えているうちに、閉店を迎えてしまった。

現存する店舗で、私の自宅から一番近いのは、立川市富士見町の東側にある富士見店。実は、西立川店も同じ富士見町だが、
あちらは青梅線の西立川が最寄り駅で、富士見店は立川駅にやや近く、私の自宅からもお弁当が冷めない距離である。
ただし、こちらは早朝から昼までの営業だったようで、私が店の前を通るときは、いつもシャッターが下りていた。
つい最近、西立川店を引き継ぐ形で、富士見店も夜まで営業するようになり、昨年11月、約40年ぶりにお弁当を購入することができた。

弁当を紹介する前に、こちらのメニュー表を掲載。赤文字と黒文字の2枚があるが、以下でそれぞれ拡大する。


こちらは赤メニューの左側。「タヒチ」から始まり、その後も「アタック」「テキサス」など、一般的には見かけない弁当名が並ぶ。


このネーミングも、昔から続くごんにんごんさんの特徴であるが、私自身は気にしたことがなく、
一番好きだった「アタック弁当」は、アタックする気力が湧いてくるからかな? などと勝手に解釈していた。
続いて赤メニューの右側。こちらは、オーソドックスな商品が多い印象。


黒メニューの左側も紹介。当店最高値の「メガ」は、オカズたっぷりで950円でも納得の構成。


最後に黒の右側。「ナスしょうが焼」は、そこそこ珍しいオカズではないだろうか。


以上、「ハワイ」などの地名シリーズ、「ファイト」「ゴジラ」などの分類不可能シリーズもあったが、
脇にちゃんと(チーズハンバーグ、目玉焼)などと、内容が説明されているので、戸惑うことはないはず。
特筆したいのが、種類の豊富さと、全体的に安価であること。
先述した3大チェーンの価格を調べてみたら、 ※ほっともっととほっかほっか亭は東京、オリジンは関東の価格
もっとも安そうな「のり弁」は、ほっともっと420円、オリジン356円、ほっかほっか亭は480円で、個人経営のごんにんごん350円の勝利。  
他の弁当も、だいたいごんにんごんが最安だったが、オリジンも僅差で健闘。東秀ファンとしては喜ばしい。

無論、こちらのお弁当は、安さだけでなく、味やボリュームでも満足できる。
さっき触れた、ガキの頃から好きだったアタック弁当は、ハンバーグ、えびフライ、しゅうまい、コロッケの4種が入り600円。
ちなみに食べログによると、2年前まで550円、4年前の西立川店(たぶん富士見店と同額)は500円であった。
私が食べた約40年前も、アタック弁当は500円だった記憶があるが、さすがに値上げナシのはずはなく、実際は450円くらいだったのかな?
いずれにしても、40年前は500円でも「高い」とされたラーメンが(※詳細はこちら)、現在は千円の壁を越えつつある中、
オカズ4品で600円という価格のお弁当は、リーズナブルといっていいだろう…
と、いつもどおり前置きが長くなったが、以下で商品画像を掲載していく。
久々に買ったのは、当然アタック弁当で、冒頭の包装紙の中身でもある。


揚げたしゅうまいは小さいが、ハンバーグやえびフライは立派なサイズである。
さらに、ピンクの漬物と煮物だけでなく、主要オカズの下には、少量だがキャベツも敷いてある。


昔は、もっと多かった気がするが、最近はキャベツも高いので仕方がないし、そもそも私は野菜嫌いなので問題なし(笑)。
しゅうまいはひと口で食べてしまったので、中身画像はないが、コロッケは自家製で、ポテトの固まりがゴロゴロと入っている。


ハンバーグは肉々しくジューシーで、えびはプリプリの歯応え。どちらも使い古された表現でゴメン。


ご飯は並盛だと200グラムで、+100円の大盛りは300グラム。並盛だったので、すぐにたいらげてしまった。
久しぶりのごんにんごん、そしてアタック弁当だったが、期待どおりの美味しさであった。

少年時代の私がよく食べていた【ごんにんごんベスト3】は、
①アタック弁当 ②キャプテン弁当 ③カツカレーで、次点はファイト弁当かな。
なので、富士見店2度目の訪問では、「キャプテン弁当」600円を注文。40年前は550円だったと記憶。
さらに下記のオカズ単品から、以前はなかった「あげギョウザ」60円も1個いただく。


こちらがキャプテン弁当&あげギョウザ。餃子は1個だけなのに、わざわざ別容器に分け、醤油も付けてくれた。


キャプテンは焼肉、コロッケ、しゅうまいという構成で、ハンバーグ&えびフライが焼肉に代わった以外は、アタックと一緒である。


記憶が定かではないのだが、ガキの頃はアタックとキャプテンは明らかな違いがあったはずで、
アタック=ハンバーグ、唐揚げ、コロッケ、しゅうまいの4種で、キャプテン=焼肉、えびフライ、しゅうまいの3種だったような。
あと、キャプテンが焼肉メインだったのは間違いないが、タレの味はもっと薄く、そして量が少なかったはずで、
さっきの画像を見ればわかるが、容器の端からタレが漏れてしまっていた(苦笑)。
タレを残すのが惜しいので、焼肉の下のキャベツだけでなく、コロッケやしゅうまいも浸して食べた。


ぎょうざの方は、肉多めの小さめタイプ。しゅうまいと同様、たぶん自家製ではないだろう。


甘じょっばいタレでご飯が進んだので、自宅の冷やご飯も追加し、残さず食べ切った。

年が明け、富士見店には3度目、通算だと推定43度目くらいのごんにんごん訪問。
私が訪問する夕方の時間帯は、いつも男性店員のワンオペ。彼が店長なのか、バイトなのかは不明。
お弁当屋さんにしては店内厨房は広く、いつも忙しそうに駆け回っているため、注文と会計以外の会話はしたことがない。
いつかは、ごんにんごんという屋号の由来を聞いてみたいものである。
ネットでは、「ごんだ姓の方が5人で始めた」説も見受けられたが、真偽は不明だ。

今回はベスト3の一角、「カツカレー」600円を購入。ガキの頃は450円と、五百円玉でお釣りが来たのである。
さらに単品オカズから、「かきあげ」50円、「からあげ」80円、「カニクリームコロッケ」と「しろみフライ」各120円も1個ずつ購入。
こちらがカツカレー。カレー類は「10分ほどお時間いただきます」と店内貼紙に記してあったので、ただ温めるだけではないようだ。


普通のお弁当とは違い、底の深い容器を使用している。


こちらはオカズ4品。ふたつの容器に入っていたが、ひとつにまとめた。


付属の先割れスプーンで、ピンク漬物を取り除き(苦手なので…)、さっそく食べ始める。


こちらのカレーは、かつては業務用ルウを溶いただけのような、イエローのさらさらタイプだったはず。
チープではあったが、家庭や給食では食べられないカレーで、意外と好きだった。具がないので飲むようにスルスル食べられたし(笑)。
現在のごんにんごんカレーは過去とは対照的に、野菜たっぷりの自家製で、ブラウンのもったりとしたタイプ。


じゃがいもや人参が入る家庭的なカレーだが、先述の貼紙では「中辛より辛め」と説明してあり、確かにちょいとピリ辛。
カツは脂身が少なく、やや平凡だったが、カレーと一緒に食べると当然ウマい。
オカズの方は、かきあげは具材は玉ねぎのみだが、たぶん自家製。50円という価格はありがたいよ。
からあげは柔らかめのコロモで、薄い醤油味。こちらも80円なら文句はない。
カニコロッケとしろみフライは、自家製じゃない気がするが、なかなかのクオリティ。120円では相当お得!


この日は、私のあとから来たおっさん客が、弁当は買わずからあげとしゅうまいを5個ずつ注文していたけど、
私もいつか、カニコロとしろみ、さらにからあげやぎょうざなどを大量に買い、自宅で一杯やろうかな。
オカズもカレーに付けたりして、今回もやはり、自宅の冷やメシを追加し、腹一杯になるまで食べてしまった。

以上、ごんにんごんのお弁当3種とオカズを、約40年ぶりに食べてみた。
さすがに、昔の記憶が薄れており、味の比較はできないが、豊富なメニューと安価が維持されていたのは、実にありがたかった。
スーパーやコンビニでは滅多にオカズを買わない私だが、こちらの商品ならば、ビールなど酒類のおつまみとして、喜んで購入したい。
約40年間、ご無沙汰してしまったことを後悔するとともに、ごんにんごんさんとは今後も、末永くお付き合いするつもりだし、
読者の皆さんも、機会があったらぜひ、こちらのお弁当を味わっていただきたい。
営業時間は8時~20時だが、店内貼紙には「8時すぎ」と記してあるので、開店直後の訪問は避けてほしい(笑)。



ごんにんごん 富士見店
東京都立川市富士見町5-4-13
JR立川駅から徒歩約12分、多摩モノレール立川南駅からは約10分
営業時間 8時すぎ~20時
定休日 木曜
※10円玉、100円玉が不足しているようなので、小銭を用意してください
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