今年のプロ野球日本シリーズは、DeNAベイスターズとソフトバンクホークスが対戦。
4勝2敗で下したDeNAが、球団としては26年ぶりの日本一を遂げた。
DeNAの選手、関係者、ファンの皆さん、日本シリーズ制覇おめでとうございます。
最初の2試合が、ソフトの圧勝だったため、当初は第5戦に行く予定だった横浜球場のパブリックビューイングを、
「4連敗で終わってしまう」可能性を考慮し、第4戦に変更した私としては、予想外の結果となった。 ※パブリック~についてはこちら
あとで知ったのだが、第2戦では山川穂高が試合後のインタビューで「牧選手の応援歌が好きです」と発言。
山川に悪気はなかったのだろうが、「相手の応援を楽しむほど余裕があった」と解釈もできるため、一部ファンが批判。
さらに、第3戦の試合前、DeNA先発の東克樹に対し、ソフトの村上隆行コーチが「東よりオリックスの宮城大弥の方が断然いい」と口にした。
どちらの投手の力量が優れているかはさておき(オリックスファンの私は東の方がいいと思う)、
この発言は完全に、相手チームへの敬意を欠いており、大勢の野球ファンと、DeNAの選手たちも反発。
東の快投と、前日の選手ミーティングで檄を飛ばしたとされる、桑原将志の本塁打などで、DeNAが初勝利。
この試合でも、ソフトファンと思われる客の指笛に対し、東が審判に抗議したところ、
球審がアナウンス室に指示し、「投球直前の口笛はご遠慮ください」のような意味の場内放送が流れた。
この場面について、ソフトの小久保裕紀監督が「よくわかんないですね。口笛って笑ってしまいました。みんな大爆笑していました」と発言。
最初は「口笛がどーのこーのって、東はワケわからんこと言ってやがるなと、ベンチのみんなで大爆笑」の意味かと思ったが、
実際は「口笛じゃなくて指笛の間違いだろ、とベンチのみんなで大爆笑」だったらしい。
東を嘲笑したのではないようだが、「言い間違えたアナウンス、及び指示を出した球審をみんなで爆笑」とは、アナウンサーや審判に失礼だし、
「そもそも、真剣勝負の合間にベンチで爆笑とは!」と、先に2勝したからって、チーム全体がたるんでいるのでは? との批判も噴出。
これらの発言で、アンチソフトファンが急増。シリーズの流れも変わってしまった。
私の感想としては、村上コーチの発言は、相手を発奮させ、自身が批判を受ける覚悟があったのならば問題ないと思う。
ボクシングなどの格闘技では、試合前に相手を挑発するのは常識だし、プロスポーツなら、あの程度の発言は許容範囲でしょ。
「相手も強いですが、我々も精一杯頑張りますので、応援よろしくお願いします」のようなコメントは、もう見飽きたよ。
むしろ、山川と小久保の発言の方が、相手を小馬鹿にしているようで、私は不愉快だった。
小久保が審判団を怒らせたかはともかく(偏った判定はなかったけどね)、DeNAが奮起したのは間違いなく、
以降の試合は5-0、7-0、11-2とソフトは3連敗。連続イニング無得点29回という、シリーズ新記録も作ってしまった。
パブリックで観戦した第4戦では、先発したA・ケイに対し「こんなにスゴいピッチャーだったっけ?」と驚いたのだが、
同じことを、A・ジャクソンや中川颯にも思ったし、さらには桑原や戸柱恭孝についても、
「ペナントレースでは、たいしたバッターじゃなかったのに…」と首を傾げたものである。梶原昂希や森敬斗も、普段はもっと打てないぞ。
まあ、かつての日大三(最近はやや迫力不足)のように、バカバカ打ちまくるチームが大好きな私としては、
打撃主体のチームであるDeNAが、小久保が自称する「美しい野球」(笑)を撃破したのは、実に痛快であった。
ここまで文章ばかりだったので、球団の公式ツイッターに投稿された画像を転載。
T・オースティンに田代富雄コーチ、ベイスターズとホエールズ、新旧主砲の2ショットだ。
日本シリーズ制覇を決めた第6戦の試合後、オースティンと筒香嘉智が、田代と抱擁していたのにはグッときたね。
そんなDeNAベイスターズの日本一に対し、シーズン3位のくせに生意気だぞ、との批難がネットで見られた。
とはいえ、DeNAは別にズルしたわけではなく、以前から決まっていたルールにのっとってクライマックスシリーズを勝ち抜き、
日本シリーズでも勝利を重ね、栄光を掴んだだけなので、ケチをつけるのはおかしい。
私が愛する競輪でも、普段は弱いくせにグランプリでうっかり勝っちゃって、賞金王かつMVPに…そんな選手は過去にいくらでもいた。
ただし、3位チームが日本一では、ペナントレースはなんだったの? という感情も理解できる。
私自身も、以前のようにクライマックスシリーズはやらず、リーグ1位同士がそのまま日本シリーズに出る方式を支持しているが、
消化試合が減少し、ファンの関心が持続し入場者の増加が見込めるなどのメリットもあるため、廃止するのも惜しい。
仮に廃止するのならば、現状と同様、最後まで順位争いに興味を持たせる、別の条件を加えるべきだ。
私が提案したいのは、トランプでおなじみ大貧民ルール。 ※大富豪とも呼ばれる
1位のチームは大富豪として、最下位のチーム=大貧民から欲しい選手をふたり獲得できて、代わりに(チームでは不要な)ふたりを最下位チームに譲渡。
同様に、富豪の2位チームは、貧民の5位チームからひとり奪ってひとり譲渡し、3位と4位のチームは平民扱いで特になし。
このルールを採用すれば、優勝の望みがなくなったチームも、ひとつでも上の順位を目指し、張り切るはずだし、
ファンも自分の好きなエースや主砲を奪われないよう、懸命に応援するだろう。
ただし、主力ふたりが1位チームに移籍するため、最下位チームとの力量差はさらに広がってしまうし、
現在の中日ドラゴンズのように、3年連続最下位になると、主力が計6人引き抜かれるため、チーム崩壊及び現在の12球団制度が危うくなる。
また、上位から下位に移籍させられる選手が気の毒、という意見も出るだろうから、現実には難しそうだ。
選手ではなく、1位は6位から10億円もらい、2位は5位から3億円、3位は4位から1億円のような、金銭譲渡の方がまだマシか。
上記金額はあくまで例だが、金額によってはやっぱり、6位チームは滅亡してしまうかな。
現状のクライマックスシリーズを継続するならば、上位チームに与えるアドバンテージの見直しが必要だろう。
先日、「1位チームには2勝分のアドバンテージ」なんて意見もあったようだが、それでは有利すぎるし、負けたら相当みっともない。
私の希望案は、ファーストステージ、2位と3位の対戦は現状のままでOK。
3戦ともホームで戦えるし、1勝1敗1分、あるいは1勝1敗2雨天中止など、勝敗が並んだ場合は2位が勝ち上がりと、現状でも0.5勝分有利。
そもそも優勝できなかった2位チームに、これ以上の優遇は不要だろう。
一方、ペナントレースを制した1位チームが登場する、ファイナルステージは改良の余地がある。
私はそもそも、1位に1勝のアドバンテージ、6試合で先に4勝した方が勝ち上がり、という現状のルールが気に食わない。
日本シリーズが、7試合で4勝制なのだから、クライマックスのファイナルは5試合の3勝制でいいでしょ。
昔パ・リーグで実施されていた前後期制も、前期優勝チームと後期優勝チームのプレーオフは、5試合3勝制だった。
全5試合で、2勝2敗1分や、1勝1敗3分など、並んだ場合は1位が勝ち上がりと、ファーストステージと同様、0.5勝のアドバンテージを設ける。
元々、相手はファーストステージで先発投手をふたり使っているため、1位チームの優位は動かないが、
さらに優遇措置として、シーズン中のゲーム差を、得点として加算というメリットを追加。
今年のセ・リーグを例にすると、1位読売ジャイアンツと3位DeNAとのゲーム差は8。
巨人はアドバンテージとして8点を、行われる5試合に自由に振り分けられる。発表は前日の予告先発のときでいいかな。
たとえば、「初戦は2点使う」と巨人が表明した場合、翌日の試合は、すでに巨人が2点入った状態から始まる。
無論、「明日のDeNAは東が先発だから、4点使っておこう」などと、相手投手によって点数を変えたり、
最初は普通に戦い8点を温存し、DeNAに2勝され追い詰められたら、得点を惜しみなく使い、流れを変えることも可能。
いずれにしても、5試合で8点加算できるのは有利だし、パ・リーグのソフトの場合は、
2位日本ハムファイターズとのファイナルステージでは13.5点、3位ロッテマリーンズが相手なら18.5点も使える。
加算できるのは基本「正の整数」のみで、13.5などの場合も、小数0.5が使えるのは一度限り、とする。
なお、試合当日のスポーツ新聞などに、「本日の試合 ソフトバンク(1.5)ー日本ハム」などと記載された場合、
「今日の試合は、ソフトが1.5点使ったのか」と判断するのが、ごく普通の野球ファンなのだが、
「おっ、スポーツ新聞にも、とうとうハンデを載せるようになったか!」などと喜ぶ輩は、
おっかない人が運営する、非合法な賭博に手を染めているので、近寄らない方がいいよ(苦笑)。
ここで再び、休憩代わりの画像を一枚。東スポサイトから拝借した、田代コーチとマスコットのスターマン君。
※昔から田代が好きなので
上記の【ゲーム差を得点として試合に加算】システム、我ながら良案だと思ったんだけど、いかがだろうか。
「試合前から既に得点が存在するなんて、野球の根底を覆す暴挙だ」などと怒る方もいそうだが、
指名打者とか申告敬遠とか、はたまたタイブレークとか、今回のプレミア12のピッチクロックとか、
以前はなかったルールが、近年は度々追加されているので、今さら根底もクソもないでしょ。
無論、私のプランにも欠点はあるはずだが、誰もが納得できる完璧なルール・システムを作るのは難しい。
そもそも、さっき触れたプレミア12も、予選から8連勝し、台湾にも2連勝していた日本が、
おかしなルールにより3度目の対戦となった台湾との決勝戦に敗れ、8勝1敗の準優勝。優勝した台湾は6勝3敗なのに…。
※敗戦が決まり、ショックを隠せない井端弘和監督
プレミア12にも、勝ち上がりシステムの早急な変更を望んだところで、今回はおしまい。
おまけ
昨夜、私がもっとも注目していたのは、プレミア12決勝ではなく、小倉競輪場で行われたGⅠ・競輪祭の決勝であった。
優勝したのは、福井県所属の脇本雄太選手。撮影したタイミングが悪かっただけで、普段はもっと優しい顔立ちである。
チョイ浮きだが車券も取らせてもらったし、今回は野球ブログなので詳細は避けるが、競輪祭決勝戦の結果により、
私が普段応援している、千葉県の岩本俊介選手が、年末の競輪グランプリに参加できることが決まった。
勝てないのはわかっているけど、たぶん彼から買う。今から楽しみである。
4勝2敗で下したDeNAが、球団としては26年ぶりの日本一を遂げた。
DeNAの選手、関係者、ファンの皆さん、日本シリーズ制覇おめでとうございます。
最初の2試合が、ソフトの圧勝だったため、当初は第5戦に行く予定だった横浜球場のパブリックビューイングを、
「4連敗で終わってしまう」可能性を考慮し、第4戦に変更した私としては、予想外の結果となった。 ※パブリック~についてはこちら
あとで知ったのだが、第2戦では山川穂高が試合後のインタビューで「牧選手の応援歌が好きです」と発言。
山川に悪気はなかったのだろうが、「相手の応援を楽しむほど余裕があった」と解釈もできるため、一部ファンが批判。
さらに、第3戦の試合前、DeNA先発の東克樹に対し、ソフトの村上隆行コーチが「東よりオリックスの宮城大弥の方が断然いい」と口にした。
どちらの投手の力量が優れているかはさておき(オリックスファンの私は東の方がいいと思う)、
この発言は完全に、相手チームへの敬意を欠いており、大勢の野球ファンと、DeNAの選手たちも反発。
東の快投と、前日の選手ミーティングで檄を飛ばしたとされる、桑原将志の本塁打などで、DeNAが初勝利。
この試合でも、ソフトファンと思われる客の指笛に対し、東が審判に抗議したところ、
球審がアナウンス室に指示し、「投球直前の口笛はご遠慮ください」のような意味の場内放送が流れた。
この場面について、ソフトの小久保裕紀監督が「よくわかんないですね。口笛って笑ってしまいました。みんな大爆笑していました」と発言。
最初は「口笛がどーのこーのって、東はワケわからんこと言ってやがるなと、ベンチのみんなで大爆笑」の意味かと思ったが、
実際は「口笛じゃなくて指笛の間違いだろ、とベンチのみんなで大爆笑」だったらしい。
東を嘲笑したのではないようだが、「言い間違えたアナウンス、及び指示を出した球審をみんなで爆笑」とは、アナウンサーや審判に失礼だし、
「そもそも、真剣勝負の合間にベンチで爆笑とは!」と、先に2勝したからって、チーム全体がたるんでいるのでは? との批判も噴出。
これらの発言で、アンチソフトファンが急増。シリーズの流れも変わってしまった。
私の感想としては、村上コーチの発言は、相手を発奮させ、自身が批判を受ける覚悟があったのならば問題ないと思う。
ボクシングなどの格闘技では、試合前に相手を挑発するのは常識だし、プロスポーツなら、あの程度の発言は許容範囲でしょ。
「相手も強いですが、我々も精一杯頑張りますので、応援よろしくお願いします」のようなコメントは、もう見飽きたよ。
むしろ、山川と小久保の発言の方が、相手を小馬鹿にしているようで、私は不愉快だった。
小久保が審判団を怒らせたかはともかく(偏った判定はなかったけどね)、DeNAが奮起したのは間違いなく、
以降の試合は5-0、7-0、11-2とソフトは3連敗。連続イニング無得点29回という、シリーズ新記録も作ってしまった。
パブリックで観戦した第4戦では、先発したA・ケイに対し「こんなにスゴいピッチャーだったっけ?」と驚いたのだが、
同じことを、A・ジャクソンや中川颯にも思ったし、さらには桑原や戸柱恭孝についても、
「ペナントレースでは、たいしたバッターじゃなかったのに…」と首を傾げたものである。梶原昂希や森敬斗も、普段はもっと打てないぞ。
まあ、かつての日大三(最近はやや迫力不足)のように、バカバカ打ちまくるチームが大好きな私としては、
打撃主体のチームであるDeNAが、小久保が自称する「美しい野球」(笑)を撃破したのは、実に痛快であった。
ここまで文章ばかりだったので、球団の公式ツイッターに投稿された画像を転載。
T・オースティンに田代富雄コーチ、ベイスターズとホエールズ、新旧主砲の2ショットだ。
日本シリーズ制覇を決めた第6戦の試合後、オースティンと筒香嘉智が、田代と抱擁していたのにはグッときたね。
そんなDeNAベイスターズの日本一に対し、シーズン3位のくせに生意気だぞ、との批難がネットで見られた。
とはいえ、DeNAは別にズルしたわけではなく、以前から決まっていたルールにのっとってクライマックスシリーズを勝ち抜き、
日本シリーズでも勝利を重ね、栄光を掴んだだけなので、ケチをつけるのはおかしい。
私が愛する競輪でも、普段は弱いくせにグランプリでうっかり勝っちゃって、賞金王かつMVPに…そんな選手は過去にいくらでもいた。
ただし、3位チームが日本一では、ペナントレースはなんだったの? という感情も理解できる。
私自身も、以前のようにクライマックスシリーズはやらず、リーグ1位同士がそのまま日本シリーズに出る方式を支持しているが、
消化試合が減少し、ファンの関心が持続し入場者の増加が見込めるなどのメリットもあるため、廃止するのも惜しい。
仮に廃止するのならば、現状と同様、最後まで順位争いに興味を持たせる、別の条件を加えるべきだ。
私が提案したいのは、トランプでおなじみ大貧民ルール。 ※大富豪とも呼ばれる
1位のチームは大富豪として、最下位のチーム=大貧民から欲しい選手をふたり獲得できて、代わりに(チームでは不要な)ふたりを最下位チームに譲渡。
同様に、富豪の2位チームは、貧民の5位チームからひとり奪ってひとり譲渡し、3位と4位のチームは平民扱いで特になし。
このルールを採用すれば、優勝の望みがなくなったチームも、ひとつでも上の順位を目指し、張り切るはずだし、
ファンも自分の好きなエースや主砲を奪われないよう、懸命に応援するだろう。
ただし、主力ふたりが1位チームに移籍するため、最下位チームとの力量差はさらに広がってしまうし、
現在の中日ドラゴンズのように、3年連続最下位になると、主力が計6人引き抜かれるため、チーム崩壊及び現在の12球団制度が危うくなる。
また、上位から下位に移籍させられる選手が気の毒、という意見も出るだろうから、現実には難しそうだ。
選手ではなく、1位は6位から10億円もらい、2位は5位から3億円、3位は4位から1億円のような、金銭譲渡の方がまだマシか。
上記金額はあくまで例だが、金額によってはやっぱり、6位チームは滅亡してしまうかな。
現状のクライマックスシリーズを継続するならば、上位チームに与えるアドバンテージの見直しが必要だろう。
先日、「1位チームには2勝分のアドバンテージ」なんて意見もあったようだが、それでは有利すぎるし、負けたら相当みっともない。
私の希望案は、ファーストステージ、2位と3位の対戦は現状のままでOK。
3戦ともホームで戦えるし、1勝1敗1分、あるいは1勝1敗2雨天中止など、勝敗が並んだ場合は2位が勝ち上がりと、現状でも0.5勝分有利。
そもそも優勝できなかった2位チームに、これ以上の優遇は不要だろう。
一方、ペナントレースを制した1位チームが登場する、ファイナルステージは改良の余地がある。
私はそもそも、1位に1勝のアドバンテージ、6試合で先に4勝した方が勝ち上がり、という現状のルールが気に食わない。
日本シリーズが、7試合で4勝制なのだから、クライマックスのファイナルは5試合の3勝制でいいでしょ。
昔パ・リーグで実施されていた前後期制も、前期優勝チームと後期優勝チームのプレーオフは、5試合3勝制だった。
全5試合で、2勝2敗1分や、1勝1敗3分など、並んだ場合は1位が勝ち上がりと、ファーストステージと同様、0.5勝のアドバンテージを設ける。
元々、相手はファーストステージで先発投手をふたり使っているため、1位チームの優位は動かないが、
さらに優遇措置として、シーズン中のゲーム差を、得点として加算というメリットを追加。
今年のセ・リーグを例にすると、1位読売ジャイアンツと3位DeNAとのゲーム差は8。
巨人はアドバンテージとして8点を、行われる5試合に自由に振り分けられる。発表は前日の予告先発のときでいいかな。
たとえば、「初戦は2点使う」と巨人が表明した場合、翌日の試合は、すでに巨人が2点入った状態から始まる。
無論、「明日のDeNAは東が先発だから、4点使っておこう」などと、相手投手によって点数を変えたり、
最初は普通に戦い8点を温存し、DeNAに2勝され追い詰められたら、得点を惜しみなく使い、流れを変えることも可能。
いずれにしても、5試合で8点加算できるのは有利だし、パ・リーグのソフトの場合は、
2位日本ハムファイターズとのファイナルステージでは13.5点、3位ロッテマリーンズが相手なら18.5点も使える。
加算できるのは基本「正の整数」のみで、13.5などの場合も、小数0.5が使えるのは一度限り、とする。
なお、試合当日のスポーツ新聞などに、「本日の試合 ソフトバンク(1.5)ー日本ハム」などと記載された場合、
「今日の試合は、ソフトが1.5点使ったのか」と判断するのが、ごく普通の野球ファンなのだが、
「おっ、スポーツ新聞にも、とうとうハンデを載せるようになったか!」などと喜ぶ輩は、
おっかない人が運営する、非合法な賭博に手を染めているので、近寄らない方がいいよ(苦笑)。
ここで再び、休憩代わりの画像を一枚。東スポサイトから拝借した、田代コーチとマスコットのスターマン君。
※昔から田代が好きなので
上記の【ゲーム差を得点として試合に加算】システム、我ながら良案だと思ったんだけど、いかがだろうか。
「試合前から既に得点が存在するなんて、野球の根底を覆す暴挙だ」などと怒る方もいそうだが、
指名打者とか申告敬遠とか、はたまたタイブレークとか、今回のプレミア12のピッチクロックとか、
以前はなかったルールが、近年は度々追加されているので、今さら根底もクソもないでしょ。
無論、私のプランにも欠点はあるはずだが、誰もが納得できる完璧なルール・システムを作るのは難しい。
そもそも、さっき触れたプレミア12も、予選から8連勝し、台湾にも2連勝していた日本が、
おかしなルールにより3度目の対戦となった台湾との決勝戦に敗れ、8勝1敗の準優勝。優勝した台湾は6勝3敗なのに…。
※敗戦が決まり、ショックを隠せない井端弘和監督
プレミア12にも、勝ち上がりシステムの早急な変更を望んだところで、今回はおしまい。
おまけ
昨夜、私がもっとも注目していたのは、プレミア12決勝ではなく、小倉競輪場で行われたGⅠ・競輪祭の決勝であった。
優勝したのは、福井県所属の脇本雄太選手。撮影したタイミングが悪かっただけで、普段はもっと優しい顔立ちである。
チョイ浮きだが車券も取らせてもらったし、今回は野球ブログなので詳細は避けるが、競輪祭決勝戦の結果により、
私が普段応援している、千葉県の岩本俊介選手が、年末の競輪グランプリに参加できることが決まった。
勝てないのはわかっているけど、たぶん彼から買う。今から楽しみである。