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朝昼晩、時間を問わず飲んで喰って面白おかしく過ごす人生を歩みたいです。※旧名「日が沈む前に飲む酒はウマい」

永福町系大勝軒に、年末の大勝利を誓う

2024年12月20日 | ラーメン、つけ麺など
年末のこの時期は、競馬・競輪・競艇・オートなどの公営ギャンブル愛好家にとって、
各競技で1年を締めくくる大レースが行われる、嬉しくも悩ましいシーズンである。
悩ましい理由はもちろん、命の次に大事なお金を失うからであり、そうならないよう努力=レースの研究はしているのだが、
どんなに熱心に研究しても、的中には結び付かない場合が多々あることを、博打好きなら誰もが知っているはず。
なので最近の私は、運に恵まれるようゲンをかつぐことに尽力している。
過去には、レースだけでなく母校野球部の勝利も願い、勝=カツを食べたり、ラーメン店『大勝軒』で食事をしたりした。
先日ちょうど、私の地元立川で永福町系大勝軒のお店が開業したので、
今年は、この系統のお店で食事を重ねることで、大勝利を願うことにした。


↑の画像は、2年前の12月に紹介した『一ツ橋大勝軒』のラーメンであり、今回タイトルも当時のものをパクっている。

立川のお店の前に、数ヶ月前に食べた、吉祥寺の『三鷹大勝軒』を紹介。
元々は三鷹にあり、吉祥寺に移転してきたのだが、屋号は現在も三鷹大勝軒である。
店舗は、JRの駅北口から徒歩数分だが、スナックなどが密集するエリアの奥という、少々わかりづらい場所にある。


南口には別系統の大勝軒があるので、店頭には「永福町系」と記されたノボリが出ていた。


店内はスナックの居抜きなのか、あまり広くなく照明も暗め。券売機で「中華麺 中盛 1.5玉 210g」950円の食券を購入。
1玉の並盛は140gで850円、大盛は280gで1050円と、70g刻みで100円増減するようだ。
永福町系は、並盛でも2玉300グラム程度の店が多いが、こちらは一般的なラーメン店の量である。
カウンター席に座り、ワンオペの男性店主に食券を渡すが、彼は終始無言のまま。
そんな寡黙な店主が調理した、中華そば中盛はこちら。


横アングルも撮影したが、冒頭の一ツ橋~のような巨大丼ではなく、やや大きめくらいのサイズ。


いざ食べてみると、煮干しの風味は薄く、スープの油も少なめで、舌がヤケドするほどの熱さではない。
永福町系のお店は、「こんなの大勝軒じゃない!」とネット批判が、以前はよく見られた。
三鷹~も、グーグルにそのような投稿があり、丸長・東池袋系との違いも知らずにバカなヤツだ、とあきれていたのだが、
私の感想も、「ちょっと永福町系とは違う気がした」になる。味に不満はないけどね。
なお、無言だった店主だが、退店する際に目が合うと、ペコリとお辞儀をした。そんなに悪い人じゃないみたい。

続いては、さっき触れた、11月25日に立川で開業した『昭島大勝軒』。
三鷹~と同様、立川なのに昭島~と名乗る理由は、23年2月に閉店した、昭島大勝軒の味を継承したから。
継承した方は素人ではなく、多数の飲食店を手掛けている会社のオーナー、つまり一流の経営者である。
復活した昭島大勝軒は、オープン前から話題を集め、開店直後も大盛況で、連日売り切れ早じまいが続いていた。
開店から数日後、そろそろ客足も落ち着いたと予想し、とある日の夕方に訪問してみた。
入口券売機で食券を購入し、店員さんに案内されカウンター席へ。テーブルもあり席数は29と多いが、すぐ満席になった。
卓上にもメニューがあったので撮影した。


注文したのは、一般的な永福町系では並盛にあたる、「中華麺 二玉」1100円。
ちなみに、元祖昭島大勝軒の閉店時は、同内容で900円、当時の店主が茅ケ崎で新たに開業した、『中海岸 大勝軒』は現在も900円。
店は広いし家賃も高いだろうが、師匠のラーメンより弟子の方が高い、値段設定に不満を抱きつつ、
運ばれてきた中華麺のビジュアルには満足。


並々のスープにたっぷりの麺が泳ぐ、洗面器のような丼、


さらに、重くて安定感のあるレンゲに、こぼれにくい底の厚いコップ。これぞ永福町系である


ラード入りのスープは当然熱々だが、ヤケドを恐れず啜っていき、2玉の麺もすぐにたいらげた。
量も味も、永福町系のファンにおススメできる品質だと思うが、私自身は、やはり価格面が気になった。
そもそも私は、先述したここのオーナーが経営する、立川市の某店を何度か利用したことがあったが、
毎回店員の応対が悪く(さすが立川)、会計も不明瞭だったので、昭島大勝軒立川店も、入る前から悪印象を抱いていた。ゴメン。

数日後、今度はJR南武線の南多摩駅からほど近い、『稲城大勝軒 五一』というお店を訪問。
永福町系のお店をネット検索したところ、夜はやってないお店が多いのだが、こちらは21時まで営業している…
はずなのに、17時台なのにお店は閉まっている(嘆)。さすがは、日本一臨時休業に出くわす男=私である。


脇の看板に記された、営業時間の「11:00~21:00」と、(都合により臨時休業する場合があります)の記載が悲しい。


この日は結局、駅前になぜか建っていた、「ヤッターワン」像を撮影しただけで、南多摩からは退散。


まあ、ヤッターワンといえば勝利のポーズなので、この写真もある意味縁起物だ(?)。

それから数日後、お店のXで夜営業しているのを確認してから、『田無大勝軒』に行ってみた。


カウンター席だけだが、店内は明るく雰囲気はいい。ここも券売機なのでメニューは撮影していないが、
私が選んだ「中華そば 2玉」は900円で、この系統では安い部類だと思われる。
ついでに「生玉子」60円も追加してみた。牛丼チェーンも見習ってほしい価格である。 ※現在はどの店も、生玉子は90円以上


丼の大きさや麺の量は、いわゆる永福町系スタイル。


ちょっと麺が柔らかい気もするが、スープの熱さや煮干しの風味は問題ない。
この系統で初めて生玉子を付けたが、つけ麺風に食べると、ラードの熱さや煮干しの苦みが薄れ、食べやすくなる。

※コップは一般的なものだった

珍しく、黒コショウもあったので入れてみる。さっきから書き忘れていたけど、永福町系はちゃんとナルトがあるのもいいね。


また、淡白で平凡な印象の永福町系チャーシューだが、こちらは味付けも濃く、なかなかウマかった。
そういえば、食券を渡す際に「柚子は入れますか?」と確認されたのを思い出し、最後に残った欠片を撮影。


値段も安いし営業時間もそこそこ長く、田無大勝軒はなかなかいいお店だと思ったよ。

最後に、私が永福町系にハマるきっかけとなった、『一ツ橋大勝軒』で食べてきた。
訪問したのは平日13時台で、10分ほど待ってから入店。2年前の紹介時から、いくつか変更点があったので報告。
①価格が変わった


上記は主要商品だが、以前はメニュー表にはなかった(注文は可能だった)「2玉ラーメン」が加わり、価格もそれぞれ100円値上げした模様。
ラードや煮干しの高騰は、この系統のお店には相当ツラかったはずで、多少の値上げは仕方がない。それでも新参者の立川よりは安いぞ。

②若い男性のワンオペ
小野寺昭似と噂(噂元は私)の店主は不在で、初めて見たお兄さん店員の孤軍奮闘。
店主との関係は不明だが、ワンオペを任されるくらいだから、調理や接客は当然、無難にこなしていた。

③夜営業が復活


上記は、2年前に撮ったお店の外看板だが、ネット情報によると、記載されている17時~21時の営業が復活した模様。
会計後、お兄さん店員に確認してみたところ「3ヶ月前からやってます」とのこと。次回は夜に行ってみるか。

この日は2玉ラーメン1000円と、田無店で覚えた「生玉子」80円をオーダー。 ※味玉と同価格


丼の中央は、幅が広すぎてハシが置けない、相変わらずの巨大丼である。


見た目は他店と似ているが、煮干しの香りや、麺の歯応えなどが、少しずつ異なる。
それぞれ好みは違うだろうし、お店の数だけファンがいるだろうが、私は永福町系では、一ツ橋大勝軒が一番好きだ

こちらでも生玉子つけ麺も試してみたが、やっぱりウマい。玉子ダブルにしてもいいかな。


あと、卓上調味料でこれまで未使用だった、右の醤油らしき黒い液体を、レンゲに数滴垂らして味わってみたところ、


醤油ではなく、魚介風味を含む元ダレであった。スープに入れると風味が強くなるし、さっきの溶いた生玉子に入れてもウマそう。
いろいろ発見もあり、お腹も心も満たされ、いい気分でお店を出た。

気温は高くないが、晴天で爽やかだったので、そのままJR国分寺駅まで歩く。麺2玉のカロリーも消費したいし(笑)。
12月30日は、世間的にはともかく、私にとっての年間最大行事である、競輪グランプリが行なわれる。
レース後には、この日のような爽やかな気分になれることを、願ってやまない。

次の日曜22日には、中央競馬の有馬記念に、競艇の賞金王決定戦が開催される。どちらも「グランプリ」の別称を持つ競走だ。
さらに、29日には地方競馬の東京大賞典、大晦日31日にはオートのスーパースター王座決定戦がある。
公営賭博が好きな読者の皆さん、大勝利を目指し、お互い頑張りましょう!
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