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頼朝は内房竜島から太海へ

2015-06-07 | 気まま旅

千葉県は、縄文時代の貝塚、加曾利・そん生、弥生時代の田子台・山木古墳、古墳期の姫塚・金鈴塚・内裏塚等が知られ、708年には、
「上毛野朝臣安麻呂を上総守」・「下総守に賀茂朝臣吉備麻呂」に任じている。
718年、上総国に安房国を設置され、757年に、房総は安房と上総と下総の3国に定めている。
1128年には、「千葉常重」が千葉城を築城。1222年「日蓮上人」安房国に誕生。1260年日蓮「立正安国論」。
1453年には、「千葉胤直など一族自害」。1538年「後・北条氏綱、氏康が足利義明、里見義尭連合軍を江戸川国府台で破る。
1590年には、利根川16島の新田開発が行われている。
県も、千葉市・成田・木更津、君津産業三角構想で道路などは整備されいるが、北太平洋側の館山・鴨川・勝浦・茂原は、遅れた地域。

                        「房州よいとこ」
          房州よいとこ 南を受けてよ  ショコ ショコ ショコ ヤレサノサ
                   夏は そよ風 袂を払い 冬も菜種の花が咲く おおさ菜種の花が咲く

          房州よいとこ 大波小波よ ショコ ショコ ショコ ヤレサノサ 
                   沖のカモメが 夕日に舞えば 音頭勇まし カツオ船 おおさ勇まし カツオ船

鴨川市太海(安房鴨川駅一つ手前で、太海駅は、内房線)

内房線ー太海駅から歩いて2分・山号・西福山  「宝光寺」      境内に慈母観音菩薩像
    

宝光寺は、曹洞宗の寺。
曹洞宗は、中国の禅宗五家(曹洞、臨済、潙仰、雲門、法眼)の1つで、 日本においては禅宗(曹洞宗・日本達磨宗・臨済宗・黄檗宗・普化宗)の1つ。

                        本堂


「太海村社・香指神社」
祭神は、弟橘媛。東京湾一帯で信仰され、海に関係のある「オトタチバナヒメ」を遠い昔に氏神として祀り鎮座、村の安泰を願った。
境内には縄文時代の遺物を包蔵する浅い洞窟があり、香指神社遺跡と呼ばれ、歴史を感じる。
狛犬は、伝武田石翁の作で、境内からは、太海の海岸、仁右衛門島が一望。

    

「太海村香指神社海岸夏祭り」
毎年7月下旬に開催される。
神社例祭。太海・太海浜の両地区から伝統的な船形屋台や神輿が出され、練り歩く。
岩場が続く印象的な海岸線の町が、毎年多くの人々で賑わうと云う。



「南房総国定公園」
県南部、房総半島南部に位置する国定公園。1958年(昭和33年)指定。
大半を海岸部が占めるが、飛び地的に内陸部にも指定地があるのが特徴。
海岸部は内房の富津岬から外房の太東崎までの海岸線が指定されており、勝浦は海域公園(旧:海中公園)が指定。
一帯には砂浜が多く、首都圏にも近いことから、海水浴場や別荘地、マリンリゾートとしての発達を見せ、気候が温暖なことから花卉栽培も盛んで、
花畑が多い。
内陸部では鹿野山と清澄山が指定され県立自然公園から格上げされた。

        釣り宿の「こはら荘」宿泊・1万以下で2食付き、魚料理中心。
    

     太海海岸に、ぽっかり浮かぶやく30000m2の島「仁右衛門島」
 

           源頼朝隠れ岩・日蓮聖人の伝説の島


                僅か2~3分の乗船で


            歌・句碑を読みながら美しい自然に触れながら散策


以下の記事は、「千葉県内房の旅ー源頼朝」2013年6月8日掲載分の一部です。(参考までに)

「吾妻鏡」では、(現代語)
治承四年(1180)九月大一日庚戌。頼朝様が上総介廣常の屋敷に行こうと言い出しました。北條時政殿始め面々はそうすべきだと云いました。安房国の安西景益は頼朝様の子供の頃に特に仲良くしていた人なので、最初に手紙を出しました。その内容は、「令旨は間違いなく従うべきなので、国衙に勤める在庁官人を同行して参上しなさい。又安房の国内の京都から来ている平家方の連中は、全て捕まえて連れて来なさい。」と
ある。

1180年、「石橋山の戦い」に敗れた源頼朝は箱根別当にかくまわれた後、真鶴町から出航。安房国平北郡猟島、ここ「竜島付近」に到着。
ここから再起を図った。頼朝上陸の碑が、竜島海岸に建立され、同地は、県の史跡に指定。
最初に頼朝のもとに参じた「安西景益」は、安房国の住人で、幼少時の頼朝に仕えていたという。

道路と砂浜の間に「源頼朝上陸の碑」が
  

「竜島」は、昔、島。北端の富津市との境に霊場で知られる鋸山がある。
南端には浦賀水道に突き出た西ヶ崎、海岸線は起伏に富んでおり、保田、勝山などの漁港、又勝山沖には浮島などの島、岩礁も多い。
内陸の山間部は房総丘陵の一部を形作っている。

勝山海水浴場は、入り江の奥にある静かな砂浜と小さな島が並ん人気がある。

昔は「竜島」で小さな島であった。
  

次回は、源頼朝隠れ岩の仁右衛門島内。

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