今日は曇りで19度止まりとなっていますが、室内は蒸れるように感じます。今月は年度初めということで、隣室や上階に人の移動があるようで、当方も何か動かないと取り残されたような気分です。私の三大趣味の【俳句・競馬・生涯学習】は、どれも沈滞気味です。それをどうにか打破するためにはどうすれば良いか、今夜は突き詰めて考えてみたいと思っています。桜が散ってしまい【葉桜】や【桜蘂降る】そして【四月】などの季題が宙ぶらりんの状態になっています。これらをキッカケにして何かつかめないかとふと思いました。まず、近所の【夜歩き】に出てみたいと思います。・・・《続く》
上條恒彦&六文銭 『出発(たびだち)の歌』(詞 及川恒平)
妻も子も空さえ持たぬ復活祭 まほろば 最新作 即興 ふところに母の温もり染卵
土曜の深夜から4月8日(日曜)の早朝にかけて、ギリシャ・ロシア正教会の【復活祭】に初めて参列しました。私は信者ではないので、知人の信者に導かれての「啓蒙者」(被伝道者)としてのものでした。ビザンチン様式の大聖堂に数百人の国際色豊かな会場で、至聖所の扉が開け放たれ、主教(カトリック一般の司教)の司祭や修道士を従えての清例なる祈祷が延々と続いてゆき、参列者が手に手に大ローソクを灯しながら、大聖堂を出て、JR駅前までパレードを行いました。まさに巨大な祈りの輪が、都内有数の文教エリアを包み込みました。聖職者とそれに付き従う信者・啓蒙者による4時間にわたる祈祷の後、信者たちに【聖体礼儀】(イエス・キリストの血と肉を模した赤ワインとパン片)が授けられ、私も最後の十字架への口付けの列に加わり、紅たまごを拝受しました。まさに、この異郷の地にあって一大奇跡としか言いようのない出来事でした。終了後には、敷地内の会館で主教を交えての食事会が行われ、赤ワインと美味しい食事をいただいて帰路につきました。・・・《続く》
モーツアルト 大ミサ曲
https://youtu.be/20hyMGiuwqY?t=20
自転車の灯さぬ寒に迷い込む まほろば 【井上弘美選】 「俳壇」4月号 *帰途、三省堂本店で購入しました。