■一宮市役所西分庁舎(旧名古屋銀行一宮支店)/一宮市本町2-4-345
竣工:大正13年(1924)
設計:鈴木禎次
構造:鉄筋コンクリート3階
撮影:2009/10/11
元々は東海地方の建築界の巨匠、鈴木禎次が設計した当時の銀行建築の典型と言える建物で、正面にドリス式大オーダーを配したクラッシクな外観です。
現在は市役所の分庁舎として再利用されていますが、本町商店街のアーケードに埋もれて建物全体が見られないのは非常に残念です。
こちらも本庁舎と同様に建て替え計画が進行中でらしいですが、一宮の近代を語る歴史遺産として保存活用されるのを願うばかりです。
■南側の建物が取り壊され側面が見えるようになりました。右手の渡り廊下が本庁舎に続いています。