かどの煙草屋までの旅 

路上散策で見つけた気になるものたち…
ちょっと昔の近代の風景に心惹かれます

露橋下水処理場本屋(名古屋市中川区)

2012-03-04 | 失われた建物の記憶

露橋下水処理場は昭和4年に抽水場(ポンプ所)として建設に着手、昭和8年名古屋市3番目の水処理センターとして下水の処理を開始しました。
平成16年から施設の全面リニューアルが開始され、昭和5年に竣工した下水場本屋も全面改修を受け、新しい建物に建て替えられたようです。 

◆露橋下水処理場本屋/愛知県名古屋市中川区広住町10-50 
 竣工:昭和5年(1930)
 構造:RC造
 撮影:2007/10/07 


全面改修前の露橋下水処理場本屋(撮影:2007/10/07)
熱田ポンプ所同様、装飾を排したインターナショナルスタイル。縦長の窓が並ぶデザインが印象的です。

 


現在の露橋下水処理場(撮影:2012/02/11)
施設はまだ工事中ですが、リニューアルされた水処理センターの管理棟の全景が確認できます。