手助けサークル。家造りを自力でやりたい。 ちょっとしたアドバイスと助力を得て、 自分の家を持つ。

ミッドセンチュリーに生まれた世代が、次のステップを
見据えて“終の棲家”を作る。ミステリアスな家が
できるか?

天井形態をシンプルに・・・

2007-08-11 | 家造り
前回、住宅の骨組み(軸組み)にあわせた天井形態を計画したが、
室内空間(平面計画)とフィットしなかった。
今回は、内部の空間に合わせた天井の張り方を、工夫してみる。

          
          浴室13

洗面脱衣の天井は、2200のフラットである。
シャワーブースの上部を、登り梁が左上方へ登っているので、
この形態にあわせて天井を貼ると、V字型を描く。
屋根形態とプランが合致していないためである。

シャワーブースの天井は、洗面と合わせて2200のフラットとする。
ここで骨組みとの不一致を吸収すれば、浴室は片流れの屋根勾配に合致した
合理的な張り方が出来る。

空間の形態と合理性・・・
無理なく無駄なく物を作るのは、創造の原理・・・

物造りの楽しさは、ここらにもあるのでは・・・

バスタブに体を沈めると、テラスへの出入口ドア越しに、外の風景が
目に届く。
左側壁に設けられたスリット窓からは、景色と共に外気も流れ込む。
戸外にて入浴する気分かも・・・
ドアなど開け放ってしまえば、屋根つき露天風呂!

生活を楽しむ<家>は工夫次第で如何様にも・・・