この「VOLT METER」電圧計についてはあまり資料という資料もない。
多分、海外製だと思われ1920年~1930年頃、第一次世界大戦後に急速に進んだラジオの「鉱石式受信機」
から「真空管式受信機」への移行に伴い、その電圧測定に使われたという説もある。
国内ではあまり見掛けませんが、海外のオークションではよく見かける「POCKET METER」。
大きさはほぼ懐中時計ぐらいで、脚の部分が「+」側で布打ちされたコードの先が「-」側となる。
試しに9V電池で測定してみると、今でもそこそこ正確な電圧を針が示す。
流石に100年近い経年のため、メッキの禿げや錆も所々出てはいるが風防も健全で現在でも使用可能と判断できる。
POCKET METER J.T. VOLT METER /1920~1930