goo blog サービス終了のお知らせ 

古物商  showa 土花亭

          効率性や利便性だけで埋め尽くされた今の時代。少しだけ時計の針をゆっくりと進めてみませんか。

アラジン ブルーフレーム シリーズ15&25

2016年08月14日 | 雑貨

季節外れの「アラジン ブルーフレーム」。現在でも「シリーズ39」は販売されていますが、こちらの2台は英国製の

「シリーズ15」(1966年製)と「シリーズ25」(1971年製)になります。

シリーズ15のコーションプレート。㈱梁瀬による輸入品であることが分ります。

シリーズ25のコーションプレート。同じく㈱ヤナセ商会による輸入品であることが分ります。

特にシリーズ15は今や希少品で消耗品の「芯」以外のアフター部品の入手は不可能で、以後のシリーズ16以降とは

全く別物となり、油タンクも真鍮製となります。

トップ写真のシリーズ25と並ぶ姿を観て頂いても、少し小ぶりであることがお分かり頂けると思います。

又、シリーズ25についても一部、流用は可能ですが基本、部品は無い状態。

アラジンの場合、「シリーズ15」「シリーズ16」「シリーズ25」の3点ぐらいがアンティークアラジンとして扱われますか。。。

  ←ランキングへどうぞ♪

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

旧国鉄:行先標/琺瑯製サボ

2016年07月04日 | 雑貨

旧国鉄時代の「行先標」、通称「サボ」のご紹介です。

この「サボ」というのは「サインボード」の略称と思われますが現在の樹脂製とは違い、当時の琺瑯製(鉄)はやはり趣がございます。

「札幌」「苫小牧」間ということは北海道の旧・千歳線と思われます。

中央部分には修理跡がございます。その昔の国鉄時代はモノを大切に使っていたことが分ります。

今では鉄道マニアの間では高値で取引されている「行先標」。

旧国鉄:行先標/琺瑯製サボ:¥15,000-(送料別) 

  ←ランキングへどうぞ♪

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

手回し計算機/TIGER Calculating Machine「特装型18号」そのⅡ

2016年06月27日 | 雑貨

以前にもご紹介した手回し計算機/TIGER Calculating Machine「特装型18号」の同型機種になります。

在庫の整理上「そのⅡ」と表示しております。

右ダイヤル18桁の連乗機能無し。 製造番号:216036。

弱冠の錆や剥げはございますが状態は良好な部類です。

内部の清掃及び注油は施しておりますので問題なく機能いたします。

背面部分。。。

底部分のゴム足の状態です。

以前にも書きましたが、「連乗式20号(20桁)」はよく見かけても「特装型18号(18桁)」は希少となります。

タイガー計算機第四期「特装型18号」そのⅡ(1959):¥25,000-(送料別) 

  ←ランキングへどうぞ♪

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

昭和の鉄製ハンガーフック

2016年06月13日 | 雑貨

昔は何処のお宅にも、玄関や玄関を上がった廊下辺りの壁にハンガーフックがありました。

外から帰って来て、帽子や外で身に着けるものをチョイと掛けて便利なものでした。

今回、ご紹介するハンガーフックは鉄製の細工を施したタイプでハイカラなものです。

フック部分の白い樹脂には流石に経年劣化が観られ割れているものもございます。

こうやって眺めてみると中々、可愛らしいハンガーフックです。

同じものが2本ございますが、その内1本は下側の三角の細工が左右、欠損しております。

昭和の鉄製ハンガーフック2本セット:¥15,000円 (送料別)

 

  ←ランキングへどうぞ♪

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「昭和の日」真贋の難しさ

2016年04月29日 | 雑貨

高値で取引されているSL(蒸気機関車)のナンバープレート(銘板)。(物によっては100数十万円)

当時、本当に使用(本物)されていたものなのか、はたまた後年レプリカ品として製造されたものなのか

難しいところがございます。現存(静態、動態保存)するSLのナンバープレートであれば先ずレプリカ品とされ

後は、一般的には先ず「砲金製(ガンメタル)」なのかでも選別されるところ。

俗に言う磁石に反応する磁性を持たないものであれば砲金製と判断される。

そして、文字のフォントや文字間隔の種類も色々あり、記録に残る当時の写真と擦り合せて判別する必要がある。

しかし、戦時中の物資不足の折には木製のナンバープレートすら有ったとされ戦後、新たに砲金製に

作り直されたという話も耳にするくらいナンバープレートには数多くの逸話が存在する。

ここに「C61型蒸気機関車」のトップナンバーである「C61 1」のナンバープレートがございます。

「C61」については戦後、未だGHQの監視下の厳しい時代に「D51型蒸気機関車」を改造し新規旅客用機関車として

1948~1949年の僅か1年間で33機しか製造されず現在、保存現存数僅か3機というSL。

このプレートをよくよく観察しますと僅かに磁性を持つ「鋳鉄」と判断し砲金ではないことが判明。

しかし、よくよく時代考察すると戦後間もない、終戦年の1945年から1952年まで続く連合国軍による

占領下で、砲金の原料となる「銅」や「錫」を自由に使えたかどうかは疑問が残るところ。

下の写真は未だ解体される前の「C611」。(1996年頃まで旧東北鉄道学園に保存されていたが解体)

文字のフォントは同じようにも観え、文字間隔(余白を含め)も合致しているように感じる。

そして何より、プレートを固定するボルト穴4ケ所の内、左下(Cの下)の1ケ所のみが枠に食い込んでいるのが共通する。

因みに取り付け穴の形状はテーパーではなく当時、よく使われた段付きの2段穴の形状。

果たして、このプレートの「真贋」の程は不明ですが、希少である「C61」であることと、それに記念すべき

トップナンバー「1」であることを考え、今後は保管してゆくことにする。

(追記:解体前に実物から型をとり、鋳造した記念品である疑いも残る・・・。)

 

「C61 1」ナンバープレート・485mm×195mm×13mm 重さ6.5kg: 非売保管品

 

 ←ランキングへどうぞ♪

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする