古物商  showa 土花亭

          効率性や利便性だけで埋め尽くされた今の時代。少しだけ時計の針をゆっくりと進めてみませんか。

ガラス製目薬点眼器

2015年11月05日 | ガラス

かつて日本人にとって目の病は厄介なもので、薪を焚いて暖をとっていた時代、人の目は

悪環境にさらされ、結膜炎やトラホームは当たり前。

そんな中、明治~大正にかけて「岸田吟香」が小瓶入りの「精綺水」を開発販売。

当時は小瓶入りの目薬を点眼用のガラス管を用いて使用していましたが、どうも使い難いということで

昭和に入り登場したのが「スポイド一体型ガラス製目薬点眼器」。

色ガラスの方は上部スポイドが欠品しておりますが点眼口のゴムキャップは奇跡的に残っています。

気泡が良い雰囲気です。

一方の白ガラスの方はスポイドまで残る完品です。

一説にはお産の後に赤ちゃん用に使われたというお話もあります。

どちらの点眼器も昭和初期のものと思われ状態は良いです。

ガラス製目薬点眼器/昭和初期:非売品

 

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青ガラスの素麺鉢

2014年09月18日 | ガラス

もう秋景色ですが今年の夏も幾度となく頂きました「素麺」。

そんな「素麺」を引き立たせる器、青ガラスの素麺鉢になります。

白い素麺に橙色のミカンが数切れ。

美味しさを引き立たせますね。

青ガラスの素麺鉢セット(数セットご用意可能):¥2,000円(送料別)/1セット

 

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ゆらゆらガラスのシュガーポット

2014年09月01日 | ガラス

ガラスものが続きますが「シュガーポット」になります。

ガラスは「ゆらゆらガラス」。

底面に「PALECE」の刻印がございます。

ステンレス製の上蓋丁番部分に接着跡がございますので後年、補修されたのかも知れませんが

現在、問題なく開け閉めが出来ております。

この手のシュガーポットは人気が高く、私も普段珈琲のお供に他のものを使っております。

ゆらゆらガラスのシュガーポット/年代不明:¥3,500-(送料別)

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小さなガラスの醤油差し

2014年08月28日 | ガラス

時代は不明ですが新品未使用のデットストック。小さなガラスの醤油差しです。(当然、ソース用も)

高さが約6.5センチほどしかありません。ほんと小さいです。

蓋を外した状態です。状態も良いです。

食卓に並んでいると癒されること間違いなしです。

この1セットのみになります。

小さなガラスの醤油差し/年代不明新品:¥5,000-(送料別)

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ウランガラスカップ/フェデラル社製

2014年08月25日 | ガラス

時代は昭和初期ごろのものでしょうか、アメリカ「フェデラル社製」ウランガラスのカップです。

底面に「フェデラル社」の「F」マークがございます。

縁1ケ所にチップがございますがペーパーで均してありますので手や口を切る心配はございません。

ところで「ウランガラス」というと人体に影響があるのではとお思いかもですが、問題ありません。

ウランガラスが製造され始めてのは1830年ごろと言われ、原子力でウランが使われる1940年代まで

世界で装飾用にガラスに混入されました。混入量は約0.1%、人体には影響のないレベルとされます。

日本では大正から昭和の大戦時期まで作られたと言われます。

その昔もガラスはリサイクルされ、装飾用の割れたウランガラスをリサイクルとして使用されたため一部の

海苔のガラス瓶に緑がかったウランガラスが混じっていた時期もあったようです。

何はともあれ、あの独特な紫外線ランプに反応し緑色に妖しく輝き蛍光を発する様は面白くもあります。

ウランガラスカップ/フェデラル社製(口径約9cm):¥6,000-(送料別)

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