東芝、三菱と来て今回の販売出来る「扇風機(可動品)」はナショナル製。
前回ご紹介した「東芝 扇風機 可動品/昭和25年~」や「三菱 扇風機 可動品/昭和20年代後期~」から数年後、
この時代の電化製品は日々進歩が各所に見受けられます。
先ずは羽根が4枚羽から3枚羽への変更が各家電メーカーで行われ、材質も金属製から樹脂製へ。
子供の指を入れることによる事故防止対策として防護網の目を少し細かく。(それでも荒いですが)
後は首振りようクランクアームを、これも事故防止のため露出させない工夫等々。
写真では少し青みがキツく写ってますが現物は、ペパーミントグリーンに近い色合いです。
電源プラグコードは当時のオリジナルのままですが、コードに硬化が見られます。
スイッチはレバー式3段階風量調整。
特記すべきは防護網の内側のこの部分。
メッキ部分と特にこの透明樹脂部分が破損も剥げもなく、完全にオリジナルを保ってます。
毎回、申しておりますがり、「可動品」ではありますが、古い電気機械という性質上、
ディスプレイと思って頂いた方が賢明かと存じます。
ナショナル 扇風機 可動品/昭和34年~:¥25,000-(送料別)