TIGER Calculating Machine戦後型10×10×18、製造は1950年代(昭和25~35年)「第三期」。
公務員の初任給が¥4,800円ぐらいの頃、販売価格は何と¥28,400円。
ご承知の通り、戦前型は「丸に虎印」だった物が戦後、横文字で「Tiger」となり桁数表示が金属製。
そして、やがてその金属製桁数表示が樹脂製と変更される。その欠損していた桁数表示もそれなりに修復。
TIGER Calculating Machineは、その変還により多くの種類があるが、やはりこの時代の黒塗りの機種が一番貫禄が
あり、工業製品としてもバランスがとれており美しい。
不思議と部品の損傷や欠品さえなければ、今でも健全に動き計算が可能である。
手回し計算機/TIGER Calculating Machine戦後型10×10×18/非売品