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4号A自動電話機用カールコードの違い

2016年10月21日 | 電話機

久しぶりの電話機についてのお話。

今まで数多くの「黒電話」を触って来ましたが、今回のお話は「4号A自動電話機」のカールコードのお話。

「布打ちストレートコード」や「ゴム被膜ストレートコード」「ビニル被膜ストレートコード」のお話はさて置き、このカールコードについても

いくつかの種類がございます。当方が知る限りでは3種ございます。

この電話機に着いているカールコードが初期型(勝手にそう言ってますが)で、コード自体も太くカールの巻径も大きいものです。

後はコート両端の保護材がゴム製となっております。

そして、直ぐ左隣のカールコードが中期型。カールの巻径はほぼ同じですがコードの太さが少し細く感じます。

そして、一番左が後期型でカールの巻径は細くその分、巻き数は多くなってます。

もう少し、アップで観た方が分り易いですか。。。

艶についても、今まで観た初期型は全て艶がありませんでした。

これについては経年による艶落ちなのかは不明ですが、左2本のカールコードが新品保管品のため艶が有る分

尚更、初期型の艶消しが目立ってしまってます。

以上、他愛もない「カールコード」のお話ですが、何かのご参考になれば幸いです。

 

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コメント (2)
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