調整作業も終わり、ご紹介出来るようになりました「ALL LEAD製初期型手回しミシン」。
いつものように当然、試縫いを行い実働品としてご紹介しております。
単環縫い。裏側のステッチも綺麗です。
この個体の売りは何と言ってもヘッド部分(カマ)の「金細工模様」の残存率で、裏側もご覧の通り100%に近い状態です。
当然、ベース部分はミシン裁縫作業上、使い込まれますので擦れによる剥げは仕方ありません。
浮き錆びも当然ございますが出来る限り磨いております。
通常、欠品が目立つハンドル側の「半月状」の蓋もオリジナルで残っております。
ヘッド部分を持ち上げると、内部に「検査済証」。通常、この部分の木部は汚れていたりする場合が
多いのですが、大切に使われていたであろう大変綺麗な状態です。
蓋を被せた状態です。今回、蓋部分はほぼ手を加えてありません。金具部分もメッキが剥げ錆も出てはいますが
良い趣の状態なので、あえてそのままにしてあります。
反対側の状態です。ロック機能も問題ありません。
手を加えてないとは言え当然、クリーニングの上蜜蝋で磨き上げてます。
今まで出会った「ALL LEAD製初期型手回しミシン」の内では非常に状態は良好です。
以前、ご紹介した「ALL LEAD製初期型手回しミシン」とも比較してみてください。
それぞれが一長一短はございますが、程度の良さがお分かり頂けるかと思います。
ALL LEAD製初期型手回しミシンNo2: 現状¥43,000-(送料別)