東京オリンピックの頃、銭湯の風呂桶に広告を載せるという画期的なアイデアから生まれた「ケロリン桶」。
本体は大変丈夫に出来ており、ケロリンの広告印刷も表面や裏面からの印刷ではなく内部に印刷を施しているため
この、現在物ではない古い「ケロリン桶」も未だに文字は読める状態。
当時、銭湯の洗い場で、蹴飛ばそうが裏返して椅子として使おうが、決して割れることもないため、
別名「永久桶」とまで呼ばれていた。
桶の大きさが関東と関西では違うことは有名な話で、このケロリン桶は裏面の刻印「B」が示す通り
関西版の「ケロリン桶」になります。
55年に渡り、現在でも生産が続けられ、銭湯にも納入が続いている「ケロリン桶」。