先々代がDrであったご子息の方から、医院で使われていたのであろう古い機器を3点ほど寄贈される。
本来は廃棄処分するところ廃棄するには忍びなく、当方であればメンテ修理等をして保管されるであろうと
期待されたみたいで、その期待に応えるべく暫くはメンテ修理に明け暮れそうです。
上皿が鼈甲の「精密天秤測り」にオリンパス製の「顕微鏡」そして、奥がイシダ製の「上皿天秤測り」。
先ずは小さいイシダ製の「上皿天秤測り」から観察することになるのですが、それには理由があり何故か内部から
オイルが滲み出ているせいでもある。
早速、内部を観てみると案の定、ダンパー用の赤いオイルが漏れて内部はオイルだらけの状態。
これについては運搬時に転倒したのか将又、内部にオイルタンクがあることを知らずにひっくり返したことが原因と思われる。
それより困ったことが、上蓋を下から固定するネジの受け側の樹脂が漏れたオイルと経年劣化のせいか、片方が
粉々に粉砕していたこと・・・。
先ずはこの、イシダ製上皿天秤測りから「メンテ修理」に掛かるとします。