ドイツ製手回しアンティークミシン

今回のアンティークミシンは1900年頃のドイツ製手回しミシンになります。

シャトル型下糸ボビンが左右に水平移動する構造がドイツ製ミシンの特徴となります。

ヘッド部分の装飾は百年以上の経年と共に落ちてしまっていますが微かに螺鈿細工が確認出来ます。

ベース部分の螺鈿は比較的残っています。

そして、この象嵌細工によるスケールは綺麗ですね。

同じく、専用の上箱の象嵌細工もこのように綺麗です。取っ手も当時のオリジナルのようです。

上箱の鍵は有りませんでしたので汎用にてご使用頂けるようにしてあります。

四隅の内、向かって右側出隅の面取り部、擬宝珠が1ケ所欠品しております。

ヘッド部分のマニュアル表示。

手回し部分も当時のオリジナルです。下糸巻き用のゴムは新品に交換済みです。

後、ベース木部分に虫食いの跡（小さな穴）が点在しております。

ドイツ製ミシンの場合、ボビンと針が特殊なモノになります。以前にご紹介した「QUEEN 手回しアンティークミシン」と同じく

残念ながら「ボート型」ボビンケースと「ドイツミシン針」が欠品しておりますので試縫いは出来ませんでした。

但し、各駆動部分はレストア済みとなっておりますのでご安心ください。

「SINGERミシン」とは違い、ドイツ製ミシンは日本国内への当時の輸入数も少なく、今でも大変希少となります。

手元に飾って頂くだけで、とても満足して頂けるかと思います。

「ドイツ製アンティーク手回しミシン」／1900年？：￥52,000-（送料別）

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精密化学天秤

最近、この木枠ガラスケースに入った精密秤が人気です。

普段は天秤や上皿は厳重に下の抽斗に保管するようになっています。

下げ振りに合せ水平基準を合わせるためアジャスター付きの真鍮金物の脚になっております。

天秤と上皿をセットし、前面の真鍮製ダイヤルでリフトアップしガラスケースの中でレベル調整をします。

上皿は片方に小さな欠けがございますが、鼈甲と思われます。

写真で観ると大きくも見えますが、幅28センチ高さ33センチほどの小さ目の「精密化学天秤」です。

精密化学天秤（年代不明）／￥28,000-（送料別）

※前面と後面ガラス、下部にヒビがそれぞれ1ケ所づつございます。

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SUZUKI Violin 1/10／1974

明治20年、「鈴木政吉」の手によって初めて作られた日本製バイオリン。

現在もその卓越した技術で日本の独特な気候に合ったバイオリンを作り続けています。

「1/10」ですので、身長100センチ～110センチくらいの子供用になります。

しかし、この「1/10」だからこそインテリアに適しているとも言えますね。

外観は40年（1974年製）という月日を考えると、傷は有るものの良い状態を保っています。

弦の切れもなく、弓の状態も先ず先ず駒も揃っております。

傷や当りはあるものの、当時のハードケースも残っております。

本来は「雑貨」のカテゴリーに記載するものでは無いと思うのですが、1/10サイズという非常に小さなバイオリン。

空間のインテリアとしても十分で、その独特なディテールの美しさに目を奪われます。

SUZUKI Violin　1/10／1974／￥25,000-（送料別）

※実際にご使用になる場合はメンテナンスが必要と思われます。

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